我慢の影響
どうもこんにちは、シン・イクメン育成コーチのひなたです。 ひなたの【シン・イクメン夫婦論】5月の13日、
火曜日ですね。本日のテーマは【我慢が夫婦関係を壊す本当の理由】というテーマでお送りします。
昨日、無料ズームコンサルをさせていただきまして その中でやっぱり
奥さんのきつい言葉、暴言にも近いようなきつい言葉を浴びせられる中で、ひたすら我慢をしているというような方からのご相談をいただいて、いろいろお話をしたんですけれども
改めてですね、我慢が夫婦関係を壊すなあというふうに感じたところがあったので、 今日はですね、それをちょっとお話をしていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
この番組は、シン・イクメン育成コーチのひなたが夫が自己成長することで、夫婦関係を良くするヒントをお届けする番組となっております。
平日の16時50分頃、毎日お届けをしておりますので、ぜひフォローをよろしくお願いします。 ちなみにシン・イクメンとは、生活習慣と仏教の知恵で心身を整え、妻と家族を大切にする父親です。
昨日の無料ズームコンサルで、ちょっと熱を込めて喋りすぎちゃいましてですね。 今日、喉が完全にちょっと潰れてしまいましたね。
非常にお聞き苦しいと思うんですけれども、お付き合いいただければ嬉しいです。 ではですね、我慢が夫婦関係を壊す本当の理由というところなんですけれども、
我慢という言葉って、もともとは仏教の言葉なんですね。 これ結構意外だなと思うんですけれども、我慢って仏教の言葉なんですよ。
我と慢というふうに書くんですけれども、この慢という字がですね、仏教の中では良くないものの象徴として捉えられているわけですね。
よく慢心とか、そういう表現でも使ったりする、この慢という漢字なんですが、
これは他と比べる心。 だから他と自分を比べて自分の方が勝っているなというふうに、
自分を高く奢り高ぶったりですとか、他と比べて自分の方が劣っているなというふうに自己嫌悪に陥ったりとか、
そういうふうに自分の中の苦しみを生む要因の一つとして、慢という心があるんですね。
それにさらに我という漢字がくっついて我慢なんですけれども、 つまりこれって我の慢という意味になるんですね。
だから我慢って私は普段、耐えるとか、
言いたいことも言わずにグッとこらえるとか、 そういう意味で使うことが多い、そういう意味として使っていると思うんですけれども、
実は仏教的な我慢の本来の意味。本来の意味というのは、我慢というのは他を下に見て、自分を高く置いて、他を侮っている状態、
自分を高く奢っている状態、奢り高ぶっている状態、 これを我慢というふうに言うんですね。
一見奥さんのきつい暴言とか、本当に度が過ぎてもうちょっとモラハラとか、
暴力にまで発展してしまう場合はまた別なんですけれども、 そういうきつい言葉とか、人格否定的な言葉も浴びるわけですよね。
本当にそういうことで悩んでいる方が多いんですけれども、 その時に我慢をすると。
なんで我慢をするのかというと、やっぱりそこで何か自分が反論すると、さらに奥さんがエスカレートして、
ばーっと炎上しちゃうから、もうそれがわかっているから、 言いたいことを我慢してこらえるんですと。
ただ我慢して我慢して、どうしても我慢ができなくなってしまった時に、 ポロッと反抗的な言葉を言ってしまって、
それでさらに炎上しちゃうんですっていうような お悩みって本当に多いんですよね。
わかります。これもう僕も昔本当にそうで、 やっぱり我慢をしちゃうんですよね。
でもこれって仏教的に考えると、我慢というのは 奢り高ぶっている状態。つまり、
自分の本当の気持ちを相手に言っても、どうせ相手はわかってくれないから。 自分の気持ちを伝えても、どうせ相手はさらに炎上して、
きつい言葉を返してくるから。 だから自分は自分の本当の気持ち、
言いたいことを言わずに内に秘める。我慢する。 そういう状態だと思うんですよね。
一見、自分が被害者のようで、 実は単純に自分自身が相手とのコミュニケーションを諦めちゃってる状態。
自己犠牲的な状態ですよね。 その状態が続いていくとどうなるかというと、
さっきお話ししたように、いつか観音袋の尾が切れてしまって我慢しきれなくなって、 我慢しきれなくなった時には、
気持ちというのは、怒りの状態ですよね。 怒りの状態で、
それが抑えきれなくなって表に出ますので、 より鋭い言葉となって相手に届くわけですよね。
相手にその鋭い言葉が届いたら、相手も自己防衛しますので、 自己防衛のためにさらに怒りで被せてくる。
健全なコミュニケーション
というのが夫婦喧嘩がどんどんエスカレートしていく状態かなと思います。
なので我慢は良くない。 じゃあどうすればいいのかというと、やっぱり自分の気持ちをちゃんと相手に伝えるというのは
めちゃめちゃ大事だなと思うんですよね。 例えば、そういう言い方をすると自分は傷つくから、できるだけそういう言い方はやめてほしい。
ただ、そういう言い方になってしまうには、多分僕がもっとこうした方がいいと思うから、 こうするねーですとか、
相手の気持ちも汲みつつ、でも自分としてはこう思っているから、そういうことはやめてほしい。
というのはちゃんとやっぱり相手に伝えていかなきゃいけないなと思うんですよね。
そこがコミュニケーションというか、やっぱり気持ちをちゃんと伝え合うというのがコミュニケーション、健全なコミュニケーション、
夫婦関係における健全なコミュニケーションだと思うので、 そこをちゃんと相手に伝える。
それをどう受け取るかはまた相手次第にはなってくるので、 それでも
怒りにかぶせてくるのか、 そこをちょっとこちらの言いたいこと、本当の気持ちが伝わって向こうが変わってくるのかというのは、
それはもう相手次第なので、 分からないんですけれども、まずは自分が自分の気持ちをちゃんと相手に伝える努力をする、行動をする。
これがすごく大事かなと思います。
よく私は、夫婦関係の改善は相手は変わらないから、 相手の変わらない相手を受け入れられるように、自分がまず変わるんだよっていう話をするんですね。
それって勘違いしてはいけないのは、やっぱりそれで 自分の気持ちを押し殺せというわけではないんですね。
自分の気持ちをちゃんと伝えるところはちゃんと伝える。 自分の気持ちを伝えた上で、それでも相手の気持ちをちゃんと聞いて、その相手の本当の気持ちをちゃんと受け入れる。
これがとても大事なコミュニケーションかなと思うので、 なので我慢ばっかりしていると、やっぱりいつか爆発して夫婦関係は破綻していくということですね。
仏教の本来の我慢という意味を知ると、よりわかりやすいかなと思ったので、今日はそんなお話をさせていただきました。
我慢はせずにですね、自分の気持ちをちゃんと自分の気持ちとして言うっていうのが大事ですね。 これ相手の例えばきつい言葉を止めてほしいみたいな形で伝えちゃうと、
相手の行動を変えようとする行為になるので、相手は抵抗しちゃうんですけれども、そういう言葉を使われると自分が怖い思いをするとか、
自分が悲しい気持ちになるとか、そういう自分の気持ちとして伝えれば、 相手にもちゃんと響くもの届くものがあるかなと思うので、ぜひ参考にしていただければと思います。
はい今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。この番組ではコメントを募集しております。 1秒でも聞いていただいた夫のあなたを新育メンズ、奥様のことを新育メンサポーターと呼びして、皆さんと一緒に番組を作り、一緒に成長していきたいと思いますので、ぜひコメントやご質問もお待ちしております。
10分喋っている間にどんどん声が出なくなってまいりました。 ちょっと体調を整えて、また明日元気に放送したいと思います。
それでは新育メン育成コーチの日向でした。今日も最高の夫婦関係になるように、あなたのことを応援しています。 また明日お会いしましょう。さよなら。