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どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。
ひなたの【シン・イクメン夫婦論】、今日もよろしくお願いします。
本日は、なぜ仏教思想が夫婦関係改善に役に立つのか①そもそも仏教とは?というテーマでお送りします。
今日から、しばらくシリーズ化して、なぜ仏教思想が夫婦関係改善に役に立つのかということについてお話をしていきます。
これは、シン・イクメンというコンセプトが、イクメン×仏教思想ということで、仏教の考え方をベースにして夫婦関係を良くしていって、素晴らしい幸せな家庭を築いていこうということがこのシン・イクメンのコンセプトになっておりますので、
今日は、今回からしばらくシリーズ化をして、このシン・イクメンがなぜ仏教思想なのか、仏教思想がなぜ夫婦関係改善に役に立つのかについて、私なりの見解をお話をしたいと思っております。
ぜひ、お楽しみに聴いてください。
この番組は、オット専門夫婦関係改善コンサルとして、個別コンサル、講座開催、電子書籍出版などの活動をする私、日向が、オットが成長するためのヒントをお届けする番組となっております。
平日の16時50分ごろ、毎日お届けをしておりますので、よろしければフォローをよろしくお願いします。
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それではですね、今日からしばらく仏教思想ということについてお話をしていきたいと思います。
まず前提になんですが、私は仏教徒ではなくて、特に修行もしたこともありませんし、仏教の信者というわけではございません。
そこは前提においていただければと思うんですが、ただ仏教のことを学んでいけばいくほど、
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私自身が夫婦関係改善に取り組んできたときの考え方が、まさに仏教の考え方にすごく通じるものがあって、そこでもシンパシーを感じましたし、
より仏教のことを深く知っていくと、そこからさらに私が生きていくための指標という一つの道しるべに仏教の考え方がなっておりまして、
非常に仏教というのは、今苦しい身があるとか、今つらいとか、今悩んでいてどうしたらいいかわからないという人にとっては、
ものすごく自分自身と向き合うことで自分自身のために救いになる素晴らしい考え方だな、哲学だなというふうに感じておりますので、
今日からしばらくご紹介をしていきたいと思っております。
ではまず、そもそも仏教ってあんまり馴染みのない方の方が多いんじゃないのかなと思いますので、
今私が知識として持っている範囲になるんですけれども、仏教とはどういうものなのかということを今日はお話をしていきたいと思っております。
仏教を作った人はお釈迦様ですよね。お釈迦様という名前はもう皆さんご存知だと思います。
このお釈迦様は、もともとは釈迦国という国の王子として生まれている方なんですね。
2500年以上前に釈迦国という国の王子として生まれてきて、非常に裕福な家に生まれてきている方なんです。
なので何一つ不自由なく小さい頃から大切に育てられて、29歳まで順風満帆に人生を送っていたということなんですね。
結婚もしてお子さんも生まれて順風満帆だったんですけれども、そこで釈迦王国の王子釈迦様は気づくわけです。
人生ってすごく実は苦しいものなんだということに気づいたわけなんですね。
自分は今こんなに裕福な暮らしをしているけれども、でも人はいつか必ず死ぬし、病気にもなるし、歳もとる。
これはどんなに裕福な生活をしている人でも抗えない事実だということに釈迦様は気づいたわけです。
そこですごく悩むんですよね。どうしたらこの苦しみから自分は逃れられるんだろうかということを悩んであげ末に、家を出て出家をすることを決意するんですね。
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なので家族、子供も奥さんも置いて、自分は何も持たずに旅に出てしまうということで、そこから6年間非常に苦しい修行を行うわけです。
断食をずっとしてみたりとか、滝に打たれ続けたりとか苦行ですね。苦しい行を行いと書いて苦行をずっと6年間続けるんですけれども、
それでもどうにか自分の中の苦しみ、悩みを消したいと思っても、その6年間の苦しい修行の中では結局自分の悩みは消えなかった。
苦行を続けても意味がないということを感じた釈迦さんは苦行をやめて、一度体をきれいに清めて、母大樹の木と言われている大きい木の下で瞑想に入ったわけです。
静かに心を落ち着けて瞑想をして、その7日間瞑想したと言われていますけれども、その7日目で人生の苦しみがどういうものが原因になっていて、
それをどうしたら断ち切っていけるかというのを自分の中で見つけることができて、それを全部自分の中から苦しみを遮断していって、自分の中から一切の苦しみがなくなった状態になったんですね。
これが悟りというふうに言われています。
なので悟りというのは、一切の自分の中から苦しみが消し去った状態が悟りの状態なんですね。悟りを開いた状態。
そこに35歳の時に釈迦様は達したわけです。
そこから自分が達した悟りの境地をもっとたくさんの人に広めていこうということで、伝える活動を始めていって、80歳でお亡くなりになるまでずっと旅をしながら自分の悟ったものを伝えていったというのが、これが仏教の始まりなんですね。
なので、日本人って宗教って聞くと、ちょっと生理的に嫌いするような習慣もあると思うんですね。
怪しいとか、怪しさでしたり、神様仏様という形で拝んでいるとか、そういう怪しさがあると思うんですけれども、仏教の始まりって全然そんなことは全くなくて、
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お釈迦様が感じた人生の苦しみをいかに断ち切っていけるかということを、最終的にお釈迦様はその方法を自分で見つけられて、自分の中から一切の苦しみを消し去ることができた。これが仏教の始まりなんですね。
なので、キリスト教とかイスラム教みたいに絶対の神様がいて、その神様が創造主となって世界を作った、この世を作ったという考え方は一切仏教では否定をしていて、神様なんて全くいないと。
ただ、人が今この瞬間をどう生きていくかということにすごくフォーカスを当てて、いかに自分の中の苦しみを断ち切っていくかということにスポットを当てた、宗教と言いますけれども、どちらかというと哲学とか学問に近いものだなというふうに思っています。
どうでしょうか。少し仏教のイメージが変わった方もいらっしゃるかもしれないんですけれども。
仏教というのは、お釈迦様が開いた仏教から年を重ねていくことに世の中も当然変化をしますよね。
仏教というのは面白い宗教で、やっぱり時代時代に合わせてどんどん変化をしていったわけなんですね。
それが大きく分けると、お釈迦様が始めた初期の仏教というのは定座部仏教というふうに言われていて、初期仏教とか原始仏教とも言いますけれども、お釈迦様の苦しみを断ち切るための生き方、考え方をベースにした考えというのが初期仏教なんですね。
それに対して大乗仏教というのがあって、これはお釈迦様が亡くなられた後600年後とかにできてきた仏教になるんですけれども、とはいえ今の原始仏教の話を聞いていただいてもわかるように、
すごく哲学的で学問的で、とてもたくさんの人に広まっていって、たくさんの人の救いになるというところまでは、やっぱりなかなか生きづらいというのがあって、その中でより根本はもともとは変わらないんですけれども、
お釈迦様の考えを、もっと世間の民衆、一般の人たちに広めていくかということで、仏教というのは様々な形を変えて、いろんな宗派ができて、どんどんどんどん広まっていったんですね。
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それは大乗仏教といって、日本でも鎌倉時代にかなりいろんな宗派ができてきて、浄土宗、浄土神宗とか日蓮宗とか曹洞宗とかいろんな宗派ができましたけれども、なのでよくイメージとしてある仏教って聞くと、
アミダニュライス様がいたりとか観音様がいたりとか、魅力菩薩さんがいたりとか、極楽浄土があって、今この人生でいい行いをすると極楽浄土に行けるとか、そういうイメージがあるかもしれないんですけれども、実はこれって全部日本でできているんですね。
なので本来のお釈迦様が唱えられた仏教の中には、そういうアミダニュライとか観音様、要は空想の中の人物っていうのは一切出てこないんですね。
私個人的にはやっぱり初期仏教の方が好きというか、私もどちらかというとさっき言ったような菩薩様がいたりとか極楽浄土があるとか、そういう世間一般的に言う宗教的な感じというふうにイメージがあったので、あんまりそこには全然惹かれなかったんですけれども、初期仏教を知ったときに、
あ、これって全然宗教じゃないじゃんと思ったんですよね。宗教じゃなくて、これは生き方を学べる学問だなと思いましたし、自己啓発だと思いましたし、哲学だなと思ったんですね。
だから初期仏教にすごく共感ができる部分が多くて、もっと初期仏教を学びたいなと思って、いろんな本を読んだりとか、自分なりに知見をどんどん深めていってるという、そういう感じです。
なので、ここまでまとめますと、まずお釈迦様というのは、もともとは裕福な家庭で生まれた人だったけれども、人生の苦しみに気づいて、そこにすごく悩みを持って、それをどうにか自分の中から消し去るために家族を捨てて、出家をして修行に出たと。
ただどんなに苦しい修行をしても、その苦しみ・悩みからは解放されずに、最後に苦しい修行を全部やめて、ガリガリの体で川で沐浴して、体を清めた後に菩提樹の木の下でゆっくり静かに瞑想をして、そこで初めて苦しみの原因とか、どうしたら苦しみがなくなるのかというところを、
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その方法を見つけられて悟りの境地に至った、つまり自分の中から苦しみが全部なくなった状態に至ったというのが仏教の始まりになります。
なので仏教の目指すところというのは、これはこの後のまた別の回でお話しするんですけれども、仏教というのはスタート地点が、人生ってそもそも苦しいものなんだというところがスタートになるんですね。
なので、何で今こんなに苦しいんだろう、嫌だな嫌だな、何でだろうって思ってしまうと思うんですけれども、苦しい時っていうのは。
ただそこはあくまでも普通の状態、デフォルトの状態で、そこがスタート地点というのが仏教の考え方になって、
じゃあその苦しみっていうのは何が原因になっていって、じゃあどうすればその苦しみがなくなるのかっていうのを深く深く見つめていくのが仏教なんですね。
最終的に自分の中から苦しみがなくなった状態、全くなくなった状態が悟りになるんですけれども、なので悟りの状態を目指すのが仏教なんですが、
まあなかなかそんな境地には到底至れるわけもなくて、私たち一般の人間はやっぱり煩悩まみれですし欲まみれですし、
ただそこで仏教の考え方を知っておくと、一つの道しりべになるわけですね。
ただなんとなく苦しいとか漠然とした苦しさがずっとつきまとうのではなくて、ちゃんと苦しさが何なのかっていう原因がわかりますので、
その原因をじゃあどうしたらいいかというふうに変えていくことができる。
そういった意味でも夫婦関係と非常にこれって考え方が近しいなというふうに私は感じたんですね。
私の場合はもう人生で一番うまくいかなかったことって夫婦関係なので、夫婦関係がなんでこんなに苦しいんだろうっていうのをずっと悩んでいて、
仏教のことをちゃんと勉強する前に私はいろいろちょっと気づいてやってきたことが結果的には仏教と非常に考え方が近かったということなんですが、
これが夫婦関係にも非常に役に立つので、また来週からの放送で何本かにシリーズ化にしてお話をしていきたいと思っております。
今日はこんなところで終わりにしたいと思うんですが、非常に拙い説明で申し訳ございませんでした。
これはちょっと私もアウトプットを自分の口で喋ることでより自分の知識を定着させたりですとか、
自分にまだまだ曖昧な部分があるなという、そういう確認をするという意味でも今回このシリーズを、
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ちょっと勇気もいることだったんですけれども、やってみようかなと思いましたので、ある意味チャレンジだと思ってやってみたいと思っております。
もしよろしければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
では本日は以上となります。
この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いてくれた夫のあなたを親育メンズ、奥様のあなたを親育メンサポーターとお呼びして、
皆さんと一緒に番組を作り一緒に成長したいと思いますので、ぜひコメントやご質問もお待ちしております。
それでは親育メン育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるようにあなたのことを応援しております。
それではまた来週お会いしましょう。さようなら。