1. ヒヨスケのヒヨってニューゲーム
  2. #13 BABA IS YOU でニューゲーム
2022-06-27 20:14

#13 BABA IS YOU でニューゲーム

今回は「BABA IS YOU」の紹介。自分の中にある常識を覆される傑作パズルです。

※2024.9.2 音声が「#12 パネキットでニューゲーム」のものになっていたのを修正しました。


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はい、どうもヒヨスケです。
ヒヨスケのヒヨってニューゲーム、やっていきますよ。
やっていきましょうよ。
やっていかないという選択肢もあったわけですけどもね、
辛うじてやっていくの方に心が傾いたということでね、
ギリギリのところでやっていこうと思いますよ。
ということで、今回はですね、
BABA IS YOU というゲームの紹介をしていこうかなと思います。
これパズルゲームで、割と最近のゲームなんですけども、
フィンランドの方が開発してまして、個人開発なのかな、
これちょっとよくわからないですけど、インディーゲームですよね。
日本ゲーム大賞、2020年度のゲーム大賞で、
ゲームデザイナーズ賞、デザイナーズ大賞か、というのを受賞しているんですね。
ゲームデザイナーズ大賞が何を賞しているのか、
ちょっとよくわかんないですけど、おそらくデザインが優れているぞ、
みたいなことなんでしょう。
それも納得できる非常に個性的な作りになってまして、
パズルゲームというのは基本的にどれもルールが個性的で、
非常に特徴があって、それがそれぞれのゲームの個性として成り立っているわけですけども、
この BABA IS YOU というゲームはね、中でも特に個性的といいますかね、
非常に変わっている内容でして、
普通ゲームというのはルールがあって、
それに即した内容で進行していってクリアを目指すという形ですけども、
このゲームはね、そのルール自体を、ルールを自分で作ってしまうというゲームなんですよ。
非常に変わってますよね。非常に変わっているし、
そこが非常に面白いところで、でも非常に難しいみたいなね。
最近のこのポッドキャストの収録というか、
ちょっとやってて気づいたことがあるんですけど、
私この非常にという言葉を非常に使いますよね。
非常にって非常に言いますよね。
何でしょう、なんか言っちゃうんですよ、気づくと言っちゃうんですね。
ちょっと恥ずかしい。言ってて、また言ってるわみたいなことをね、恥ずかしいなと思いながら喋ってるんですけどね。
何ですかね、これ。
加計夫雅之の例に取り憑かれてるんですかね。
非常にですね、みたいな。
まあいいや、そんなことはどうでもいいんですけど。
何でしたっけ、ババアイズユーですね。
ババアイズユーというゲームはね、
具体的な内容をちょっと言っといた方がわかるかなと。
非常に、また非常にって言っちゃった。
説明が難しいんでね、具体的な内容をちょっと言っていきますけども。
まずゲームをスタートさせますとですね、
すごいシンプルな見た目の見下ろし型の2Dの、
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ちょっとレトロな雰囲気のシンプルなグラフィックで、
なんかこう、白い四つ足の謎の生き物がいるんですね。
それをカーソルというか、スティックをね、方向キーを動かすと、
そんなキャラクターが動く。
で、ババアイズユーって英語で書いてあるんですよ。
で、ババア、これが自分だと。
これがババアってキャラクターなんだなっていうのがまずわかりますよね。
で、画面の上下にね、壁がありまして、
で、その壁に挟まれてるみたいな感じなんですけども、
その壁の方行くとそれ以上進めないわけですね。
で、ウォールイズストップって書いてある。
で、まあね、壁だから止まる、当たり前ですよね。
まあまあそうかと。
で、目の前にね、この岩が置いてあるんですよ。
で、ロックイズプッシュって書いてあって、
押してみるとそのまま岩を押していけるんですね。
なるほどと、このゲームは岩を押せるんだなと。
で、もう一つ旗が立ってて、
フラッグイズウィンって書いてあるんですね。
フラッグが勝ちなんだろうと思って触ってみるとクリアとなって、
それでチュートリアル終了みたいなね。
なるほど、ウィンはイコールクリアなんだなという感じで、
チュートリアルが終わって、じゃあ本編行きますよということで、
本編、ステージ1が始まるわけですけども。
今度はさっきと同じようにフラッグがあるんですけども、
ババが壁に囲まれちゃってるんですね。
で、もうフラッグが目の前にあるのに、
フラッグのところまで行けないんですよ、壁に阻まれちゃって。
ウォールイズストップでね。
どうすればいいんだろうと思うと、
このウォールイズストップって書いてある文字、
この文字を押せるんですよ。
文字を押して、このウォールイズストップっていう構文をね、
この文章を崩してしまうんですよ。
ウォールイズストップじゃなくしちゃうんですね。
そうすると、壁に当たってもすり抜けていけちゃうんですね。
別に止まらないで良くなるんですよ。
つまり、このゲームにおけるこの見えている文字がね、
このルールを説明している文章であると同時に、
ちゃんとオブジェクトとして存在していて、
それを組み替えることによって、
自分で勝手に組み替えることによって、
ルールを変更できる、決めれるっていうことなんですね。
なんでウォールイズストップを崩しちゃって、
壁すり抜けて、簡単に旗のところまで行けちゃうんですよ。
で、旗にフラッグに触って、じゃあクリアだと思うと、
これがクリアできないんですよ。
なぜかというと、フラッグとイズとウィンという文字は
それぞれあるんですけども、
バラバラに置いてあって、ちゃんと並んでないんですね。
なんでこれを揃えなきゃいけない。
フラッグ・イズ・ウィンという文章を作らなきゃいけないんです。
それを作って、その上でフラッグに触れて、
初めてクリアってなるんですね。
クリア条件すらも自分で決めなきゃいけないということなんですね。
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非常に変わってますよね。
これ、察しのいい方は気づいたかもしれないですけど、
別にフラッグ・イズ・ウィンにする必要すらないんですよ。
ウィンを運んでいって、ウォール・イズ・ウィンにしちゃえば、
壁に触れればクリアになります。
画面の中にいっぱいある壁、どれに触ってもクリア、OKみたいな感じで。
さらに言うと、ババア・イズ・ユーって書いてあるところのね、
ババアの下に空いてるところにイズを持ってきますよね。
で、ウィンを持ってくる。
で、ババア・イズ・ユーとババア・イズ・ウィン、
同時に2つの項目を完成させちゃうんです。
そうすると、もうそれだけでクリアなんですよ。
もうババアがあなたであり、クリアであるっていうことなんで、
もうそれだけでクリア。
もう君は君のままでみたいな。
あるがままの君でいていいみたいな。
ということで、もうそれでクリアになっちゃうんですよね。
だからクリア条件も自分で決めれるし、
どんな形であれクリアしちゃえばそれでいいっていうことなんですね。
だから非常にね、非常に…
ダメだな、非常にっていうのが恥ずかしくなってきちゃったな。
言っちゃうなでもな、まあいいや。
もうね、本当に変わってて、そこが魅力なんですけど。
これ、ステージが進むごとにどんどん登場するオブジェクトも増えるし、
単語とか文章の種類も増えていって、
どんどんどんどん複雑になっていくわけなんですけども、
例えばドアとカギがあって、
普通に考えたら、これカギをドアのところに持っていけば開くんだなって思うじゃないですか。
でもそうではないんですよね。
これはドアイズシャット、ドア閉じてる。
キーイズオープン、キーで開くっていう。
この2つの構文があって初めてカギでドアを開けるっていうことが成り立つわけなんですね。
だからこの2つがないと逆に言えば、これがないと何の意味もない、
ただのドアのグラフィックとカギのグラフィックなんですよ。
もっと言うと、ドアイズシャット、キーイズオープンだけがあってもダメで、
キーイズプッシュ、キーを押せるっていう構文がないと、
キーを押してドアのところまで持っていけないんですね。
すり抜けちゃうから。
だからこれってこういうもんでしょうみたいなので、
特にゲームに慣れてると逆にね、
これってこういうもんでしょうっていう思い込みで進めようとしちゃうんだけど、
そういう思い込みというか、
偏見、常識という名の偏見、
アインシュタインも言ってましたよ。
常識とは、10代の頃までに詰め込まれた偏見に過ぎない、
みたいなことを言ってましたけど、
そういった偏見、思い込みみたいなものが、
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糧になってしまうというかね、
いかに自分がそういうものを抱えているかというのを
思い知らされるゲームなんですよ。
そういう偏見やら思い込みを取っ払って、
いかに自由に発想できるか、
頭を柔らかく使えるかということを試されますね。
だから、壁が見えているからって、
そこで止まるとは限らないし、
ドアがあるからって、
鍵で開けるとは限らないし、みたいなね。
西野かながいるからって、
会いたくて震えているわけじゃないんですよ。
普通は震えないですよ、そんな。
会いたくて震えるがあって、初めて震えるわけですから。
徳永秀明のラジオがいつも壊れかけているとは限らないわけです。
そういう常識だと思っていたものが、
そうじゃないんだっていうことがいっぱいあるわけですよ。
トム・クルーズが来日したからってね、
隣に戸田夏子がいるとは限らないでしょ。
この間来日してましたけど、
いなかったじゃないですか、戸田夏子。
別の人だったでしょ。
そういう常識だと思っている、
当たり前だと思っている、
そういう思い込みっていうのがね、
いっぱい自分の中にあるんだっていうのをね、
思い知らされますよね。
ジャッキー・チェンが出てるからって、
アクション映画だとは限らないわけですよ。
例えば、何?
思いつかないですけど。
なんかあるでしょ、アクション以外の映画が。
ジャッキーでも一つぐらいは、
スティーブン・セガールだからって、
いつもテロリストと戦ってるわけじゃないんですよ。
ちょっと思いつかないですけど。
なんかあるでしょ、
テロリスト以外と戦ってるセガールの映画が。
そんな感じで、偏見を捨てて、
自分の中、あなたが、
お前はいかに頭が固いかってことを知らしめてやる、
みたいな、そんなことを言われてるような気がしてね、
このゲームには。
そういう常識をひっくり返される、
面白さっていうのがありますね。
ステージ進んでいくことに、
どんどん複雑になっていくわけですけど、
これがね、本当にバリエーション豊かというか、
パターンが本当にいろいろあって、
例えば、&が出てきたりね、
ロック&ババア・イズ・ユーみたいな。
そうなると、岩とババア、両方あなたですよってことで、
動かすと両方同時に動くみたいなね、
ことだったりとか。
あと、ハズとかありますね。
ボックス・ハズ・キーってなってたら、
ボックスはキーを持ってるよってことで、
ボックスを、なんか木の箱みたいなのがあるんですけど、
それを何らかの形で壊すと、
中からキーが、鍵が出てくるとかね。
ロック・イズ・ババアとかにもできますね。
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ロックがババアに変形しちゃう。
変わっちゃうみたいな。
だから、岩が画面の中にいっぱいあったら、
それが全部一気にババアに変わるんで、
すごいババアがいっぱいいるみたいな状況になって、
それを全部いっぺんに動かすみたいな。
ババア・イズ・ユーだったらね。
そのババアだったら、
どれにウィンに触ってもOKですよみたいな。
フラッグ・イン・イズ・ウィンだったら、
どのババアでフラッグ・イン触ってもクリアですみたいな感じになったり。
じゃあ、そんなこともいけるんだと思って、
今度、同じ方法でロック・イズ・ババアってやったら、
バツ印がついてね、変わってくれない。
なんでだろうと思ったら、
別のところにロック・イズ・ロックって書いてあったりするんですよ。
岩は岩だと。岩にしかならないよっていうことでね。
もうそれがダメだみたいなことで、
一筋縄では行かないですよね。
ロック・イズ・ロックみたいな。
ロックだぜみたいなことでね。
ゆるがないですみたいなね。
ユー・イズ・ユーみたいなね。
ユーはお前だよみたいな。
山本ユーはお前なんだよみたいな。
山本ユーはお前なんだよみたいなことでね。
UWFですよね。長州力の名言ですよね。
この場合だけは、
プレイアブルキャラクターが、
ターザン・山本に変わるんでしょうね。
山本ユーはお前なんだよっていうことでね。
そんな感じでね、ほんといろんなパターンがあってね。
ノットとかもありますね。
ババ・イズ・ノット・ユーみたいなね。
ノット入っちゃうと、もうあなたはババじゃないっていうことで、
ババにはなれなかったりしますけど。
逆に、ノット・ババ・イズ・ユーとかね。
ノット・ババ・イズ・ユーだと、
ババ以外のものが全部あなたですってことで、
ババ以外のオブジェクトを全部自分として動かしたりするんですよね。
そんなに破天荒なこともあったりしますね。
だから、本当に複雑になっていくんで、
そこが面白いところでもある一方で、
ちょっと難しすぎるかなというところではあるんですけども、
ただ、英語苦手でも大丈夫なんで。
そこに関しては大丈夫です。
別に、そもそもにおいてババ・イズ・ユーとかキー・イズ・オープンみたいなものが
英語の文法として別に正しいわけじゃないですから、
感覚としてこういうことだろうなみたいなのが分かるような作りになっているんで、
別に英語が苦手でも、分からない単語があれば
それを調べれば済むぐらいの話で、
なんとなく感覚でできるようになっているんでね。
逆に言うと、下手に分からないほうがいいかもしれないですよね。
私は高校時代、英語のテストで17点とか取っていましたけど、
全然大丈夫ですから。
全然勉強しなかった結果、17点みたいなこともありましたけども、
それでも大丈夫なわけですからね。
英語苦手な人でも全然できるゲームになっています。
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逆に言うと、英語でしかできないですからね、これは。
日本語化は無理ですから。
内容を聞いて分かると思いますけども。
日本語化されているものは、メニュー画面の文字とかが日本語になっていますけども、
ゲームの中に登場するオブジェクトとしての文字ですか、
これを日本語にしちゃったら、根本的に変わっちゃいますから、内容が。
ゲームデザインごとやり直さなきゃいけなくなっちゃいますからね。
日本語で作ったら複雑でしょうね、これ。
行けたら行くは行かないですからね。
本来の意味と違う意味で使ってますよね、この行けたらっていうの。
行けたらがこの場合ノットになりますよね。
だからそういう複雑なところありますよね、日本語は。
あと、なんですか、その、
生って書いてあっても分かんないけど、とりあえず生だったらもう完全にビールじゃないですか。
とりあえずにビールの意味が込められちゃってますからね。
難しいですよ。
あと日本語となんですか、その、
広瀬アリスと広瀬スズが並んでた場合ね、
この広瀬、スズ、広瀬、アリスと並んでいるのを、
アリスでスズをグッと押し出した時ね、
これは今まで広瀬アリスと広瀬スズが並んでたのに、
広瀬アリスとスズになっちゃうから、
広瀬アリスがスズを持っているだけの状態になっちゃいますよね。
逆にこの広瀬スズのスズでアリスをグッと押し出した場合、
今度は広瀬スズとアリスになっちゃいますから、
その広瀬スズの隣に谷村真嗣と堀内孝夫と矢沢徹が3人並んで、
急に4人になっちゃうということですよね。
やっぱり日本語難しいですよね。
そんなことでね、非常に難しいパズルではあるんですけども、
本当にやりごたえがあるし、面白いし、
本当にパズル好きだったら絶対やったほうがいいです。
というかパズル好きはもうやってるんですかね。
たぶんやってるでしょう、これを。
もしやってないという人がいるならすぐやったほうがいいです。
パズル好きじゃない人でもね、これはね、
さっきから言ってますけど常識を覆される感じ、
自分は頭がガタガタだなということを思い知らされる感じがね、
この感覚、面白いんでね。
最初のところだけでもちょっとでもやってみるとね、
機会があればぜひ触れてみてほしいなという、
面白いんでね、この感覚を味わってほしいですね。
ということなんで、これはPC、パソコン版とスイッチとプレステとかで出てるのかな。
スイッチとはiOS、スマホ版とかで出てるんですけど、
プレステちょっとどうかわかんないですけど、
スマホでもできるんでね、気軽にできるとは思うので、
ぜひとも機会があればちょっと触れてみてほしいなというところですね。
この自分の頭の硬さというのを痛感してほしいです。
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いかに自分が偏見を持っていたのかというね。
ということで、ババアイズユー紹介してまいりましたけどもね、
本当にこれは名作だと思いますんで。
これはね、本当に難しいから私全面クリアはしてないんですけど、
なんとかしてね、一生かけて、生涯かけてクリアしてやろうかなと思ってましてね。
たまに久々にやると思わぬ気分転換ができててね、
今まで詰まってたところが急にクリアできるみたいなことってあるじゃないですか。
そんなことなんでね、今回もこれ収録するにあたって久々にちょっと起動してみたんですけども、
ちょっと詰まってたところが3つクリアできましてね。
なんか変な発音になっちゃった。3つクリアできましてね。
そんなこともあるんでね。
さらに言えばね、周りに言わないほうがいいかな。
まぁちょっとね、まぁいいや。
ちょっと、お?っていうような演出もあったりするんでね、後半の方。
そんなんで、今回やったときにまた新しい発見があったりしてね。
こんなこともできるの?みたいなこともあったりしてね。
つくづく生涯、一生もんのゲームだなってことを思いましてね。
だからこれはほんと難しくて、まだまだクリアしてないステージがいっぱいあるんですけども、
一生かけてクリアしていくという気持ちでね、私望んでおりますので、
皆さんもこれ気が向いたらね、触れていただいて、生涯の友にしていただけるとね。
これあっさりクリアできちゃう、全面クリアできちゃう人とかいるんですかね。
相当頭いいでしょうね。
別に私は自身頭がいいって言ってることはね、
こんな頭のいい俺がクリアできないもの?みたいなことを言いたいわけじゃないんですけど、
そんな別に出来がいいわけじゃないんですけど、それにしたってやっぱり難しい方だと思いますよ、このゲームはパズルとしては。
複雑なんでね。
ですけど面白いということなんで、ぜひとも機会があれば触れてみてはいかがでしょうかということで、
この辺でおしまいですね。
ポッドキャストイズオーバーですか。
おしまいですよ。
ということで最後までお聞きいただきありがとうございました。
おしまいです。
じゃあねー。
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