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2023-12-27 11:29

そのコミュニティは好きですか?誤った帰属意識を持ってるかもしれません。

「時間外で仕事をしてたら懲戒処分」

こういう事例をきいて、
コミュニティに対する帰属意識について
考えてみました。

プラスに働く場合もあれば、
マイナスに影響することもあります。

人が成長できるように、
作用すると良いですよね。

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はい、おはようございます。普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。 今回は、そのコミュニティは好きですか、
誤った帰属意識を持っているかもしれません、というテーマでお話ししていきます。 コミュニティ、組織、会社、そういったものに対する帰属意識がテーマです。
今回の話の背景ですが、少し前にツイートもしたんですけれども、 ある会社の話として、「仕事の時間外で仕事をしていて懲戒処分になった。」
こういう内容のツイートをしたんですね。 要は、就業している時間、もう終わっているという時間なのに、
あとですね、休日とかに仕事をしていて、バレて懲戒処分を受けたということなんですが、 これをですね、私自身が見た時に
いや、そこまでして仕事したいのかと思っちゃったんですよね。 そんなに仕事が好きだったのかなとか、その会社が好きだったのかなと思ってしまいまして、
今回はですね、それをテーマにお話ししようかなと思います。 もちろんですね、会社員の場合とフリーランスの場合では違います。
フリーランスの場合は、まあ自分で考えて頑張りましょうという感じですよね。 ただ、会社員の人の場合はサービス残業ということになるので、その人もルール違反。
会社もルール違反となってしまいますので、やめましょう。 今回はですね、そういった制度に関する話ではなくて、
なぜそこまでして働きたいのかという、 貴族意識に関する話をしていきたいと思います。
会社とか、ひょっとしたら家庭とかも含まれるかもしれませんが、 人の集まりイコールコミュニティとして、そのコミュニティに対する貴族意識のマイナス面、
プラス面をお話ししていきます。 まずはコミュニティに対する貴族意識のマイナス面についてお話ししていきます。
3つの観点でお話ししようと思っていて、 一つ目が心理的な面、二つ目が社会的な実験、そしてリスク、
この3つをマイナス面としてお話ししていきます。 まずは心理的な面ですが、
最初にお話ししたように、懲戒処分を受けてまで働きたいと思うような、 誤った貴族意識が皆さんの心をですね、心理的な面にどのような影響が
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あるんでしょうか。 もちろんサービス残響とかだったら体への影響はありますが、心とか判断という部分に対しても影響があります。
恋愛だと恋は盲目っていう言葉ありますよね。 あのような感じでそのコミュニティにおける問題とか間違いが見えなくなる可能性があります。
ある人が組織や集団、コミュニティですよね。 それに対して異常なまでの貴族意識、忠誠心を抱くことでそのコミュニティが犯す
過ちや誤りを見過ごしてしまう、そういった傾向が強くなります。 盲目的な貴族意識ですよね。
必死に必死に貢献してて間違っているということに気づけない状態だと思います。 まさに時間外でも働いちゃおうという意識になってしまうということですね。
じゃあなぜその状態に陥るのか、ここからが社会的な実験についてのお話です。 社会心理学の視点では、誤った貴族意識は時に特定の指導者や組織に対して
盲目なまでの信頼を生み出すことがあるそうです。 今回の話の背景に照らし合わせてみると
自分が所属している会社やその部署の上司かもしれません。 それらに対して忠誠心というか信頼感を生み出しているかもしれないということです。
スタンリー・ミルグラムさんが1961年に行った 服従の実験という社会心理学の実験で、対象者が集団や指導者の下でどれだけの過酷な命令に服従するかを調査する
そういう実験を行ったんですね。 実験の詳細は省略しますが、実験の結果
一部の人々はコミュニティに対する帰属意識が強すぎるあまり 倫理的な判断ができないようになったということでした。
何が正しいのか間違っているのかわからない状態になってしまう可能性があるということですね。
ちょうど今ですね、ある自動車メーカーが 工場のラインが止まったりとか企業に対する問題が指摘されてますよね。
外にいる人間からしたら、それやってはダメじゃん 悪いことって言えばいいのにとか思います。
でも、帰属意識が強くなるとそういう部分が見えなくなる あるいは上司からの指示が優先されてしまうというような心理状態になってしまうのかもしれません。
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これが誤った帰属意識ができてしまう時のリスクになります。 批判的な視点が失われて問題が見逃されている状態ということですね。
このようにコミュニティに対して誤った帰属意識を持ってしまうことで 心理的な面への影響があってそれを裏付ける社会的な実験が行われ、そしてリスクとして明らかになるということです。
はい、ここまでですね、帰属意識というもののマイナスの面をお話ししました。 誤った帰属意識を抱いてしまうことでマイナスに働いてしまう可能性があるということでした。
この帰属意識ですが、もちろん良い面もあります。プラスの面ですね。 それはですね、ここからお話ししていこうと思います。
まずは心理的な面への影響です。 例えば、学校や職場での仲間との交流や協力というものは
みんながコミュニティに帰属意識を感じる要因となって、 それが心理的な満足感や安心感につながるということがあります。
これは個人の幸福感に良い影響を与えるということですね。 誤っていない帰属意識の場合です。
どのようにこういう意識が、帰属意識ですね、が形成されるか、 社会心理学者が様々な実験でこれを証明しようとしました。
ロブソンとクートンが1972年に行った合意を求める実験という実験では、 被験者ですね、参加者に対して他のメンバーと合意を求めるような、そういう課題を与えました。
この課題を通して参加者たちは協力することで共通の目標を達成し、 結果として帰属意識が芽生えるということがわかったということなんですね。
共通の目標や目的を持って、そしてコミュニティのメンバーで協力することで貢献したいと思う、 そして帰属意識が生まれるということですね。
そして今回の話の背景は会社員に関する話でしたが、 じゃあ子どもたち、中高生世代での帰属意識というものをどう考えたらいいか、少し話してみようと思います。
中高生の皆さんが学校やクラブとか友情関係において、 帰属意識みたいなものを感じることは、成長する上とか自己理解を進める上ではすごく重要だと思います。
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勉強とか趣味、スポーツなどの活動を通して仲間と協力して共通の価値観を築くことで、
それぞれの子のですね、考え方とか価値観が形成されていく、 そういう成長という面では大切になります。
私もですね、以前配信したんですけれども、 高校生に対するワークショップを行った時に、
どんな学校がいい?何している時が楽しい?という問いに対して、 参加してくれた子たちは、今のままがいい、今の学校が楽しい、
この学校のここを大切にしたいと、そういう意見が多かったんですよね。 共生されているという感じはなくてですね、
学校生活を通して友達との関係性とか、 あと楽しさとかを得て、そして自分の考えや思いを持てているんだろうな、というふうに感じました。
人による、人によって違うという部分はあると思いますが、 良い貴族意識の作られ方なのかなと思いました。
なので、貴族意識というものがマイナスに働く場合もあれば、 うまくコントロールすることでプラス、人の成長につながる可能性があるということですね。
今回は、仕事の時間外で仕事をしていて懲戒処分になったというリアルな事例から、 貴族意識について考えてみました。
その懲戒処分を受けた人は、そのコミュニティというか会社が好きだったんですかね。 好きだったからやっちゃったんでしょうか。
それはちょっとわからないですね。 共生されていたのかもしれません。
このようにですね、貴族意識がどう働くかによって、人がどう感じるのか、人の心理面に対してですね、 心とか体に対してもそうなんですけれども、影響を与えるということですね。
これをうまく良い方に持っていけたらいいんじゃないかなと思います。 ということで、今回の配信は以上となります。
この配信が皆さんのお役に立てたら幸いです。 それでは良い1日をお過ごしください。
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