MARSのひとり映画館 皆さんこんにちはMARSです。今日も聞いていただきありがとうございます。
MARSのひとり映画館、この番組はMARSが見た映画をネタバレなしでご紹介している番組です。
よろしかったらフォロー、感想、コメントなどいただけたら励みになります。では早速今回の映画をご紹介したいと思います。
今回はシリーズものです。1本目がですね28日後ですね。こちらは2003年イギリスアメリカオランダの映画です。
そして2本目がですね28年後ですね。こちらは2025年イギリスアメリカの映画です。
今回も話題の映画をご紹介したいと思いますので最後までゆっくりと聞いてくださいね。
さて1本目の映画です。1本目の映画が28日後ですね。こちらは2003年イギリスアメリカオランダの共作です。
監督がダニー・ボイル、脚本がアレックス・ガーランド、出演がキリアン・マーフィー、ナオミ・ハリス、ミーガン・バーンズが出ております。
この映画はですね28年後という映画が今回公開されるのでこのシリーズ見ておきたいなというふうに思いこの映画も見てみました。
そして28週後はですねちょっと見れなかったんですが今回は28日後と28年後の2つをレビューしたいなというふうに思います。
ストーリーなんですがたった一滴でも血液が体内に入ると感染してしまい人間の精神を一瞬で破壊するウイルスがイギリスに発生して広まりました。
28日後ジムは病院の治療室で目覚めたんですが周りには誰もいないんですね。
外に出ても一っ子一人いません。一体この世界はどうなってしまったのか。途中彼はゾンビに襲われそうになりながらも生き残っていた人と出会い事情を知ります。
さてジムと彼らは生き残っていけるんだろうか。そしてこの世界に広がるウイルスそして感染者から逃げていけるんだろうか…という映画です。
この映画ですね2003年に公開された映画ということで映像も荒いし画質も良くないんですね。そしてカメラワークも不自然な場面が多かった気がします。
2025年のクリアーな画質から比べたらなんという古い映画という感じでしたね。最初から暗いシーンが続いて重苦しい雰囲気がずっと最後まで続いたのは気持ち的にも重いものがのしかかった気分でありました。
でもですねこの映画いろんな驚きがありました。 今はとても有名な監督アレックスガーランドが脚本として参加してるんですね。
そして主演は今や人気で有名なキリアンマーフィーなんです。 そしてナオミハリスはどこかで見たことあったなというふうに思ったら先日レビューした
ブラックバッグという映画にも出ていた女優さんなんですね。 今ではかなり有名になっている人がこの映画には初期の頃の活躍として参加しているのが驚きました。
でこの映画はですねゾンビが非常に恐ろしく描かれていて臨場感がすごかったです。 そしてこの映画はまるでゾンビ映画のようでしたけれども襲ってくる人はゾンビではなく
感染者であり感染者はちゃんとした人間であるんですね。 ただ脳が破壊されているから人を襲ったりしてるんですが感染してるだけの人間なんですね。
なのでこの感染の病原菌を死滅させる特効薬が発見されればこのような事態もなくなるのでは ないか今後はそういう方向にストーリーが発展していくのではないかと考えました。
前半はですね崩壊した街並み人のいなくなった世界を描いているんですが 後半は生きるためにやっぱり自分のことが一番大事だというですね人の欲望を描いてるなという
ふうに思いました。 このですね前半の荒廃した街並みはすでに私たちがこの世界で人類が経験している
コロナパンデミックの頃の状態と同じなんですね。 この映画はですね別に予言しているわけではないんですがいつかこういう世界が来ることを
人類は察知しているのではないかというふうに思いました。 このですね崩壊して誰もいなくなった街並みはどうやって撮影したんだろうかと思いながら見ていました
人子一人いない風景をこの当時よく撮影できたなというふうに思いました。 そして次に驚いたのはナオミハリス演じるセリーナのことなんですが
彼女は驚くほど冷酷で現実主義者でそしてとても意思の強い女性であるということが分かりました。
街中でジムを助ける時はセリーナはもう一人の男性と一緒だったんですね。 そして彼がゾンビとの格闘中に怪我をして出血するとそこから感染したと分かり
一瞬にして彼を切りつけたんです。 確かに感染したらもう終わりでそのままにするとこちらが襲われることになるのはよく分かっているんですが少しでもためらいとかそういったものがなかったのがちょっと理解が難しかったですね。
結局この映画が言いたいことは人間というのは欲望と狂気で成り立っているということだと思います。
ゾンビも感染した人間で結局ウイルスのせいで人間の本性が出てきたのであろうし、後半の軍人たちの欲望的な行動も結局人間の本質を描いているのかもしれないというふうに思いました。
そして人間は極限の状態になるとまるで感染しているかのように狂気のザターになるのかもしれない、そういう人間の堕落した面を描きたかったのかもしれないというふうに思いました。
人間の裏の真理を見たようでまたゾンビ映画の先駆的な映画ということで星4.0をつけたいと思います。
さて2本目の映画です。2本目の映画が28年後ですね。こちらは2025年イギリスアメリカの映画です。
監督がダニー・ボイル、出演がアーロン・テイラー・ジョンソン、ジョディ・カマー、アルフィ・ウィリアムズが出ております。
この映画ですね最近公開されて話題になっていたし、アーロン・テイラー・ジョンソンが出ているので見に行きたくて早速見ていきました。
ストーリーなんですがイギリスにレイジウィルスという人間をゾンビ化させてしまうウイルスが猛威を振るってイギリス全土を恐怖に落とし入れたパンデミックから28年後を描く映画です。
28年後もなおイギリスではウイルスが蔓延しイギリスはヨーロッパから隔離されてしまい感染を逃れた人はイギリス本土から離れた島で強制隔離をさされていました。
その隔離島で暮らすジェイミーとその息子のスパイクは人間のいなくなった本土へと足を踏み入れていきます。
さて島から一度も出たことがないスパイクはどんな体験をするのかそしてその後彼はどんな人生を送るのか…という映画です。
この映画ですね最初からすごい飛ばしてるなというふうに思いました。というのもですねこの映画の最初がすごかったです。
予告編にもあるんですが子供たちが何人か部屋の中にいてテレタピーズというですねイギリスで人気の子供番組をみんな揃って見ているんですね。
そしてその家にゾンビが襲撃してきて家の人はみんな襲われるというシーンから始まるんです。
そのテレビ番組のふわふわ感と現実世界のゾンビに襲われる世界が一緒に描かれていて何ともむらくそ悪い感覚を感じてしまいその違和感とものすごいモヤモヤ感を感じたまま映画を見続けたのは予想外でした。
この映画を見た後の感想はみんなが言っているように期待していたのと違うという感想でした。
予告編を見てこの映画はゾンビ映画だと思って見ていたんですね。でも実際はゾンビは出てくるものの結局この映画ではゾンビ映画を作りたかったのではないようだということがわかったんですね。
なので今までのゾンビ映画のようなたくさんのゾンビが襲いかかってきてゾンビと戦ったり逃げたりして必死に生き抜いていくという映画ではないのでそこを期待すると期待外れになると思います。
もちろんそういうシーンはいくつかあるんですがそれがメインではないということなんですね。この映画ではそれ以外に言いたいことがあったんだと思います。
ではその言いたいこととは何か。それはきっと家族愛であったり母と子の愛であったり生きるとか死に関することであったのだと思われます。
生まれるとはどういうことか。そして死ぬということはどういうことか。また親子の愛とはどういうことか。そんな哲学的なことを中心に描いていた映画だったと思います。
そしてこの映画の見どころはゾンビが襲ってくる場面ではなく人が住まなくなったイギリスの風景なんですね。
それはとても自然が美しく高いところから見た大自然の風景や満天の星空などのシーンがとても美しかったんですね。
また別のシーンでは廃墟となって全く変わってしまった風景が広がっていました。