1本目の映画がコンパニオンですね。こちらは2025年アメリカの映画です。 そしてもう1本がPresence 存在ですね。こちらも2025年アメリカの映画です。
今回も楽しい映画をご紹介しますので最後までゆっくりと聞いてくださいね。 さて1本目の映画です。1本目の映画がコンパニオンですね。こちらは2025年アメリカの映画です。
監督がドリュー・ハンコック、そして出演がソフィー・サッチャー、ジャック・クエイド、ルパート・フレンドが出ております。
この映画ですね、SFサイコースリラーロマンス映画というですね、なんか特別なジャンルを作ったような感じの映画なんですが、本当にねSFとサイコとスリラーとロマンスが混ざったとても面白い映画でした。
早速見に行ってきたのでレビューしたいと思います。 ストーリーなんですが無条件に愛するように設定されたコンパニオンロボットが自分の本性に気づいていない状態で色々な問題を起こす
SFスリラー映画です。ジョシュアは友人のセルゲイの彼女と凶暴してセルゲイを殺害する計画を立てるんですね。
アンドロイドのアイリスはその真実を知った時、彼女はロボットとしてではなく一人の人間として独立しようとジョシュアから逃げていくんですね。
そして何にもの人を犠牲にしていくんですが、さてアイリスは逃げられるのか?それとも捕まってしまうのか? 彼女はロボットとしての存在を脱出できるんだろうか?という映画です。
この映画ですね、私主演のソフィーサッチャーが好きなので見たいなと思って公開してすぐに見に行きました。
とっても面白い映画で飽きることなく楽しめた映画でした。 主演のソフィーサッチャーはですねやっぱり絵になるなというふうに思いました。
顔つきが人間離れしているというか、ロボットと言われても違和感がないような顔立ちで、顔立ちも良くて目離れ立ちも整っていて見ていて安心でした。
演技も上手でしてね、アンドロイドとしての人間離れした演技も上手だなというふうに思いました。
ロボットのアイリスはご主人様を永遠に愛して喜ばせるのが仕事なので、彼女はジョシュアの命令に背くことはできないんですね。
ですので自分の意思を持ち始めて人間の手から離れようとしたんですが、なかなかうまくいかないんですね。
それが見ていてもやもやしてしまいました。 多分この映画のアイリスは人間たちの裏切りに耐えられなくて、人間の指示に従いたくなかったんだと思います。
それだけ純粋な思考をしていたロボットなのかもしれないですね。 ストーリー的にはそれほど斬新ではなかったんですが、
ソフィー・サッチャーの美しさ、そしてアンドロイドを操れるという時代背景がとても近未来的で、すぐにでも現実に起こるのではないかというような背景でした。
それだけに現代でも現実味を帯びている話のようだなというふうに思いました。 現在もAIがとても浸透してきて人間よりも賢く何でもしてくれるような
そんな存在なんですが、近未来にはそのAIが人間を攻撃するのではないかというふうに思われたりもしてますよね。
そんな人間の不安を映像にしたのがこの映画なのかもしれません。 人間に従うように作られたロボットが感情を持ち始めるという内容で、AIが発達してきている現代に
実際に起こり得る話でもあるなというふうに思いました。 ソフィー・サッチャーの演技、そして次々と起こる事件に驚きながら
ハラハラしながら見たので95分という短い時間があっという間で終わってしまいました。 近未来のSFに星3.9をつけたいと思います。
では2本目の映画です。2本目の映画がプレゼンス、存在ですね。 こちらは2025年アメリカの映画です。監督がスティーブン・ソーダーバーグ。
出演がルーシー・リュー、クリス・サリバン、カリナ・リャン、ジュリア・フォックスが出ております。
この映画ですね、幽霊目線で見る映画ということで、ワクワクしながら見てきました。 オーストラリアでは2月6日に公開となったんですが、日本ではつい先日3月7日に公開したようです。
ストーリーなんですが、郊外の一軒家に引っ越してきたある家族は、この家の中に自分たちだけではない何かが存在していることを少しずつ
感づいてくるんですね。 この家族の娘、クロエの友人が亡くなり、娘は悲しみに暮れていました。
しかし彼女はこの家の他の存在に気づき始めるんですね。 家族は礼拝所を呼んだりするんですけれども、結局信じられず最後にはこの家族に何かが起こるんですね。
さてこの幽霊目線で見ているのは誰なのか、そしてこの家族に一体何が起こるのか、という映画です。
この映画のですねタイトルプレゼンスというのはですね、幽霊が存在しているという意味からしてですね、わかるんですけれども、幽霊目線のホラー映画なんですね。
でもホラー映画といってもホラー要素はほとんどなくて、幽霊が出るわけでもないし、呪われるわけでもないんですね。
なので全然怖くないし、グロいシーンもないんですね。 ホラー要素を期待している人にはあまり面白くないかもしれません。
でもですね、タイトルと幽霊目線の映像ということで、最初から最後まで一定の恐怖心、不安感、緊張感があって気を休める暇がなかったなというふうに思います。
映像はですね、ただ淡々と幽霊が見ている目線で、その家に住む家族を映し出しているだけなんですね。
ですのである意味単調な映像になりがちです。 そして映像もですね、幽霊目線なのでワンショットでカットなしで撮影する方法で
場面が変わる時にカットされるという映像は、まさに幽霊が移動している様子を幽霊目線で見れるので、
そういった点では今まであまり見たことがない映像の作り方だと思います。 なのでそういう映像としては面白かったですね。
この家はですね、木造なので階段を歩くとギシギシ言うんですけれども、幽霊が階段を使ってもギシギシ言わないんですね。
当たり前なんですが音もなく移動するのは幽霊っぽさを出させていたと思います。 でもどうやって音を消したのか結局よくわかりませんでした。
そしてですね、この舞台は100%この家の中だけなんですね。 それだとなんか窮屈な感じになりそうなんですが、家の中を結構縦横無尽に移動していたのでそれほど飽きもこなかったですね。
出演者もですね、この家の家族プラス何人かなので予算もあまりかかってないだろうなというふうに思いました。
でもその家の中だけで、しかも幽霊を映さずに幽霊の存在を主張したことにより、最初から最後まで一定の恐怖感とか不安感というものを引き出しているのは、やはり監督はさすがだなというふうに思いました。
この家に取り付いている幽霊の目線で、この家の中を見るという映像なので、幽霊が出るとかではなく、この家の家族がどうなっていくのか、この家族の中で何が起こるのかという怖さを見ている映画だというふうに思います。
これはですね、ある意味この家族の物語でもあり、そしていつこの幽霊がこの家族に手を出して影響を及ぼすのか、そのあたりも一定の恐怖感とか不安感を煽ることになって、この映画は90分ない長さなんですが、ずっと緊張感は続いていたので、結構この90分が長く感じて飽きはこなかったですね。
結局幽霊が見た人間を映し出すことにより、怖いのは幽霊ではなく人間であることを見せつけられたような気がします。 緊張感を映し出す映像の魅力がとても良かったので、星3.9を付けたいと思います。