2025-11-17 11:43

#019|アメリカ🇺🇸たった30分会議が延びただけで先生が激怒‼️日本との違い

サマリー

アメリカの教師たちは、たった30分の会議が延びただけで大きな不満を示すことに驚いています。これは、日本とアメリカの働き方の違いを理解するための貴重なエピソードです。このエピソードでは、アメリカの会議文化と日本の会議文化の違いについて探求されています。特に、アメリカでは契約時間が厳守される一方で、日本では残業や会議の延長が文化的に受け入れられていることが話し合われています。

アメリカの会議文化
ことばで旅する思考と暮らしのエッセンス、パーソナリティのうつみヒロコです。
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
毎回およそ10分、オンラインで英語、中国語、スペイン語を学び続けている私が、
世界のどこかで働く女性たちのライフスタイルや価値観から見えてきた発見や暮らしのヒントを、
平日ほぼ毎日を目標にお届けしています。
言葉を通して文化を越えて、ちょっとだけ世界を旅する、
そんな脳内プチ留学、言葉旅のひとときをご一緒できたら嬉しいです。
前回までのエピソードにいいねなどで反応をくださった皆様、
フォローしてくださった皆様、書き起こしたノートに好きをしてくださった皆様、
本当にありがとうございます。
先週はですね、日本の公立校の教師の残業代ゼロ問題について、
世界各国の働く女性と女子トークをしてきたのですけれども、
前回ですね、金曜日にお話をしたイランの先生が、
日本の教師が残業代ゼロで、月給4%の教整手当しかもらえていないという状態に、
意味がわからないと、むちゃむちゃヒートアップして怒ってくれたことをお伝えしたと思うんですけれども、
このお怒りモードのイランの先生の姿を見ながら、私思い出したことがあるんです。
それはですね、私アメリカに単身飛べしてですね、1年間の契約で、
現地の幼稚園、小学校、中学校、高校の日本の文化の先生、多様性の担当の先生として、
ペンシルベニア州、ニューヨーク州のカントリーサイドで教えていたことがあるんですね。
勤務したことがあるんですね。
そういえば、アメリカの先生もたった30分会議が延びるだけで、むちゃむちゃ激怒してたなと、
今日はそのお話をしたいと思います。
私はですね、アメリカの中でも特にペンシルベニア州の現地の小学校にいたことが長かったんですけれども、
1年生から6年生の全クラスを基本的に受け持ちながら、ペンシルベニアでですね、日本の文化を教える先生をしていました。
ある日ですね、校長先生が図書室に全職員を集めてミーティングをしたんですけれども、
会議が30分延長した時がありました。
学校の先生は結構帰るの早いので、15時に基本的には終わるんですけれども、
15時に会議が終わるはずが、15時半になったことがあるんですね。
車社会のアメリカなので、職員はみんな車通勤なんですけれども、
燃料台をセーブするためにカープールといって、とある時点でみんなで待ち合わせをして、
持ち回りで乗り合いをしていました、その途中時。
私のホストファミリーであり、学校内でのホストフティーチャーのケリーっていう女性と、
その中丑と私の合計4人で毎日マシンガントークな女子トークをしながら、
学校へ投稿帰宅をしていたんですけれども、
会議が延長した日の3人はむちゃくちゃペンプンでした。
うちの校長、全然仕事ができない。
ちゃんと会議時間通りに終わることができないなんておかしい。
むちゃくちゃ怒って、私たちの家族との時間もどう思ってるんだ。
私はむちゃくちゃ驚きました。
当時、私は学生時代からいろいろなオフィスワーク系のアルバイトをした経験があったんですけれども、
会議が延長されるのはそんなに珍しいことではありませんでしたし、
帰宅時間が遅くなるのも結構当たり前というか、
契約とプライベート時間
アルバイトだけれどもかなり遅くまで働いたこともありましたし、
当時はまだブラック企業ということもなかったと思うんですよね。
そういう期間の中で会議というのは伸びるものだと私は思っていたので、
彼女たちがたった30分間会議が延長されるだけでこんなに怒っている。
どうしちゃったのって驚きました。
基本的にアメリカの先生たちは15時に学校が終わったら、
みんなもう全然残業することなくさっと家に帰ってしまうような文化が、
全てのアメリカかわからないんですけれど、少なくともそこはそうでした。
他にニューヨークの学校、幼稚園、小学校、高校ある一貫校にも教えていたので、
そこもすぐみなさん帰っていました。
たまに持ち帰りの祭典などを先生がやってたりするんですけれども、
学校勤務と並行して大学院に通っている先生もいたりとかして、
私のホストティーチャーでありホストファミリーであるケリンも
MBAのコースに通っていて当時、さまざまな職種の人たちと出会いながら
学ぶことが多いということもすごく色々なエピソードを教えていただいたりしたんですけれども、
今リスキリングという言葉が非常にポピュラーに日本ではなってきていますが、
そんな言葉が出る25年も前から結構一般的なかなり田舎の公立の学校の先生が
キャリアットのために大学院に通うということが珍しくないことに
私はすごくびっくりしました。
というのも、私が一緒に働いていた会社の非正社員の方々は本当に遅くまで勤務していましたし、
その後大学院に通うということは、今だったら少しあるのかもしれないけど、
当時はちょっとどう考えても難しいなという時代だったので、
仕事の時間、きっちりと自分の時間、家族の時間、学びの時間、これをこんなにも大事にするんだなということに
ペンシルバニアのケリーと先生とニューヨーク市の2人の先生、
合計3人の先生の一般家庭にホームステさせてもらいながら肌で感じていました。
一応調べてみたところ、アメリカの先生が時間オーバーになんでこんなに厳しいのかなというところでいくと、
結構契約で勤務時間がガチガチに決まっているということで、
1日の勤務時間、授業のコマ数、昼休み、準備時間などかなり細かく決まっているそうなんですね。
週の効率だったりとかにもよったりするようなんですけれども、
基本的に30分以上のデューティフリーランチを先生に保証し、
そのために学校の1日の長さを伸ばしてはいけないという規定まであるそうです。
なのでこの時間までは仕事、それ以外はもう私たちの自分時間、勝手に伸ばすなというのが
契約上きっちりと線引きされているのかなというところです。
先ほどもお話をした通りですね、
多くのアメリカの学校の先生はどうかわからないけれども、
既に労働者は差別作業もしているそうなんですけれども、
自宅で持ち帰りの祭典をやっていたりとか、
学校のレッスンプランとかを家でやっていたりとかもするので、
さらにそこで会議30分延長ね、それもただというのが乗っかってくる、
それはちょっと契約に入ってませんよ、無理ですよというふうに、
ちゃんと行かれやすい行動というのがあるのかなというところが調べたら出てきました。
なのでこれは裏を返すと、
プライベート時間を急に仕事で潰されるのは正当ではないという感覚が
アメリカと日本の会議文化の違い
契約レベルで守られているところなのかなというところです。
その他の業種にもこういうのが当てはまるのかなというのも一応調べてみたんですけれども、
教師だけではなくて看護師さんだったりとか公共部門だったりとか、
組み合いが強い仕事もやっぱり会議30分オーバー反発を招きやすいというところですね。
ホワイトカラー的なIT系専門職だったりとか金融コンサル弁護士に関しては、
ここはちょっと違って長時間労働が暗黙の前提になっている業界も多いので、
30分の会議延長だけでこんな感じでブチ切れているということは少ないそうです。
だけれども若い世代を中心にワイクライフバランスを重視する声も多くて、
リモートワークの普及でオフの時間をちゃんと守りたいという意識もかなり高まっているそうです。
なので表向きにはみんな何も言わないけれども、
スラックだったりとか裏で会議をしたよ、30分したよなというのは普通にあるみたいですね。
私が感じたギャップは、やっぱり日本とアメリカの文化の違いから来ているのかなというところで、
日本は皆さん多くの方が経験したことあるんじゃないかなと思うんですけれども、
上司が帰るまで本当帰りづらいですよね。
そしてちょっとの残業が頑張りみたいな感じで許されるかもみたいな、
そういう文化がまだまだあるのかな、どうなんでしょうね今は。
アメリカはですね、契約時間以外は自分の時間ときっちりとしていると。
また家族プライベートを優先するのは当然と。
時間外を勝手に奪うというのはルール違反として、
やっぱりはっきりとノーという方がプロという価値観があるみたいです。
なので日本の感覚で30分ぐらい伸びてもねーとか1時間ぐらい伸びてもねーっていう感じでは、
多分アメリカはない人のない職種が多いのかもしれないかなというところです。
ちなみにですね、日本帰国後の私は残念ながら帰宅時間は非常に遅くなってしまいまして、
毎晩毎晩終電脱出な日々でした。
本当に頑張って仕事をしてましたね、当時若い頃。
その後ですね、世界中の人たちと40人暮らしをするというなかなか面白い経験もしたんですけれども、
特にラテンの国の人たちからはこの終電脱出毎日している私を見て、
ひろこちゃん働きすぎと、もういつもいつも言われていました。
彼らはもう金曜日になると必ず踊りに行くという、すごい。
彼らは踊るために仕事をしているんじゃないかと私は思うくらい、ラテンの人たちは本当によく踊っていました。
ちゃんと起こるというのが世界標準なのかどうかはわからないんですけれども、
でもなんか変っていうふうに思うことはちゃんとおかしいと言える社会になるといいかなというふうに思います。
少なくとも残業代ゼロについてちゃんとおかしいと伝えられる社会になるといいですね。
アメリカの先生たちが30分の延長で起こるのはわがままではなく、契約を持ってほしいという制度の主張、
日本の教師たちももっと声を上げてもいいかもしれない、そんなことを改めて感じました。
残業文化への考察
今回の言葉で旅する思考と暮らしのエッセンスはここまでとなります。
いかがでしたでしょうか。
またこの番組はリスナーの皆さんからのメッセージもお待ちしています。
本日の私の経験が皆さんの今日を彩る小さなヒントになれば嬉しいです。
オンライン英会話などとして私もこんな言葉で旅を楽しんでいますというお話や、
オンライン英会話を続ける中でのお悩みがありますなどのご相談まで、
あなたのエピソードや経験、前回までのエピソードの感想などぜひお寄せください。
スポーツファイ、もしくはスタンドFMのコメント欄からお待ちしています。
それではまた次回の言葉旅でお会いしましょう。
うつみひろこがお届けしました。
グラシアス、アストレーゴ、チョウチョン、デワデワネー。
11:43

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