ジャック・オー・ランタンの由来
言葉で旅する思考と暮らしのエッセンス、パーソナリティーの内海裕子です。
今日も私よりいただきありがとうございます。
毎回嘘10分、オンラインで英語、中国語、スペイン語を学び続けている私が、
世界のどこかで働く女性たちのライフスタイルや価値観から見えてきた発見や暮らしのヒントをお届けします。
言葉を通して文化を越えて、ちょっとだけ世界を旅する、そんな脳内プチ留学のひとときをご一緒できたら嬉しいです。
前回までのエピソードに、いいねなどで反応してくださった皆様、フォローしてくださった皆様、ありがとうございます。
なんと、いいね50を超えましてですね、多くの人に聞いていただいているようで、
そしていいねしてくださって本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。お励みになります。
さてですね、今日はハロウィンですね。皆さんどのように過ごしますでしょうか。
私は普通に友人とご飯を金曜日の夜ということで食べに行ってこようと思っています。
ちなみに皆さん、ハロウィンのジャコランタンの由来ってなんだかご存知でしょうか。
今日はちょっとそういう話をフィリピンの先生としたので、シェアをできたらなというふうに思います。
黄色いカボチャのジャコランタンなんですけど、実はどこで生まれたかご存知でしょうか。
なんとなくアメリカのような雰囲気もするんですけれども、
もともとアイルランドだったりとかスコットラのヨーロッパの人たちは、
ハロウィンの夜に霊が戻ってくると信じていたらしいんですね。
そこで霊を追い払うためにカボチャではなくて、もともとカブに怖いカボを掘ってロウソクを灯していたということらしいんです。
なんですけど、その風習がだいたい19世紀頃にアメリカに移民として来られた方々によって、
この風習が受け継がれて、カブよりカボチャの方が大きくて掘りやすいね、みたいな形で、
今のオレンジ色のジャコランタンが定着しました。
ちなみにこのジャック、ランタンなんですけど、ジャックって誰でしょう?というところですが、
実は伝説の男の名前で悪魔を騙して地獄に行かない約束をしたずるい男がいて、その名前がジャックで、
死んだ後に天国にも地獄にも入れず、永遠に夜をさまようことになり、
その手に持っていたのが地獄の炎を入れたカブのランタンだったそうで、
人々は彼のことをジャックオブタランタンで、つまりランタンのジャックと呼ぶようになったので、
それが短縮されるジャックランタンというような名前で、カブではないですね、
今ですとカボチャのランタンを言うそうなんです。
なので、ハロウィンのカボチャは今も夜を歩くジャックのともりを真似ているということみたいです。
フィリピンのハロウィン文化
ちなみにフィリピンではどんな風にハロウィンを過ごすのかなという話もいろいろ聞いたんですけれども、
フィリピンでもハロウィンをやるそうなんですが、日本と多分温度感は同じぐらいなのかな、
そんなに盛大にはお祝いしないそうなんです。
ちなみに学校は今日お休みだそうで、明日明後日の大休みたいな形でお休みそうなんですね。
それはハロウィンのためというよりも、11月1日、11月2日はすごくフィリピンの方々にとって大事な日だそうで、
11月1日はオールセインツデイということで、聖人たち、セインツですね、たちを称えるためのお休みだそうです。
フィリピンはローマン・カトリックの人が多い国で、11月2日はオールソウルズデイみたいな形で、
亡くなった人々の魂を忍ぶ日みたいなことで、とてもすごく大事な日だそうです。
日本のお盆みたいな形ですね。
しかしですね、フィリピンはその盛大にやらないというふうに言ってたんですけど、
マニラとかセブだったりとかでは、最近やっぱりレストランだったりとか、会社だったりとか、
人によってはやっぱりハロウィン楽しんだりとか飾り付けをしたりとか、
子どもたちがコスチュームパーティーを楽しんだりするようになってますよということで、
でもこれはそんな昔からやってたことではなくて、
インターネットの影響でだんだんハロウィンがモダンになってきて、
バットマンのコスチュームを着たり、スーパーマンのコスチュームを着たり、
白雪姫のコスチュームを着たり、コスチュームデイみたいな感じになっているそうです。
あとですね、フィリピンの都市部ではですね、
このハロウィンとオールセインツレイとオールソウルズでもガッチャンコしたような、
ちょっとしたお祭りみたいのはあるそうで、
それはですね、家族みんなでお墓に集まって一晩中過ごしたりもするそうなんです。
これはまるでピクニックみたいな形で食べ物を持ち寄ったりとか、
音楽を流したりとかライトを灯したりとかして、
亡くなった家族と一緒に夜を過ごすみたいな、
もう結構楽しいパーティーをしているそうです。
なので、東海マニラとかのお墓はむちゃくちゃ、
今日、明日、あさって混んでるそうで、フェスティバルみたいになっていて、
ほんまかいなと思ったんですけど、100万人とか100万人ぐらいの人が墓地に集まって、
それが結構YouTubeでも中継されて見れますっていうことでした。
ということで、都会のフィリピンのハロウィンは、
ハロウィンとお盆がミックスされたちょっと特別な日みたいになってるみたいですね。
ちなみに私はアメリカで学校の先生をしていたことがあって、
そこでホームステイも、学校の先生と家にホームステイさせていただいたことがあるんですけれども、
ホストファミリーと一緒にちょうどこの時期ですね、
ハロウィン用のかぼちゃ畑に行って、かぼちゃを選んでジャコランタンをくり抜いて、
実際にジャコランタンを作って、ランタンを灯したのはすごくいい思い出です。
なんとなくアメリカらしいなと思いながら楽しんだことを思い出されます。
あなたはどのようなハロウィンの思い出がありますか?
今日も世界のどこかに住む素敵な女性との女子トークの大須沢家にお付き合いいただきありがとうございました。
本日のフィリピンの先生と私の対話が皆さんの今日を彩る小さなヒントになれば嬉しいです。
今回の言葉で旅する思考と暮らしのエッセンスはここまでとなります。
この番組ではリスナーの皆さんからのメッセージもお待ちしております。
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それではまた次回の脳内プチ留学でお会いしましょう。
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