1. 藤原ヒロの なんなんやろ
  2. Ep123 漫画家と打ち合わせごっこ
2023-06-12 38:32

Ep123 漫画家と打ち合わせごっこ

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新連載の準備中なわけですが、何もまだお知らせできることがないので、今どんな感じで編集さんと打ち合わせしてんの?ってのがなんとなくわかるかもしれない企画です。
物語をゼロから作るわけですが、その方法は千差万別。その一例として打ち合わせごっこやってみました。
【📮質問箱】https://peing.net/ja/fuji_hiron
【🐦Twitter】@hironan_bo (中の人…ボー氏)
#ヒロなん
【📝LISTEN】
👇AIによる文字起こしで読めます❗️
https://listen.style/p/hironan
担当との作品打ち合わせの様子
スピーカー 2
こんにちは、藤原ヒロです。少女漫画を描いています。
スピーカー 1
夫の帽子です。
スピーカー 3
友達のCさんです。
スピーカー 1
この3人で、愉快な日常のやりとりを配信します。
スピーカー 2
カフェで隣のテーブルの会話を聞き流している気分で聞いてもらえると嬉しいです。
今、新連載準備をしているみたいな感じの時なんですけど、
なかなかネタバレというか、詳しくしゃべれないじゃないですか。
今、現在制作中の作品についてというのは。
でも、どういう風に連載を見越した作品を担当さんと打ち合わせしているのかというのって、
結構興味がある人はあるのかなって思って。
これ本当に人に寄りきりなんですよ。作家さんに寄りきりで。
作家さん自身が完全にキャラクターとか世界観とかを作り上げて、
それを担当さんに初めて見せて打ち合わせしていくっていう人もいれば、
私はもう最初から、大元から担当さんと会話をしながら決めていきたいタイプなんですよ。
なので今回、私が今どんな風に担当さんと相談しながらやっているのかを、
Cさんを担当さんと見たくて。
そういうのできんの?
ちょっと仮の打ち合わせごっこみたいなのをしようかなって思って。
いいですかね。
スピーカー 3
私が笑いあうのってことですか?
スピーカー 2
そうですそうです。Cさんが、ややこしいな。
担当編集Cさんということで。
まず私はCさんの好きなものを、
Cさんが私の作品で読みたいものって何ですかねって聞くくだりから本当は最初はあるんですよ。
でもその過程はちょっと飛ばして、
笑いあんぬんの好みに合わせていくつかキャラクターのスケッチを書くんですね。
どんなキャラクターがどういう風なことになってる、どういうストーリーがそれで想像できるかとか、
一枚絵でどうワクワクできるかみたいな感じのところから選んだ方が魅力的なコミックスの表紙でみんな手に取るかどうか決まるじゃないですか。
だから私の作品でどういうキャラクターが今一番似合ってるんやろうなみたいなのを確かめるためにも、
まずスケッチを書いてみてるんですよ今。
でそれを最近この数ヶ月で書いたスケッチを渡すので、
キャラクターのスケッチを描くプロセス
スピーカー 3
えー見れるんですかそれを。
スピーカー 2
このキャラでちょっと話膨らませてみましょうかみたいな。
スピーカー 1
手書き?じゃあ印刷か。
スピーカー 2
これをちょっと想像してみてほしいんですよ。
スピーカー 3
えーすごい。
スピーカー 2
なんかどんなキャラを見たいですかみたいな。
えーうまい。
スピーカー 1
これは実際に打ち合わせで使ったキャラクター。
スピーカー 2
打ち合わせで使ったキャラクター。
今現在打ち合わせで使ってるスケッチです。
すごいですね。
スピーカー 3
めっちゃかっこいいんですけど。
スピーカー 1
わーやったありがとうございます。
スピーカー 2
まあでも結構いろいろですよね。
いろいろです。いろんなジャンルにバラけさせて。
顔とか。
服とか。
でまあ笑い犬の好みに合わせてるんでちょっと宝塚を参考にスケッチしたやつとかは結構あったりします。
スピーカー 3
すごい。
ちょっと映画なんかすごすぎて。
スピーカー 1
趣旨がもう一回。
スピーカー 3
だから自分が読みたい。
スピーカー 2
どれにワクワクするかってことですね。
そうそうそうそう。
このキャラクターが出てる漫画ちょっと読んでみたいって思う。
スピーカー 3
えーもうなんかどれもすごすぎてちょっと今びっくり。
スピーカー 1
内容は特に。
スピーカー 2
なんでもいい。
スピーカー 1
考えずってこと?
スピーカー 2
考えずに。
キャラだけってこと?
自分がそのキャラで内容を妄想してくれていい。
スピーカー 1
あー考えてもいい。
作品とキャラクターについての討論
スピーカー 2
勝手にこのキャラでこういう話が読みたいって妄想してくれていい。
ちょっとそういう既存の物語にどうしても引っ張られてしまう。
でもそんなんでもいい。
既存のこういう物語を読みたいってなった時に、
じゃあその物語の面白かった、自分の惹かれるポイントは何?って聞くんで。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 3
かっこよすぎますね。
Gとか。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 3
Gの男性。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 3
Rの男性。
スピーカー 2
はいはいはい。
あーそこ。
そっかそっかそっか。
えーとね、今見てもらってるやつはAからVまでそれぞれイラストに、
スケッチ。
はい、ローマ中でこれが見たいですっていう話し合いをしやすいようにナンバリングしてるみたいな感じです。
スピーカー 1
全然ね。
スピーカー 3
すごいなー。
スピーカー 1
これは適当にめっちゃ。
スピーカー 2
じゃあ帽子からいきましょうか。
スピーカー 1
でもそれ時代設定とか関係なく。
スピーカー 2
関係なくでいいです。
別に。
スピーカー 1
これはこのT。
はい。
スピーカー 2
社長。
スピーカー 1
社長。
買収劇みたいな。
買収劇。
スピーカー 2
おーおーおーおーおー。
でも、はい。
スピーカー 1
そういう企業系の話。
スピーカー 2
はいはい、現代の企業。
そうそうそう。
スピーカー 1
これすごい思い浮かびます。
スピーカー 2
お仕事ドロドロ漫画みたいな感じですかね。
スピーカー 1
うーん、そうかなー。
銀行とかかな。
スピーカー 2
銀行。
具体的。
銀行。
スピーカー 3
半沢的な感じですかね。
スピーカー 1
半沢なんか見てないんでわかんないですけど。
スピーカー 2
Tのこの男性は自分の中で何歳くらいのどういうキャラクターに?
スピーカー 1
僕はあれは、ギャング・オブ・ニューヨークとかその辺にちょっと引っ張られてる感じのイメージかな。
スピーカー 2
見てないけど私は。
ギャング・オブ・ニューヨークはいつの時代?
スピーカー 1
あれはたぶんバブル期くらい。
80年代とかかな。
でもなんか俺はやっぱりそういう今人気がなかったあの投資界があったけど。
スピーカー 2
投資界が。
YouTubeの再生の回数めちゃくちゃ低いね。
一桁やってずっと。
普段の半分くらい。
スピーカー 1
今ちょっと。
スピーカー 3
タイトルだけ見ててみんなこれは違うなみたいな。
スピーカー 2
でもポッドキャストはそんなに変わんないんですけど、
YouTubeはたぶんちゃんとタイトルでみんな聞くか聞かないか決めてるんでしょうね。
スピーカー 1
僕は今そういうのばっかり調べてたから、
スピーカー 2
投資劇みたいなそういうイメージで年も浮かんでしまう。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
ガキンコとか証券とか株のどれなんとか。
スピーカー 2
完全に大人ながら読む時点でまだ。
スピーカー 1
そうやな。
でもグレートギャッツビーとかが主人公、
スピーカー 2
ギャッツビーが株で成り上がった人みたいな感じじゃないですか。
スピーカー 1
だからあり得ると思う。キャラクターの体型として。
キャラクターによる物語
スピーカー 1
別にメインがその話じゃなくても。
人物のものというか。
スピーカー 2
でも基本的にはキャラクターの何かが見たいというよりかは、
スピーカー 1
劇が思い浮かぶって感じ。キャラクターを軸にして。
スピーカー 2
ビジネスの戦争みたいな。マネーゲーム的な。
そっちをメインに見たい感じやね。
スピーカー 1
そういうのは面白いかなって思う。
やり手の人みたいな感じのビジュアルやから。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
この間映画でオーシャン像みたいな。
スピーカー 2
見た見た見た。
スピーカー 1
すごいやり手の感じっていうのは。
スピーカー 2
ちゃんとそのつもりで描いているスキッチやから、
ちゃんとそれが描けてるんやったら安心しました。
スピーカー 1
こんな感じで例えを見せました。
スピーカー 2
帽子すぐ出てくるから。
スピーカー 3
映画すごすぎて、私は圧倒されてます。
ずっと見てたい感じ。
スピーカー 1
物語。
スピーカー 3
Gの人も好きやし、GとRの男の人が好きね。
DとMの女の人が好き。
DとM。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
映画っぽいですね。
スピーカー 3
ほんまに。
Rの男の人がすごい素敵な紳士なんですけど。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 3
ちょっと年齢がいってる感じ。
40代くらいかな。
いいスーツ着てる感じね。
スピーカー 2
そうですね。
Gは白スーツの若めな男性です。
スピーカー 3
かっこいい感じやなこの人めちゃくちゃ。
スピーカー 2
ちなみにそれも宝塚。
スピーカー 3
宝塚っぽいですね。
スピーカー 2
それは我らやぬも絶賛してありました。
スピーカー 3
最高ですねこれ。
この人はかっこいい。
スピーカー 2
良かった。
結構最初の方に描いてるスケッチなんで。
スピーカー 3
そうなんですね。
スピーカー 2
そういう感じかな今回はみたいなのはあるんですよ。
スピーカー 3
Rの人はちょっと時を超えれそうな感じ。
スピーカー 1
案内に見てます。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
どういうことどういうことどういうこと。
スピーカー 1
それでも主人公じゃないですよね多分。
スピーカー 2
どういうことどういうこと。
スピーカー 3
主人公なのかな。
主人公じゃないけど重要な役割。
スピーカー 1
だからあるでしょバチェラーみたいな感じ。
スピーカー 2
案内に。
スピーカー 3
そうそうそう案内にみたいな感じ。
たまに出てくるっていうか。
時超えてる感じなんですよねこの人。
スピーカー 2
時超えてるって何ですか。
タイムリープ的な意味ですか。
スピーカー 1
ドアの番にみたいな感じ。
このドア超えたらあの時代行きますみたいな。
スピーカー 3
そんな感じなんですけど。
スピーカー 2
タモさんみたいな話ですか。
スピーカー 3
なんかこうドレスのスケッチが多かったからちょっとこう時代を遡った感じがそう思ったかもしれへんけど。
GとDがすごい私気に入ったんですけど。
スピーカー 2
GとD。
スピーカー 3
のドアがね。
時代が違うんかなと思って。
スピーカー 2
Rが。
スピーカー 1
繋げる。
スピーカー 2
ファンタジーですね。
スピーカー 3
そうファンタジーですね。やっぱなんかファンタジーになっちゃうの。
スピーカー 2
でも全然そういう感じで。
スピーカー 3
Mの衣装の感じとかすごい好きです。
これちなみにあのビビアン・リーっていう風とともにサリーヌで出てたあの人なんですね。
スピーカー 2
この服装の時代的には1920年代とかかな。
スピーカー 1
僕はこのKはちゃんと爪入りがいいかなって。
レースよりも。
スピーカー 3
中山シャツがね。
スピーカー 2
あのそうですねちょっと戦う感じの女性っていう。
これは多分ね普通にファッション的ななんかの写真やったんで全然現在。
スピーカー 1
実用じゃないよね。
スピーカー 2
ミニタリーファッションみたいな感じかな。
それの爪入りバージョンがいいってことですね。
スピーカー 1
Vのいいな。
引いて欲しいみたいな。
スピーカー 2
V強い女の人って感じですか?
スピーカー 3
なんかちょっとSFっぽい感じがいいなと思って。
そっち?
色々見てみた。
スピーカー 2
SF的な話。
スピーカー 3
なんかSFの世界の戦士っぽい感じ。
スピーカー 2
戦う女性。
割とファンタジーな感じですね。
リアルっていうよりかは時を超えたり。
そうですね。
スピーカー 3
でも衣装のせいかな。
でもこのDの感じはすごく好きですね。
スピーカー 2
これ結構ずっと推してますね。
キャラクターの魅力
スピーカー 2
D。
スピーカー 3
間違えたわ。
どれや。
スピーカー 2
Oでした。
全然違う。
Dも好きなんですけどOの女性がすごく好き。
これもちょっと昔風な。
スピーカー 3
このOの女性とGの男性のペア。
スピーカー 2
なるほど。
結構笑いあんのと近いんじゃないですかね。好みが。
スピーカー 3
Gやばいですね。
違います?全然。
スピーカー 1
分かんないです。僕は感性がちょっと違うんです。
スピーカー 3
女性だったらどれが好みですか?
スピーカー 1
女性は僕はKですね。
スピーカー 2
完全に戦う女性ですね。
スピーカー 3
確かに藤原さんに一番近いのKかもしれない。
スピーカー 2
強い感じ。
スピーカー 1
物語が一番浮かびやすいかな。
スピーカー 2
確かに好みそうなストーリーが感じはします。
スピーカー 1
レジスタンス。
スピーカー 2
物語が浮かぶの。
スピーカー 3
Qとかも好きですね。
スピーカー 2
Q。どんなイメージですか?
スピーカー 3
なんかすごいあの人は意地悪そうじゃないですか。
はい。
スピーカー 2
にやり顔ですね。
スピーカー 3
にやり顔の。
何でも物事を斜めに見る感じの。
そうですね。
でも惹かれちゃうんですよね、そういう人。
スピーカー 2
脇キャラってことですか?メイン。
スピーカー 3
メインですよね。
スピーカー 2
メイン。
スピーカー 3
あれみたいな感じ。
スピーカー 2
ゴシップガールのチェックバスみたいな。
はいはいはい。確かに。
スピーカー 3
突然弱みとか見せられて。
はいはい。
キャラクターと物語の関係
スピーカー 3
わかりますわかります。
スピーカー 2
そういう美味しさの感じですよね、これは。
Rもやっぱり脇役かな。
これメインになるとだいぶ渋い話ね。
案内員になっちゃう。
案内人。
やっぱGかな主役は。
スピーカー 3
G押しますね。
スピーカー 2
めっちゃかっこいいです。
じゃあGの男性のイメージというか、
こういうキャラであってほしいみたいな、この男性、このビジュアル。
スピーカー 1
キャラ。
スピーカー 3
キャラとして。キャラ紹介になるときにかかわれるような。
めっちゃ仕事できる弁護士とか。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 3
会社員とかでもいいかな。
スピーカー 2
なるほど。真面目な。
スピーカー 1
これはじゃあ普段に。
キャラクターの造形
スピーカー 3
衣装はちょっとまた違うんですけど、この雰囲気やと。
仕事できるやろな。
スピーカー 2
仕事できる。
スピーカー 3
めっちゃモテるしな。
スピーカー 2
めっちゃモテる。
スピーカー 3
でもなんか秘密がある。
スピーカー 2
なんか秘密がある。
なんかトラウマがある。
なんかトラウマがある。
まぁまぁまぁありがちですね。
まぁまぁまぁね。
よくある。
でこんな人が、じゃあヒロインは多いですか?
スピーカー 3
ヒロインは、でもどうなのやろ。
スピーカー 2
別にね、ヒーローヒロインとかっていう形じゃなくてもいいんですよ。
男性ばっかりとか、そんなんでもいいし。
でもヒロイン。
スピーカー 3
なんか男同士の友情みたいなの見たいですね。
スピーカー 2
じゃあGとの友情を育むのはどれですかね。
スピーカー 3
Fかな。
スピーカー 2
おーはいはいはい。
結構純真そうな、素直そうな。
スピーカー 3
Fは一人欲しいですね。
スピーカー 2
Fは一人欲しい。
スピーカー 3
同じに一人欲しい。
スピーカー 2
一人欲しい。
はいはいはい。
スピーカー 3
Qも好き。
スピーカー 2
うん。
3人。
男性3人。
スピーカー 3
男性3人。
うん。
難しいですね。
物語を思い浮かべて挑戦するって。
スピーカー 1
僕みたいに適当にどんどん言って。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
どんどん。
スピーカー 2
好みがはっきりしてるもんね。帽子の方が多分。
あと狭いと思う。
スピーカー 1
そういうものに当てはめていくっていう感じ。
うーん。
スピーカー 2
ちなみにすごくGを押してくれたりとかしてるけど、
私の描くイラストとしてのキャラクターの造形あったりとか、
中身、キャラの中身、雰囲気とかも含めて、
決してGが得意なわけではないんですよ。
で、自分が得意な、今までよく描いてきたあたりっていうのは、
たぶんCの前面にいる男性とかが薄いとかに近い。
スピーカー 3
Qは?
スピーカー 2
Qもあんまり今まで描いたことはない感じで、
Tは帽子が一番最初に言ったマネーゲーム的な話で、
Tが一番新しく今自分が描ける面白いキャラとして、
わりと意識をして描いたキャラなんですよ。
スピーカー 3
帽子すごいじゃん。
スピーカー 2
帽子は別に吸血鬼でもいいかなって。
そういうちょっと素直とかそんなんじゃない影のある感じの、
なんか腹に意地持つ抱えてそうな感じのかっこよさがあるキャラを
できるだけ意識して描いてみようと思って描いたキャラなんで、
それをわりと伝わってて安心しましたんですけど、
でもこれも得意ではない。
今からこれをものにしていこうと思っているところみたいな感じなので、
なんで私が、私一人が物語を考えると思ったら、
やっぱ自分が得意なところを主人公に据えたりとかするじゃないですか。
でも自分が描けるものでこうやって字がすごい良いって言われると、
そうなんっていう発見にもなるわけですよ。
スピーカー 3
でもすごい宝塚感はありますね。
スピーカー 2
実際宝塚のワンシーンをスケッチしてるから。
スピーカー 3
でもすごい魅力的です。
スピーカー 2
SFっぽい部位とかも自分の中ではあんまり上手く描けなかったなみたいな感じなんですよ。
うまいよ。
だから自分があんまり良くない、
これはあんまり魅力がある絵ではないなって思っているやつでも、
こう一覧でバーって出した時に違うんやっていうのも確認できるんで、
まずスケッチみたいな感じでこうやって出したりとかはしてて。
実際今ワラヤンヌと打ち合わせしてるのは、
さすがにここまで自由に妄想してくださいというわけではないんですけど、
大まかにこういう話をしていこうっていう中で、
打ち合わせの重要性
スピーカー 2
じゃあ登場する人物はこういうイメージですかねっていうやつのすり合わせみたいな感じなんで、
だからこれよりもうちょっとこういう感じの方がいいかなって寄せていくみたいな作業になっていくんですけど。
すごいですね。
スピーカー 3
いやもうなんかすごい楽しそうって思うけどめっちゃ大変やなっていう。
スピーカー 1
進まへん。
スピーカー 3
ほんまに1っていうか0からですよね。
スピーカー 1
そうですそうですそうです。
Jの絵から狂気しか感じない。
スピーカー 2
ちいちいちいちい。
スピーカー 3
なんか純粋無垢な少女が歌ってる感じ。
スピーカー 1
ドストエフスキーに出てきそうな感じ。
スピーカー 2
でもねちゃんとこれはロシアの舞台のスケッチやから、
ドストエフスキーもロシアやなって。
雰囲気としては合ってる。
すごいなぁ。
でもほんとね、こうやって考えた時に、
ちゃんと編集になる時の想像力めっちゃ大事って思いますね。
スピーカー 3
ほんまですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
イメージから打ち合わせって始まるんで、
イメージできないと何も進まない。
スピーカー 3
すごい仕事ですね。
スピーカー 2
すごいですよ。
スピーカー 3
作家さんもやけど編集さんも。
スピーカー 2
ほんとに。それでなんかこう、
ちゃんと的確な助言とか、
うまく作家を誘導しないといけない場面もいっぱいあるし、
大変だと思うんですよ。
なんかその打ち合わせの感じ聞きたい感じですね。
今は割とね、宝塚について熱く語られる気がするんですけど。
でもやっぱり、こういう風に話をしてる時に、
さっきみたいに、いろんな、
例えばこういう映画があってっていうので、
そういう感じねっていう、
共有の知識みたいなのもすごい大事やなっていうのは、
スピーカー 3
喋る時にスムーズですもんね。
ストーリーの進捗状況
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 3
イメージのスムーズ。
スピーカー 2
位置からストーリーを例え話で作るよりかは、
かつてあった作品のこういう感じで、
みたいな感じで言う方が早いじゃないですか。
っていうのもあって、
今はこのスケッチを描きつつ、
いろんな関連するであろう、
似たようなジャンルの映画やったりとか、
小説とかそこら辺を宝塚の舞台とかも全部そうなんですけど、
それをすごい吸収してるところで。
めっちゃ楽しみなんですけど。
スピーカー 3
今どれくらいまでストーリーは?
スピーカー 2
ストーリー自体はね、
今回は現実にいた人物をモデルに、
スウェータフィクションにしようっていう話までちょっと落ち着いてて、
歴史上本当にいた人が送った人生を、
すごくなぞるみたいな感じのものになるかなっていう。
漫画制作の準備期間
スピーカー 2
ただすごくフィクションを入れるので、
まるっきりその人の電気になるわけではないんですけど、
そういう感じで考えてるから、
何人か有名人をモデルにしてるんやなっていうのが、
知ってる人はわかるみたいな。
もちろんだからその人たちの人生に沿った感じのストーリー。
基本的には恋愛ものです。
人間関係、すごい複雑に絡み合って、
ビジネスとか、
今まで私高校生の話ばかり書いてたんですけど、
今回は大人の話になるかなって。
今はちょっと名前を考えてるところです。
スピーカー 1
名前?
スピーカー 2
キャラクターの名前。
スケッチをして、早めに名前決めないと、
打ち合わせの時に困るんですよ。
キャラを名前で呼べないと。
字とか言うわけにいかないですね。
ジロー。
仮の名前ってそれで呼び慣れてしまうと、
それ以外しっくりこなくなってきますよね。
スピーカー 3
すごいなぁ。
スピーカー 2
そんな感じ。
スピーカー 3
本当に色んな人をスケッチするのが始まりなんですね。
スピーカー 2
今の感じはそうなってます。
でも、かつて自分が他の作品でそうしてたかっていうと、
全然そうではなかったんで、
今自分が向いてる制作の始まりがこれやったなっていう感じですね。
スピーカー 3
面白い。
スピーカー 2
多分今の自分が、
自分が得意じゃないキャラクターを描いてみようっていう気になってるからこうなんですよ。
スピーカー 3
女性でいうとどの人が得意な感じですか?
スピーカー 2
得意な感じはね、
ユウが割と自分ナイズしてるスケッチですね。
簡単に描けるやろうなって思うのはアイとかですね。
スピーカー 3
かっこいい女性、中性的な女性。
スピーカー 2
で、オウもキャラクターとしては全然描けると思うけど、
描いてるとめっちゃめんどくさいよなって思う感じです。
髪型とかそういう意味で、デザイン的に。
なんかすごいどの人も素敵すぎて。
わーよかった。
よかった。
スピーカー 1
Sもちょっと狂気を感じる?
スピーカー 2
そう、Sはちょっと出したいんですよ。
Sはこの感じで出したいと思ってて、新作で。
これはわりとね、狂気を含んでる。
含んでますね。
スピーカー 1
含んでるけど、なんか根っから悪い人ではないんですよ。
スピーカー 2
悪気のない人。
新作漫画の制作方針
スピーカー 2
どうかしてる人っていう。
ただすごい才能がある人。
今だからこれの準備を、新作の準備としてこういうことをしてて、
なんかすごい忙しいんですよ。
スピーカー 3
忙しいでしょうね。
作業的にも頭的にもなんか忙そう。
スピーカー 2
そうなんですよ。
全然その作品を発表してる段階じゃないから、
何してんのみたいな感じになるんですけど。
今年中に連載を始めたいなって思って、
今何、なんでそんな忙しいのっていう内容がこれみたいな感じ。
スピーカー 3
そりゃそうですね。
たまにこっから振り上げない。
スピーカー 2
すごいなぁ。
途方もない。
担当編集者との打ち合わせ
スピーカー 2
でも本当ね、いろんな情報を、作品もそうやし、歴史で何が起こったかみたいな、
モデルにしようと思ってるキャラクターの人生なぞったりとか、
その人の辞伝とかを読んだりとかそういうのもしてて、
めっちゃパンクしそうなんですよ、マジで。
誰か気になるなぁ。
これじゃあカットするんで、言いましょうか。
スピーカー 3
結構大変ですよね。
スピーカー 2
大変です。もうその事情分かってないと。
今までの学園物やったら全部自分で作れたけど、
その時代背景とか業界のこととか、めっちゃ大変や。
めっちゃ大変なんですよ。もうマジで。
スピーカー 3
マジで大変やそれは。
スピーカー 2
ほんまなんかね、最近だから見る夢がぐちゃぐちゃなんですよ。
脳内整理で情報が。
スピーカー 1
でもある程度創作でいいと思う?
スピーカー 2
ある程度創作やけど、でも分かった上での創作なのか、
こいつ全然分かってないやつ。
一人描いてるやないかってね。
スピーカー 3
めっちゃ大変や。
時代がね、特定されちゃうから、
スピーカー 2
そうなんですよ。
時代に使ってたものとか一緒に。
マジで大変。
すごい大作の予感。
でもそれぐらいの覚悟でやらんとあかんなって思って、
今までにないぐらい作品を描く前の準備で、
スピーカー 3
すごいパンクしそうになってます。
スピーカー 2
すごい。
今はでもすごい調べやすくなってるから余計なんですけどね。
スピーカー 3
でもそういう意味では読む人も調べやすくなっちゃうとか、
スピーカー 2
あんまり変なことを描けないし、そうなんですよ。
スピーカー 3
すごいな。
スピーカー 2
そういう感じです、今。
そういう作品を無事にこの時点で描けたらいいな。
でも本当に生半可なテーマではない。
ただ担当さんワラヤンヌが、読み応えがすごい重たいというか、
すごいの読みたいみたいな話を言ってくれはるんで、
ライトな、月嶋くんはライトさを目指したんですよ。
スピーカー 3
テーマよりもライトに。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
なんで、そうじゃなくて、ある程度読者がついてこないとダメではあるんですけど、
すごい覚悟を持ってしっかりした内容のやつを、ちょっと読みたいですみたいな、
なんか1ファンとして読みたいですみたいな感じで言ってくれはったから、
よし頑張ろうってなってる感じですよね。
だからそうなんですよ、私もしCさんが担当さんやったら、Cさん好みに行くんですよ。
スピーカー 3
なるほどね、SFに行くんや。
スピーカー 2
SFか、案内人の話を意識したりとか、
スピーカー 1
タンボリーか。
スピーカー 2
で、帽子が担当さんやったら、多分レジスタンスみたいな感じとか、
マネーゲームの方とかを一緒にそうやって相手がテンション上がって、
こんなのが読みたいっていうのを言ってくれないと、
私自分の得意な方ばっかり言っちゃって、
それってずっと似たりよたりになっちゃうから、
スピーカー 3
そうやって聞いていくっていう。
相手がこれ読みたいと思ったものに行けるってすごいですよね。
スピーカー 2
だから私、それが自分がその方法で創作できるすごい大きいところだと思うんですけど、
自分の絵図するんですよ、勝手にやっぱり。
話を考えて、相手の好みに合わせて方向を進むけど、
その進んだ中で自分の好みはこっちやなっていうのを見つけて、
プロの漫画家になるには
スピーカー 2
結局その人のためには描いてるけど、
自分が面白くなければ描けないので、
ちゃんと自分もそのジャンルを好きになって、
その中でどれが好みかっていうのを見つけれるタイプなんですよ。
だから相手に合わせてはいるけど、
譲れない部分もどんどん出てくるみたいな。
スピーカー 3
だから譲れない部分がちゃんと持っていけるから、
いけるんでしょうね。
スピーカー 2
そうですそうです。
スピーカー 3
すごい。
スピーカー 2
すごいお得な。
楽しみ。
スピーカー 3
めちゃくちゃ楽しみになりました。
スピーカー 2
よかったよかった。
スピーカー 3
なんかちょこちょこ進捗をお聞きしたいです。
スピーカー 2
先生。
そうですね。
そうですね。
スピーカー 3
いたばりにならへんはいで、
ちょっとこんなこと困ってるみたいな。
スピーカー 2
まあね。
スピーカー 3
すごい面白いです。
制作過程というか頭の中の制約過程みたいなのが面白いですね。
スピーカー 2
いやーよかった。
なんか詰まったら助言を求めるので、
私誰にでも助言を求めるから。
スピーカー 3
いろんな人に助言を求めて、
それも全部自分の意図して。
そうそうそう。
スピーカー 2
本当これも性格なんですけど、
よく悩み事があった時に、
自分一人で考えて解決できるのかできないのかみたいな。
私ほんと人がいないとダメなんですよ。
考えがまとまらないから。
一人で何か一本話をかけって言われると本当にね、
いつまで経ってももうできないんだろうなっていうのは思いました。
スピーカー 3
でもなんかあるんでしょうね。
他人をとっかかりにするけれども、
他人をきっかけに自分の中の何かを探すみたいな。
スピーカー 2
そうですね。
絶対この人が呼んでくれるっていう確信があったら、
スピーカー 3
安心感になるのか。
スピーカー 2
この人が最低一人読者がいるって思うと、
頑張れるみたいな。
だから自分だけのために書いちゃうと、
自分自身が、
でもそれそこまでして読みたいやつかなってなっちゃうんですよ。
自分があんまり価値が低い。
自分の感覚の価値が低い。
で、他人に呼んでもらって多分ナンボっていう価値観なんでしょうね。
なんで、人を喜ばせたいが先に来る。
エンターテイナー的な創作の仕方なんで、
人がいないと頑張る意味がなくなっちゃう。
スピーカー 3
間違いなくこの人は面白いって思ってくれてるって思ったら、
自信持って自分のやり方に進めるみたいな。
スピーカー 2
頑張れるっていう。
担当さんとのやり取りないと私ね、無理なんですよね。
スピーカー 3
同人誌って一人で書くものだから多分できないんですよ。
スピーカー 2
自分を喜ばせるっていう必要性をあんまり感じてない。
スピーカー 1
段階じゃないかなと思う。
そういう段階はもう終わったから。
スピーカー 2
確かに10代の頃は自分を喜ばせるために書いてたんで、
逆に人の意見あんまり聞きたくないみたいなのもあったんですけど。
スピーカー 1
それこそアマチュアでやってる段階の人とかっていうのは、
まだというかそういう段階で書いてる。
でもプロで書き慣れてる人でも。
月日とか昇華できてない人はずっとその段階でやるのかなとか。
月ちゃったね。
段階なのか別のステージみたいな感じかな。
読者からの評価の重要性
スピーカー 2
月ちゃったんでしょ。
スピーカー 1
だいぶ早いよ。
スピーカー 2
でも月るって言っても物語が、世界とキャラクターが生まれてたら、
その中で自分の日頃の何かとかを詰め込むタイプなので。
スピーカー 1
整えれば、舞台が整えれば。
スピーカー 2
舞台さえあれば全然出すものはあるんですよ。
ただその位置から世界を作るっていうそこの段階が、
本当に自分のためではなかなかいい世界が作れない。
スピーカー 2
わらやんぬがこういうテーマを提示してくれたのはすごいありがたくて、
ここまでがっつりしたやつを読みたいって言ってくれる人がいるから、
スピーカー 3
がっつり頑張ろうって思えるみたいな。
スピーカー 2
頑張れるんですよね。
頑張れますね。
それが物凄い自分の理解不能な全然興味のない分野やったらダメなんですけど、
スピーカー 3
私自身がちゃんと面白いと思える。
スピーカー 2
それやったらっていう。
そうそうそうそう。
私生活と仕事の両立
スピーカー 1
競馬とかやったら厳しいって。
競馬って厳しいかな。
スピーカー 2
絶対少女漫画にないもんね。
少女漫画で競馬は厳しいかな。
スピーカー 1
でもなんかその。
スピーカー 2
マーちゃんの話とかね。厳しいもんね。
スピーカー 1
でも作品としてはいっぱいあるからな。
スピーカー 2
少女漫画にはないと思ったんですよ。
少女漫画でマーちゃんはあんまりないかな。
スピーカー 3
恋愛を組み込んで。
スピーカー 2
終わらないかな。
スピーカー 1
どうしてもオッサンが対象になってもいいかな。
スピーカー 2
美少女がね、マージャンする漫画はもうすでにあるんで。
スピーカー 1
あれもでもオッサンが対象やと思う。
スピーカー 2
イケメンがマージャンする漫画があっても別にいいんですけども。
スピーカー 1
描きたくはないかな。
スピーカー 2
もうほんまに熱量を持ってこれが読みたいですって言われたらちょっと頑張って勉強してるね。
頑張って勉強するとは思うけど。
めっちゃホラーとかやったら厳しいなって思う。
スピーカー 1
苦手やから。
スピーカー 2
それを勉強する過程が厳しいなって思う。
そういう感じですね。
スピーカー 3
楽しみです、めっちゃ。
スピーカー 2
楽しみにしといてください。
そういう期待もプレッシャーに変えて頑張るんで。
素晴らしすぎる。
スピーカー 1
いろいろ落ち着いたらね。
本腰を入れてというか。
スピーカー 2
もう本腰は入ってんだよ。
本腰だいぶ入れてんだよこれ。
スピーカー 3
本腰入ってるでしょ。
スピーカー 2
同時並行でいろいろやらんとあかんことが引っ越しも控えてるんで。
スピーカー 3
この間たまたま新居の前を通りまして。
スピーカー 2
そうですか。
スピーカー 3
こんなできてるやんと思って。
スピーカー 2
もう外側結構できてるでしょ。
スピーカー 3
びっくりしました。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 3
もう完成いつですか?
スピーカー 2
5月の末に引き渡しをしてもらって。
でも翌日に引っ越すつもりでいるんで。
6月入ったら完全に新居の生活のはずです、今のところ。
スピーカー 3
今の家遊びに行っといていいですか?
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
今日も別に脱がれてる間に来たんやったら。
スピーカー 3
ちょっとワーキングしにでも。
スピーカー 2
全然来てください。
ルーティンの変更
スピーカー 1
せっかく家を離れられるようになったから。
そうなんですよね。
どっちがいいんかなと思って。
スピーカー 2
ワーキングさせてください。
ならし保育の段階やからどんだけ。
近所やから別にできる人はいけるんで。
スピーカー 3
前も見てきたんで。
もうないよね、連絡ないよ。
スピーカー 2
全然次回とかはそんなんでもいいし。
ぜひお願いします。
ブラッと来てもらってもいいし。
それもやりつつ。
明日工事の途中の内覧というか
現場案内みたいなのに入って。
今までも結構行ってるんですけど
まだ階段がつけられてないので
1階部分とか見た目をちょっと見させてもらう
みたいな感じだったんですけど
明日初めて2階に上がれるんですよ。
すごいそれは楽しみ。
スピーカー 3
楽しみ。
スピーカー 2
ローンの準備とかね。
そういうのがいろいろあって。
忙しいわ。
スピーカー 1
こんなやってたら仕事は終わる。
スピーカー 2
でもこんだけやってんねん。
めっちゃ大変やねん最近。
大変や。
めっちゃ大変なんですよ。
ということで頑張ります。
期待してます。
ありがとうございます。
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スピーカー 2
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38:32

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