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2025-02-28 29:12

治療行為は獣医さんと一緒にね


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サマリー

このエピソードでは、羊の飼育を始める際に考慮すべきポイントとして、獣医師との関係やコミュニティの重要性が強調されている。特に、羊を見ることができる獣医との連携が成功した飼育の鍵となることが語られている。また、羊の飼育においては、獣医との連携の重要性が再確認されており、治療行為は獣医師に委ね、適切なアドバイスを受けることが勧められている。

羊飼育の目的と準備
はい、お疲れ様です。羊飼育員のまるおかです。
人と羊が繋がることをテーマに活動しております。よろしくお願いいたします。
今日はですね、続きですね、これから羊を飼いたいなとか、今飼い始めたんだけどとか、
最初にちょっと抑えておいた方がいいんじゃないのかなって思うことをね、3つ明けさせていただきました。
1つ目が、なんだった?何喋ったっけ?
えーと、こないだ喋ったのが、目的だ。羊を飼う目的ね。
ペットとしてなのかとか、育てて増やしてね、楽能家になるためとか。
あとは、何だろう、担当になっちゃってみたいな。
羊を伝える側のね、人。飼育員さんですよね。動物園とかさ。
で、羊のことを知りたいというかね、情報とか発信する、何か情報が欲しいみたいなさ。
色々と目的がさ、やっぱり羊って色々と多岐にわたるので、
それをね、まずしっかりと、まず何かしら1つ決めてもらって、
それに対して、実際にね、うまくいっている飼育員さんとか羊飼いさんにね、ちょっと声をかけてアドバイスをね、もらうのがおすすめですよっていうところ。
2つ目が飼育員さん。飼育員さんのお話と、あと3つ目がコミュニティだよね。
獣医師との連携の重要性
コミュニティのお話をしようかなと思ってます。
今日は2つ目の飼育員さんのお話をしてみようかなと思います。
じゅういさんはね、やっぱり一緒に、羊に限らず、犬や猫もそうでしょ。
何かあった時に、やっぱり助けを求めたいというかさ、体調悪そうなんだけどっていう時はやっぱりあるから、そういった時に相談に乗れる人っていうのでね。
じゅういさんがそばにいてくれると、すごくありがたいと思いますので、まずじゅういさんっていうところをできるだけ早く、できたら飼う前からね。
羊が見ることができるじゅういさんとつながっておくっていうのは、すごく大事なことかなと思っております。
ここでね、私がちょっとお伝えしておきたいのが、羊を見られるじゅういさんって少ないですね。
少ないです。羊がそもそもそんなにいないので、当たり前といえば当たり前なんですけれど、その土地柄で羊がたくさんいるところであればいると思うんですが、
周りに羊がいないってなってくると、羊を見ることができるじゅういさんが近くにいるのはもう、いるほうがおかしいです。なので、基本的にいないものだと思うんですよね。
なので、近くにいなかったら羊は飼っちゃダメなのかっていうと、正直おすすめはしないです。
もし飼うとなった場合さ、とはいえ私も羊を育てて今20年ぐらい経ってますけれど、最初の頃じゃあ羊を見ることができるじゅういさんがいたかっていうと、いなかったんですよ。
一番最初の頃ね。いない中で羊とか育ててて、私の場合どうしてたかっていうところをちょっとお話ししてみようかなとも思うんですが、何かの参考になればねっていうところで話すんですけど、
まずね、これをお伝えしておかなきゃなと思うことが、羊を育てる楽能家さんとか、何百頭と育てている方たちが、みんな言う言葉が一つあるんですよ。
一人前の羊飼いになるには羊を100頭ぐらい死なせてしまって、やっとそこで羊のことを理解するというか、羊をちゃんと育てることができる立派な羊飼いになるんだよっていう、それぐらい失敗をしないと一人前にはなれないよっていうような世界なんですよ。
これがね、実際そうなんです。私も今まで何とかダメにしてしまったことは多々あるし、まだまだ未熟だなって毎年毎年思います。今でもまだまだ胸を張ってね、羊を育てることができるなんて言えないですよ。
なので、毎年毎年学び続けてはいるんです。
とはいえさ、やっぱりやらなくてもいい失敗っていうのも、避けることができる失敗っていうのもあったりするんだけど、とはいえその周りに例えば獣医さんがいないとか、ということで結局自分で試行錯誤するしかないっていうところが、
今現状として羊に関してはあるんですよ。
で、私の場合はね、その獣医さんとの出会いっていうのも、すごく運が良かったかなっていうところは一つあって、
普段は犬猫を見る獣医さんなんですけれど、うちの牧場も見てもらえるっていうところで、
お互い、獣医さんも私も羊のことよく分かっていない中で、互いにその飼育の仕方を私は調べて学んで、
で、獣医さんのほうは、羊がなりやすい病気のこととか治療法とかをそれぞれ学んでっていう感じで、
お互いに学ぶ姿勢が、波長が合うというか、同じ方向を向いて取り組むことができたっていうのがすごく良かったかなと。
これがもし、どっちかが、例えば私が治療のこととかに口を挟んだりとか、こういうことをやっている獣医さんがいるんですけどみたいな感じで、
すごく自分が今見てもらっている獣医さんの考えをないがしろにするというか、
こっちの方が正しいんじゃないですかみたいな、こっちで引かないんですかみたいなことを生意気に言ったら、それは協力してくれなくなっちゃうじゃないですか。
じゃあもうそっちの獣医さんに聞いてもらうって、私は知りませんってなっちゃうのが普通だと思うんです。
なので私は、獣医さんの考えに関しては、私はもう一切口を挟まないっていうのは決めてて、私は飼育に関して調べると。
治療のこととかに関しては全て一人するっていうところでね。
獣医さんの方も飼育の仕方に関しては私に一任してくれたし、お互い尊重し合う関係っていうのは最初からあったんで、そこがすごく良かったと思うし、
向こうも結構、私が普通じゃないなっていうふうに思ってくれてたらしくて、
動物が好きでとか可愛くてみたいな感じの飼育員じゃないな、こいつみたいな。
そういうのも結構面白がってくれてたんですよ。
逆に私に対しての興味を持ってくれたというかさ、私、触れ合いがあんま好きじゃないんですみたいなことを言ってた飼育員だったんで。
なかなかそういう飼育員っていないじゃないですか。
なので、私はちょっと運良く相性の良い獣医さんと出会うことができたので、今は20年っていう付き合いがあるんですけど、
その中で色々と、去年はこんな感じでこうだったから今年はこういうふうにしていきましょうみたいな感じで、
毎年毎年アップデートしながら羊と向き合うことができてるわけなんですけれど。
これを他の方たち、獣医さんと、私以外のこれから羊を飼おうとしている方たちに向けて何がアドバイスできるかなって思うと、
やっぱね、基本的に羊は見れない人です。
失敗からの学びと成長
例えばさ、これはあるあるなんだけど、牛が見れる獣医さんは結構いるんです。畜産でね。
牛が見れる獣医さんが、羊も牛の仲間だから見れるかっていうと、これが意外と見れないんですよ。
やっぱね、牛に慣れてるというか、牛の感覚で羊を見るのって結構危なくて、
よくあるのがさ、寄生虫の問題ね。羊が貧血を起こしてよく倒れちゃうんだけど、貧血って、牛の場合だとさ、
牛は落ち血をいっぱい出すから貧血というかでなりやすいんですけど、
それってカルシウム不足とかで立てなくなるみたいな、そういうことで処置をされたりするんですけど、
牛の場合って貧血になったら血液検査とかするのかな?で、検便をまずしないんですよ。
羊の場合貧血イコール寄生虫でほぼ間違いないので、血液検査なんかしたって意味なくって、
まずしなきゃいけないのは検便なんですよ。糞を検査して寄生虫がいるかどうかっていうのをまずチェックするっていうのが絶対なんですよ。
それ以外ないんですけど、でもやっぱり羊に慣れてない牛をずっと見ている獣医さんって検便しないんですよ。
検便しないで血液検査で判断しようとしちゃうから、結局血液検査では寄生虫はちょっと出てこないので、
治療が遅れてしまう可能性がすごくあるんです。
そういう感じで、多分最初の頃はいろんな羊を知らない獣医さんに当たる可能性がまず高いので、
うまくいかずに、治療がうまくいかずに苦労する場合がほとんどだと思います。
これはもう避けては通れないかなとも思うんです。
羊を何頭も何頭も飼うっていう、そういう方はもうごく一部だと思うので、
それがもしペットでってなったら、最初の一頭がすごく大事じゃないですかってなってくるとやっぱり難しかったりするから、
最初の話に戻るけど、相談できる羊飼いさんっていうのを一人ちょっと捕まえておくといいかなと思うんです。
自分がやろうとしている、羊を飼う目的が一致している羊飼いさんに声をかけて、
何かあったらすぐにアドバイスをもらえるようにしておくのがいいんじゃないのかなとも思うんですよ。
あとはもうこれはね、私がやってたことでいくと失敗というか、うまく治療がいかなかったとしても、
羊飼いさんは絶対に僕は責めないし、一緒に学んでいくつもりで、
一緒に失敗を経験しながらね、羊飼いさんとこうでもないと言いながら、
一歩一歩互いに成長できるような、そういう関係をいかに作るかっていうのがすごく大事かなと思うので、
どんな飼いさんに当たるかは、もうこればっかりは運ではあるんですけど、
できるだけその飼いさんと仲良くなれるようにしていくのがいいんじゃないのかなと思います。
なんか難しいんだよね。
飼いさんもいろんな人いるからさ、全然こっちの話聞いてくれない飼いさんもいたりもするし、
全然大丈夫かなって思うような飼いさんも中にはいたりもするし、みたいな感じもあるけど、
とにかく飼いさんを信じて、あまり飼いさんのやり方に口出しをするというか、
質問するはいいと思うんですよ。
こういうふうにするのはどうですかねとか、どうなんですかって質問して、
いや、私はそれはこうだと思うからっていう答えが返ってきたら、もうそれをなるほどっていう感じで受け入れるべきかなとも思うし、
もしそれで上手くいかなかったら、いかなかったらそれって相手を問い詰めるというか、
なんかそういうふうに使うんじゃなくて、今回ダメだ、うまくいかなかったですねっていうので、
じゃあどうしましょうかっていう感じで、プラスにね、ちゃんと結果をお互いにシェアして、
そっから学び取るっていうことをずっと繰り返すっていうのがすごく大事かなと思います。
なんか上手くいかなかったからじゃあ次の獣医さんにとか、それはちょっともったいなくて、
上手くいかなかったらそれはそれで学びなので、それをちゃんと獣医さんと共有して、
これがダメだったっていうのをちゃんとシェアしてさ、
じゃあ次どうするっていうのを一緒に考える、私じゃあこういう飼い方してみようと思うんですけどっていうね、
そしたら獣医さんのほうからも何か提案があるかもしれないし、獣医さんのほうで色々と調べてくれるかもしれないしね、
やっぱりそういうお互いに成長するっていうのがすごく大事じゃないのかなと思ったりしております。
難しいよね。獣医さん問題はほんとね、難しい。難しいけど、そもそも羊を見る獣医さんはいないっていうのをまず知っておいてほしいですね、これは。
牛が見れればいいかっていうとそうでもないよっていうのも知っておいてほしいし、
最初からうまくいくなんてことはまずないよっていうのも知っておいてほしいかな。
獣医の重要性
私のところにもよく治療のこととか、調子の悪い羊がいるんですっていう問い合わせ、相談よく来るんですよ。
で、私がね、もうこれはね、決めていくことはあって、アドバイスはするはするんです。
きっとこれじゃないかなとか、それこそさっきの寄生虫とか貧血じゃないかなとか、だいたいそれがほとんどだったりするんです。
なので、こうじゃないかな、じゃないかな、ちょっとここ調べてみて、ここ調べてみて、みたいな感じでアドバイスはするんですよ。
それちょっとほっとくとまずいからすぐ獣医さん呼んで、とかね。
それぐらいのアドバイスで私は基本止めるんですよね。
で、例えばそこから、じゃあ寄生虫でしたと、じゃあこの薬を飲ませてくださいとか、そういったことは私絶対に言わないので。
それを判断するのはもう獣医さん、獣医さんです。獣医さんが決めてこの薬をあげましょう。
これぐらいの間隔でこれぐらいの期間飲ませてくださいというのを決めるのは獣医さんです。
で、そこでちゃんと結果が出れば、それはその獣医さんにとっても学びじゃないですか、プラスになることなので。
なので、それを私があだこだ言ったら絶対ダメで、獣医さんが決めて、獣医さんがその結果をちゃんと得て、
そこでその羊さんに対して、じゃあこういう治療の方針がこの子に合うんじゃないのかなというのを見るべきなので。
私がするのは、その症状は獣医さん呼ぶべきかどうかと、ここをちょっと調べるといいかもねっていう、それぐらいのアドバイスです。
それ以上のことはもう私は一切しないです。
あとはもう獣医さんと一緒に調べてくださいと。
そこはもう獣医さんと二人三脚で現場でお互いに学んでください。
お互いに成長するのが一番だと私は思うので、そこまでしか私は絶対に言わないです。
これもちょっと付け加えていいですか?ちょっとごめんね、長くなっちゃうけど。
羊飼い同士で、私は薬のこととか言わないっていうのは言ったんですけど、
その薬とかを結構言っちゃう羊飼いさんというか羊仲間は結構多いです。
結構多いです。めちゃめちゃ多いです。
例えばさ、黒子腫瘍だとか、寄生虫だとかで、この薬が効いたからこれ飲ませるといいよみたいなアドバイスをする羊仲間、
絶対にその話は聞いちゃダメです。
これはね、ほんとやめてほしくて、それこそアドバイス絶対しちゃダメで、獣医さんじゃない限りはね。
薬を下手にあげると薬が効かない体になっちゃったりするんです、羊さんが。
ちゃんと適切な量と期間とタイミングっていうのがあったりするので、
それを無視してガンガン薬をあげちゃうと、結果的に羊がダメになっちゃいます。
なので、下手にアドバイスは絶対にしないでほしいし、それを聞いちゃダメです。
絶対に獣医さんの処方で診断してもらった上でやるっていうことをしてください。
これもね、難しいんだよ。だって獣医さんがいないんだもん。
獣医さんがいないからさ、他の羊仲間の人たちに聞いて、その通りにするしかないっていうのもわかる。
わかるけど、そこはちょっとね、一回ちょっと獣医さんを挟もう。
で、獣医さんの判断で決めるっていうのがすごく大事かなと思います。
だからこう、例えばさ、羊仲間の人が薬をたくさん持っててさ、
この薬が効くかなっていうのに常備薬をいっぱい持ってたりするんだけど、
これちょっと使っていいよって感じで送るよって感じで送られたりするんだけど、
もう絶対使わないで。ほんと使わないで、それは。
もうそれでひどいことになっている羊をね、私ほんとたくさん見るから、
そういう治療行為とかアドバイスをしていいのはもう獣医さんだけです。
なんか羊を長年飼育しているから、私は何でも知っているみたいな感じで、
獣医さんとの連携
私もそうよ。私がこの薬を飲ませるといいよって、
私は言わないけど、それは違うから、違うしその薬を受け取っちゃダメです。
ここだけね、ちょっと知っておいてほしい。ほんと知っておいてほしいし、
そうなんだよなぁ。
難しいよね。わかる。わかります。
私にできることは全力でサポートするので、
ちょっと相談は載ったりはするから、
まぁそういうのもあるかもしれないし、
現場でこう、獣医さんと一緒にやってくださいっていうのが私が言えるところね。
ここちょっと見ておくといいかもねっていうぐらいしか私はできないので、
そういうのもあるかもしれないし、
そういうのもあるかもしれないし、
そういうのもあるかもしれないし、
まぁそんな感じでちょっとね、獣医さん問題も結構悩ましいところもあったりするから、
もうちょっと最初に知っておいてほしいなと。
そういうのもあるかもしれないし、
そこはね、
そこはね、
まぁできたらね、羊を飼う前にちょっと獣医さん探してみてね。
羊見れる人いないかなーとか。
一緒にね、
一緒にね、
一緒にね、
一緒にね、
一緒にね、
一緒にね、
一緒にね、
学んでいけそうなね、獣医さんがいるとよりいいですね。
若い獣医さんが結構ね、
学ぶ意欲があるから、
意外と若い獣医さんの方が良かったりもするかもしれないけど、
ベテランの獣医さんはね、
なかなかこう、
頭が固いので、
って言うと怒られますけれど、
まぁなかなかね、
いろいろと、
羊のこともね、
治療の仕方って年々変わってきてるというかさ、
最近は最近で、
いかに寄生虫を駆逐するという考えは、
今はあまり向かないですね。
共存するという感じがね、
一番、今は
ベストな選択じゃないだろうか、
というところもあったりするので、
その辺のね、
考え方とか常にアップデートしていくわけなので、
そういう獣医さんをね、ぜひ、
見つかるといいですね、という話でございました。
今日は、
羊を育てる上でね、知っておいてほしい3つのことね、
の2つ目、獣医さんのお話をちょっとさせていただきました。
はい、では、
次回は3つ目のコミュニティの話をちょっとしてみたいかなと思います。
ではでは。
29:12

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