1. 藤原ヒロの なんなんやろ
  2. Ep162 狂騒サイレント
2024-04-01 1:05:05

Ep162 狂騒サイレント

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ついにボー氏としーさんに新作読切の感想を語ってもらう回です!
LaLa5月号発売から約10日、気になってたけどまだ読んでないという方はぜひ読んでからお聞きください。ネタバレ全開トークになっております。
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00:02
藤原ヒロ
四月一日、おはようございます。 藤原ヒロです。 Good morning, this is Hiro Fujiwara.
藤原ヒロのなんなんやろ。 This program is a chatty podcast with my husband Boshi and my friend C.
今回は二人に私の新作読み切り、狂騒サイレントについての感想を語ってもらう回です。 This time, I would like you to read my new work and tell me your impressions of 狂騒サイレント.
これが配信される四月一日の時点で、ララ5月号発売から約10日ほど経っているので、 It's been about 10 days since the release of Lala on April 1st, so
書店さんによっては、そろそろ紙のララは店頭に無い状態になっているかもしれません。 the paper version of Lala may be out of stock soon.
電子書籍なら、おそらく半年後までは購入して読めるようになっているんじゃないかと思いますので、 If it's an e-book, I think you can buy it and read it in about half a year.
2024年の秋頃までにこの配信にたどり着いた方は、 If you have arrived at this time in the fall of 2024,
ぜひ、ララ5月号を読んでから聞いていただければと思います。 please read Lala on May 1st.
ララ5月号が発売されて、帽子にもしーさんにも狂騒サイレントを読んでいただきました。 Lala 5月号が発売されて、帽子にもしーさんにも狂騒サイレントを読んでいただきました。
ということで、今回は読み切りについて、がっつりお話をするという回ということで、大丈夫ですか? So, this time, we're going to talk a lot about Yomikiri. Is that okay?
ボー氏
それだけの回かな。 That's it.
藤原ヒロ
それだけの回になるんじゃない? That's it?
時間的に。 For now.
どんな感じでしたか? How was it?
しーさん
めっちゃおもしろかった。 It was really fun.
藤原ヒロ
よかった。嬉しい。 I'm glad. I'm happy.
しーさん
エマがすごいよかった。エマじゃないよ。リオがすごいよかった。 Ema was really good. Not Ema, but Rio was really good.
リオがすごい好きでした。 I really liked Rio.
藤原ヒロ
本当に。嬉しい。よかった。 Really? I'm glad. I'm happy. I'm glad.
この間の笑いあんなの回で、あれめっちゃおもしろかったんですけど。 In the laughing Anna episode the other day, that was really fun.
ボー氏
割と長かったですね。 It was quite long, wasn't it?
しーさん
すごいおもしろかった。 It was really fun.
あんな編集の人と一緒に話す機会ってあんまり聞いたことなかったんで、すごいめっちゃ良い回でした。 I've never had a chance to talk with editors like that before, so it was a really good time.
藤原ヒロ
よかったです。 It was good.
あんまないよね、多分。 I don't think so.
ボー氏
しかも、終わってもない作品についてとか。 And it was about unfinished works.
藤原ヒロ
そうですね。 Yes.
そうですね。ないと思いますね、なかなか。 I don't think so.
しーさん、本当に前日に収録決まったから、声かけることすら諦めてる感じだったんで、残念だったんですけど。 I'm sorry, but I felt like you gave up talking to us because the recording was scheduled the day before.
しーさん
いや、全然。笑いあんながいっぱい喋ってあげるのがすごい楽しかったです。 I had a lot of fun talking with laughing Anna.
熱く、なんか。 It was hot.
藤原ヒロ
笑いあんな結構ね、喋ってくれるんでね。 Laughing Anna talks a lot.
しーさん
すごいおもしろかった。そういうふうに見たがるんや、とか思って。 It was really fun. I was like, wow, that's how they see us.
藤原ヒロ
はいはいはいはいはい。 Yes, yes, yes.
しーさん
私らが素人目線で思っていることと、こんなのなかなか書ける人いないですよ、みたいなこと言ったはずじゃないですか。 We said what we thought from an amateur's point of view, and that no one could write something like this.
藤原ヒロ
ああ、はいはいはい。 Yes, yes, yes.
しーさん
なんか、あ、そうなんやー、みたいな。 I was like, oh, I see.
藤原ヒロ
やっぱすごいんやー、みたいな感じで。 I thought it was amazing.
めっちゃおもしろかった。 It was really fun.
いやー、よかったよかった。 That's great.
03:00
ボー氏
また、全然また違う視点ですもんね。また僕ら読者と作者ともまた違う、編集っていう視点も。 It's a completely different point of view, isn't it? We have a different point of view as readers and writers.
しーさん
そうそうそう。で、結構その、すごい、お酒場のシーンはすごい要望、笑えぬの要望よって書かれたってのも見ちゃう。 Yeah, yeah, yeah. And I saw that the scene at the bar was written with a lot of expectations.
藤原ヒロ
えっ、そんなこと要望できるんや。 I was like, what? You can expect that?
ボー氏
立場上ね。 Yeah, in a position.
藤原ヒロ
そうそうそう。 Yeah, yeah, yeah.
あのシーンがその、笑えぬの刺さるシーン、あれが最高の男像みたいなのもすごい興味深かった。 That scene, the scene where the laughing boy was stabbed, it was really interesting.
ボー氏
カッコイイ男像ね。 He was a cool guy.
藤原ヒロ
すごいですよ。私だから、もう、初っ端からどんな作品を書きたいかっていうのを聞きながらやってるから、全部、言ったら、全部リクエスト、一からリクエストを聞いてるみたいな感じなわけなんですよ。 Yeah, it's amazing. That's why I'm asking for requests from the beginning.
すごい幸せ者ですね、笑えぬの。 I'm so lucky.
でも、私がね、乗っかれないとそれは作品にならないで、乗っかれるテーマをくれたんで、書けたんですけど、本当にその中でも、あれ実は1920年って、禁酒法の時代に入っていくんですよ。 Ah.
なんで、お酒を飲めないっていう世界になってるんですけど、アメリカでは。 Yeah, yeah.
でも、当時、スピークイージーっていう、内緒でお酒を提供するっていうバーが生まれたっていうタイミングなんで、スピークイージーで飲んでるっていう設定なんですよ、あれ。 Oh, I see.
それは本当に、こだわりというか、萌えポイントが明確にあるので、笑えぬときにね。 So, it's really, I mean, I have a clear point of interest, so I can't help but laugh.
だから、すごいネームを書いて提出するときに、一番緊張するわけですよ。 That's why I'm the most nervous when I write a name and submit it.
大丈夫かな、これ。 Is it okay?
しーさん
刺さってるかなって。 Is it stuck?
藤原ヒロ
そうそうそう、刺さってるかな、これで答えられてるかなみたいな感じあって。 Yeah, yeah, is it stuck? Can I answer with this?
そうそうそう、それがね、ちゃんとそのネームを出したときに、本当にあのテンションでもう最高ですねって言ってくれるんで、本当に安心して書けたなっていう感じです。 Yeah, yeah, when I submitted the name, they said it was really great with that tension, so I was really relieved to write it.
しーさん
この間の広川の絵画もすごい私は面白くて、何回読んだ人も読んでない人にもみんな聞いて欲しいなって思いました。 I found the Hironaga painting the other day really interesting, and I wanted everyone to listen to it.
藤原ヒロ
いや本当にね、大事なこといっぱい言ってるんでね、その作品以外のことでもアンケートがいかに大事かみたいな。 Yeah, I really say a lot of important things, so even if it's not about the work, it's about how important the survey is.
しーさん
すごいですね、やっぱりアンケートなんですね、今もずっと変わらず。 It's amazing, it's a survey, it's still the same.
藤原ヒロ
そうなんですよ、だからこう読まれる媒体とかがものすごい変わって、漫画の事情って昔とすごい変わってるのに、 Yeah, that's right, so the media that reads it has changed a lot, and the situation in manga has changed a lot since a long time ago,
やっぱり指標はそこが多分一番明確というか確実なんやろうなという感じですね。 so I think that's probably the most clear indicator.
だって私、アンケート出す人ってほんまに少数の人やと思ってたんですよ。 I mean, I thought the people who put out the survey were really a small number of people.
06:00
藤原ヒロ
いや私もそう思ってますよ。 Yeah, I think so too.
しーさん
そうか、でも大事だよな。 I see, but it's important.
藤原ヒロ
いやそうなんですよね。 Yeah, that's right.
ボー氏
その後ちょっと二人で喋ってて、多分その統計の上積みみたいなのが出てくるんやろうなって言って、アンケートって。 After that, we talked a little bit, and I thought there would be something like a top of the statistics.
みんなが思っていることの一部がちゃんとはっきり現れるみたいな。 Some of what everyone thinks will appear clearly.
藤原ヒロ
なんかこう氷山が、海面が。 Like a mountain surface.
だからその、あんまり改良しないんだろうなっていう感じですね。 So I feel like they don't do much improvement.
アンケートを送る層とサイレントマジョリティというか何もアクションしない人が、どういう作品が好きで、どういう作品を買うかっていう、結果がそんなに変わらないから、そのまんまアンケートを受ける形が。 They don't do much improvement.
しーさん
ちゃんと代弁者になってくれてるわけですね、大多数。 They become a spokesperson.
藤原ヒロ
先端なんでしょうね。 I guess so.
確実に買ってるそうですからね、雑誌を。 They definitely buy magazines.
そっかそっか。 I see.
いやでもなんか、主人公が気に入ってもらえるっていうのが一番安心するというか、一番大事なところなんで。 It's the most reassuring that people like the main character. It's the most important thing.
しーさん
それでその笑え野の会で藤原さんが、この主人公がすごい自分が得意とする主人公像で描きやすかったみたいなこと言ったはずだったのが、すごい伝わってきて。 I remember Fujiwara-san said that the main character was easy to draw because he was good at it.
なんかすごい伝わってきて。 I felt that a lot.
藤原ヒロ
本当に。 Really.
しーさん
リアルやし、生き生きしてるし、この漫画以外にも生きてるような雰囲気が感じられるっていうか。 It's real, it's lively, and it feels like it's alive outside of manga.
嬉しい。 I'm glad.
だから、ほんまになんか、水を得た魚みたいな感じの雰囲気があったんですよ。 It really felt like a fish in water.
楽しく描いてるんやろな、みたいな。 It's fun to draw.
やっぱ、この女性像やな、やっぱり。 That's great.
藤原ヒロ
女性像やな、やっぱりっていう。 I thought it was a female portrait.
しーさん
藤原さんはこれやなって、藤原さんのヒロインやなってめっちゃ思いました。 I thought Fujiwara-san was a heroine.
藤原ヒロ
そっかそっか。すごいですね。 I see. That's great.
だいたいこれ、感想としては、めちゃくちゃ強気でパワフルっていう性格としてみんなに受け取ってもらってるけど。 I got a lot of feedback that he was very strong and powerful.
なんか、大元それなんですかね、私ね。 I guess that's what I'm like.
しーさん
美咲もそうですよね。 I'm like Misaki.
藤原ヒロ
それでも、美咲と違う感じで描けたんやったら。 I think I was able to draw her in a different way than Misaki.
ボー氏
キャラクターとして。 I see.
僕ちょっと今、読み返してというより、一番最初の決定的な瞬間みたいなのがあって。 I'm going to read it back to you. There was a decisive moment at the beginning.
これ、ネタバレがバンバンしますけど。 I'm going to give you a lot of spoilers.
オーディションを受けるじゃないですか、最初に。 We had an audition at the beginning.
ジャック・モレノがどんどん来ていくじゃないですか、次、次行っていって。 Jack Moreno keeps coming to us, one after another.
リオ・ルーベンスが来た時もすぐ、「はい、次。」って言われるじゃないですか。 When Rio Rubens came to us, he said, one after another.
その後に食い下がるじゃないですか、リオは。 And after that, Rio eats him up.
食い下がった時に、結構、ジャック、めっちゃ酷いことするんですよね。 When she eats him up, Jack does something really terrible.
みんなの前に連れてきて、こんな凡庸な容姿の女はいらないって。 He brings her in front of everyone and says,
これ、めっちゃ酷いじゃないですか。人としてというか、男として。 like, this is really terrible. As a person, as a man.
09:02
ボー氏
学校とかで先生が吊るし上げするみたいな、そういう酷さがあるじゃないですか。 It's like a teacher hanging you up at school or something.
ここで、普通のヒロインって言ったらおかしいけど、 Here, it's weird to say a normal heroine, but
少女漫画的なヒロインの一派があるとしたら、 I think there are people who get really hurt
めっちゃ傷つく派がいると思うんですよね、落ち込んで。 when there's a single girl manga heroine.
こんな人、すごい嫌いみたいなとか、すごい落ち込むとか、泣くとか、 I think there's one pattern
そういうのがパターンとして一つあると思うんですけど、 which is that they get really depressed, hate her, and cry.
ここで怒るっていうね。 They get angry here.
藤原ヒロ
しかも一秒の間もないんですよね、怒るまで。 They don't even have a second to get angry.
しーさん
グッとかないんですよね。 They don't even grunt.
ボー氏
傷つく様子一切ないですよね。これ特徴的ですよね。 They don't look like they're getting hurt at all. That's their characteristic.
藤原ヒロ
ここで負けて止まるか、みたいなのないんですよね。 They don't look like they're going to lose and stop here.
何やと会うぐらいの。 They don't even look like they're going to lose.
このキャラがね、すごい気持ちがいいんですよね、なんか見てて。 This character is really nice to look at.
負けてないんですよね、全然。 She's not losing at all.
書いてて気持ちいいですもん。 It feels good to write.
ボー氏
これがすごい、このヒロインの路線の決定的な瞬間やったなと思って。 This was a decisive moment for this heroine's route.
確かに確かに。 That's true.
凹たれないどころか、怒るっていうね。 It's not just that she can't get down, but she gets angry.
すごいそこから言いまかすっていう、相手に対して。 She's just going to leave it to the other person.
藤原ヒロ
全部力技やしな。 It's all a power move.
しーさん
めっちゃ体力あるっていうのもすごい好きですね。 I really like that she has a lot of stamina.
藤原ヒロ
体力がすごいっていうの。 She has a lot of stamina.
これでも、この体力がすごいっていうのを思いついた時にも、これしかないなって思いました。 When I realized that she has a lot of stamina, this was the only thing I could think of.
全部フィジカルでいくぞっていう感じで。 I'm going to do everything physically.
この時代、本当にフィジカルの強さって結構大事な俳優の要素みたいな感じだったんで。 But in this era, physical strength was a pretty important element of an actor.
そうなんや。 I see.
やっぱり今って無理させないじゃないですか。やっぱり人権が大事なんで。 You can't push yourself too hard now, right? After all, human rights are important.
でも、昔ってめちゃくちゃ無茶な撮影いっぱいしてるんですよ。 I used to shoot a lot of crazy stuff.
なんで、スタントとかも、女性がスタントすることすごい多かったんですけど、昔のサイレント撮影の方が。 I used to get a lot of stunts from women.
それもね、結構、普通に怪我せえへん?これ?みたいな感じのことをしてあるんですよ。 I used to do things like, you know, you're not going to get hurt, are you?
うわー、なんか安全装置もね、今より絶対ちゃっちーやろし。 Wow, there's definitely less safety equipment than there is now.
そう、もう、なんかね、どの女優さんも結構、女優っていうよりかはやっぱスタントですかね、女性スタントは結構身体張ってるなって思うシーンが、まあまああるんですね、そのサイレント期映画を見てると。 Yeah, I mean, not just actresses, but stunts as well. There are a lot of scenes where I feel like women's stunts are pretty hard.
なんで、それを見てるとすごい自然に思いつきました。 So, when I was watching it, I thought to myself,
体力めっちゃないとこれ無理やな、みたいな感じで。 I was like, I can't do this without a lot of physical strength.
長回しとかもあったんかな?長回しもあるあるある。 I wonder if there were long turns as well. Yeah, there were long turns.
ボー氏
演技を通しでやる体力とか、そういうのもあるかもしれない。 Maybe it's like the physical strength you get from acting.
藤原ヒロ
あとフィルムのね、価値とかもやっぱり当時の方が貴重になる。 Yeah, and the value of the film was definitely more valuable at the time.
12:02
藤原ヒロ
高いし。 Yeah, it was expensive.
しーさん
そうなんですよ。なんでね、フィジカル大事なんでね。 気合でなんとか。 Yeah, that's right. That's why physical strength is important. You have to do something with your spirit.
もういいですよね、ほんとに。 It's really good, isn't it?
なんか普通にブハッて笑えました。 I just laughed out loud.
藤原ヒロ
あ、ほんとに? Oh, really?
しーさん
よかった。 That's great.
ジャックもカナエで言ったはたみたいに、完璧な大人の男じゃなくて、ちょっと未熟に描いてるって言ったはたじゃないですか。 You said that Jack is not a perfect adult man, but a little immature.
藤原ヒロ
なんかその、まだ完成されてない感じがすごいかっこいいっていうか色気がある。 He has a very cool and sexy feeling that hasn't been completed yet.
しーさん
よかった。 That's great.
藤原ヒロ
私はこの前髪がめっちゃ好きです。 I love this bangs.
ピンポイント。 Pinpoint.
ビジュアル。 Visual.
しーさん
このセットの南のうねりがめっちゃ好きですね。 I like the southern part of this set.
ボー氏
ヴァンパイアのあれかな。 Vampire?
藤原ヒロ
そうそう。 I think so.
しーさん
普段もそうやったかな。 I think so.
藤原ヒロ
普段もね、セットは基本、ちゃんとした人。 I think people usually do the set properly.
しーさん
ポマード出来なんでちゃんとしてるんやろうなみたいな感じが。 I think people do the set properly because it's made of pomade.
藤原ヒロ
もうなんか色々見てると当時の人だいたいこんなんみたいな感じですよね。 I think people at that time were like this.
しーさん
素敵ですね、これ。 That's great.
藤原ヒロ
嬉しい。よかった。 I'm glad.
結構ね、なんか少女漫画のヒーローって前髪アップしてんの、ちょっと難しいとこあるんですよ。 It's kind of hard for a girl manga hero to have her bangs up.
しーさん
あ、そうなんですね。 I see.
藤原ヒロ
やっぱりなんかこう、前髪サラッと、なんか目にかかるみたいなのが。 After all, bangs are easy to notice.
しーさん
確かに。他の今、ページをペラッとめくったら、みんなサラッとしてる。 Oh, yeah. If you look at the other pages, they're all easy to notice.
藤原ヒロ
そうでしょ。 Right?
しーさん
ほんまや。 Yeah.
藤原ヒロ
そうなんですよ。普通は、やっぱり前髪がないとちょっと描きづらいというか、イケメンに描きづらいみたいな、少女漫画風のイケメン。 That's right. Normally, if you don't have bangs, it's a little hard to draw, or rather, it's hard to draw a handsome guy, like a girl manga style.
ボー氏
時代とかは関係なく、今の漫画やからとかじゃなくて。 It doesn't have anything to do with the era. It's not because it's a current manga.
藤原ヒロ
少女漫画を好きで絵を描き始めるじゃないですか、そしたらだいたい男性ヒーロー、イケメンを描くときって、前髪あるイケメンを描くのがやっぱり多いんですよね。 When you start drawing a girl manga because you like it, you usually draw a handsome guy with bangs.
しーさん
ほんまや。みんなサラサラやわ。 Oh, yeah. They're all the same.
藤原ヒロ
ちょっとあれやね。目を透かすぐらいの長い髪やからね。 It's a little, you know, long enough to see through your eyes.
長い方がイケメンに描きやすいんですけど。 It's easier to draw a handsome guy with long bangs.
しーさん
おでこが見えてるのって、フェチの人は全然そういうヒーローを描いたりはするんですけど、やっぱりちょっと難しい、おでこを上げた状態でイケメンに描くの、ちょっと難しいところはあるんですよ。 It's a little difficult to draw a handsome guy with your forehead up.
藤原ヒロ
渋くなりすぎるというかね。 I see.
しーさん
少女漫画らしくないヒーローになっちゃうみたいなところはある気がする。 I feel like I'm becoming a hero that's not like a girl manga.
藤原ヒロ
ゴシップガールのチャック・バスとかもこういうカッチってした髪型じゃないですか、あとクエア・アイのタイム・フランスって、あの二人私すごい好きで、私こういう髪型が好きなのかもしれへんって、サイリーさんは。 I think I really like those two from Queer Eye's Time & France. I think I like this kind of hairstyle.
15:13
藤原ヒロ
そうな気がするし。 I think so.
服装にも合ってるんですよね、たぶん。 I think it goes well with your outfit.
タンにしてもそうやけど。 I think so.
着崩さない感じが好きですよね、たぶん。 I think I like the way it doesn't fall apart.
この襟足もすごいピッてしてるのとか、ジャックの。 I really like the way Jack's elbows are pointed.
しーさん
めっちゃ好きです。 I really like it.
藤原ヒロ
襟足のショットめっちゃ好きです。 I really like the shot of his elbows.
ボー氏
そんなあったっけ? There was such a thing?
しーさん
襟足のショットがあったんですか? There was a shot of his elbows?
ボー氏
これね、121ページです。 This is page 121.
前の方の。 The one before that.
藤原ヒロ
前ののどれやろ。 Which one is it?
ほんまや。ピンポイントや。 It's true. It's a pinpoint.
ボー氏
すごいな、そんな。 That's amazing.
見てるけど注目はしてなかった。 I was watching, but I wasn't paying attention.
しーさん
私も帽子が言ってたシーン全然思ってへんかったから、めっちゃおもしろかった。 I also thought the hat scene was funny.
街中駆け去るシーン。 Running through the city.
藤原ヒロ
走っていくとこも。 Running around.
あのなんか、道路が両脇に建物がある道路がいいし。 I like the road with buildings on both sides.
ステーストーリーに関係あるっちゃあるけど、そこ見る人少ないよなって思ってた。 It's related to the story, but I didn't think many people would watch it.
しーさん
じゃあもう一個私の好きなコマ絵言っていいですか。 Can I say one more favorite scene of mine?
藤原ヒロ
あそこのね、化粧が濃いとこもめっちゃ好きなんですけど。 I really like the part where the makeup is thick.
ただのギャグシーンになってるやつ。 It's just a gag scene.
238ページの、じゃあ早速撮影していきましょうっていうシーンがめっちゃ好き。 I really like the scene where it says, let's shoot it right away.
後ろ姿。 The back view.
しーさん
どういうテンション? What kind of tension?
そう、このテンションがね、最高ですよね。 Yeah, this tension is awesome.
藤原ヒロ
すごい、何にも狙ってないここ。 Wow, I'm not aiming for anything here.
ボー氏
この手の、手と音符で表現する感じですか。 You're expressing it with your hands and notes.
しーさん
そう、この角度といい。 Yeah, this angle is good.
その前のセリフ、その直前のセリフが結構、めっちゃ重要なセリフじゃないですか。 The line before that is a very important line, isn't it?
で、ジャックがあっ!ってなってて、でも本人は全然そんなこと気にしてません、みたいな。 And Jack is like, oh, but he doesn't care about that at all.
藤原ヒロ
ルンルンルンっていう、めっちゃかわいいの。 It's so cute.
嬉しい、嬉しいけど、本当に何にも狙ってないな、私。 I'm happy, but I'm really not aiming for anything.
ボー氏
自然に描いたとこやけど。 I just drew it naturally.
作風を一貫して、流れがちゃんと統一されてるって感じだよね。 I feel like the flow is properly unified throughout the work.
藤原ヒロ
浮き沈みというか、イメージが。 It's like a downpour.
今回、すごい自分が呼んでくださいって言って、いろんな人に呼んでもらって、感想をもらっているから、よくわかるけど、 I know this because I've had a lot of people call me and give me feedback,
狙ったところをそのまま受け取って、いいって言ってくれる人もいるけど、 but there are people who accept what I'm aiming for,
こんなにも狙ってないところに、いいって言ってくれる人いたんやって、すごいハッキリする。 but I'm surprised that there are people who say that I'm good at something I'm not aiming for.
ボー氏
そこがメインって言ってるわけじゃないけど、好きなコマの一つみたいな。 It's not the main thing, but it's one of my favorite pieces.
18:01
藤原ヒロ
本当に人それぞれやなって思って。 It's really different for everyone.
しーさん
面白いですね。 That's interesting.
藤原ヒロ
ねえ、そこなんやって思いますもん、やっぱ。 I think that's the main thing.
帽子なんかありますか? Do you have a hat?
ボー氏
もういいですか? Is that all?
藤原ヒロ
いろんなターンがあると思うんで、中古ハグに喋ってしまうと。 I think there are a lot of turns, so if you talk in Chinese...
しーさん
全然、中古ハグに喋ってました。 I didn't talk in Chinese at all.
藤原ヒロ
今は好きなシーンみたいな感じですかね、話題としては。 It's like a favorite scene now, isn't it?
ボー氏
僕は妄想続編シリーズがあるんで。 I have a series of delusions.
藤原ヒロ
帽子めちゃくちゃね、いろいろ妄想してくれてるんですよ、今。 You're having a lot of delusions right now.
ボー氏
この読み切りを読んだら、今後の展開とかを予想するみたいな、そういうのがあったりとか。 When you finish reading this, you can predict the future.
あと、僕は単純にこの一番最初の方で、ジャックが監督、脚本もやってるのかな、監督をやるっていう話になってるじゃないですか。 At the very beginning, Jack is the director of the script, right?
で、その前作ですごい傷ついたというか。 He got hurt in the previous work.
嫌な役させられたみたいな。 He was made to play a bad role.
そのシーンが見たい。 I want to see that scene.
藤原ヒロ
ジャックがなんで自分で作ろうと思ったのかとか、苦悩するジャック。 Why did Jack want to make it by himself? Jack is suffering.
ボー氏
評判がいいのに、評価されてるのに、自分は納得いってなくて。 He has a good reputation, but he doesn't agree with it.
本間はこういうのが作りたいんだって、切り替わるシーンみたいなのが見たい。 I want to see a scene where he changes his mind.
前日誕ですね。 I want to see the day before that.
この作品の前日誕がよみたいと思ってる。 I want to see the day before that.
しーさん
苦悩が似合いますもんね。苦悩が似合いそうやし。 He looks like he's suffering. He looks like he's suffering.
藤原ヒロ
そういうのも見たい見たい。 I want to see that.
ボー氏
役者だったら役者やってたらいいのに、なんで納得できないのかとか、人からどう見られて落ち込んでるのかとか。 If he was an actor, he should have been an actor, but why can't he accept it? How does he look at people and feel down?
藤原ヒロ
だって評判はいいのに、それでは納得できてないってわけですよね。 He has a good reputation, but he doesn't agree with it.
苦悩が似合うのは完全に笑えあんぬの理想の曲ですね。 The song that suits Kuno is the ideal song of Warayannu.
ボー氏
最高ですね、笑えあんぬ。 It's the best, Warayannu.
藤原ヒロ
役者兼監督みたいな人は割といたのかな?たまにいたくらいのかな? Was there a person like a director and an actor?
しーさん
ハリウッド創世紀は基本やっぱチャプリンとかもそうなんですけど、自分が演じる人ほどどんどん監督になったり、会社として映画を制作する側になったりとかはしてたみたいですね。 I think it was the same with Chaplin, but the more actors I played, the more I became a director and the more I was on the movie production side as a company.
藤原ヒロ
だからモデルケースというか、そういうのは全然あるんだね、実際。 So it's like a model case.
めちゃくちゃあるし、あとは当時は今みたいに台本みたいな感じで脚本が明確にあるわけではない時代だったりもします。 It was a time when the script was not as clear as it is now.
全部が全部そうではないと思うけど、本当に監督がカメラを回しながら、この狂騒サイレントでもそういう感じでやってるんですけど、 I don't think everything was like that, but the director was really turning the camera around.
21:05
藤原ヒロ
監督のその時の思いつきで、わーって喋っていって、役者に次こうして、みたいな感じのカメラを回しながら指示するみたいなところも、それも撮影方法としてはまだあったような時代ですね。 It was a time when the director spoke at will at that time, and the actor was told to do this next.
ボー氏
まあ、セリフがあれやもんね。字幕やもんね。 Well, there are lines. It's subtitles.
藤原ヒロ
字幕もほとんどないんですよね、サイレントの。本当に要所要所の言葉しか間に挟まないから、ずっと無音なので、役者が口をパクパクさせてるっていう状態が続くみたいな感じやから、 To be honest, I don't care what I'm talking about.
全然、役とは関係ないことを喋っててもいいぐらい、サイレントキーって撮影現場っていうのが、どうとでもできる時代というか、音が入らない分。 It's a time when you can do anything with a silent key, so you don't have to talk.
映像がメインやっぱり、セリフはないから。 That's right. Because there are no lines.
劇場ではAだけが映し出されて、その手前に楽器があって、リアルタイムで演奏されるとか、それぐらいの感じなので、想像力に任せられるみたいな感じですかね、見る側の、何喋ってんだよみたいな。 In the theater, only the A is shown, and there is an instrument in front of it, and it is played in real time, so you can rely on your imagination.
なんかこの、リオのハリウッドに出てくる状況物語みたいなもんみたいですね、いなかった時の。 It's like a situation story that appears in Rio's Hollywood.
そうですね、その辺もね、書こうと思ったら何本でもね、広げられる。 That's right. If you want to write about it, you can expand it as many as you want.
しーさん
そう、何本でも書けそうな感じなのだろうなって、すごい思いました。 I thought it would be something I could write as many as I wanted.
藤原ヒロ
いやー、よかった。 That's great.
しーさん
どんどん膨らんでいそうな、みたいです。 It seems to be expanding more and more.
藤原ヒロ
いやー、嬉しい。それぐらい本当、キャラクターに多分リアリティーが持ててるっていうことなのかなって思えるんで、嬉しいですね。 Yeah, I'm happy. I think that's how popular the reality is with the characters, so I'm happy.
すごい、すごいなーって。 That's great.
よかったー、いやー、嬉しいです、本当。 That's great. I'm really happy.
あれこそね、映画に結構関わる仕事もしてるようなしーさんじゃないですか、よく見てるし。 You're the kind of person who does a lot of work related to movies, aren't you? I've seen you a lot.
しーさん
いやー、全然サイレント映画とか見たことないんですけど。 I've never seen a silent movie at all.
藤原ヒロ
まあ、そっかそっか。 I see.
しーさん
でも、全員がこれ、外国人じゃないですか、出てくる人。 But aren't they all foreigners?
藤原ヒロ
やっぱりその、後ろにいるホブの人とかも、ちゃんと欧米人の体型や、って思ってました。 I also thought that the person in the back, the Hob, was a proper Western person.
そうそう、この時代、やっぱファッションとかもね、違うし、体の形とかそういうのも、女の人とか特に余計にそれ、体のライン出る時代なんで。 In this era, the fashion is different, and the shape of the body is different. Especially for women, it's a time when the body line comes out.
そこら辺はね、なんかちょっとフラッパーファッションが出始める頃みたいな感じなんで。 It's around the time when flapper fashion started to come out.
しーさん
へー、フラッパーってどんなんですか? What is a flapper?
24:02
藤原ヒロ
女性が自由になっていき始めた時代なんですよ。 It's a time when women started to be free.
コルセットとかそういう時代を経て、体を締め付けないファッションですかね。 It's a fashion that doesn't tighten the body through corsets.
真逆の方向に行って、すごいラフな少年みたいな髪のスタイルもショートカットが流行り始めるみたいな感じ。 It goes in the opposite direction, and it's like a boy's hair style.
それまでは、やっぱり女の人は女の人らしい、コルセットで腰を締めて、ボリュームのあるスカートを履いて、みたいな。 Until then, it was a woman's woman's corset with a tight waist and a voluminous skirt.
そういう感じだったんですけど、フラッパーが流行り始めると、女性たちがもっと自由な動き回れるような格好になっていくみたいな。 It was like that, but when flappers started to be popular, women were more free to move around.
ボー氏
なので、体のラインがすごい出てるし、あんまり胸を大きく見せようとかそういうのもないから、どちらかというと、腰周りが大きい感じのシルエットになるんですよ。 So, the body line is very prominent, and there is no need to show your chest too big, so it's more like a silhouette with a big waist.
藤原ヒロ
なんで、余計に欧米人体型が出るファッションっていう感じですね、モブの人とかも。 Why is it a fashion that shows too much of a Western body shape? I see.
ボー氏
僕は、ちょっとまた今後の展開を話していいですかね。 I'm still talking about the future.
しーさん
妄想について話してください。 Please talk about delusions.
ボー氏
読んでて思うのが、ジャックは言い寄られることは多いけど、そんなに恋愛に慣れてないんじゃないかっていう感じがないですか。 I think Jack is often said, but I don't think he's so used to being in love.
しーさん
なるほど、なるほど、なるほど。 I see, I see.
藤原ヒロ
だから、ちょっとうんざりしてるぐらいの感じ。 So, he's a little tired of it.
ボー氏
自分からそんなに人を好きになるとか、あとモーションかけるみたいなのは、あんまりやらないタイプのキャラじゃないですか。 He's the type of character who doesn't like people that much.
この雰囲気というか、イメージとか。 This atmosphere, this image.
藤原ヒロ
リオにちょっと惹かれていくと、意外とタドタドしいかもしれないとか。 If he's attracted to Rio, he might be a tado-tado.
確かに、ちょっともうタジェットしてますもんね。 That's true. He's a little bit of a tadget.
ボー氏
なんかこう、スマートに駆読とかっていうのが、見た目のイメージとかは全然できそうやし、役とかではできそうやけど、本心で実際そういうのってあんまりやらなそうなイメージ。 He seems to be able to read people's minds, but he doesn't seem to do that in real life.
藤原ヒロ
ちょっと真面目らしい、しかも。 He's a little serious, too.
ボー氏
反対に、リオの方は、意外とこう、一番最初の方で店長に、オーディション行ってこいよみたいな感じで言われて。 On the other hand, Rio was the first one to ask the manager to go to the audition.
しーさん
軽く、軽々しくこう、ありがとう、愛してるとか言うんですよね。 He said, thank you, I love you.
ボー氏
こういうの、結構平気で言う。 This is pretty normal.
しーさん
この辺って多分、ミサキとかと全然違うんですよね。 This is probably completely different from Misaki.
ボー氏
その男の人に対して、これ、欧米っていう舞台やから、割とそんなフランクかもしれないけど、平気で愛してるとかっていうのを言える。 For men, this is a stage called Obe, so it might be quite frank, but you can say, I love you.
藤原ヒロ
そういうのに、リオに惹かれていくと、結構ドギマギしていくんじゃないか、ジャックが。 If you get attracted to Rio like that, Jack is going to be pretty nervous.
27:06
ボー氏
だからそういう展開が先に見えるっていうのはね。 That kind of development can be seen first.
藤原ヒロ
すごいね、こうやってね、いろんなことを予想して言ってくれるんですよね。 Wow, you're predicting a lot of things like this.
確かに、ジャックの方が先に好きになっちゃう可能性はありますね。 It's true that Jack might like it first.
しーさん
むしろ、リオがどっちなのか分からんみたいなね、温真は。 On the contrary, Rio doesn't know which one it is.
ボー氏
口では言うけど。 He says it out loud, but...
藤原ヒロ
本当に私作者として何も言ってないですから。 I'm not saying anything as a writer.
勝手に読者として想像しているっていう。 I'm just imagining it as a reader.
ボー氏
イメージで。 With an image.
膨らんでいくじゃないですか、そういうのが。 It's going to swell up, isn't it?
しーさん
そうですね、膨らみますね。 That's right, it's going to swell up.
でも、ほんまにリオはまだジャックのことをライバルとは思ってるぐらいだから。 But Rio still thinks of Jack as a rival.
リオは意外とね。 Rio is surprisingly...
ボー氏
男として見てないぐらい。 He doesn't see it as a man.
藤原ヒロ
そう、全然見てない。 Yeah, he doesn't see it at all.
今、リスの声日記のほうで毎日更新っていうのをしてて。 I'm updating my voice diary every day now.
発売前とかもカウントダウン的な感じで毎日いろいろアップしてたんですけど。 I was updating it every day like a countdown before it was released.
発売日以降は、Xとかお便りフォームとか声日記とかで After the release date, I read out letters from people who gave their impressions on my voice diary.
感想を言ってもらった人のお便りを紹介し、読み上げながらお礼を言うっていうやつをやってるんですよ。 I read them out and thank them.
いいですね。 That's great.
発売日、今日で4日目なんかな。 I think it's the 4th day of the release date.
昨日の3日目の声日記で、一緒に、私一人で基本声日記は喋ってるんですけど、 Yesterday, on the 3rd day of the voice diary, I'm basically talking to myself in my voice diary.
たまに、帽子が着てくれるみたいな感じで喋ってて。 I'm talking to myself as if I'm wearing a hat once in a while.
昨日の声日記、一緒に撮ってくれたんですけど、 Yesterday, I took a voice diary with you,
すごいそこでもね、ここはこうなんじゃないかとか、 and you said a lot of things like,
これ今後の展開考えるとしたらこうなんじゃないかみたいな、すごいね、いろいろ言ってくれてるんですよ。 like, this is how it's going to be, and this is how it's going to be in the future.
すごいですよ。 It's amazing.
私より完全にね、世界が、今、脳内が膨らんでるみたいな感じになってる。 It's like the world is completely expanding in my brain now.
ボー氏
それは、一つの可能性としてみたいな感じで。 It's like one possibility.
藤原ヒロ
なんでね、今、延々と喋ってくれるんですよ、ほっといたら。 That's why you're talking to me forever now, if I leave it alone.
しーさん
でも、妄想が広がる感じはすごいわかりますね。 But I can see that your delusions are spreading a lot.
本当ですか。 Really?
私の中でも結構ちょっと、今後こんな感じちゃうかなみたいな、すごい考えちゃう感じがあります。 I think I'm going to feel like this in the future.
藤原ヒロ
どういう感じで考えちゃいます? What do you think?
しーさん
やっぱり、二人は恋してほしいけど、でもそんな絶対、すぐにはうまくいかんといてほしいし。 I want them to fall in love, but I don't want it to work out right away.
ちょうどいい感じで、映画撮ったり、相棒みたいな感じで、ハリウッドで名を上げていくみたいなのも見たいし。 I want to see them make a name for themselves in Hollywood like a movie or a partner.
30:04
しーさん
他のね、やっぱりライバル的な出現も見たい。 I also want to see other rivals.
藤原ヒロ
男女どっちですか?ライバル。 Who are your rivals?
しーさん
リオのことが好きな誰か。 Someone who likes Rio.
ボー氏
男性のっていう。 Someone who likes men.
藤原ヒロ
そうなると、やっぱ今回の撮影がすごいシーンを撮ってるから、このシーン、うちでもやってほしいみたいなね。 If that's the case, this shoot is taking a lot of scenes, so I want them to do this scene.
しーさん
こんな演技できるんやったら。 If they can act like this.
藤原ヒロ
キャラスタントまでできる女優うちにも出て、いいですね。 I want to be an actress who can act as a cast member.
ボー氏
監督が言うパターンもあるし、俳優が一緒にやりたいって言うパターンも全然あると思うんですよね。 I think there's a pattern that the director says, and there's a pattern that the actors want to do it together.
藤原ヒロ
ラブシーンとか撮っちゃって。 I want to shoot a love scene.
でもなんか、ジャックとの方がしっくりいくみたいな。 But I want to do it well with Jack.
物足りないみたいな。 It's not enough.
しーさん
それもなんか、映画的なのか、人間としてどうなのかとか、恋愛的なのかっていうのもいろんな見方ができますもんね。 I can see if it's like a movie, what it's like as a human being, or if it's romantic.
しっくりいかない一つでも。 Even if it doesn't go well.
藤原ヒロ
やっぱりこのジャックの映画に対する思いと、リオのこの思いがワーってなっていく様子が見たいですね。 I want to see Jack's feelings for the movie and Rio's feelings going like this.
そこが期待してほしいところですしね。やっぱり二人のそのジレッタイ感じみたいな。 That's what I want you to look forward to. It's like the two of them are in love.
もしくは他の映画の撮影の現場で、なんかもっとすごい活躍をして、それを見てるジャックとかね。 Or maybe Jack is watching other movies at the set.
しーさん
客席で? At the audience?
ボー氏
客席やったりとか、そういう、なんか実際にフィルムを見てとか。 At the audience, or actually watching a movie.
しーさん
それは飲めますね、酒が。 I can drink that.
藤原ヒロ
モヤモヤして。 I'm getting dizzy.
でも、リオからすれば、いや、私はここでこんなことをやって、これを持ち帰ってもっとジャックとこんな作品を作りたいって、持って帰ってくると思う。 But from Rio's point of view, no, I'm going to do something like this here, take this home, and make more works with Jack.
すごいですね。 That's great.
いいですね、帽子。 That's a good idea.
ボー氏
落ち込んでたジャックは、他でこんなことできるやん、自分はいらないんじゃないかとか、自分の映画よりいいのができてるって落ち込んでたジャックが、違う感じで帰ってくる、リオに受け入れられるみたいな。 Jack, who was depressed, thought, I can do this, I don't need this, I can do something better than my own movie. Jack, who was depressed, came back with a different feeling.
藤原ヒロ
すごくないですか、本当に。 Isn't it amazing? Really.
しーさん
すごい。すごいですね。 That's great.
藤原ヒロ
すごいんですよ。何本も、本当にね、すごい短いスパンで、ずっと二次創作を聴いてる気分になるんですよ。 It's amazing. I feel like I've been listening to two works in a really short span.
しーさん
すごいですよね。 It's amazing.
藤原ヒロ
二次創作。 Two works.
33:00
藤原ヒロ
一つの読み切りから世界をめっちゃバーって広げて、いろんな展開を勝手に考えてくれるみたいな、同人誌ってそうじゃないですか。 From one reading, it spreads the world wide and thinks of various developments on its own. Isn't it the same with the Dojinshi?
しーさん
すごい。すごいな。 That's amazing.
ボー氏
それは多分だいぶね、先の展開なんですよね。 That's probably a pretty early development.
もっと近い展開で言うと、やっぱりこのジャックからの無茶ぶりを乗り越えるリオっていうのは、まだもうちょっと何回かやってほしいんですよ。 I'd like you to do it a few more times.
しーさん
もうちょっといけますね、それは確かに。 I can do it a few more times.
いろんなパターンを。 Various patterns.
かなりいけますよ、リオは。 I can do it a lot, Rio.
ボー氏
いやいや、本当にね。この体力。 Yeah, really. And also,
藤原ヒロ
ジャックがまた困難にぶち当たったときに、リオがこう言ってたから、これはこうして解決できるんじゃないかって、ジャックが勝手にひらめいて、リオのおかげみたいな、そういう展開も何個かできると思う。 I think I can do it a few times when Jack is having a hard time.
あの子ならこうするみたいな。 If it's that girl, I'll do this.
すごい、ほんとすごいなって思う。すごい具体的やからな。 That's amazing. It's so concrete.
今のはまあ、なんとなくやけど。 That one was so-so.
ボー氏
さらさらさらさら出てくるからな。 It comes out smoothly.
何個か見たい?まだ、そのパターンで。 Do you want to see a few more patterns?
しーさん
どっちもがどっちもの期待を予想を裏切るぐらいの掛け合いをやってほしいなって。 I want both of them to have a relationship that betrays both expectations and expectations.
そうですね、リオ側からしても、このリオのペースがちょっと乱されることがあってほしいですね。 I want this pace of Rio to be a little disturbed.
この勢いとガーって突っ走る感じが、あれって、私これでいいのかしら。 I don't know if I'm okay with this momentum and this rush.
でも、リオはなかなかそういうの思わなさそうですもんね。 But Rio doesn't seem to think so.
ボー氏
彼女を見てグルグルってなることもなさそうやし、よっぽどですよ。 She doesn't look like she's going to growl at her girlfriend.
僕が昨日、声日記で言ってたのは、ジャックの演技を見て、リオはやっぱりすごい、ジャックすごいみたいな。 What I said in the voice diary yesterday was that when I saw Jack's acting, Rio was amazing, Jack was amazing.
そういう展開があっても面白い。 That kind of development is interesting.
しーさん
それで、自分は女優としてもっと頑張っていく、刺激になるぐらいの。 That's what motivates me to work harder as an actress.
それで、余計に絶対に恋しないって。 So, you don't have to fall in love.
なるほどね。 I see.
ボー氏
仕事にすごい真剣になったりとか、同じ仕事じゃないですか。 You get serious about your job. It's the same job, isn't it?
で、そこですごい燃え上がると、恋愛モードにならないっていうのもあるかもしれないですかね。 So, if you get fired up there, you might not be able to fall in love.
しーさん
だから逆にそのリオの、ジャックの声がたきとして現れるのは、田舎から、田舎に置いてきたなんか、リオの幼馴染み的な、父親の農場を継いでますみたいな。 So, on the contrary, what appears as the voice of Jack is like a childhood friend of Rio who was left in the country. Like a father's farm.
藤原ヒロ
はいはいはいはいはい。 Yes, yes, yes, yes, yes.
しーさん
そういうのはね。 It's like that.
ボー氏
全然違う業界の。 It's a completely different industry.
藤原ヒロ
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そうなんですよ。 Yes, it is.
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ボー氏
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36:00
ボー氏
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しーさん
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映画のセリフっぽいこととかも昔の、昔のってこの時代はだからそのセリフはそんなないかもしれんけど、もうちょっと後の映画のアメリカっぽい。 Like the lines in the movies. Like the lines in the movies. Like the lines in the movies.
もうちょっと後の映画のアメリカっぽい。 Like the lines in the movies. Like the lines in the movies.
藤原ヒロ
アメリカっぽい。 Like the lines in the movies.
その辺がたぶんわらやんの的には、大元で言うと宝塚が見たいっていうやつですよね。 I guess that's what you want to see in a comedy.
そういうのを見たくなるような、そういう設定を書いてほしいみたいな感じだったんで。 I see.
しーさん
なるほどね。それがちゃんとそうなってるんですもんね。 I see. That's how it works.
ボー氏
だからその展開として絶対出てくるのが、それは演技なの?みたいな。本心なの? So the thing that always comes up is, is that acting? Is that the real thing?
藤原ヒロ
本心なの?演技なの? It's the real thing? Acting?
まあまあね。ありがちですよね。 Well, it happens.
しーさん
そっかそっか。やっぱね。演技が上手すぎて、ごまかせちゃうとこもあるから。 I see. There are some parts where acting is too good to be true.
藤原ヒロ
演じるというキャラにはもう鉄板のその展開ですよね。 It's a big deal for a character to act.
そう。ジャックはそういうキャラ的に、やっぱり本心を演技でやりたいぐらいの。 Like an actor.
ボー氏
そう。ジャックはそういうキャラ的に、やっぱり本心を演技でやりたいぐらいの。 Like an actor.
藤原ヒロ
隠して。 隠して。 Hiding.
ボー氏
本心を演技やったら言えるみたいな。 本心を演技やったら言えるみたいな。 You can say your true feelings if it's acting.
藤原ヒロ
言えるですね。なんかこう素では言えないけどっていう。 You can say it. You can't say it plainly.
そういうアピールの仕方みたいなのは? Is there a way to appeal like that?
でもありますよね。 I think so.
ボー氏
正確的にやりそうな。 I think so.
正確的にやりそうな。 I think so.
藤原ヒロ
ある気はします。 I think so.
カメラの前だからこそ言えるみたいなね。 You can say it because it's in front of the camera.
なんかこうリオがジャックじゃない相手と恋愛シーンを撮ってみたいって言い出して。 He said he wanted to shoot a love scene with someone who wasn't Jack.
しーさん
なんかちょっと違う自分を見つけてみたいって。 He wanted to find a different self.
39:02
しーさん
で、ジャックが監督して、別の俳優がオーディション。 Then, Jack directed and another actor auditioned.
で、その俳優に決まって、2人のラブシーンをジャックが撮る羽目になる。 Then, Jack decided on the actor, and Jack was in charge of the love scene.
藤原ヒロ
なるほど。 I see.
どういう男性がいいですか、それ。 What kind of man do you want?
どういう男性がいいやろな。 What kind of man do you want?
ボー氏
それはやっぱりほら、リオにぴったりって思うような、ちょっと似たような感じの、濃天気な明るい男優。 It's a bright, bright guy who looks like Rio.
ジャックと正反対で、そっちのほうが、ジャック自身がもやもやする。 He's the opposite of Jack. So, Jack is hesitating.
藤原ヒロ
この子のほうが、この人のほうがこの子に合ってるんじゃないかみたいに。 He's like, this person is more suitable for this person.
ボー氏
その自然な演技が2人がやってる。 He's acting naturally.
藤原ヒロ
2人が息ぴったりで演技し始めて。 They started acting perfectly.
ボー氏
そっちのほうがもやもやするんじゃないですか。 He's hesitating.
藤原ヒロ
陽キャと陽キャって感じですね、じゃあ。 So, it's like a yo-kya and a yo-kya.
しーさん
あ、じゃあラブコメみたいな感じの喜劇を撮って。 So, it's like a love comedy.
藤原ヒロ
なるほど。 I see.
生き生きしてる。 He's alive.
しーさん
ジャックが演技指導するんやけど、ラブシーンに対する演技指導がうまくできひんくて。 Jack is teaching him how to act, but he's not good at teaching him how to act in a love scene.
藤原ヒロ
なるほど。 I see.
リオが逆に、「こうしたほうがいいんじゃないの?」とか言って、チューとかし始めて。 Rio said to me, like, you should do like this.
すごいね。嬉しいですね、ほんとに。 I'm so happy.
書いてもない展開いっぱい考えてくれた。 I've been thinking about a lot of things I haven't written.
嬉しいです、嬉しいです。 I'm so happy.
もう画風のキャラまで出てき始めたからね。 I've started to think about the characters in the play.
しーさん
でもなんか、もう二人が演技とはいえキスしてるじゃないですか。 But the other two are kissing even though it's acting.
こういう少女漫画って結構キスするまで長くないですか? Isn't this kind of girl manga pretty long until you kiss?
ボー氏
引っ張る? Pulling?
しーさん
そんなことないんですかね、最近は。 Isn't that the case recently?
藤原ヒロ
思いが通じ合うキスっていうのはちゃんとじらしますよね、やっぱり。 Kisses that convey each other's feelings are really annoying.
しーさん
時代的にも、設定的にも、ラブシーンとか多くなりそうやし。 It seems that there will be a lot of love scenes in terms of time and setting.
どういう演技じゃない、本心の方でどういう作り方でドキドキさせられるんやろう、みたいな。 I wonder what kind of way to make my heart throb, not acting.
藤原ヒロ
それもたぶん現代物を描くときと感覚違うのかなってちょっとぼんやり思います、自分の中の予想として。 I think it's a little vague, as my own prediction.
ボー氏
これで本当に読み切りでもう一つこうやってキスシーンが入れられるぐらいやったら、結構軽く入れられそうな。 But if you can put another kiss scene in this, it's going to be pretty light.
藤原ヒロ
結構軽く入っちゃうからこそ、特別な時をどうするかみたいな感じ。 It's going to be pretty light, so what do you do at special times?
その切り替えみたいなのがすごいはっきりというか、見たいシーンみたいな感じはすごい頻繁に入れられそうな、読者が見たい。 It's very clear that you want to see that kind of switch. But I feel like I'm going to be put in a lot of scenes that I want to see.
しーさん
そうですね、確かに確かに。 Yeah, that's true.
藤原ヒロ
本当にやりようがなんぼでもある設定とキャラクターになったんでね。 I think it's a character with a lot of settings to do.
42:06
藤原ヒロ
だいぶ柔軟に、ちゃんと狂騒サイレントとして描けるやろうなっていうのは思うんで、だからこそみんなに、そうやってみんなにっていうか、特に坊主ですけど、すごい妄想を楽しんでもらえるのかなって思いますね。 I think it's going to be very flexible, and I think it's going to be able to be drawn as a competitive silent. That's why I'm going to do that for everyone, or especially for the kids. I think it's going to be a lot of fun.
でもこの55ページのスピード感と疾走感っていうか、すごいなって。 I think the speed of this 55 pages is amazing.
みんなそれ言ってくれて本当よかったって思います。 I'm glad everyone told me that.
しーさん
だいたい勢いすごいみたいな、スピード感すごいみたいな感じの感想を結構もらってるんですけど。 I've been getting a lot of feedback that the speed is amazing.
月島くんの最終回でも思ったんですけど、このペース数にこの情報量とこの展開とこの場面設定と全部入れられるってすごいことなんやろうなと思って。 I thought it would be amazing to be able to put all this information, this deployment, and this scene setting in this number of pages.
ボー氏
嬉しい。 I'm glad.
まあまあ長いし、内容もしっかりしてんのに早い。 It's pretty long and the content is solid, but it's fast.
しーさん
時間もちゃんと経過してるのに、すごいだから余計な場面が変わる、時間が変わるところがパッてすごいちゃんとパッて変わるんですよね。 It's been a while, and the time has passed, but it's amazing, so the extra scene changes, the time changes, and it changes so fast.
藤原ヒロ
そうですね。 Yeah.
いや本当にこれはね、最初はやっぱり50ページぐらいでっていう目安で書いてたんで、 I really like this. At first, I wrote it with the goal of about 50 pages,
もうちょっとここを溜めてほしいのになっていう、全部が早すぎると早すぎるでちょっと物足りなくなっちゃうじゃないですか。 but I wanted it to be a little more packed. If it's all too fast, it's too fast and it's not enough.
あまりにあっという間に終わってしまった感じになっちゃってたんで、 5ページちょっと、実質4ページだったと思うんですけど、 I think it was actually 4 pages,
追加で入れてもらったことによって、たぶん、ちゃんと満足できるスピード感みたいな感じになったんかなとは思いつつ、 but I think it's probably because of the addition, I think it's a speed that I can be satisfied with.
スッて読めるってほんとにね、一番目指すところなんですよ。 I think it's really the most important thing to be able to read it smoothly.
そうなんですね。もったいないと思います。 I think so. I think it's a waste.
ボー氏
スッて読めてしまうからな。 I'll read it quickly.
しーさん
スッて読めちゃう。本当に。 I'll read it quickly. Really.
藤原ヒロ
引っかかるっていうのが一番怖いんですよね。 I'm most afraid of getting stuck.
ちょっと読むテンポが読みづらいというセリフ回しとか展開とかがちょっとわかりづらくてつまづくみたいなのが、 The tempo is a little hard to read. It's a little hard to understand the lines and the development.
一箇所もないのが一番目標なんですよ。 It's the most important thing that there's not a single place to stumble.
なんで、もうなんか、あれもう終わりっていうぐらい、 So, it's like, it's already over.
没入感を持って読んでもらえてるって解釈をするので、私は。 I interpret it as having a sense of immersion.
それはね、すごい。しかも、あんまり普段少女漫画を読まない人とかでも、 That's amazing. And even for people who don't usually read girl manga,
そうやってスッて読めるっていうのも、やっぱ老若男女を読んでもらいたいっていう目標があるので、 I want them to read it quickly.
45:04
藤原ヒロ
本当にちょっと安心しました。いろんな人がそうやってスピード感とかすごいみたいな。 I was really relieved that a lot of people had a great sense of speed.
結構、自分にはわからへんかったわ、みたいな。 I didn't understand it myself.
もちろんね、知り合いが書いたって言うて、そんな感想あんまりないと思うんですけど。 Of course, I don't think there's much to say that an acquaintance wrote it.
でも、ちゃんと楽しめました、みたいな感じで言ってもらえることが多いんで、すごい安心しました。 But I was relieved that a lot of people said that they enjoyed it.
しーさん
すごい。だからセリフとかも別に少ないわけじゃないのに、文字数とかも。 It's not like there aren't a lot of lines, but there are a lot of characters.
すごいですよね。 It's amazing.
藤原ヒロ
よかったなって思いつつ、でもなんかその自分が書いたんで、良かった読んでくださいって今呼びかけてるのが、 It's good that I wrote it, but I'm calling for people to read it.
基本やっぱりリッスン会話なんですよね。 It's basically a lesson conversation.
呼びかけてるのがっていうか、それに返事をしてくれる層がその辺なんですけど、掃除って同世代なわけですよ。 I'm calling for people to respond to that, but cleaning is for the same generation.
なんで、自分が一番不安に感じてた、これ若い子刺さるんかなっていうところはまだ答えが出てないっていう。 So, I haven't found an answer to the part where I was most worried about, is this going to affect young people?
どうなんでしょう。 What do you think?
ボー氏
メイン読者層。 What do you think?
しーさん
そう、メイン読者層が。 Yes, the main reader group.
何歳ですか?ララのターゲット層って何歳何歳なんですか? How old is it? How old is the target group for Lala?
藤原ヒロ
これやっぱ女子中高生っていう雑誌ではあると思うんですよ。 I think it's a magazine for middle and high school girls.
しーさん
どうなんでしょうね。 What do you think?
ボー氏
小学生で、ちょっとマセタこうやったら読むぐらいかな。 It's for elementary school kids.
藤原ヒロ
そうですね。身内が読んでたら読むとかも全然ある世代ではあるけど、買って読むってなったら、中高生ぐらいに読んでほしいし、 That's right. It's a magazine for people who want their family to read it, but if you buy it and read it, I think it's for middle and high school kids.
それぐらい若い人が長く読んでほしいっていうのが雑誌的にはあるはずなので。 I think it's a magazine for people who want their family to read it for a long time.
当時、女子中高生時代にララを読んでた人が、今大人になって読み続けてるっていうパターンとか、それを多分目標としてると思うんですよ。 I think it's a magazine for people who read Lala when they were in middle and high school.
全然読んでもらう。 They read it all.
そうそう。でもやっぱり新陳代謝というか、その人たち、その世代だけに刺さるとかじゃなくて、ちゃんとその時代その時代の若い子たちに刺さりたいっていうのは絶対あると思うので。 I think it's a magazine for people who want their family to read it for a long time.
なので、今の女子中高生にこれがどれだけ刺さるのかは、ちょっとまだわかんないんですよね。 So, I don't know how much this will affect the current middle and high school girls.
しーさん
そうか。難しい。もうその感覚がないから。 I see. It's difficult. I don't have that feeling.
藤原ヒロ
そうなんですよ。本当にね。 That's right. Really.
ボー氏
時代がね、新しい時代の感覚はないですからね。 There is no sense of a new era.
藤原ヒロ
そうなんですよ。 That's right.
だから結構その、同世代の人が、あんまり少女漫画読んでなかったけど、全然面白く読めましたっていう声はすごい安心できてるんですけど、今、現時点でね。 So, I'm very relieved that people of the same generation didn't read shoujo manga that much, but they could read it interestingly.
そう、でも本当にね、まだこれは本当に続きが読めるかどうかはわからないっていう状態ではあるので、すごい。 I see.
48:02
藤原ヒロ
なんかね、いっぱい妄想していただいてすごい嬉しいけど、どんだけ書けるかどうかわかんないなっていう。 I'm very happy that so many people are fantasizing, but I don't know how much I can write.
ボー氏
結構ハードル低く書いてるつもりではあるんですけどね。全然サイレントとか興味がなくても。 I think I'm trying to write it with a low hurdle, even if I'm not interested in silence at all.
しーさん
でもわかんないですよね。今の若者の新卒でさえもわかんないですからね、感覚が。 But I don't know. I don't even know the feelings of young people now.
藤原ヒロ
そうですよね。そりゃそうですよ、本当に。 That's right. That's true, really.
しーさん
その辺だから、ちょっと、やっぱ、笑やんぬは世代が若いので、20代なので、笑やんぬの感覚にそこは頼ってるみたいなところがあります。 Well, that's why the generation of笑やんぬ is young, in their 20s, so they depend on the sense of笑やんぬ.
藤原ヒロ
なるほど、なるほど。 I see, I see.
若い作家とか、今の少女漫画もずっと担当したはるし。 Well, young writers and young girls have been in charge of it for a long time.
だから、編集さんがいけるって思ったら、いけるところはあるとは思うんですけど。 I think there are some things that editors can do if they think they can do it.
なにぼん、笑やんぬの好み100%にお答えしてみたいな感じなんで、笑やんぬ自身が多分わからないって思ってるところはあると思います。 I think there are some things that笑やんぬ himself doesn't know because it's like answering 100% of what笑やんぬ likes.
自分は好きやけどっていう。 I like it, but...
みんなどう? How about you guys?
そうそう、あるかなとは思う。 Yeah, I think so.
でも、私自身すごい楽しめて描けたので、これは。 I really enjoyed drawing this.
なんか、読み切りで終わったとしても、悔いはないなっていう感じにはなってます。 I feel like I have no regrets even if I finish reading it all.
しーさん
すごかったと思いましたね、ほんとに。 I thought it was amazing, really.
藤原ヒロ
いや、よかった。 That's great.
めっちゃ絵うまいですよね、今からの質問。 You're really good at drawing, aren't you?
ありがとうございます。 Thank you very much.
ちょっとね、言いたかった。 I wanted to say this.
私、今回すごい楽しんで作画したんですけど、 I had a lot of fun drawing this time,
ちょっとわざといつも使ってる、デジタルで描いてるんですけど、 but I'm changing the pen tip of the tool I always use,
ペン先のツール、そのペン先の種類をちょっと変えてるんですよ。 I'm changing the type of the pen tip.
月嶋くんまで描いてたやつとかは、 I used to use G-Pen for Tsukishima-kun's work,
普通のGペンっていう設定でやってたりとかしたんですけど、 but this time,
素材を作るどなたかが作ったペン先っていう感じで、 there's a pen tip called Shige-Pen,
素材を作るどなたかが作ったペン先っていう感じで、 Shige-Pen,
それは結構ちょっとザラザラした感じをわざと表現するようなペン先なんで、 and it's meant to express the roughness of the pen tip,
サイレントウォーキーのレトロ感をそういうペンで描いたほうが、 so I thought it would be better to use a pen tip with a retro feel,
普段と違う感じになるかもって思って使ったんですけど、 so I used it because I thought it would be different from what I usually do.
その新しいペン先を使うときに設定として、 When I used the new pen tip,
基本的に設定しているペン先の太さがちょっと太すぎたなっていう反省点が今回あります。 I found that the pen tip was too thick.
しーさん
あーなるほど。 I see.
藤原ヒロ
そう、ちょっと思った以上に線が太くなっちゃったっていうのがね、 I thought the pen tip was too thick.
51:01
藤原ヒロ
ララに載っていると余計にちょっと思いましたね。 I thought it was too thick when it was on Lala.
他の作家さんの線はやっぱりララらしい太さ、細さというか、 Other artists' pen tips are thin and thick like Lala.
雑誌ごとにするのってそれこそ少年漫画家、少女漫画家でだいぶ違ってくるんですけど、 It's different for each magazine.
なるほどね。 I see.
もうちょっと細くてもよかったかなっていうのはちょっと… I thought it would have been better if it was a little thinner.
ボー氏
おだじんさんは太い方が見やすいっていうか好きって言ってたから。 Mr. Odajin said it was easier to read if it was thick.
好みは雑誌の色とはちょっと違うのかもしれんけど。 It depends on the color of the magazine.
どうなんやろ、今漫画とかもやっぱりスマートフォンで読む人が一番多いかなと思うから、 I think most people read manga on their smartphones now,
藤原ヒロ
それで見たときに見やすかった方がいいかもしれんし。 so it might have been easier to read if it was on a smartphone.
だから結構やっぱ普段通りに書いて細すぎて、 It was too thin to read on a smartphone,
スマートフォンという小さい画面で見たときに読みづらいっていうので、 and it was hard to read on a smartphone,
意識的に太くしていった作家さんっていっぱいいるんですけど。 so there are a lot of artists who consciously made it thicker.
それにしてももうちょっと細くてもよかったかなってちょっと今回は思っています。 I thought it would have been better if it was a little thinner this time.
難しいね、そこはもうわからへんね。 It's difficult. I don't know.
そうそうそう、どうでしょうねって思って。 I was wondering how it would be.
私的には細い方がいいかなって思うけど、 I think it would have been better if it was thinner,
それぐらいがいいって言われるんやったら全然それでもいいけどって思っているところです。 but I think it would have been better if it was thinner.
なんか目立ってましたけどね、この雑誌の中で。 It was noticeable in the magazine.
しーさん
すごい見つけやすいっていうか。 It's easy to find.
藤原ヒロ
そうなんすよねー。 Yeah.
ボー氏
いいんちゃうんかな? でも誰がそれを評価するかによるから。 I don't know if it's good or not, but it depends on who evaluates it.
藤原ヒロ
まあね。 Yeah.
我々、おっさんがいいって言っても、 I don't think we need that opinion
それその意見別にいらないみたいなのはあるかもしれない。 even if we say it's good.
これこそ、世代が上になると、あんまりよく見えない層からしたら太いほうがいいじゃないですか。 If the generation goes up, it's better to have a thick layer because it's hard to see.
目が弱ってる層からしたら。 If it's a layer where the eyes are weak.
ボー氏
あとは作品のカラーにどれだけ沿ってるかみたいなのが。 Also, it depends on the color of the work.
そうですね。 Yeah.
藤原ヒロ
線が細い作品のイメージだったらそのほうがいいだろうし。 If it's an image of a thin line, it's better.
でもほんとね、多分月島くんに比べても太いんですよ。 But it's really thicker than Tsukishima's.
それはそう。 That's true.
その辺は、それが割と一番大きい反省点です、今回。 Well, that's the biggest thing to reflect on this time.
そうなんや。 Yeah.
ボー氏
それはどうするんだろう。 What do you think?
藤原ヒロ
これどこかで、自分の中でちょっと言って消化しておきたい反省点です。 I'd like to talk about this and digest it in my mind.
ボー氏
わらやさんと相談して、続編があるとしたらどうするか。 I'd like to consult with Ms. Waraya about what to do if there's a sequel.
でも、このままでいいっていう可能性もあるからな。 But there's a possibility that it's fine as it is.
藤原ヒロ
自分とかは全然いいと思うし。 I think it's fine as it is.
ボー氏
やっぱりだから、見る人間の誰に沿うかっていう感じになるよ。 I mean, it depends on who you're looking at.
藤原ヒロ
言い悪いっていうよりは、合わせるかどうか。 It's not about whether you agree or not.
全部、それは作品としてまとまってたら何でもいいっていうところではあるんですよ、太さとかも含めて。 It's fine as long as it's a piece of work, including the thickness.
54:04
藤原ヒロ
一個思ったことが、今後の展開の話、また言いたいんだけど、具体的な話っていうよりは、 One thing I've been thinking about lately, and I'd like to talk about it in the future,
ボー氏
意外というか、リオのキャラクターってそうなんやなっていうところの一つとして、撮影が中心になって、すごい怒るけど、意外とあっさり引き下がるんですよ。 is that, as one of the reasons why I think RIO's character is like that,
撮影が中心になって、すごい怒るけど、意外とあっさり引き下がるんですよ。 the shooting is the main focus, and I get really angry, but it's surprisingly easy to pull back.
その、普通に前の職場、ホールに戻って仕事をまた始めるっていう、この辺は意外と普通なんやな。 So, I go back to my previous job, the hall, and start working again. This is surprisingly normal.
リオの性格というか、キャラクターというか、なんか、とっぴなことはやるし、その、フィジカルで乗り切るみたいなところはあるけど、 I mean, RIO's personality, her character, she does something special, and she can handle it physically,
そんなにこの、何やろ、監修から外れたりとかっていうことはできないというか、多分思いつかない。 but she can't get away from the audience that much.
で、それを打ち破るのは、やっぱりジャックの方が新しいことを思いつくとか、監修を打ち破ったりとか、誰もが、ここはもう引き下がるやろっていうところで、次の展開に乗り越えられるっていうのは、リオじゃなくてジャックやん。 So, I want her to think of something new when she sees RIO.
藤原ヒロ
すごい!すごい!読み込みが違う! Wow! Your interpretation is so different!
ボー氏
でも、リオにはやっぱりそこの発想とかはないし、役者であって、演者であって、監督とかっていうよりはそっちなのよな。 But RIO doesn't have that kind of idea, and she's an actress and an actor, so she's more like a director.
で、ジャックが監督とか、できるっていうのは、やっぱりそういう発想力があるから、なんかなっていうの。 And Jack is a director, so he has a different point of view, and he has that kind of creativity.
しーさん
なんかやっぱそれも、生まれというかによるんかもしれない。ジャックがどういう生まれなんか気になりますね。家族とか。 I guess it depends on where you were born. I'm curious about where you were born, Jack. Like your family.
今までやってきたこととかね。 Like what you've done so far.
ボー氏
だからそもそもだって、役者をやってて、納得いかんから自分で作品作るっていうの自体も結構、やっぱ飛び抜けてるというか、普通の役者だったらやらへんかもしれない。 I mean, in the first place, you're an actress, and you can't be convinced, so you have to make your own work.
普通の役者だったらやらへんかもしれない。 You might not be an ordinary actor.
しーさん
その選択ができる教育を受けたり、周りの影響があったりしたのかなとか。 I wonder if I was influenced by the education I was given.
藤原ヒロ
やっぱりリオは田舎から出てきた、夢見がちなスター目指してる女の子っていう感じやから、なんかそこで違いがあるのかな。 I mean, Rio is a girl who came out of the country and is a dreamer, so I wonder if there's a difference there.
性格かもしれないし、出自かもしれないし。 It could be your personality, it could be your background.
言われたことはたぶんリオは言われた以上に答えると思うけど、言われてないことに対して何か新しいことっていうのがなかなか出てこないかな。 I think Rio will probably answer more than she's been told, but I don't think there's anything new about what she hasn't been told.
しーさん
すごい!ここの展開でそんな読み込みは必要だった。 Wow! I didn't expect you to read that much in this development.
藤原ヒロ
すごくないですか、本当に。 Isn't it amazing, really?
すごすぎる。 It's too amazing.
57:01
藤原ヒロ
ようもそんないっぱい出てくるなって思いました。 I didn't expect that much to come out.
しーさん
すごいですね、坊主っていつもそういう風にして読んでるんですか? するともやっぱり藤原さんの作品は別? Wow, that's amazing! Is that how you read a book? Or is it different from Fujiwara-san's work?
ボー氏
いや、何回も読んでるから多分いろいろ思うことが出てくるっていう感じかな。 No, I read it many times, so I think I get a lot of ideas.
しーさん
私よりね、完成してから何回も読み込んでるんですよ。 I read it many times after it was completed.
藤原ヒロ
今、多分6回ぐらいは坊主で読んでるんで。 I've read it six times now.
しーさん
今回久しぶりにこの雑誌を買ったんですけど、すごい懐かしい気持ちになりました。 I bought this magazine for the first time in a while, and it made me feel nostalgic.
藤原ヒロ
なんかそう言ってくれてる人多いんですよね。久しぶりに漫画の雑誌を買ったっていう。 A lot of people say that. It's been a while since they bought a manga magazine.
しーさん
昔を思い出すっていうか。 I remember the old days.
発売日にスマホで読んだんですけど、やっぱり紙で読んだほうがいいですね。 I read it on my smartphone on the day it was released, but I think it's better to read it on paper.
ああ、本当ですか。そういう世代なのかな。 Oh, really? Is it that kind of generation?
大きさとかもありますからね。 It depends on the size.
藤原ヒロ
スマホだったらね、タブレットよりもやっぱりスマホって小さい画面やし余計ですかね。 If it's a smartphone, it's a smaller screen than a tablet, so it's unnecessary.
アイパッドとかで、帽子は紙で読んでから、アイパッドで読んだ? I read a hat on my iPad after I read it on paper.
なんか意外とそれでも全然いいっていう意見なんですよ、帽子は。 I think it's a good idea to read a hat on an iPad.
アイパッドだったらちょうどいいかもしれないですね、大きさ的には。 If it's an iPad, it might be just right in terms of size.
スマホもあれですよね、一ページ一ページの表示で。 You can read on the screen of the smartphone, right?
しーさん
そう、でもやっぱりちょっと小さいから。 Yeah, but it's still a little small.
藤原ヒロ
そうですよね。 I know.
全然読めないですよ、私。 I can't read at all.
それ目が。 You have glasses.
マンガ全然読めない。 It's too small for me to read manga.
しーさん
小っちゃすぎて。 It's too small.
藤原ヒロ
いや、ほんとね、もうこんな年になったんやなって思うね。 I really think I've reached this age.
ボー氏
いやさ、若い時は白黒の液晶の携帯でメールとかやり取りしてたよね。 When you were young, you used to exchange e-mails in the form of a black-and-white LCD.
藤原ヒロ
ほんとね、本当に当時親が言ってた気持ちがめっちゃわかる。 I really understand what my parents said at the time.
しーさん
あとそんなちっちゃい画面で。 And on such a small screen.
藤原ヒロ
そうそうそう、よく言えるなって言われたらめっちゃわかる。 Yeah, yeah, you can say that a lot.
全然もう頑張られへん。 I can't do my best at all.
そんな老眼が進んだ時点で漫画描くってよっぽどやでってちょっと思いますもん、自分で。 I don't think I can draw manga when I'm so old.
いや、ほんとデジタルの時代でよかったって思う。 I'm really glad I was born in a digital age.
アナログでちっちゃい作業もできひんでって思いますよ。 I can't even do small analog work.
全然やってはる作家さんいっぱいいますけどね。 There are a lot of artists who can do it at all.
いやでもちょっと、ほんと老眼がもうほんとにね、厳しいわ。 But I'm really old.
早かった。私はほんと20代で生きてたんだよね、老眼が。 It was too early. I was really living in my 20s.
しーさん
目をやっぱ隠ししすぎたせいですかね。 I guess it's because you've been blind for too long.
藤原ヒロ
もともとすごい良くて、どちらかと言うと遠視、遠いところがだいぶ見えるっていう視力だったんで、 I was originally very good at it, and I could see a lot of far away.
1:00:02
藤原ヒロ
頑張りすぎちゃうんですよね、その筋肉が。 My muscles were working too hard.
で、もう20代の時に、現行の最終日とかは目がかすんで、何も見えへんみたいな感じになってたんですよ。 And when I was in my 20s, I couldn't see anything on the last day of school.
しーさん
近くのものを見すぎて。 I was looking too close.
藤原ヒロ
なんでその時点で遠視用の眼鏡を買ったし、結構30代で老眼は作らんとダメ、老眼鏡を。 So I bought the遠視用眼鏡 at that time, and I had to make my old eyes in my 30s.
しーさん
えー、そうなんですね。 I see.
藤原ヒロ
それぐらい目の疲労がすごいです。 I had a lot of eye fatigue.
大変、大変。大変、大変。 That's tough.
しーさん
じゃあ、こんなへん?まだありますか?最後までちょっと。 Is there anything else?
ボー氏
とりあえず、今回僕はTwitterとか見てる人は知ってると思うけど、見てる人あんまりいないんで言うけど。 I think people who follow me on Twitter know this, but I don't have many followers.
ただ、一冊全部読みました。 But I read the whole thing.
しーさん
そうなんですね。 I see.
ボー氏
頭から。 From my head.
しーさん
そっか、でもアンケート出すんやったら読まなあかん。 I see, but if you're going to do a survey, you have to read it.
ボー氏
そう、それは読まんと出す人もいるかもしれんけど、好きなやつだけ読んでとか。 Yeah, well, some people might not read it, but they read only the ones they like.
で、えっと、全作品一言ずつTwitterでレビューしてます。 I'm reviewing all the works on Twitter one by one.
藤原ヒロ
えー、おもしろい。読んでみよう。 That's funny. I'll read it.
ボー氏
レビューっていうか感想っていうか一言添えてるぐらい。 It's more of a review than a comment.
へー。 I see.
で、結構全部どれ読んでもおもしろかったです。全部いろいろ作品やったけど。 It was fun to read all of them. They were all various works.
しーさん
私も他のも楽しみやなーと思って。 I was looking forward to other works too.
藤原ヒロ
ぜひぜひ読んでください。 Yeah, please read them.
雑誌せっかく買ったし、なんか、隅々まで。 I bought a magazine, so I read every single one.
ボー氏
そんな、一個だけ読むためじゃなくて。 You can't read just one.
藤原ヒロ
あ、そうや、土屋ブロンコさんの七井先輩を読みましたけど、めっちゃおもしろかったです。 Oh, yeah, I read Nanai Senpai by Tsuchiya Bronco, and it was really fun.
やったー!漫画ラボで読んでくれたんですか? Yay! Did you read it at the manga lab?
しーさん
そう、めっちゃおもしろかった。 Yeah, it was really fun.
藤原ヒロ
すごいね、めっちゃおもしろいでしょ、ほんとに。 It was really fun, wasn't it?
ちょっと原石がすごいじゃないですか、あの感じ。 It had a lot of origin, didn't it?
しーさん
あのまま言ってほしいなって思いました。 I wanted it to be like that.
言ってほしいですよね。 You wanted it to be like that, didn't you?
藤原ヒロ
僕はあれだって、七井先輩がかっこよく見えてきた。 I thought Nanai Senpai looked really cool.
ボー氏
あんな七井先輩やのに、かっこよく見えてきた。 He was such a great senpai, but he looked cool.
藤原ヒロ
あんな七井先輩やのに。 He was such a great senpai, but he looked cool.
七井先輩最高ですね。 Nanai Senpai is the best.
すごい好きなんですよね。 I really like it.
あれこそ続き読みたいって思ってるんで、私。 I really want to read the rest of it.
ね、ほんと七井先輩の先が読みたいなって思って。 I really want to read the rest of Nanai Senpai's work.
ボー氏
あれ8話ぐらいまで、一応完結してんの? Is it about 8 episodes? Is it finished?
藤原ヒロ
どうなんやろ。 I don't know.
いや、完結してないよね、全然。 No, it's not finished yet.
全然まだまだいけそうな感じで。 I don't think it's finished yet.
頑張ってもらいたい。嬉しいですね。 I want them to do their best. I'm so happy.
ブロンコさんもみんなに認識してもらってすごい嬉しいですね。 I'm so happy that everyone recognizes Bronco.
しーさん
ブロンコさん若いですか? Is Bronco young?
藤原ヒロ
若いと思いますよ。 I think so.
しーさん
あの笑いはすごい、今の子でもあの笑いなんやって、ちょっと嬉しくなりました。 That laugh is amazing. Even now, I'm a little happy that it's that kind of laugh.
藤原ヒロ
やっぱ何週もするんじゃないですかね、世代を越えて。 I think it's going to be over many generations.
あの感じって。 That feeling.
1:03:02
ボー氏
ブロンコさんの作品も載ってるんで。 Bronco's work is also on it.
藤原ヒロ
ね、5月の。 Yeah, I'm looking forward to it.
よろしくお願いします。 Thank you in advance.
じゃあこんな感じですかね、今回は。 So that's it for this time.
ありがとうございました。 Thank you very much.
しーさん
ありがとうございました、最高でした。 Thank you very much, it was great.
藤原ヒロ
いや、よかったよかった。 That's great, that's great.
しーさん
僕の時間がなくなっちゃった。 I'm running out of time.
ちょっと夫にもまた読ませるんで、読みたがってたんで。 I'll let my husband read it again.
藤原ヒロ
本当に嬉しい。ありがとうございます、本当に買っていただいて。 I'm really happy. Thank you for buying it.
ボー氏
アンケートがわりと近いんで。 The questionnaire is pretty close.
藤原ヒロ
あとがたりです。 It's a behind-the-scenes story.
できるだけ短い時間に収めた方が聞きやすいだろうなと思いつつ、 I thought it would be easier to listen to it if I kept it as short as possible,
また最近毎回1時間前後になってしまって申し訳ないです。 but I'm sorry that it's been more than an hour recently.
今回も2人にたくさん感想をいただけたので、 I got a lot of feedback from them this time as well,
もったいなくてあまりカットせず編集したら1時間を超えてしまいました。 so I didn't cut it much and edited it, and it went over an hour.
この収録をした後も、リッスンの独り語り声日記、藤原の進捗で、 After this recording, in the progress of listening to the Hitorigatari Koenikki Fujiwara,
結構な頻度で坊氏が狂騒サイレントの今後の妄想をしてくれていました。 quite a lot of people were fantasizing about the future of Kyoso Silent.
そこまで考えてくれるのは本当にすごいなと思うし、 I think it's really amazing that you think that far,
坊氏の謎の底力を目の当たりにしている気分です。 and I feel like I'm seeing the bottom of the mystery of the hat.
お聞きくださった方には伝わっているんじゃないかなと思うのですが、 I think it's conveyed to the listener,
私は好き勝手な妄想感想も楽しめる性格の作家ですので、 I'm a writer who can enjoy my own fantasies,
何かメッセージがあれば遠慮なくどんな内容でも喜んで受け取らせていただきます。 so I will be happy to receive any message.
ぜひぜひよろしくお願いいたします。 Thank you very much.
ヒロナーへのメッセージもいつでも歓迎しています。 I always welcome messages to Hirona.
お便りフォームやリッスンのコメント欄、Xなどで受け付けていますので、 I receive them in the comment section of the letter form and the listener, so
そちらも詳細は概要欄をご覧ください。 please check the summary section for details.
では今週もぼちぼちお過ごしください。 Thank you for watching.
最後までお聞きくださりありがとうございました。 Thank you for listening.
01:05:05

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