学びの落とし穴
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。 ひなたの【シン・イクメン夫婦論】、7月の3日木曜日ですね。
本日のテーマは、自己成長のための学びの【落とし穴】というテーマでお送りしたいと思います。
常々私はいろんなところで、結婚生活は最高の人間成長道場だというふうにお話をしておりまして、
結婚生活を通して人間的な成長ができるというのが、この夫婦関係に向き合うときの醍醐味というか、
成長できるチャンスだと思うんですね。 もちろん、人間的に成長するためには、いろんな学びを深めていくわけですけれども、
今日はですね、その学びを深める中で、ここを気をつけないと落とし穴にはまっちゃうよというポイントがあるので、それをお話ししたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。 この番組は、シン・イクメン育成コーチのひなたが夫が自己成長することで、
夫婦関係を良くするヒントをお届けする番組となっております。 平日の16時50分頃毎日お届けをしておりますので、よろしければフォローをよろしくお願いします。
ちなみにシン・イクメンとは、生活習慣と仏教の知恵で心身を整え、妻と家族を大切にする父親です。
では本日の本題ですね。 自己成長するための学びの落とし穴なんですけれども、
これは私も実際落とし穴にはまったことがありまして、 こうなるとですね、このせっかく学んだ学びが逆効果になっちゃうんですね。
これが何かというと、 この学びを深める中でいろんな自分の視座が変わったり、視点が変わったり、新たな気づきが得られるわけですね。
なるほどこういうことかと。 だから自分は夫婦関係がうまくいかなかったんだなっていう、いろんな気づきが得られるんですけれども、
その気づきを持って日常に戻って夫婦関係を過ごしていると、 だんだんこういう感情、こういう気持ちが芽生えてくるんですね。
それ何かというと、 だから奥さんはダメなんだな、
みたいな感情なんですね。 要は自分が学んできたと。
でその学びに対して奥さんとその学びを照らし合わせて、奥さんがその学んだことができていない。
なるほど、だからうちの奥さんはダメなんだな、 だから夫婦関係がうまくいかないんだな、みたいな感じで、
自分の方を学んだからといって、自分の方向高い位置において相手を見下す、
または結果的に原因を相手のせいにする。 このうまくいってない原因を相手のせいにする。
こういう心理状態に陥ってしまうことがあるんですね。 これ非常に危険な学びの落とし穴だなと思っていて、
例えばなんでしょう、私は自分を変えるきっかけになった一つが7つの習慣という本だったんですけれども、
その7つの習慣の第一の習慣、最初の習慣で主体的になりましょうという項目があるんですね。
主体的って何かというと、何か外から刺激を受けた時に反応的に即座に反応してしまうのではなくて、
その反応の仕方を自分で選択しましょうということですね。 これはもう人間にしかできない行為なので、感情のままいきなり反応するのではなくて、
自分で反応を選んで、主体的に相手に反応を返すようにしようというのが主体的に生きることなんですけれども、
これを学んだ時に、まず最初はやっぱり自分がこれできてなかったなというふうに自分を変えりみて反省したわけですね。
だから自分がこれを変えなきゃなと思って日常生活に戻っていったんですけれども、日常生活を過ごしていると妻も妻でかなり反応的なんですよね。
ちょっとしたことですぐ反応的にこちらに怒ってきたりとか指摘をしてきたりとか、子供に対してもそうですね。
子供が何か妻に対して刺激的なことをすると、すぐ反応的に怒ったり怒鳴ったり叱ったり
っていうのをやっている妻を見て、私はだから妻はダメなんだな。妻もここを直さないとダメだな。
この僕が学んだ学びを教えてあげようみたいな感じで、こういうことらしいよって。だからちょっと変えた方がいいよみたいなことを言い出しちゃうんですよね。
これやっちゃうと、せっかく学んだのに夫婦関係はどんどんどんどんさらに悪化をしていくわけですよね。
これはもうお分かりだと思うんですけれども、やっぱり相手からすれば、私が何を学んだか知らないし、それでなんかちょっとね本とか読んで勉強したからといって、自分はもうできる気になって
妻のことをこういろいろ指図して妻のダメ出しをして否定をして妻の行動を変えようとしてくるみたいな、そういう構図が出来上がっちゃうんですよね。
これかなり危険ですね。 こういったことって仏教的に言うと満ということになるんですけれども、満って何かというと、他と自分を比べて自分が思い上がる状態っていうのを満って言うんですよね。
自己実践の重要性
だからこの場合妻と自分を比べて自分はもう姿勢が変わった、視点が変わった、新しい学びを得て成長できた。
でも妻は何も変わってないし、自分が学んできたこと、私が学んできたことを妻はそのまままだできない状態でダメなことをやっているという、自分と相手を比べて自分の方が上だというふうに思い上がってしまう状態ですね。
これは煩悩の一つといって、結果的には私を苦しめる原因になるわけですよね。
そう、こういう心を持った結果結局夫婦関係は一向に改善するどころか、さらに悪化をしていって苦しくなるのは結局私自身なんですよね。
これがね、この学び始めの時、特にこの学び始めでいろんなことが分かってきて、気づきを得てきた時に結構起こりがちなポイントだなと思ったので、
ぜひですね、このもちろん人間成長するためにたくさんいろいろ学ぶのは大切だし、学ばなきゃダメなんですけれども、学んだからといって、
相手にそれを求めない、これはとても大事ですね。じゃあどうしたらいいかというと、とにかく自分のことに集中するということですね。
そう、学んできたことは自分がやれるかどうかなので、そこで相手がどうとかは関係ないんですよね。相手がやってるかやってないとか関係なくて、学んできたことを自分が実践できているかどうか。
そこだけに集中して、ぜひですね、この自分の行動を変えていってほしいと思うんですね。
そう、これはもう私ももうこれ散々やってきて、今でもやっぱりその傾向がないわけではないんですけれども、最近は妻も妻でいろんな学びを深めてきているので、逆になんかで話が合うようになってきたんですよね。
そう、だから私からすればもう何年も前にそれ妻に言ったことのある話だけど、妻からすれば最近妻自身が学んできたことで、それが
とても妻自身の視点を変えてくれている話として私に話してくれるので、すごい妻も妻と会話が合うようになってきたなっていうふうに最近感じて、それはそれで夫婦の変化だし、すごく嬉しいことなんですよね。
そう、だからまず学んできたことはとにかく自分が実践する。
他人と過去は変えられないし、自分と未来しか変えられないんですよね。それなのにそのことを学んできて、
学んできて家庭に入っていった結果、私のことを変えさせようとする妻を見て、私は結構行き通ってたんですね。
でもこの行き通りっていうのは結局私が妻のことを変わってほしいと思っていることなので、まだまだ私自身が学びができていないっていう状態になるわけですね。
そんな感じなので、ぜひですね、この学びを得たら、それを相手に照らし合わせるのではなく、まず自分自身がそれをいかに実践できるか、実践できているか、ここに集中していただくと良いのかなと思います。
はい、ではそんな形で今日は終わりにしたいと思います。この番組ではコメントを募集しております。1秒でも聞いていただいた夫のあなたを新育メンズ、奥様のことを新育メンズサポーターと呼びして、皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長していきたいと思っておりますので、ぜひお気軽にコメントやご質問もお待ちしております。
YouTube動画をアップしております。 最新の動画は会話がゼロになってからの
夫婦関係を改善できた、その事例ですね、クライアントさんの実例をご紹介しておりますので、こちらの動画も併せてチェックしてください。
では今日も最高の夫婦関係になるようにあなたのことを応援しています。また明日お会いしましょう。新育メン育成コーチの日向でした。さようなら。