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2023-12-22 08:48

創造性を育むために、ルールを設けよう

今回は「創造性を育むために」
というテーマでお話してきました。

結論としては、創造性を広げるためには
「どれくらいの時間を費やしたかではなく、
 それで何をしているか」
これが大切だと思います。

自由にさせることが良い場面もありますが、
実体験として後押しをするサポートがあった方が
子どもたちの創造性は広がるのかなと感じてます。

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はい、おはようございます。 普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。 今回は、創造性を育むためにルールを設けようというテーマでお話ししていきます。
ルールと言っていますが、目的達成のためのルールという感じです。 でも創造性とルールって相反するような言葉ですよね。イメージはそうだと思います。
これが実は密接に絡んでいるんだよというような話をしていきます。 ただ、私は教育の専門家とかではないので、実際の私自身の体験に基づいた話をしていきます。
最初に結論をお話ししておくと、 どれくらいの時間を費やしたかではなく、それで何をしているかが大切ということです。
何をしているか、何をさせるか、そのためのルールをどのように作るのか。 こういった決まり事が大事だということですね。
では、まず初めに今回の話の背景なんですけれども、 我が家の子供が通う児童館・放課後クラブで締め縄作りっていうのがあって、
次男はその時間があまり好きではないみたいなんです。 なんでかというと、講師は地域の人たちがやるんですが、
手先が器用ではない次男はうまくできなくて、 怒られるそうでその時間が苦手みたいです。
締め縄を作るとか、そもそも藁を触るという体験、 これは滅多にできないことなので、
まあ別に怒る必要もないのになぁと、妻の話を聞きながら思ったんですけれども、 ふと子供の創造性ってどういうものなのかな、
どうやって養われるのかなと、創作をする時に周りの大人がどう関わるといいのかなと、 ふとですね思ったんですよね。
よく創造性を育むためには自由にさせるのがいい、 自由にやらせるのがいいという話を聞きます。
おおむねですね、私もその考え方には賛同します。 ただ、藁をポンと渡された子供が自由に何か作ってと言われて、
おそらくそこから締め縄はできない、では、できないんじゃないでしょうか。 何ができるんでしょうかね。
藁を結んで長い紐を作るとか、丸めてボールとかができるのかもしれません。
でもそれって創造性豊かだと言えるのかなと考えちゃいます。 そう思うと起こる必要はないかなと思いますが、ある程度のレールというかガイドラインみたいなものは
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あった方がないとですね、創造性豊かなものは生まれにくいんだろうなと思います。
そもそも創造性って何?って語り始めるときっと長くなりそうなので今回はやめておきますが、
単なる形あるものではなく意味ある形あるものが生まれるためには、ある程度の決まりみたいなものは必要だと考えています。
何時間も何時間もかけて自由に藁のボールを作り続けても、そこからの発展はないでしょう。
ちょうど今ある書籍を読んでいて、それがですね、ライフロングキンダーガーデン。
創造的思考力を育む4つの原則という本なんですが、その中で学習研究の分野における教授である
ミッチェル・レズニックさんがデジタル機器に子供たちが触れるとき、最も重要なことはどれくらいの時間を費やしたかではなく
それで何をしているかと言ってるんですね。 藁とデジタル機器は違うと言えば違うんですが、子供たちの創造性を広げるためには
数や時間をこなすことも大事かもしれませんが、それよりも何をしたかが何をするかが重要というふうに解いています。
この何をしたか、何をさせるかというところが子供たちが取り組むときに大切なポイントだということですね。
実際に私が子供向けのプログラミングクラブで感じたことをお話しします。 そのクラブを立ち上げた当初は、運営の方針としては自由に好きなように作品を作ってもらおうというスタンスでいたんですね。
好きに作ってもらう、自由に創作してもらうことで、あっと驚くような子供ならではの作品が生まれると思っていました。
確かに子供ならではの作品は生まれるんですが、どこか物足りないというか、単純に子供っぽいっていう表現があっているような、そういう作品が多かった印象です。
大人の基準で見てしまっているというのはまぁあるのかなとは思いますか。 で、しばらく経ってから色々と進め方を変えていきまして、どのように変えたかというと、まずはこれを作ろうと言ってみたり、最初に何を作る計画かというのを宣言してもらったりするようにしました。
そうしたところ、子供っぽい作品から、子供ならではの豊かな発想で作られた作品が増えていったんですね。
想像の斜め上だけど、でもしっかりとストーリーが入っているとか、使える、遊べる、そういう作品になったんですよね。
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学校の指導要領みたいな感じできっちりと教えるというわけではなく、目的を持って何かを作らせるということにして、その過程は自分で考えさせて、あとはスタートする時の背中を押すというようなことをする、こういう感じで変えてきました。
何でもあり、自由ですという環境から、何を作るか考えさせてから作る、そしてその背中を押すという方法に変えましたが、窮屈で縛られたような作品ではなく、むしろユニークで発想力豊かな作品が生まれるようになりました。
クラブを作って、プログラミングに触れる時間をたくさん作りましたが、ミッチェルさんが言っているように、大切なのは時間がたくさんあるということではなく、何をさせるか、何をさせているかが重要ってことなんでしょうね。
とはいえ、すごくこの点バランスが難しいことではあります。サポートをするだけでは上手く作品を作ることができない子もいますし、ガッチガチに指示をしてあげて、そこから発展させることが上手いという子もいますよね。
ボランティアクラブはだいたい10人くらいなので、それくらいであればその子の特性に合わせてサポートの具合を変えるということは可能ですが、学校の授業で40人に対して全員をサポートすることは難しいので、そういう場合にはしっかりとしたガイドラインやテキストを守らせることがいいという場合もあります。
重要なことは時間の多さを求めるよりも、何をさせるかが重要であって、そのためにルールや決まり、進め方を作ってあげるということが大切なんだと思います、きっと。
ということで、今回は想像性を育むためにルールを設けようというテーマでお話ししてきました。
結論はどれくらいの時間を費やしたかではなくて、それで何をしているか何をさせるかこれが大切ということでした。
なんか想像性とか自由とかって安易に使いましたが、きっとその言葉の中にもアイディアを形にする上での大事な要素とか子供たちの可能性を広げる何かが含まれていそうですね。
このあたりはまた考えていきたいです。
では今回の配信は以上となります。
この配信が皆さんのお役に立てたら幸いです。
それでは良い1日をお過ごしください。
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