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2023-07-10 19:31

#3 研究室の選び方〜基礎から応用まで

私たちが研究室をどうやって選んだか? 今だから思う研究室を選ぶときに気をつけてほしいことをぎゅっとまとめました。なにより、何の研究がしたいか?は、いっぱい考えてね〜!!!

() イントロ

() マッチング

() 大学院のラボを選んだ決め手

() 研究テーマをググろう

() 研究室訪問で確認しよう!先生の人柄や教育スタイル

() ラボの規模、リソース、イベント頻度

() 研究室の雰囲気(先輩たち)

() 院試関連

() 就活事情

() お金に関すること...(バイト、学振、RA etc.)

() 後半は応用編


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ひよっこ研究者のサバイバル日記、略してひよけん。
Santé!大きい動物の研究をしているちいと、小さい動物の研究をしているはちです。
この番組では、研究者として、ひよっこ教員として、はたまた普通のアラサー女として、日々奮闘中の2人のリアルな会話をお届けします。
はい、今回は研究室の選び方ということで、
研究室によって、その子の研究生活ってすごく大きく変わるので、少しでも参考になることが言えるといいんですが、
いろいろと気にした方がいいなーっていうポイントがたくさんあるので、たくさん紹介しようかなと思います。
でも、一番大事なのは何かなって思ったら、マッチングかなという結論に、私たちの中では至りました。
すごい極端な話、全部コントロールされているタイプのラボで、そうじゃないと上手くできないとか、サボっちゃうっていうタイプの人もいれば、
悪い意味で何もしてくれないラボだったとしても、何も言われずに自分のやりたい研究だけできる環境って最高みたいな人もいて、先輩とかにいたんですけど、そういうタイプ。
- 法人の方が。- 法人。でも本当に人によったりとか、自分のやりたいことがどれくらい決まってるかによって、自分のことを知ってからマッチング考えてもらうのが一番かなと思います。
実際に私が研究生を選んだ時に大事だったなーっていうか、特に決め手にしてたなーっていうのは、その先生と自分がうまくやっていけるのか。
先生もさ、一人じゃなかったりするけど、その時はさ、自分の直続の指導教員になる先生のことを、
私、教授と話した時は難しいこと言ってて、よくわからなかったのね。最初に会った時。その後若い先生来て、
けどめっちゃ話すの楽しくて、この人とだったら気楽にやっていけそうだなと思って、そこに行くことにしました。
私は大学院に進むなら、ずっと海外とか行ってみたいなーって、海外で研究、実験してみたいなーっていうのが。
フィールドワークしたい。
それ私の分野で、それを院生にもどんどんやらせてるみたいな。一人で頑張ってねーみたいな。
それはまあいい意味で本人だったんだけど、私にとっては。そういうラボを探してたので選んだっていうのと、
あとは研究室の雰囲気がすごい良くて、
大事だよね。
先輩たちの目が生き生きとしてて、楽しそうだなと思って。
私もいろいろあったな、ここでは言えない話が。
まあまあ雰囲気大事です。
雰囲気大事ですよね。
じゃあなんかまず基本的なこととしては、研究内容に興味が持てるかっていうのは大前提で、
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ホームページ見たり、本当に話をお聞きに行ってもらって、
先生が書いてる日本語での記事とか、本とかもあるかもしれないから、そういうものから徐々に情報を仕入れて、
多分普通に先生の名前、大学名でググったら結構情報出てくる先生いっぱいいると思うので、ホームページ以外にも。
出てこない人も全然いるけど。
メディア好きじゃない人とかね。
でもやっぱり調べてみるのはいいと思います。
連絡取ってみて話してみて、自分がその先生と収支だけだとしても、
2年間はずっと毎日顔を合わせなきゃいけないぐらいの関係になる可能性もあるからね。
まあ難しいけどね、相性もさ、うまくやっていけるとかさ。
私も何回も喧嘩したし。
喧嘩はね。
めっちゃ喧嘩したけど。
博士課程の第一歩で。
確かに意見が言えるか言えないかって大事だもんね。
まあ確かに空気感とかね、一層最低限のさ、話してみてさ、
あ、多分苦手なタイプだなっていうのはさ、みんないろいろあると思うから、
あえてそういう先生のところに行くのはちょっと。
いくら研究内容はね、なんかマッチしてるかもって思っても、
あのやっぱ環境めちゃくちゃ大事だからね。
多分研究室ホームを行った時に、どういうことを聞いていったらいいかっていう感じのことにもなると思うんだけど、
一つ目は研究室のスタイル、研究スタイルがどんな感じなのかとか、
みんなで一つのテーマを割り振って、みんなでチームでやってるよっていうラブもあれば、
一人ずつ全然違うテーマが与えられて、
違う度合いが多分研究室によって本当に大きく変わるような気がしていて、
なんか生き物は一緒だけど違うことやってるとか、
生き物も違うしやってることも全然違いますみたいなラブも全然あったりするから、
どういうのなのかを聞いといたりとか、
これはなんか先生にどれくらいそのまま聞けるかわかんないけど、
指導スタイルがどんな感じなのかっていう。
それね、難しい。
これは多分先輩に聞いた方がいいかもしれないけど、
あ、確かに。
テーマだけドーンで、はいあとどうぞっていうとこもあるし、
もう研究の計画も全部練ってくれて、言われたまままず。
え、そんなことあるの?
分子実験とかはあるんじゃない?
プロトコルそのままさ、歴代のがあるわけだから、
このプロトコル通りまずやってねってなると思う。
へー。
多分。
そうなの?
でも知り合いの先生とかは、全部もうレールしくって言ってた。
へー。
でもそれは多分ね、博士に行くとかではない。
あーやっぱそうだよね。
博士に行くってなったら。
そこも難しいとこ。
あと私もだけど、普通に0から10まで全部一旦教えてもらえた。
それをした後にどういう指導スタイルかはいろいろあるけど、
でもそれをしてくれるかしてくれないかがいろいろあるから、
その辺の情報を大きく。
確かにね。
あと、もっと全然簡単なこととして、
今その研究室で先生が何人いるのかとか、
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ポスドクさんとか研究員さんと言われる、
学生じゃない人たちがどれくらいいるのか。
で、学生がどれくらいいるのかっていう基本的なことを聞いたりとか、
あとそれも関係して、
研究室のスペースとして自分に机がもらえるのかとか、
確かに。
実験するときのスペースはどういうふうに割り振ってるのかとか、
パソコンとか支給されるのかとか、
デスクトップあんのか、モニターあんのかみたいな。
そういうのは結構後々大事になってくるし、
なんか結構別に聞いても悪い印象は全然ないから、
普通にどんな感じでやってるんですかって聞いてみるのはいいと思います。
あと研究室の雰囲気は大事だよね。
まじで大事。
行ってみて、たぶん先輩たちと話してって大体みんな言ってくれると思う。
言ってくれるよね。
なんか来てほしくないというか、
この子微妙かもって向こうに思われたらさ、
そのまま言ってくれないと思う。
そういう場面ね。
なんか経験したことないけど、見てて言われたら、
今日学生あんましないし、みたいな感じになってる時あった。
今年は定員が満杯だからとか、
でちょっと、そうそうとかは見たことあるけど。
断られたらそういうことだなっていうのを指して、
普通にちょっと先輩たちと話したりとかする機会ありますかとか言ってみたり、
そしたらどういう状況かとかいろいろたぶん教えてもらえると思うし、
あと大学院入試の過去問とかの情報とかも教えてもらえるし、
優しい先輩たちがいれば教えてもらえるし。
優しい大事ですね。
ギスギスしてたね。
嫌だよね。
生きるか死ぬかの勝負とか言って、そんな感じのとこもあるよたぶん。
実際に入った後もさ、いろいろ教えてもらわないとさ、できないことたくさんあるから、
そういうのがちゃんと教えてもらえる人がいるのかっていう環境を知っておくのがいいと思います。
就職考えてるよっていう人だったら先輩たちがどういう就職先なのかとか、
たまにあるけど就活する時間もらえないみたいな。
そんなことあるんだ。
研究は常にしてねみたいな。
それってやばいね。
やばい時あるから、ちゃんと就活時は研究室お休みしても大丈夫ですかとか。
今時もあるの?そんなこと。
なんかそれ赤腹とか言われそうよね。
絶対本当に人によっていろいろあるから、そういうね、はずれくじ引かないようにちゃんと。
もし本当にアカデミック就職とか研究者としての将来考えてるなら、
やっぱそのラボの出身の方がその後どういう研究者としてのキャリアを向かってるかっていうのとかは聞いておくといいかなと思います。
あとはバイトとか先輩達実際してるのかとか。
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大事だよね。
する時間あるのかっていうのとか。
私も毎回ちゃんと聞いてたよ。
あとそれに関連するけど、RA制度、リサーチアシスタントの制度とかを
お金持ってるラボで研究室からお給料もらえるっていうような時もあるから、
そういう時はバイトしなくていいわけだし、研究集中できるからそういうことがあるのかとか。
でも全員の学生にあげれなかったりとか、博士課程の学生さんだけとか色々あると思うから、
あり得るのかっていうこととかは聞いてもいいかなと思います。
あとはラボの中のミーティング、ラボゼミとかラボミーティングがどういう風に行われているのか。
頻度とか。
多分単位になってる大学がほとんどだと思うんだけど、
だからどういう形式でやってるかは先生によるから、
結構コテコテにやってるのか、かなり軽めにやってるのか、
そういうのを聞くといいと思います。
あとどれくらい相談に乗ってもらいやすい環境なのかとかも、
うまく聞き出せるといいかなとは思っていて、
毎週個人ミーティングの時間がありますよっていうラボもあれば全然なかったりとか、
先生忙しすぎていきなり相談行っても聞いてくれなかったりとか。
それきちんどいよね。
だからどれくらい気軽に相談に行ける環境なのかっていうのは、
多分先輩たちからこっそり聞いたりする感じかな。
相談乗ってくれないとかしんどいもんな。
ね、そうそうそう。
それくらいが基本的にみんな聞いた方がいいんじゃないかなって思ったポイントで、
もうちょっと本当に博士課程の学生さんとか、
ポス読先を探している人向けで少し考えてきたんですけど、
1個はその研究室でやってるその研究テーマが、
自分の将来を考えてどういうものなのかっていうのを、
これのテーマをやっててちゃんと博士号を取れるのかとか、
このテーマをやっててポス読としてその後の将来性がどれくらい広がるのか。
超難しいから、
4年生とか3年生の子は別に気にしなくていいと思うけど、
でもでも、気にしなくていい。
もしさ、そのままずっとさ、修士も博士もなんとなくぼやっと考えてるなら、
変えないつもりなら博士で、そこもちょっと考えた方が。
多分それと関連して、最近その研究室からどれくらい研究業績が出ているのかとか、
アクティビティ?
論文のさ、ランクとか最初はわかんないと思うけど、
最近どれくらい先生とそこの研究室の先輩たちが給費を獲得しているのか。
それでも確かに大事かもしれないけど、一回も出してられたことなかったもん、研究費は。
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研究費は私もない。
入って気づいたって。
あるのが前提だったか、お金あるラボだな、あったかも。
めちゃくちゃ節約してるようなぐらいのラボではなかった。
先輩たちがさ、学生のDCとかそれ以外の研究費とかどれくらい取ってるのかとかは聞いた方がいいと思う。
学生はさ、やっぱ取得してる先輩がたくさんいた方が絶対ノウハウもたくさんあるし、
そこね、本当気にしないといけないよね。
なんか研究室何個か回って思ったけど、やっぱみんなが持ってるようなラボにいたときはもう出すのが当たり前だし、
でもなんかあんまり取ってないラボだと、なんかそもそもその情報を学生さんが知らなかったりとか、
なんかとりあえず出してみるみたいな感じだけど、
いや、こんな全然練れてない研究学習者取れないよみたいな。
わからないじゃん、教えてもらわないと、どういうものだったら通せたか狙えるかって。
苦労しますよ、しますよとか言って。
なんかさ、お家が太いならさ、別にいいかもしれないけど。
かもしくは近くにたくさん学生に取ってるラボがあれば。
お金関係で言うと、学会とかも参加をさせてくれるとか、何年生からどういう学会に行けるのかとか、
その予備の負担とかってちゃんと100%なのか。
なんかそれもさ、研究業績見てたらさ、学会発表が学生がたくさんしてるなんとかってわかるよね、きっと。
参加費だけは自分で払ってねとかあったり。
それが普通かと思って生きてきてた。参加費は自分でっていうのが先生たちの事情だよね、きっと。
あとは先生の年齢っていうか、どのキャリアにいるのかとかも結構いろいろあると思っていて、
教授で応募書になっていると、あのラボからの学生さんねっていう評価はもらえたりもするけど、
なんかその分先生がめちゃくちゃ忙しくて、あんまり構ってもらえないというか。
逆にまだ若くてっていう先生だったら、自分も業績出していかなきゃっていう状態だから、
そういういけいけモードに自分を乗せてもらって、どんどん仕事できたり。
結構何人も学生抱えてなかったりもするから、その分自分だけにめっちゃリソース割いてもらえたりとかもするし、
難しいと思うけどどっちがいいかは。
そこら辺は私全然考えてなかった。
もう応用編なので。
あとは、これはマジでボス独占用だけど、
その先生に赤腹とか赤腹問題の履歴や皮質みたいなのがあるのかっていうのは、
いろんなネットワークを使って確認しておくのがいいと思います。
まあでも確かにネットワーク使えばなんとなく漏れ出てきそうな感じではあるよね。
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あと結構やばいケースは、ひどすぎてそこで研究者になる人が排出されてなくて、
その情報が外に出ないっていうパターン。
まあその辺は。
確かにそうだよね。
ボス独占はマジで考えた方が。
メンタル病むもんね。
本当に業績必要だしね。
あとは設備みたいなのもボス独占向けだけど、
研究者の中でどういう機器があるのか、
自分がどういう機器が必要なのかはもうわかっていると思うので、
その辺あるのかとか、
大学の共通機器であるのかとかはやっぱりチェックして、
あと就職する時とかはね。
特にどれくらいお金がある大学なのかは見といた方がいいと思います。
あとは番外編としては、
どれくらい飲み会が開催されるのかっていうのが、
好きな人もいれば苦手な人もいると思うので、
どうなんだろうね。
でも最近よっとコロナ落ち着いて戻りつつあるから、
聞いといた方が良さそうな気がする。
いっぱいやってるけど、別に行かなくていいよっていう時も全然あるだろうし、
それね、あるよね。
意外と全員参加っていう。
体育会系だね、だいぶ。
あと、コアタイムはあえて出さなかったんだけど、
9時5時とか9時6時ぐらいのさ、時間のコアタイムだったらさ、
やっぱ社会人になる上ですごい大事なトレーニングだから。
あと普通になんか朝日を浴びて、
昼間にみんながいる時間に実験をして頭を動かすっていうのは、
なんか大学院生落ち入りがちの夜に夜間に活動して、
神経が乱れ、鬱陶になりやすいみたいなことにならないから、
すごい悪いことではないと思うんで、コアタイムはあえて書かなかったんですけど。
悪いことではない。
ただなんか土日も濃いっていうコアタイムの時もあるかもしれないし、
それぐらいだったらちょっとね、気をつけたほうがいいです。
土日いうか、それやだね。
あとなんか聞いたことあるのは、
分析研とかするラボって研究ノート超大事だと思うんですけど、
毎日見せる。
今日やったことを毎日見せるっていうラボがあって。
それって、やっぱ失敗したら困るからチェック入るってこと?
そうなのかもしれないけど、
なんか毎日絶対成果求められるって超怖いなと思って。
なんか熱通しそう。
それが続くとさ、学生もさ、なんかプレッシャーになってさ、
とか言ってさ、熱通しとか言っちゃダメかも。
いやでもね、なんかそれがストレスになっちゃうよね。
いや、なるね。
なんか見せるのは前提だけど、
今日ダメだったか、じゃあ明日また頑張ろうねって言ってくれるラボなら、
まぁ毎日見ててもいいかもしれないけど。
それはキツイな。
結構怖って思って聞いてた。
なんじゃそりゃ。売り上げみたいだね。
確かにね。営業マンだよね。
ザ・ブラック企業の営業マンみたい。
いろんな人に話聞かないとさ、
入ってみて。え?みたいになるとね。
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せっかくさ、入試頑張ってさ、入ってさ。
お金もさ、時間ももったいないので、
ぜひいろいろリサーチして。
リサーチ大事です。
深い話になっちゃった。
いや、そっかーって思って。
いや、もうなんもないっすわ。
勉強になりました?
いやいやいや、もう争いになって勉強になった。
なんかでも、それでそういうことを考えつつ、
一番楽しく研究できるラボが選べるといいよね。
そうだよね、研究楽しいもん。
結局。
ちょっと暗くなっちゃいましたけど、
暗いかな?わかんないけど、
まあまあ、確かに私たち今さ、
いろんな経験がありすぎてさ、
あえて暗くなっちゃってるのかも。
いろいろ思い出しちゃった。
じゃあ、みなさん頑張って、
研究室探してください。
探してください。楽しい研究ライフを。
じゃあ次回は、何の話しますか。
高生になるまで、不安不安になっちゃうね。
子供時代の話にしようよ。
元気にガラッと雰囲気変わって、
子供時代の話をしちゃおうと思います。
話せることあるかな?
あんましたことないもんね、2人で。
確かに。
楽しみだな。
では、最後までお聞きいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
せーの、オーバー。
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