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ことばで旅する思考と暮らしのエッセンス、パーソナリティの渦巳ヒロコです。
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
毎回およそ10分、オンラインで英語、中国語、スペイン語を学び続けている私が、
世界のどこかで働く女性たちのライフスタイルや価値観から見えてきた発見や暮らしのヒントを
平日ほぼ毎日を目標にお届けしています。
言葉を通して文化を越えて、ちょっとだけ世界を旅する。
そんな論題口留学、言葉旅のひとときをご一緒できたら嬉しいです。
前回までのエピソードに、いいねなどで反応してくださった皆様、
フォローしてくださった皆様、ありがとうございます。
実は新説で、ノートでもこちらの書き起こしをやっているんですけれども、
そちらの記事にもたくさんのいいねをいただきまして、本当にどうもありがとうございます。
私の住む東京はどんどん気温が下がってきておりますが、皆さんの地域はいかがでしょうか。
今日はですね、昨日のインドネシア、おとといのネパールの先生に引き続き、
大人も赤ちゃんのように言語を学べるというニュースをきっかけに、
ジンバブエの先生とじっくりお話をしてきました。
ジンバブエの多言語社会
ジンバブエですね、どこにあるかわかりますか。
ジンバブエではですね、憲法で公認されている言語がなんと16言語もあるそうなんです。
16言語ってすごいですよね。
とはいえ、みんなが日常的に使っているメインの言語はですね、英語と初名語、
そしてもう一つポピュラーなのが、レベレ語ということです。
ジンバブエでは、学校や職場では基本的に英語で、
家や地域のコミュニティでは初名語を使うという人が多いとのことです。
他の言語はですね、それぞれ地域のマイノリティの人たちが使っていて、
まさに多言語国家という感じですね。
インドネシア、ネパールに共通する部分もたくさんあるなというふうに思いました。
メインの言語をまとめると、英語、初名語、レベレ語、この辺りかなということです。
今日お話をしたジンバブエの先生は、英語、初名語はもう流暢に話せると。
レベレ語はですね、たまたまレベレ語を使う場所に住んだことがあったので、
聞くことはできるけれども、話すことはそんなにうまくはできないという形で、
3言語を使えるということですね。
ちなみにジンバブエのラジオ放送は、メインで使われている言語はだいたい6言語ぐらいだそうで、
ニュースなどで頻繁に使われる言語が複数あるということでした。
面白いのは、ジンバブエではみんな英語と初名語はだいたい使えるという前提があるということで、
彼女の世代だと、赤ちゃんの頃はみんな家の中では初名語を使っていたと。
幼稚園に入ると、そこで英語のイマージョンを浸るような環境に入っていって、
先生もクラスメイトもみんな英語で話すので、自然と英語も話せるようになっていくという流れですね。
これはインドネシア、ネパールにも共通することかなというところですね。
だけれども、最近は少し事情が変わってきているそうで、若い世代や富裕層のご家庭の中では、
家の中でも初名語をあまり使わずに最初からずっと英語だけというご家庭も増えているのだそうで、
その結果、ジンバブエ人なのに初名語はほとんど話せない、あるいは聞いてもよくわからないという子どもたちもちらほら出てきているそうです。
ちなみに、ジンバブエの初名語でありがとうはマイタバッサーということで、
先生は日本語喋れるので、日本語喋れると日本語のありがとう言えるので、
こっちもマイタバッサーという感じですごい盛り上がりました。
もしジンバブエの方と話す機会があったら、マイタバッサーと言ってみてください。
その瞬間、むちゃくちゃいい笑顔をしてくださいます。
みんなだいたいその言語を話すと、むちゃくちゃいい笑顔をして答えてくれる感じがしますね。
ここからはマルチリンガルなユーチューバーのお話を先生から教えてくれたんですけど、
日本人ですごい人がいるのよっていうのを結構興奮気味に教えてくださったんですけど、
日本人とアイルランド人のハーフの方で、ユージベレッサーという方がいらっしゃるそうで、
彼は30言語ほど会話レベルで話せるそうなんですね。
英語、日本語、ロシア語、ドイツ語、トルコ語などなどそうなんですけど、
彼の動画では街中でいろんな国籍の人たちに出会って、
その国のその人たちの動画をできるだけガンと話して、
ものすごく盛り上がるっていう様子がたくさん投稿されているということで、
私この方全然知らなかったんですけど、先ちょっとだけ見させていただいては、
これは面白いっていうふうに思いました。
で、私は逆にですね、
日本人のジュンジャパーのユーチューバーの方だと思うんですけど、
カズランゴエジェスさんのチャンネルをオススメした。
彼の番組もむちゃくちゃ面白くて、
オンラインでいろんな国との人と話すんですけど、
かなりニッチな言語とかも、有名な言語もあるんですけど、
ニッチな言語とかも結構話して、
もう相手の方がうわーってみたいな顔をするのがすごく好きなのと、
あとはやっぱり言語で一気に心をかませるっていうと、
心がぐっと近づく瞬間をカズランゴエジェスに見れてすごく好きです。
で、やっぱり見てると言葉って人と人との距離を一気に縮めることができるんだなっていう風に感じます。
私自身は彼らみたいにもう単純言語も全然話せないですし、
まあまあ喋れるのは日本語と英語っていう感じで、
中国語も誇れるほど喋れるわけではなくて、
スペイン語なんてもうまだまだ遠いっていう感じなんですけれども、
でも相手の言葉で一言でもいいので、
すごい簡単なものでもいいので、話してみるってすごく大事かなっていう風に思います。
何年か前、コロナが終わって初めての海外旅行が香港だったんですけど、
友達10人ぐらい連れてみんなで行ったんですけど、
その香港に行く3ヶ月前から猛特訓で、
関東語、香港は関東語研なんですけど、
関東語を毎日オンラインでやっぱり練習したんです。
もともと北京語は普通のパーですね、
オンラインでレッスンを毎日受けているので、
まあまあわかる、話せる、すごい話せるっていうほどではないんですけど、
まあわかるし話せるっていうところまで来てるんですけど、
え、香港って関東語研なんだっていう風に思って、
私の勉強してる言語使えないじゃーんっていう風に思って、
猛特訓で突然3ヶ月、超集中で関東語勉強したんですけど、
関東語のおかげでですね、かなり助けられることもいっぱいあって、
かつ何より他の人には使用対応の香港の方々が、
私に対してむちゃくちゃ勉強してきたっていうのもあって、
ちょっと喋れるっていうのもあって、
とても良くしてくださったっていうのは、
心が近くなる、ちょっと勉強していくってすごく大事だなっていう風に思いました。
言語の重要性
AIで今、同時通訳みたいなものもスマホ通してできる時代にも、
だんだんなりつつあると思うんですけれども、
やっぱり私の友人でもたくさんいろんな国の人たちがいて、
彼ら日本語喋れる人がかなり多くいるんですね。
彼らも日本語を話してくれるっていうことで、
こっちもすごく感謝しますし、
そこの長い時間かけて日本語勉強してくれたんだなっていうところに対して、
やっぱりリスペクトするなっていうところもあるので、
AIがどれだけすごい発達しても、
私は彼らと同じように、
言語を一生懸命学んでみたいなっていう風に、
続けていきたいなっていう風に思っています。
今日も世界のどこかに住む素敵な女子生との女子トーク、
言葉旅の押すわけにお付き合いいただき、どうもありがとうございます。
本日のジンバブラの先生と私の対話が、
皆さんの今日を彩る小さなヒントになれば嬉しいです。
今回の言葉で旅する思考と暮らしのエッセンスはここまでとなります。
この番組ではリスナーの皆さんからのメッセージもお待ちしています。
オンライン会話などを通して、
私もこんな言葉旅を楽しんでいますというお話や、
オンライン会話を続ける中でのお悩みがありますなどのご相談まで、
あなたのエピソードや経験、前回までのエピソードの感想などもぜひお寄せください。
SpotifyもしくはスタンドFMのコメント欄からお待ちしています。
それではまた次回の言葉旅でお会いしましょう。
宇住寛子がお届けいたしました。
マイトバーサー、グラシアス、アスタルエゴ、チャウチャウ。
ではではね。