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おはようございます。普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。
今回のテーマは、日本の水問題です。
日本の水問題、日本っていっぱい水あるじゃんっていう風に思っている人がきっとほとんどだと思います。
今日は、この水問題について子どもたちと考えてみたい、考えて欲しいなということでお話ししていきます。
日本はですね、海にも囲まれてて、さらに山へ行けば、まあ行かなくてもいいんですけれども、川がですね、いろんな所に流れていって、
なので水に囲まれて生活しているという風に思っている人が多いと思います。
ただ、最近だとダムが干上がっているような映像とかよく見ますよね。
なので、必ずしも問題がないとは言えません。
今回話そうと思った背景きっかけですが、最近ですね、中学校へSDGsの出前授業へ行ったんですよね。
そこで身近な所からできるアクションを考えようというワークショップで、子どもたちからですね、水を大切にしたいとか、水を出しっぱなしにしないというようなアクション、まあ意見ですね、が結構出てたんですよ。
きっと当たり前のように子どもたちは節水が大切ということはわかってて、アクションとしてあげてくれたんだと思うんですが、
その背景に何があるかまではおそらく知らないんじゃないかなと思ったんですよね。
ということもあって、私自身改めて日本の水というものについて調べてみて、
あ、そうなんだと思ったところがあったので、共有したらですね、皆さんの新しい気づきになるかなと思い、今回のテーマにしました。
ということで、本題に入っていきたいと思います。
皆さんですね、家の蛇口をひねると水って出てきますよね。
水道台を滞納しててという人じゃない限りは、今のタイミングであれば、全国で節水の要請などかかっていないという今であれば、蛇口をひねれば水は出てくると思います。
でも私たちが使える水って世界から見たら実は少ないっていうことを知ってましたか?
そうなんですよね。
まずはですね、日本の雨の降る量についてですが、これはですね、世界平均の2倍の雨の量が降っています。
環境省の資料によると、日本の年間の平均の降水量、雨が降る量は非常に多いですよね。
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これが2倍と言われています。
降水量だけで見ると、世界平均の2倍というのが環境省の情報から見て取れるわけです。
もちろんその世界の中にはアフリカとかですね、砂漠地帯も入っていますので、確かにそうといえばそうですよね。
いずれにしても多い雨の量、たくさん雨が降る国と言えます。
じゃあ、なんで水問題が発生するかというと、それはですね、3つのポイントがあります。
その3つが何かというのを最初にお話ししておくと、1つ目が地形です。
そして2つ目が水の使用量。
そして3つ目が降雨量、雨の降る量、この3点です。
それぞれについて説明していきます。
まず1つ目ですが、地形ですね。
日本の地形って水不足を引き起こす要因になっているというわけです。
どういうことかというと、日本は土地が狭くて、かつ山も多くて、起伏もあってということから、
降梅、坂が多いのでたくさんの雨が降るんですが、どんどんどんどんと海へ流れていってしまうんですよね。
これはイメージ湧きやすいかなと思います。
雨は降るけど、流れ出てしまうというのが、日本の水不足につながっているわけです。
あと、山だけじゃなくて、山の中に水が入ってしまうということもあります。
あと、山だけじゃなくて、川も降梅、坂、角度があるので、水の流れも早くどんどんと海に流れ出てしまうんですね。
なので、海に囲まれているので、海水はたくさんあるんですが、淡水ですね。
これは確保しにくいというのが日本になります。
これが日本で水不足が起きてしまうポイントの1つ目、地形でした。
では続いて2つ目ですが、2つ目は水の使用量です。
先ほどもお話しした通り、日本は世界の平均の2倍の雨の量だという風に、雨が降るという風に言われています。
ただ、国の面積に対して人が多いので、この雨の量を1人当たりの量に換算すると、
世界平均の4分の1程度、つまり25%程度になっちゃうので、意外と1人当たりの水の量って足りてないんですよね。
自由に使える水の量は世界平均の25%程度。
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世界の国の人と比べると、4分の1の水しか自由に使えないという風に思うと少なく感じますよね。
ただ、それに対して使う水の量は世界平均の倍以上と言われています。
一般的に人が暮らすのに必要な水の量は最低1日1人100リットルなんですが、
私たち日本人は1人当たり200リットルの水を使っていて、
それをですね、無駄というかどうかは個人の主観にもよるかなと思いますが、
かなり消費している、そういう生活を日本人はしているんだということがわかりますね。
このため、雨が降らない時期が続くとすぐに水不足になってしまうということなんです。
これが日本で水不足が起きてしまうポイントの2つ目、水の使用量でした。
最後3つ目ですが、それは降雨量、雨の降る量です。
いやいや、先ほど雨たくさん降るって言ったじゃん。
確かに地形の影響で海にたくさん流れ出ちゃうけど、それでも降ってるから。
雨の量による水不足って変じゃないですかと思う人もいるかもしれません。
確かに数年前であればこの3つ目のポイントは出てこなかったかもしれません。
じゃあなんでこの3つ目が入ってきたかというと、
それは地球温暖化の影響が強くなってきたからです。
今の日本の平均気温って年々少しずつですが上昇していますよ。
そのため雨の降り方がめちゃくちゃな感じになっています。
どういうことかというと、温暖化の影響によって
ゲリラ豪雨や集中豪雨といった大雨が昔よりも増えました。
局所的な豪雨って毎年発生していますよね。
こういう集中型の雨が降る一方で、
雨が降らない日数っていうのも伸びているのが現状です。
ちょうどこの配信を撮っている日は雨が降ったんですが、
それより前は1ヶ月ぐらい雨が降らない日が続いている状況でした。
このように集中的に豪雨になる場合もあれば、
ずっと降らない日も続いたりと、安定的に降らないので、
水が足りないという状況に拍車をかけているということなんですね。
降らないのはもちろんなんですが、
降っても一気に降るので、これがどんどんと流れ出てしまう。
そういうサイクルになって水不足ということです。
このように雨の量というか、降り方によって
新たな水問題の原因が生まれてしまったということなんですね。
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1つ目のポイント、降雨量・雨の降る量でした。
ということで、今回は日本の水問題についてお話ししました。
水問題・水不足が発生するポイントをおさらいしておくと、
1つ目は地形、2つ目が水の使用量、3つ目が降雨量・雨の降る量のこの3つでした。
中学校への出前授業をきっかけにして、
日本の水問題について調べてみましたが、
節水しましょうというアクションの裏側にはこういう問題があって、
この部分を子どもたちと話し合ったり、子どもたちに調べてもらうと、
また新しい気づきや発見につながりそうですね。
はい、では今回の配信は以上となります。
この配信が皆さんのお役に立てたら幸いです。
では皆さん良い1日をお過ごしください。