1. 羊と繋がるラジオ🌱🐑
  2. 飼育員のまるおかです
2024-08-28 32:11

飼育員のまるおかです

羊と繋がるコミュニティ🌱🐑
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はい、お疲れ様です。飼育員の丸岡です。
ギフト愛知で羊を50頭ほど育てながら、
羊と繋がるコミュニティを運営しております。
よろしくお願いします。
今日はですね、
定期的に話していることになるかなとも思うんですけれど、
まだ、私のことが初めましての方も中にはいると思うので、
私がどういう人なのかというのを説明する回がたまにやってくるんですけれど、
今日はその日でございますというところで、
だいたいこの放送するタイミングってあれなんですよ。
SNSとか、いろいろと発信源があったりするんですけれど、
このラジオもそうなんですけれど、
新しくフォロワーさんが増えたりするタイミングがあって、
そのタイミングごとに、自己紹介も兼ねて、
こんな人なんですっていうところを話しているので、
今日はそんな感じで話そうかなと思っております。
なので何回も聞いている方は飛ばしていただいて大丈夫です。
今日はというか、
私のじっくりと自己紹介をしたいなと思うんですが、
私は羊と関わってかれこれ20年ぐらい経っている。
羊飼いっていうよりかは飼育員です。
そう、羊を担当している飼育員です。
要するに観光牧場で羊を担当している。
他にも担当している動物がいます。
ヤギであったりウサギやモルモットやアヒルやニワトリやクジャクやエミュー、
あとカピバラ、シカ、いろいろいます。
その中の担当している動物が羊というところで、
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その中でも特に力を入れている動物が羊になるわけなんですけれど、
そういう立場の一会社員と言いますかね。
自分でも個人的に牧場を立ち上げて、義父のほうで羊の里というものを運営しております。
私のこの活動のテーマというのがありまして、
羊の活動のテーマがありまして、
羊に限った話でもないんですけどね、
不自然なところを、
正しい状態に戻したいというか、
そっちのほうが、私のこの気持ちというか感覚というか、
すっきりするので、
そういうところを、
正しい方向に導くというか、
整えるというところにやりがいというのを感じているんですよ。
必ずしも、
自分が羊を育てて、
自分が羊を育てて、
自分が羊を育てて、
自分が羊を育てて、
自分が羊を育てて、
そういうのを感じているんですよ。
羊に関して言うと、
羊を正しい、正しいと言うとおこがましいんだけど、
バランスが崩れているなというのは感じていて、
そこをどうすれば、
正しい形に、
羊たちを導くことができるのかなというところで、
日々頑張っているわけなんですけれど、
今、羊ってどうなっているの?という話でいくと、
これはもうあれですよ。
全ての羊がそうというわけではなくて、
全体的に見て、
偏っているなというか、
そんな感じですよ。
別に良い悪い関係なしでね。
例えば、私が一番取り組んでいるところというと、
羊毛なんですよね。
羊の羊毛、国産の羊毛というところで活動しているんですけれど、
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今の国産羊毛の現状でいくと、
ほとんどが廃棄処分されているというのが現状です。
理由はいろいろあるんですけどね。
羊毛を育てて刈り取るところまではできていたとしても、
そこから先、それを洗ったりだとか、
商品として流通する道が今ちょっと整っていなかったりだとか、
そういった設備的な面というのももちろん問題としてはあるんですけれど、
国内で国産の羊毛を頑張って育てるよりかは、
海外の羊毛のほうが安くて、
なおかつ品質もいいというところでいくと、
そっちを選ぶというのがすごく理にかなっているというか、
ビジネスとして考えていくと、
そっちのほうがいいよねっていう判断かなというのが、
今までの流れとしてあったので、
なかなか国産の羊毛というのが生かしきれず、
ほぼほぼ廃棄処分せざるを得ないというかね、
国産羊毛に手を出せば出すほど負担がかかってしまうみたいな、
そんな現状としてあるわけですよと。
そういったところを、私はこの羊の飼育を通して知ってしまったんですよね。
私自身ね、観光牧場で働いているわけなんだけど、
この役割っていうのかな、
役割があるよねって思ってて、
観光牧場の役割って何かって、
ただ動物をお客さんに見せたり触ってもらったりしてもらうだけではなくて、
牧場っていうのは家畜を育てる場所だったりするんだよね。
人のために頑張っている動物たち。
私たち人が豊かな生活を送るために、
動物たちの羊毛だったりお肉だったり、卵やいろいろあるじゃないですか。
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そういった恵みをね、いただくわけなので、
それをちゃんと知ってもらった上で、
ありがたく暮らしていくのがいいんじゃないのかなと思うんですよ。
それを伝える役割っていうのが、
私かなと、観光牧場としてのスタッフとして、
飼育員としての役割じゃないのかなっていうのはやっぱり思うんですよね。
これ観光じゃない牧場さんはやっぱり難しいと思うんです。
やっぱり衛生上、一般の方が生産する牧場に足を踏み入れるっていうのは、
ちょっと今の時代、難しい。非常に難しいというところで、
一般の方はもう、そもそも牧場には入ってこないでくれというようなところがほとんどです。
そんな中、家畜のこと、動物たちのことを伝えようと思っても難しいよね。
口だけで説明するっていうのも難しいし、そういうところで、
そういった意味でも観光牧場、人が足を踏み入れることを成り割としている牧場なので、
そこは私がやらなきゃいけない役割だよねっていうところを強く感じているので、
そこは頑張りたいんですよ。
そんな中、羊毛、羊の羊毛が私たちの生活にどれだけ豊かな生活を与えてくれているのかっていうところを、
ほとんどの方はあまり意識していないと思うんです。
それこそ日本って羊毛大国なんですよね。
一人当たりの使用量っていうか、羊毛が大好きな国っていうのが日本だったりするんですよ。
なので、そんな私たちの日本人が自分の国で育てた羊の毛をほとんど廃棄処分しているっていうのも何かおかしな話だし、
実際、私たちの暮らしの中で羊の羊毛っていうのがどういうふうに使われているのかとか、
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そういったところってあんまり意識していないんですよね、皆さん。
調べてみると、ここも羊毛なんだ、これもウールなんだっていうのはわかるんだけど、
調べなきゃわからないっていうのが多分現状だと思うんです。
そうってなってくると、何かおかしいなっていうのは、私の中でモヤッとする部分ではあるんですよ。
これって何でなんだろうなっていうのを考えてみても、
やっぱりね、今の観光牧場というか、羊の立ち位置っていうのが、
例えば動物園とか牧場とかにいる羊たちの役割って何って言ったら、
触れ合いだったり、見て楽しむものだったり、かわいいというかさ、
けがりのシーズンになるとけがりをするところが見れたりとかしてさ、
春の風物詩みたいな感じでニュースに取り上げられたりするわけなんだけど、
そこで終わりなんだよね、基本的には。
今年もけがりの時期が来ましたっていうので、
じゃあけがりやってるから見に行こうかって言って、見てね、すごいねって、で終わりなんですよね。
そこから何かが始まるってこともないし、
なんだろうな、なんだろうなっていうのがある中で、
やっぱりうまく伝えれてないっていうか、私たち飼育員がね、
生産されている羊飼いの方たちは一生懸命されてますけれど、
やっぱりそれを伝える観光業のスタッフっていうのは、
やっぱりそこはできてないと私は思ってるんですよ。
ここでちゃんと自分たちが伝えていかないと、
やっぱり羊毛に対する意識っていうのが芽生えないし、
視線がまずそこに向かないはずなので、
なので責任はこっちにあるよねっていうところ。
今のこの日本の現状を作ってしまったのはもう自分たちの責任だっていうふうに
僕はもう思っているんで、そこを変えていきたい、
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整えていきたい。どうすれば羊のことをちゃんと見てくれて、
今皆さんが手元にある羊の恵みを実感できるような、
そういう文化、それぐらいのレベルでちょっと、
落とし込んでいきたいんですよね。
他の家畜とか、その鶏とかだったら結構ダイレクトに伝わるじゃないですか。
卵とか、鶏肉とか、結構身近だから、
イメージつきやすいというかね。
でも羊の場合、羊のお肉っていうのも一部出回ってはいるんですけれど、
羊毛に関しては結構溶け込んでしまうというか、
羊毛だけっていうよりかは、ここに含まれているみたいな感じだったりとかね。
なんかそんな感じで、もう昔からお世話になっているがゆえに、
そこにいるのが当たり前すぎちゃって、
そこにいるのが当たり前すぎちゃって、
っていう感じなので、まずは伝えていくためにも、
羊のことを自分がそこを理解して、
そこから、一本一本伝えたいなと感じて、
まずは一本一本伝えたいなと感じて、
そこにいるのが当たり前すぎて、
自分がまずそこを理解しておかなきゃダメじゃないですか。
スタイル側の私たちが、羊のことをちゃんと理解してないとダメっていうところで。
じゃないと何も始まらないから、私たちが理解してないのに、
みんなにそれを理解してもらおうなんて、そんなバカな話はないので。
羊毛をとにかく形にしていこうと。
ちゃんと私たちの生活に、自分が育てた羊の毛ぐらいは落とし込んでいこうと。
っていうところで取り組み始めているんですけれど、
まあ難しいんですよ。これがね。これが難しくて。
実際こうやってる方は一部いますけど、
ほとんど羊毛は脱ぎ捨てるものっていうのが、
日本には根付いてしまっているので、
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刈り取ったはいいけど、それを使おうと思ってもなかなか使えない。
やっぱりどうしても汚れとかゴミとかがたくさん絡まっていると、
それを取るので大変だったりするので、そういった意味でも日本のね、
それこそ私たちのね、観光牧場とか動物園とかの羊の毛って、
ひどいんですよ。本当にね。
誰も羊毛には目を向けてないから、
羊たちの体調管理はすごく気を使うんだけど、
羊毛の管理っていうのは全くしないんですよ。
これもね、当然といえば当然なんだけど、
だって自分たちは生産牧場じゃないからみたいな。
羊は見せるためで健康に育てるためにみたいな。
そっちばっかり目を向けているのが今の、
観光とか触れ合いに使われている羊たちなんですよね。
なので羊毛はもう脱ぎ捨てるもの。
むしろ夏邪魔だから刈り落とすみたいな。
そのための毛刈りっていうのが一般的だし、
自分もそういうふうに教わったというか、
そういうもんだよみたいな感じの中で
管理してたので羊を。
そこを変えていくっていうのはめちゃめちゃ大変なんですよね。
なんか愚痴っぽい内容になってきたからちょっと。
今の私のこのやろうとしているゴールというか、
私が目指す羊についてちょっとしゃべろうかなと思うんですけど。
やっぱり羊を育てるためには、
羊を育てるためには、
人と羊の歴史っていうのが1万年以上って言われてて、
これってすごいことなんですよね。
要は1万年も昔から人は羊が必要で、
ずっとずっと今もなお、
羊の恵みをね、
いただきながら暮らしているんだっていうぐらい、
すごく関わりの深い生き物なんですよね。
お肉とかであれば他の家畜でも買いは利くとは思うんだけど、
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どうしてもやっぱりこれだけは買いが利かないっていうのがウールなんですよ。
ウールっていうのは繊維、
コットンとかアクリルとかいろいろありますけど、
どの素材よりも一番機能性が高い、
繊維の王様って言ってもいいんじゃないのかなというぐらいの、
人にとってすごく利にかなった、
同じ哺乳類なので、人と羊っていうのは。
同じ哺乳類の羊が過酷な環境で暮らしていけるような、
素材として羊が常に身にまとっているウールっていうのが、
とにかく万能だというところで、
昔から重宝されて今でもまだ必要とされているっていうところだったりするから、
そこを私は知ってほしい。
これからもそれを続けていきたい、続けてほしいなという意味も込めて、
私が今やっている取り組みっていうところでいくと、
仲間を集めたいというか、
私一人がいくら声を上げたところで知れているんですよ。
なので、この羊と関わる人っていうのを、
一人でも多く増やしていけたらいいなというところで、
私の身の回りから徐々に徐々になんですけれど、
羊と深くつながってもらって、
共に活動できる仲間を一人一人と増やしていっているわけなんですよ。
それが羊とつながってもらって、
私が育てている羊一頭一頭と糸を紡いだりとか編んだりとかされている方、
羊毛の作家さんとペアを組んでもらって、
バディって私たちは呼んでいるんですけれど、
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毎年同じ羊の毛を同じスピナーさん、作家さんの方にお届けするという感じで、
羊をより深く関わることで、
羊毛という素材に対して意識を向けてもらいたいなというところで取り組み始めたところ、
本当にありがたいことに皆さん、
今までウールとして扱ってきた、
ウールとしてというか素材として扱ってきたウールが、
私たちにとっては、
初めて羊を感じることができて、
そこから作るもの、作品に対しても、
すごく熱量高く取り組めるようになってきましたみたいな形で、
すごく嬉しい言葉をいただくようになった、
結果的にどうなったかというと、
私一人で羊のことを伝えるではなくて、
作家さんたちが自ら自分の作品を通して、
作品を買っていただく方たちに、
伝えてくれるようになったんですよね。
そういう感じで、ほんと少しずつなんですけれど、
自分の身の回りから、自分の周りの羊たちから、
少しずつ少しずつ羊とつながった方たちというのを増やしていっております。
最終的に自分がどうしたいかというと、
一つの物語があるんですけれど、
羊毛というものが身近に感じている世界というところが、
私の中ではゴールかなと思うんですよね。
例えば寒い冬が来た時に、
普通だったら服屋さんとかに行って、
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あったかいもこもこの服を買ったりだとか、
ネットでポチってしたりとか、皆さんすると思うんですけれど、
そうじゃなくて、寒い冬が来て、
あったかいものが欲しいなってなった時に、牧場に足を運ぶと。
羊に会いに来てもらって、そこからこの羊の毛で、
私のセーターを作ろうかなみたいな感じで、
そこから始まるような、そういう文化が根付くと、
生まれるといいなっていうところかな。
今、それができる環境っていうのは、
整ってないよねっていうところで、誰もできないんだけれど、
じゃあ私がそれができる牧場を作ろうと、
立ち上げてみようみたいなね。
そんな考えで日々頑張っておりますというところでございます。
まとめるのが難しいな。
まとめるのが難しいけど、
なんだろうな。
そうだね。
私もどうすればいいのか分からないところが多々あるので、
とりあえずやれるところからね、
一個一個やっているっていうのが現状なので、
もし興味があれば、
私もそういう世界がいいなと思ってくれる方がもしいたら、
羊とつながるコミュニティっていう、
集まる場所を作ったりしていますので、
ぜひそこに参加してもらって、
一緒に何かできると嬉しいなと思っております。
やっぱりこれ一人じゃ無理なんでね。
いろんな方の手を借り、知恵を借り、
みんなでそういう文化を作っていけたらいいなと思っておりますので、
ぜひお力添えをいただけると大変嬉しく思います。
本当はもっと喋りたいんだけどね。
今日はこんな感じにしようかな。
ということで、
30:00
私が何者かというと、
変わった羊飼いでございます。
今度、
11月の2、3、4の3日間、
愛知県にある愛知牧場というところで、
羊飼いに行きました。
羊飼いに行きました。
11月の3日間、
愛知県にある愛知牧場というところで、
シープデザインフェスティバルというものを開催します。
ここで、
私も含め、いろんな方が羊に関わる、
いろんな出展者の方が集まって、
それぞれの羊の関わりを表現されて、
羊毛を使って作品を作る方、
糸を紡ぐ方、
羊を肩取ったイラストであったり、
グッズであったり、
そういったアートも含めて、
いろんな関わりを持った方が集まりますので、
ほんと、羊って奥が深いですよ。
それだけ人との関わりが長いので、
いろんな関わり方があるので、
そういったものが見れるんじゃないのかなと思ったりしております。
なので、よかったら遊びに来てください。
ということで、
明日からも羊とつながってまいりましょう。
ではでは。
32:11

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