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2024-07-31 53:48

112 - 劇場アニメ『ルックバック』を語る! 背中・扉・鏡がキーワードだ! (くろすけ, 暗, センセイ)

となりの学部のトトロ先生ゼミの4年生・くろすけさんをゲストに、当ゼミのセンセイと4年生の暗さんの3人で、藤本タツキ原作の劇場アニメ『ルックバック』について語りました。それぞれの推しポイントや考察から浮かび上がったキーワードは「背中」「扉」そして「鏡」!? ネタバレありでお届けしますのでご注意くださいませ。


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劇場アニメ「ルックバック」

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haruka nakamura

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00:00
みなさん、こんにちは。ゼミごっこの時間です。ゼミの先生です。よろしくお願いします。
アンです。
坂アンです。そしてゲストです。
隣の学部のくろすけと言います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
2回目です、これね。
なんか…
なんかさっきもやったような…
いやでも、なんか今日の映画もちょっとね、時間軸がちょっと戻る…
そういうか、なんか…
お前から言って…
繋げてきた。
僕らこれ、同じ話をさっきしたような気がするんですけど、っていうのはこっちの話なんですけど
ちょっと草間アンのマイクを僕がオンにするの忘れてたっていうね。
ひどい話だ。
放送事故があったんで、ちょっともう一回撮ってるんですけど。
はい。
申し訳ありませんでした。
聞いてる方は関係ないんですけど。
でですね、今日はですね、うちの草間アンと隣の学部のトトロ先生のとこのゼミのね、
くろすけさんをお招きして、
今日のテーマは映画、ルックバックを語る回ということで、お願いします。
お願いします。
お願いします。
現在ね、上映中のルックバックですけども。
これはね、草間アンからはですね、
先生、ルックバック見てないんすか?
俺パロディするとき、なんでそれを使うんすか?
エルゼンリングのときもそうだし。
語りましょう、みたいな。
そんなスカッシェに。
したんですけど、僕ちょっと原作は読んでるけど、まだ映画見てないわみたいな感じでちょっとあしらってたんですけど、
この前トトロ先生たちのゼミの人みんな来てね、
ここでちょっとゲスト収録してたんですけど、
そのときにまくろすけさんも来てて、
そのときはマイクの前じゃなくてね、
リスナーでね、聴衆として参加してくれてたんですけど、
そのときお便りでね、ここからリアルタイムお便りで、
映画ルックバック見たんですけどっていう、
そうですね。
夢を追いかける二人にっていう話があって、
盛り上がらなかった。
お前、ミラーを読んでるね。
知っている話だ。
知っている話だよね。
いや、全く盛り上がらなくてさ、そのお便りが。
びっくりするぐらい。
あのね、くろすけさんはさ、あっちの聴衆側だったからちょっと遠かったと思うんだけど、
僕ほんと目の前でさ、トトロ先生とかゼミ長とかいたじゃん。
無表情。
つらい。
全く。
つらい。
なんだろうね、共感の表情とか、全く無表情、無表情。
緊張ですかね。
緊張だろうね。
なんだろうね、全く想像をしない玉だったんですかね。
っていうことがあって、全く盛り上がらなかったんですけど、
その後、くろすけさんはごめんねみたいな話をして、
じゃあ今度は改めてルックバックの話しとろうねみたいな。
ありがたいです。
そこでこの庵が生きてきてですね、
そうだ、言われてたわ、ルックバック見なきゃと思って。
ちょうど。
昨日僕は見てきたと。
ということでですね、今日は思う存分の映画ルックバックについて語れる対戦になりました、我々。
ありがとうございます。
03:00
というわけで今日はネタバレありで、これを聞く方、大丈夫だと思いますけど、
ルックバック。
見てきてくれよ。
短編だしね、漫画的にもね。
そうですよね。漫画も映画もすごく短い。
映画とはいえ1時間ないんだよね、50何分とかね、結構短いんで。
本当ネタバレありではあるんですけど、ぜひ皆さんにも見ていただきたいなっていうね、そういう作品です。
よろしくお願いいたします。
じゃあちょっと番組のフォローのお願いです。
この番組は、とある大学の文化研究室からお送りするポッドキャストです。
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というわけで、今日は4年生の草間と所先生の所の黒助さんも4年生ですね。
そうです。
黒助さんと私先生の3人で映画ルックバックについて語ります。よろしくお願いします。
お願いします。
はい、というわけで映画ルックバックについて語っていきたいと思いますけどね。
はい。
じゃあまあやっぱ我々の推しポイントとか語っていきたいんですけど、まずはちょっとストーリーを改めて紹介したいと思います。
登場人物は2人ですね。
藤野さんと京本さん。
これどっちが主人公って言っていいのかな。藤野なんですかね。
藤野目線なのかなと思います。
女の子2人で、小学4年生から始まりますね。藤野さんと京本さんなんですけど、2人とも漫画を描くというね、そんなクリエイター的な感じの子どもたちですが、
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。
この学年新聞に漫画を載せてるってすっげーわかる感じするんだよな、なんか。
どういうことですか。
いや、なんかやってたなーみたいな。
僕がやってたっていうか、なんか誰かやってた。
僕もやってたかもしれないんだよなー。
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。
クラスメイトから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、
ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生。
京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。
このシーンありましたね。
いかーんの。
いらいわき目も振らず、ひたすら漫画を描き続ける藤野だったんですけれども、
一向に京本との差が縮まらないことに打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまうんですね、一旦ね。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、
06:02
そこで初めて対面した京本からずっとファンだったと告げられると。
不登校なんでね、家からは出てなかった、部屋からは出てなかったっぽいんですけど、
学年通信だけは届いてたんですね。
そこに載ってた藤野の漫画を読んでてファンだったと。
だから一方ではあれだよね、京本の絵に打ちひしがれて漫画を辞めた藤野だったけども、
その原因になった京本にファンでしたと言われて、めっちゃルンルン気分で帰るっていうような描写がありました。
で、漫画を描くことを諦めるきっかけになった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めることになった藤野。
二人の少女を繋いだのは漫画へのひたむきな思いだった。
しかしある日、全てを打ち砕く事件が起きる。
ことが、これは映画ルックバックの公式ストーリーから引用させていただきました。
この後の話もですね、今日は全部語っていこうと思うんですけれども。
じゃあ、さっきの時間軸ではアンさんが喋ろうとしてましたけど。
ちょっと気になるので、言ってまわっていいですか。
嫌です、ちょっとさっきの。
もうちょっと時間軸を巻き戻してやります。
アンからいきましょうか。
欲しいポイント。
そうですね、僕はそのルックバックっていう言葉の意味を、
漫画読んでる時はあんまり考えてなかったんですけど、
漫画読む時間より映画でこう、たぶん見てる時間の方が長かった。
1時間、漫画単行本読む時はたぶん1時間もかかってないんですけど。
いろんな描写が細かく描かれていく中で、
主人公の藤野がひたむきに自分の勉強机に向かって絵を描き続けるシーンっていうのが、
漫画だとコマで季節を分けて描かれてたりするんですけど、
すごい、なんだ、時間をかけてすごい音楽流れてみたいな、
そのシーンが描かれていく中で、藤野の背中を僕たちは見てた、
ルックバックじゃないですけど、
そこのシーンに僕は結構やられたっていうんですかね。
分かります。
見た人の感想でよくあるんですけど、
本当に規模の大小関わらず何かを自分で作ってたり、
何か制作とかやってる人は本当にもう、なんだ、刺さる映画っていうのがたぶんそこだった気がするですね。
その背中を見てると。
そうですね。作品ができたものじゃなくて、
作る過程じゃないですけど、
09:00
ただ本当に何か目的、目標が明確にあるわけじゃないけど、
とにかくやり続けなきゃいけない、あの時間っていうのがすごい僕は来たっすね。
かなりつらかったです。
どうですかね、黒助さんが。
結構それがルックバック。
分かります、そうですね。
ルックバックって英語的には思い出すとか振り返るとかね、
何かそんなような意味っぽいけど、
でもルックバックだから背中を見るっていうかね、何かそういうふうにも、
撮ろうと思えば撮れますよね。
何かダブルミーみたいな。
そうですね。
いやーつらかった。
どうですか、黒助さん。
ルックバック、背中っていう意味で、
藤野ちゃんが京本にサイン書いてあげたのも背中だし、
そうだったね。
土寺の後ろに。
そうですね、で背中を見てっていう漫画もあって、
それで振り返ったら自分のサインが飾ってあって、
っていうシーンもあって。
ドアにね。
あれが私一番泣けました。
あそこのシーンですね。
それも最後ですよね。
そうですね。
この京本が亡くなって、
多分あれお葬式とかおつやとか出た後でしょうね。
フォーマル着てたんでね。
部屋に入って、
漫画が4コマがあって、
背中見たらっていうとこですね。
振り返るとそのサインしたね、
土寺が飾ってあるという。
でっかく藤野って書いてあるんですね。
フルネームがなんかすごい。
ドーンって書いてありますよね。
それこそあれですよね、
卒業証書持ってった日に、
ファンですって言われた時に、
サインくださいって。
そうだね、サインしてください。
書くものがなくて、背中で。
背中に書いてください。
いやー。
それも背中、
ルックバックっていう意味ですごい、
考えられてるなってめっちゃ思ったのと、
そこの背中を見て、
自分のサインがあったっていうことで、
藤野が絵を頑張れたのも、
もちろん京本が、
自分のファンだって言ってくれたことが
きっかけっていうのもあるし、
で、京本も、
藤野の背中を見て、
頑張れてたっていう、
その関係性があって、
お互いがお互いを食い合ってたじゃないですけど、
すごいいい関係だった気がします。
どっちが上とかじゃなくて、
お互いお互いを尊敬して憧れてて、
やってた感じも良かったですね。
なるほどね。
すごい、背中ってところに2人とも、
フォーカスしてますね。
印象を持ってますね。
12:01
フォーカスしてますね。
先生どうですか?
どうだろうな。
昨日だし。
昨日の今日だからまだこう消化されてないんですけど。
僕らより絶対、
鮮明に残ってるじゃないですか。
そうだね。
やっぱりなんだろう、
あの、
音楽がさ、
乗るだけでさ、
いや、そうですね。
コンテンツの音楽がさ、
コンテンツの音楽がさ、
コンテンツの音楽がさ、
いや、そうですね。
こんなに有弁になるのかっていうのが。
いや、わかります。
やっぱりこれは原作ずっと読んでての、
劇場か?
えー?みたいな。
そうっすね。
だから渋々じゃないけど、
言った派としては、
別に原作で完成してるじゃんみたいな。
あの感動っていうかさ、
この受けたね、
衝撃っていうのがあるから、
それはもう完成してるじゃないかって、
思ってたからあんまりね、
行かなかったっていうか、今まで劇場行かなかったんだけど。
行くのが遅すぎたから、
その得点ももらえなかった。
もうなくなりましたって。
ラフの。
欲しかったのにもらえなかった。
夢漫画が。
もらえなかったんだけど、まあそれはともかく。
でも、ちょうどさっきね、
案外言ってたんだけど、
バーンって音楽が鳴るとこあるよね。
背中でね、それこそ絵を描き始めるときかな。
そこでピアノとね、
弦だけのね、
すごいシンプルなんですけど、
すごいこう、
映画館で聴くとすごい低音の効いた、
ドーンって押し出してくるような曲が流れるんだけど、
もうそのときに、
もう泣いたもんね。
これは明らかに音楽で泣いてんだけど、
いや、でも。
組み合わせるところで、
泣きました。
すごいなあと思って、
その衝撃がまず、
劇場ですごかったでしょ。
いやあ、そうっすね。
あれね、はるか中村の曲ですよね。
びっくりしましたね。
なんかあれですよ、結構
バックグラウンドある人っすよね、あの人。
いや、はるか中村っていう人がね、
サントラをつけてるという情報も全然知らずに、
僕は、ほんと何にも知らずに
劇場に行ったから、ほんとに全部ゼロで
受け止めたんですけど、
はるか中村は、
そう、僕が、あれね、たぶん2000、
まだ京都に行った頃なんですけど、
2008年とか、
2008年とか、
2009年とかに、
まだサブスクじゃなくて、
タワレコに行かなきゃCDがない。
毎週毎週タワレコに行って、
店員さんが推してる、
クラブミュージックとかね、
いや、いい時代だなあ。
あの辺の、
タワレコの店員さんを信じて買うみたいな。
いい時代だ。
そういう時に、はるか中村の
3部作が出てたのかな、
で、トワイライトとかがあったから、
それを買って、家で聴いてたのがあって、
あのはるか中村、
ここで?みたいな。
15:00
すごい、回収されて。
いやでも、すげえいい音楽だった。
で、なんかよかった。
でもね、映画の終わった後に、
サントラがスポーティファにあったから、
ルックバックの聴きながら、
電車で帰ったんだけど、
やっぱその劇場の時の、
感動はなかったんだよね。
絵と組み合わせあって、
音響でっていうのがあったのかな。
相まるっすよ。
単行本読んでた身からすると、
そもそも、
藤本たつきの絵が
動いてるって、そのまんまで。
まんま動いてた。
まんまじゃなかったですか。
やっぱアニメ化とかすると、
多少、
画風ってずれるじゃないですか。
鬼滅の刃とかも。
きっとずれてるし。
チェンソーマンでさえも、
マッパの作画はそのまんまとは言えない。
すごく綺麗だったんですけど。
その線とかが、
全部藤本たつきやったんですよね。
その顔の。
あの感じ、
なんか表現できないです。
何がそうさせているのかわからないんですけど、
藤本たつきの絵がそのまま動いたみたいな。
それで僕も、
すごいイケちゃった。
その予告編だけで、うわっ。
これ頃助さんは、
原作は後から読んだんだよね。
そうですね。
昨日買いました。
僕の逆ですよね。
映画からでしょ。
その場合はどうなの?
映画バッて見た時っていうのは。
そうですね。
あ、そうか。
何にも情報ないままだったんで、
まず最初、正直、
男の子、女の子みたいな感じで、
わからなかったんですよ。
わからなかったんですよ。
主人公が。
膝な感じで。
最初に、
4コマを一生懸命考えてるシーンがあって、
それで、男の子かな、
女の子かな、みたいな。
あ、まさか女の子2人の話なんだ。
っていうとこから、
私はスタートしましたね。
そっかそっか。
なんでそもそも見に行こうということになったの?
そうですよね。
原作からじゃなかったんだろう。
いや、藤本達喜先生の、
チェンソーマンは読んでて、
うんうん。
で、知ってはいたんですけど、
ルックバック自体は、
なんかジャンププラスで途中まで、
そうっすね。
ジャンププラスだと半分。
半分ぐらいまでしか読めなかったんで。
それこそ、ファンですってとこまで。
そうですそうです。
そこまで?
そこまでで切られてて、
それで、ちょっと続きも気になるなっていう部分と、
あとは、
なんか本当にツイッターとかで、
泣けるとか話題だったから、
その口コミに引き寄せられて、
みたいな。
えーすごい。
すごい、ちゃんと。
それで劇場まで行ってしまった。
そうなんですよね。
なんか結構、
元から知ってる人多めのイメージやった。
18:00
うん。
いや、めっちゃ評判いいですよね。
ルックバックの。
なんなんすかね、この
情熱。
叩きつけられる。
殴りつけられる。
そうですね。
なんだろう。
やっぱどう。
なんか作ってる人には、
より刺さるんですかね。
いや、私そうです。
なんか私も絵を描くのが、
ずっと昔から好きだったから。
そんなんも。
そう、最初の絵を
4コマを一生懸命考えてるシーンで、
もう、
ぐっときましたね、だいぶ。
最初の最初ね。
最初の最初の、
あの一生懸命考えてるシーンが。
すごい。
すごいぐっときましたね。
めっちゃ考えて作ってんだけど、
クラスメイトには5分で描けちゃったみたいなね。
そうそうそう。
かわいい。
あの藤野の感じが。
確かに、キャラの個性が。
やめちゃった後、
6年生の半ばで、
打ちひしがれて、
やめた後に、
その、
京本にファンですって言われた時に、
なんでやめちゃったのって言われた時も、
なんかすごい、
なんかショーに出すの考えてるから、
みたいな、
描いてんだけど、
脳みそにあんだけど、
あの感じがまた、
いいんですよ、あいつの。
そこの人間の、
そのある種、
醜さみたいなのも、
自分に投影できるものだった気もする。
そこも何?
刺さるというか、
なんか。
かわいい。
やっぱ結局、天才の枠に入るじゃないですか。
彼らは。
そういう人たちでも、
僕が、
その音楽やってるんですけど、
その天才って呼ばれる人たちも、
そういう一面があるんだな、みたいな。
やっぱこっちに持ってるものは、
やっぱあっちにもあるんだな、みたいな。
なんかその、
天才の短さみたいな。
努力の部分が、
すごい、
なんか刺さった気はします。
なんか。
すごい良かったです。
あれはね、2人は天才というか、
なんかそういう扱いになってくの?
なんか、
どうなの?
そっかね。
始めるの早かった。
も、一つ。
その絵を描く黒鷲家さんとしてはどうなの?
いや、もう続ける才能がまずあるというか、
やっぱ2人が、2人の関係性によって絶対これは成り立ってると思うから、
そうだな。
この2人が出会えたことが、
まず、この絵を続けるっていうか、
漫画を続けるっていうことの、
すごい大事な部分だなと思ってて。
私、
今も描いてますけど、
21:00
いやもう、
諦めてるんですよ。
なんか楽しくない時期がちゃんとあって、
で、ちゃんと説問してて、
そういう時に、
こういうやっぱ凶元みたいな立場がいたら、
多分続けると、
なんだろうなーみたいなのは、
めっちゃ思いました。
自分の絵の評価じゃないですか、
なんか返りがあるってのもいいんすかもね。
じゃあその何、凶元みたいなやつっていうのは、
黒鷲家さんからすると何?
自分のことを褒めてくれる人ってことなの?
それともなんかこう、
自分より明らかに絵が上手いやつが、
なんだろう、相棒としてというか、
一緒に歩んでくれるというか、
どういう人がいたらっていう感じなんだろうね。
藤野的にはどうなんだろうな。
やっぱり自分の好きなものを、
ちゃんと肯定してくれたというか、
なんだろうな、
本当に内容を見て判断して、
好きになってくれたっていうこと自体がまず、
絵を描いている身としては、
すごい一番嬉しいことだなって思いますね。
本当に作品だけでっていうことですよね。
だからね。
絵技のほうがあってなかったわけですよ。
あの最後のシーンとかって、
すごい解釈難しいじゃないですか。
どの一連の何?
死んだ後の部屋の前というか、
時間が飛ぶシーン。
あの感じもすごい。
扉ってのがやっぱり、
藤本達喜の作品にはすごい大事な要素。
チェンソーマンの第一部でも。
そう?
これネタバレしてもいいですよね。
大丈夫です。
主人公のデンジがずっと、
心の中に、脳みその中に、
開けちゃいけない扉を持ってて、
そこを開けると、
自分が父親を殺したっていう過去があるんですよ。
扉っていうキーポイント。
藤野じゃない、
京本が大学に、
芸術大学に進んで、
描いてたでっかい絵、
彼女の作品も、
たぶん、まんまチェンソーマンの扉だったんですよ。
描かれ方。
そうなんだ。
画風じゃないけど、扉そのものが。
そこのシーン、大学のシーンって、
辛いシーンじゃないですか。
そうだね。
殺されちゃう。
24:00
そうだね。
威風世界やったんで、
その時は殺されなかったんですけど、
彼女が殺される、
あそこで、
デンジの辛い、
開けちゃいけない扉っていう、
そのなんか、
なんだろう、
脅迫じゃないですけど、
これが出てくるんだっていう、
その辛い感じ。
今から絶対に悪いことが起きるっていう、
あの感じが、
すごいつらかった。
よかったんですけど、つらかったっすね。
やっぱ、藤本たつき作品の、
いろんなかけらが、
ふしぶしに出てきてる感じがあったっすね。
確かに。
なるほど。
言っちゃえば、なんか、
虚勢春、藤野はパワーっぽいし、みたいな。
なるほどね。
すごいいい感じのキャラクター像でした。
いやー、あとは、あれっすね、
あの、なんだ、
結局、異風世界、
私が漫画を、藤野、京本を、
その外に、
外に連れ出さなければっていう、
さっき言ってたのは、あれだよね、
アンが言ってたのは、その、
藤野が卒業書書届けに来たときに、
なんか、出てくんな、出てこい、みたいな、
そういう漫画を書いたやつが、
ひゅーってね、向こうに入っちゃって、
で、京本は、
あ、これは藤野が来たんだ、みたいなので、
飛び出てくるっていう、
だから、その書いた漫画がきっかけで。
そうですね。
で、飛び出て、
飛び出た世界線を描かれたじゃないですか。
そうだね。
彼女が、その、自分の部屋から出た。
作品的にはそうですよね。
出た後のストーリーで、
で、殺されちゃうということになるんですよね。
死ぬっていう世界。
でも、一緒に漫画をやってた世界。
でも、だったんですけど、その、
死んだ後に、藤野の脳みその中かわからないですけど、
その異風世界、藤野と出会ってなかった世界線が描かれてたんですけど、
それでも、京本は美大に行って絵を描いて、まあまあ。
そうだね。
たぶん、あの子はずっと絵を描いてた。
そうだね。
で、そこに殺人鬼、通り魔じゃないですけど、
自分の、あの感じもよくなかったですか?
その、殺しに来た人の。
お前、俺のネットにあげた絵、パクっただろ、みたいな。
そのなんか、なんだろう、僕にはわからないんですけど、きっと、
言っていい言葉かわからないんですけど、
きょうあにのパロディに近い。
まあ、そうだね。
あの、きょうあにの事件に近い。
そうだね、ちょうど、きょうあにの事件からもね、
時間がたった感じではあるんですけど。
27:01
あの感じもあるし、でも、そこに助けに来る、
なんだ、すごい選手に、空手の選手になった藤野がやっつけに来て、
で、その、倒した拍子に足が折れて救急車で運ばれるんですけど、
もしかして、藤野先生ですか?って、きょうもとがまたなる。
あの時、部屋出てなかった世界戦であっても、大学生まで育った後に、
結局、この2人は出会って、で、なんでやめちゃったんですか?って聞いた時に、
最近また始めたよって。
あれが虚勢か、ほんとかはわかんないんですけど、
たぶん藤野だから、また虚勢を張って、言ったんだろうけど、
結局またなんか、その先は描かれなかったんですけど、
一緒になんか始めて、漫画を一緒に描きそうな。
結局、どんな世界戦に行っても、彼女ら2人は一緒に絵を描いてたんだなっていう、
解釈をして、すごい嬉しかったです。
いやー、すごい良かった。
運命って感じの。
あの辺は、黒鶴子さんはどうですか?展開としては。
えー、そうですね。
いや、急に何が始まった?って思いましたよね、最初は。
あれはだから原作読んでないって、いきなりパッて映画だと、何が始まったんだろうっていう。
そうですね。
理解できないっすね。
何?何?結局2人、え、京本は死んだの?どうなの?みたいな感じで、
よくわかんないまま進んで、
でも、多分これは別の世界戦で、京本は本当は亡くなってるんだろうなーと思いつつも、
そうですね、2人はやっぱり結ばれるじゃないけど、
出会う運命だったんだなーっていうところがグッときましたね。
えみごっこ。えみごっこ。えみごっこ。
なんかすごい背中とか扉とか、いろいろな鍵となるものがありますね。
どうでした?
僕はなんかね、漫画を読んでた時には、お二人と全く同じ気持ちで、
要するに世界戦なんか違う妄想というか、
藤野の妄想で私が彼女を出してなかったら、彼女は死ななかったし、みたいな後悔というかね、
だからルックバックだしさ、振り返るっていうことなんだろうなーみたいな感じで理解してたんだけど、
なんか映画で見たら、なんかね、ちょっとそこの印象が違って、
ちょっとこれはお二人にぶつけてみたいんですけど、
なんか一本、あれは一つの、なんか藤野とって話で、
30:04
言うと、なんていうの、京本っていうのは実在しないんじゃないかって。
だからもう藤野の頭の中にしかいない人で、
イマジナリーフレンドっていうのかな、想像上の友達で、
ずーっと藤野は一人なんだよ。
だから京本っていう存在は藤野が作り出した頭の中で、
自分を肯定してくれたり、ちょっとめんどくさい背景を描いてくれたりする別人格っていうか。
で、それとともに小学4年生から歩んできたと。
で、その中の京本が死んだっていうことはつまり、藤野が一人で漫画を描くことになった。
漫画を描くことになるっていうその旅立ちっていうか。
なんかあれは一本の筋で、IFとか他の世界線とかじゃなくて、
全部そういう彼女の中の、藤野の中の全部話なんじゃないかなって。
なるほど。
って思った理由は、作品、映画で初めて気づいたんですけど、鏡っていうのはよく出てくるんですよ。
最初もそうですよね。
最初もわざわざ背中を向けた絵なんだけど、その机に置いた鏡に映った藤野を映したり。
あといろんなところで救急車に運ばれてるときもバトンって閉めると京本が映ってたりとか。
反射が。
反射っていうものをすごい演出上なのか、なんか目について。
わざわざ反射した先で表現するっていうことをやってたから、
それを見てるうちになんかもやもやと、これもしかして藤野の一人の話?
全部想像上の、つまりクリエイターっていうものが自分の中にもう一人自分を立てて。
でもやがて一人、それはいなくなってもやっていけるようになるっていうか。
なるほどな、そういう話なんじゃないか。
面白い。
やばー。
すごい。
YouTube出したほうがいいっすね、話。
考察チャンネル。
考察チャンネルしたほうがいい。
そうか。
そういうのもなんかクリエイターとしてわかりません?
確かに、わかる。
都合のよく自分をさ、お前天才だよお前みたいな感じでさ、書いたときとか作ったときにさ、
俺最高じゃんこれって言ってくれる誰かって心の中にいたらいいんじゃない?
めちゃくちゃいるっすね。
ありますあります。
あるよね。
これ最高の出来たなみたいな。
このエレピ、この時間で売ってる俺やばすぎるだろって思って、インスタ載せますの俺。
これ天才じゃん俺って思うんですけど、誰もいいねつかないから。
それが京本じゃん、だから。
そうか。
ずっとファンでしたみたいな。
自分よりね、上手い人っていうか。
33:04
肯定されるに満足できる説得力のある人。
やばいなあ、そうか。
そう思うと、すごい。
絵を描くのをやめるときも、もちろん他の人に言ってるのもあるけど、自分の中でなんかやめちゃうわけじゃん。
そうですね。
満足できないみたいで上手くないっていう。
それもだから自分の中の京本なのかな。
すごいなあ。
やべえ解釈っていうことを。
でも相当取れるですね、やっぱ。
でもそれはね、映像で見ないと思いつかなかったんで、原作で読んだときには全然思いつかなかったから、まあ。
なんか感覚が込めてるかもしれないですね。
かもしれないよね、作品映像化したときに、なんかそういう解釈を入れたかもしれないし。
なるほど。
いやあ、汲み取りきれなかったなそれ。
でも確かに反射はすごい意識されてたっすね。
結構ね、なんか反射で描いてるなあって。
すごい。
おしゃれっていうのもあるかもしれないんだけど、なんかおしゃれなだけでね、その絵は作らないんでね。
意味を込めてある。
やっぱ絶対そういうのは鏡っていうのに意味があるんだろうなあみたいな。
いやすごい、そうか。
意図的に描かれてたっすね。
面白い。
いやあ。
だからあれは藤野の一人の話。
うん。
やべえ。
年の子が出てる気がする。
年の子って言うなよ。
年の子って言うなよ。
年の子。
いやいやいや。
年の子ですよね。
いや、すごい。
年の子。
まじですごい。
なるほどな。
思った。
だからすげえ、なんか。
確かに。
そう思うとまたちょっと寂しい感じもするんだけど、でも京本は死ななかったというか、なんていうの。
彼女の中での役割を終えて消えていったって。
なるほど。
確かに、それだったら。
死という。
自殺されたということは、まあ、なかった。
いやあ。
つらいなあ。
っていうので、僕は鏡っていうのをちょっとこう。
面白。
確かに。
すげえ。
いやあ。
確かに。
すげえ。
もう1回見たくなるね。
いやあ、見て。
そう、今めっちゃ見たくなりました。
どうしよう、今日行こうか。
この、そう、この世界線だと思って見てほしいよね、1回。
読み直したいな。
全部これは藤野の脳内の中の話なんだみたいな。
いやあ。
それやばいなあ。
言えるなあ。
藤本達喜がそんなことしてそうだしなあ。
本人が。
言わないけどね。
してそうだしなあ、あの人。
言わないけどね、なんかね、考えてる。
バグってるから、あの人。
ほんとに。
でも、ほんとわかんないよね。
でも、これは藤本達喜がそういうところもあったかどうかとか、
あと映画でね、監督がね、映画化したときに、そういうことをまた込めたのかとか、
ほんといろいろ重層的にいろんなところにあるんだけど、
まあでも、最終的には受け取る側なんでね。
36:00
いやあ、でもなんか、やばい人ではあるからな、藤本の、なんか長山小春だっけ、
そのツイッターでなんかイマジナリ妹作って、
あ、そう。
あのツイートしてたりするんです。
そうなんだ。
あ、そうなんだ。
知らなかった。
そうなんだ。
もう藤本、中身が藤本達喜ってのはバレてるんですけど、
今日はセブンでメロンを食べました。おいしかったです、みたいな。
なんか、ルックバックの映画見ました、みたいな。
それなんか、なんか自分を肯定してくれるじゃないですけど、
藤本達喜の妹を名乗ってやってるツイッターアカウントがあるんですけど、
これ見てほしいんですけど、なんかそこに通じるものがある気がしたっすね。
やばい人なんですよ、この人は。
ありえる。
ありえる解釈になってきたね。
なんか、こうやってなんか都市伝説とか陰謀論出てきてくるのかな、
なんかすごいそんな気がしたっすね。
そっか。
これは小春なのかもな。
そう、変な人なんですよ。
あー、おもしろ。
つながったな。
おもしろ。確かに。
やばいな。
これはね、そういう話もね、ありえるなっていう。
すごい。
これで卒論かけるな。
僕、これで卒業します。
僕も、僕も。
作品研究に切り替えます。
作品で卒論書きます。
やばい。
というね。
あとなんか、見てて気になったこととかない?
なんかこう、映画として見ててなんかこう。
あの、その、よく言われてる話なんですけど、
ルックバックをその、読んだ時に、
コメントとかでもあったんですけど、
映画的な書かれ方をしているっていう、
その、吹き出しがなくて。
あー、そう、漫画自体が。
漫画のコマ割りのカットとかが、
映画の流れてくようなシーン割に、
すごい近くて、
それこそ一番泣いた、
スキップして雨の中帰る予定、
で、同じ足挙げて、同じ手挙げて。
あー、そうだね。
ぎこちなくか、スキップしていく感じ。
ぎこちない、醜く、その水たまりにバシャバシャして。
それまで透かしてた。
藤野が、なんかもう、爆発しちゃう時が。
あれも、その、漫画まんまな感じなんですけど、
映画に直した時に、変換した時に、
すごい描写じゃなかったですか、あれは。
解像度高かった。
でも、やっぱ、あの描かれ方してるから、
たぶん、そのシーン、ちらっと描いてる。
その、漫画の描かれ方が、
あんなに映画的じゃなかったら、
39:02
引いちゃうぐらい、ある、なんだ、
すごいいいシーン。
すごいいいシーンだけど、
見てられないくらい、汚いスキップをするじゃないですか。
その人間の、すごい中身が、さらけ出してる。
でも、漫画があったから、その感動に変わった気がした。
その、漫画のあの描かれ方が。
あー、なるほどね。
すごい、あれ好きでした、僕は。
なんか、映画的っていうのは、こういうことなのかってなったっす。
なんていうの?
例えば、あそこが、アニメ的っていうかなると、
ちょっと、なんか、笑いのシーンになっちゃうね、なんかね。
あー、そうっすよね、たぶん。
笑う、でも、全然、そういう気持ちは起きなかったもんね。
感動。
むしろ、美しい。
いや、美しかった。
確かに。
美しいシーンだったよね。
いやー、美しかったなー。
なるほど。
そうだ、美しいな。
なんなんだ、あれは。
あそこは美しく描かれてましたね。
手つまなかったな。
でも、今そこに原作ありますよね。
あります。
すごい。
私思ったのが、すごい、あれ藤野が嬉しいシーンじゃないですか、
普通そういう時って、描写って晴れの日とかが多いと思うんですけど、
雨なんだと思って。
大雨降ってるんですよ。
それすごいなって思いましたね。
たつき先生のその表現を、仕方がすごいなってめっちゃ思いましたね。
普通に考えて晴れ、しかもちょっと雨降りそうな感じで、
卒業証書渡しに行って、描いてる間に雨降ってきて、
そうそうそう。
じゃあ、もう嬉しいんだから晴れ。
そうですけどね。
今に太陽光が漏れての方がいいかもしれない。
虹かかるぐらいかなと思ったら、まさかの。
大雨降って。
大雨降って、バシャバシャっていう。
しかもそんな原作画とは、たいして長いシーンじゃないね。
そうなんですよ。
スキップかどうかそれはもう。
わかんない、スキップなんだって。
そうなんですよ。
ちょっとね。
この見開き。
これめっちゃ印象的ですよね。
とてつもない。
このね。
もうとんでもない。
見開きがね。
この何なんだろうね、これねっていうね。
これがだからすごい映像化されてたね。
本当だわ。
言葉にならないな。
すごい良かった。
すごいね。
ここ、まあ見せ場のひとつなんですかね。
映画の。
見せ場だな。
もうなんか、さよならエリとかも映画化してほしいな、ほんとに。
短編ね、たくさんありますからね。
そうですね、とつき先生。
でも全部このパターンじゃないけどさ、1時間でさ、全部映画化して。
やってくれますね。
それはどうなの。
もう本当に金出すわ。
42:00
少ない貯金。
クラウドファンディング。
土下座しちゃうな。
本当に頼む。
ね。
すんごい。
今回だから、1時間ぐらいだから、もう映画じゃない扱いなんだね、これね。
そうなんですね。
デジタル作品みたいな感じで。
なるほど。
どこで見ても1700円っていうね。
ということで、ちょっと特殊なやり方でね、出てますけど。
クラウドも金出せるな。
ちょっとこの後、もう一回行くかみたいなね。
いや、あり。
ありだな。
行くかみたいな。
絶対ありだな。
ありあり。
ああ、やべえ。
もうなんか。
ちょっと2人で行ってきてくれ。
ありですね、ありですね。
この後の激流を抑える。
ありですね、ありですね。
行ってきてほしい、ほんと。
すごい。
もう一回見たいな。
そう。
もう一回見たいな。
絶対円盤欲しいなって思ってました。
見たときから。
出るし、だろうし。
絶対に買うし。
買うと思ったよ。
だよね。
あとなんか、エンドロール見てたら、アマゾンプライムかな。
なんか出資してたから。
本当ですか。
もしかしたら、サブスクとかでも結構早い段階から出るかもしれない。
買いますよ。
でもまあね、ブルーレイとかでね、綺麗な。
絶対に買う。
欲しいです。
見たいかもしれないですよね。
藤本達喜。
はい、紙。
ここもなんかあったかな。
そうだな、僕原作では気づかなかったんだけど、京都があれでしたね、
鉛。
鉛。
そうそう。
そうですね。
山形ですか、これは。
東北なんですね。
なんか、藤本達喜自体が秋田県出身なんで。
そうなんだ。
なんかだいぶ自分のこと投影してそうだな。
確かに。
そうなんだ。
いやー。
はるか中村もね、たぶんそっちの方だったかな。
そうなんですか。
大森だったかな。
えーすごい。
東北の方だったんですか。
藤野先生って感じですよね。
そう、なんか。
方言指導入ってましたね。
あーそう、見たす見たす。
エンドロールで出てましたね。
あれ出てたっすね。
あ、黙ってたかと思って、原作もう一回見せてもらっていいかな。
なんか、どもりはあったけど。
なんか、陰キャ特有のそのオタクっぽい喋り。
すごい喋り方かなと思ってたんだけど。
めちゃくちゃ鉛ってたっすね。
舞台が山形だから。
全然だから、僕これ漫画読んでた時には鉛って読んでなかった。
私藤野先生のファンです。サインください。書いてあるけど。
いや、本当にそう。でも、私。
そうそう。
本当に東北のコテコテの鉛。
東北っぽいね、鉛になってましたよね。
やったー。
そう、だから、やっぱ分かんないね、この漫画だとね。
すごい。
それもちょっと演出なのかな、なんか。
やっぱ、引きこもりで関わる人間が、自分の家族だけとかだと、
なまったりするのかなって、やっぱ。
どうなんだ、そういうあれなのかな。
藤野はだから、社交的に。
45:00
そうですね、藤野。
いろいろと付き合ってて。
全然普通の標準語。
まあでも、それが標準語っていうのもなんかね、
どういうバックグラウンドなんだって感じはするけど。
あえてだよね、たぶんね。藤野はなまらせずに、
京本をなまらせてるっていうのは、それも演出ですよね。
かけあげ、対比ですね。
対比でね、わざとやってるんでしょうね。
よかったな。
まあ、そういう演出されてな。
なまりも、なまりも、まじでノイズじゃなかったですね。
本当によかった。
よかったです。
まあね、なんか、全然よかったですよね。
すって入ってきた。
そりゃ、なまるよな。
ちょっとびっくりしたけどね、なまらせんのかと思ったよ。
このシーンだ、藤野先生のシーンだと思ったら、
ちゃんとなまってて、あ、なまってんだって。
じゃあ、みんななまってたらいい。
いや、まあまあ。
でもまあ、ここはかけ分けなんだよね。
だからね。
見せ方が。
わざとね、やってるんだなっていうことでね、
まあ、それもどうかなと思いましたけど、
まあ、いいんじゃないですかね。
はい。
よかった。
はい、ということで。
まじよかった。
だらだらしゃべってますからね。
だらだらしゃべってます。
そんなもんかな。
まあ、もう一回行きたいね、これ、なんとなくね。
行きたい。
行きたいなあ。
なんか。
ちょっと、明日、行こうかな。
イベント前に。
みなさんぜひ。
はい。
ぜひぜひ。
ということでした。
はい、エンディングですけどね。
いやいや。
はい。
すごいしんみり進みましたね、今日。
なんか、じどーっと進みましたね。
すごい、なんか質度が高い感じでしたよ、今日。
内容を追っちゃうとどうしても。
いやでもやっぱ、この話すると、そりゃそうなっちゃうよ。
じゃあ、ちょっと、ルックパックしていきましょうか。
じゃあ、黒助さんどうでした、まずは。
えー、ちょっと語れる甲斐があって嬉しかったです。
どうなの、まだちょっと語り尽くしました?
なんかちょっと言い忘れたことあれば、今ここで言っとかないと。
えー、言い忘れたこと?
これは言っとかなきゃいけなかったなー、みたいな、なんかあったらもう。
えー、そうですね。絵を描いてる身としては、やっぱ。
そうだね。
たつき先生の構図って、構図の見せ方すごいなって思いました。
あー、なるほどね。
すごい。
あと、歩き方とか、その嬉しい時のさっきのスキップもだし、
同級生にバカにされて悔しい時の歩きとか、
そういう早歩きとか、2人で歩いてる時とか、
いろいろかき分けがあったなーっていうのはありましたね。
すごい良かったなー。
なんかそういう独特の構図がそのまま映画になって、またいい味が出てるというかね。
なんか、不思議な感じでしたね。
すごい良かった。
これは、あーん、という。
はい、黒助さんでしたー。
はい、そして草加安ですが、どうですか。
いやー、絵描いてないんですけど、絵描いてきたん、自分みたいな。
何言ってんだろう。
48:01
あなた音楽をやる人だからね。
私は音楽なんですけど、やっぱでもなんか、めっちゃこの映画見た後から死ぬほどやってます。
もう。
なに?打ち込んでるの?
打ち込んでます。
おー、いいじゃん。
モチベが上がる絵が。
ちょっとやばい。脅迫観念に近いです。
あー。
やんなきゃダメだろって。
確かに、わかる。
これやんなきゃダメじゃんって。
この作中でもこのスケッチブックがバンバンバンバン積み上がっていくんだけど。
もうその時点で、もうダメだ俺はみたいな。
これなんじゃダメだ、パソコンパンクするぐらい俺は作んなきゃダメなんだと思って。
本当にそう。
絵を描く中でのスケッチブックっていうものが見えるのはいいですね、すごく。
描いたっていうのが形として残ってくっていうのが。
また違うんすけど。
音楽だとね、またちょっとこう。
電子ファイルが増えていくだけなんですけど。
そうだね。
いやーでも、いいっすよ。ちょっと草感今から乗り乗っていくんで。
いやいや、お前らチェックだぜ。
自分の中のきょうもとと、頑張ってくださいよ。
本当に頑張ります。
草感先生ファンですっていう人だね。
いやー来てほしい、マジで。
ずっと成長してますってね、言われるようになる。
来てほしいって、俺がイマジナリーきょうもと作ってます。
イマジナリーきょうもと作ってますね。
僕も昨日見た映画ではあったんですけど、やっぱ結構ちょっと半数してましたね、この1日。
ずっと考えちゃいます。
昨日の夜もね、トトロ先生と一緒に飲んでたんですけどね。
飲みながらもちょっと頭の片隅にはルックバックが。
そうなっちゃう。
ありましたね。
トトロ先生が、いやもう僕授業が多くて大変なんですよとか言ってるんだけど、
あ、そっか大変だねって言いながら頭の片隅ではルックバックのことを、
あれはどういうことなのかなって多分ちょっとずっとこう、
CPUの、自分の脳のCPU5%か10%くらいずっと使ってる感じですね。
ということで大変良かったと思います。
いや良かった。
なんか最初に言い忘れたというような感じがしましたけど、
これは藤本辰樹さんの作品です。
今、今。
代表作は今やっぱ何、チェーンソーマンが一番今みんなピンとくるのかな。
そうですね、ファイアパンチからチェーンソーマン。
チェーンソーマンっていうね。
いやちょっと藤本作品もっと喋りたいです。
そうだね、僕は長編に手を出すのがちょっとなんか大変腰が重くて、
短編だけ全部買って読んでたりしたんですけど。
いやでも短編だけでも。
チェーンソーマンはね、あとねやっぱちょっとなんか残酷な描写が苦手でね。
ちょっとゼロいですよね。
ちょっとね、苦手なんですよね。
なんか藤本辰樹的には、なんか人殺すのは残酷だけど悪魔ならいいじゃんって悪魔にしてるらしいですよ。
そうなんだ。
あれってそういうこと?
51:01
そういうエクスキューズなの?
別に僕は倫理的な問題を言ってるわけじゃなくて、その描写について言ってるわけで。
大腸をマフラーにしてるかな、チェーンソーマンは。
エグい。
ルックバックでもその通り魔がね、あの。
なんだあれ、ツルハシか?
ツルハシ、あれ怖かったな。
あのシーンめちゃめちゃ怖くて。
あれが怖かった、その京本が壊されるっていうのが怖かった。
あれが京本がブサッブサッって何回もでしょ、あれと。
行くのかって思ったんですよ。
あのシーンとかめっちゃね、怖いから、あの怖い。
怖かった。
すごい怖いシーンで、あれが積み重なってるのがチェーンソーマンかなと思うとちょっと見れない。
いや見てほしい、グロも藤本辰樹ですから。
分かるんですけどね。
めちゃめちゃな。
まあそういうまた藤本辰樹を語ることもあるかもしれません。
いや絶対にやりましょう。
もうファイアパンチもチェーンソーマンも全部読んでください。
ファイアパンチもね、なんかファイアパンチもチェーンソーマンも最初の3巻ぐらいは読んでんだよな、なんか。
あ、そう、そこで読んで。
もうそれ以上はもう無理、みたいな。
もうお腹いっぱいみたいな、僕の中の。
読んで読んで。
僕の中のグロメーターはもうここまでですからね。
そういうの最近ので多いんだよな。
僕のジャンプ作品とかなんか。
グロいの多いんだよな。
あんまり血に流れんのないっすもんね。
鬼滅とかも結構辛かったもんな。
鬼滅よく小学生読めましたよね、あの。
確かに。
逆にいけんのかね、子供はなんか。
なんか。
血だー、ひゃはー、みたいな感じになるんですけど。
地域末。
だんだんさげて。
まあ確かに日本はそろそろ。
地域末だけどね。
8D戦とかの終わりを感じたけど。
地域末かもしれないですけどね。
はい、ということでした。
じゃあお便りの用意込みだけしておきます。
この番組にあてるメッセージをお待ちしています。
匿名でのメッセージはマシュマロでお気軽にお送りください。
番組メールアドレスはゼミごっこアットマークgmail.comです。
番組オリジナルグッズをお希望の方は住所・氏名を明記の上、
メッセージをお送りください。
よろしくお願いいたします。
お願いします。
まあ皆さん匿名でね、マシュマロでどんどん送っていただきたいと思います。
いえいえ。
はい、というわけで今日は4年生の岡安とですね、
同じく4年生のポトロ先生の隣の学部のゼミ生のクロスケさんに来ていただきまして、
映画ルックバックについて語る回でした。
どうもお二人ともありがとうございました。
ありがとうございました。
53:48

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