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2024-05-20 06:45

年収1000万の社会福祉士

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こんにちは、ぽこです。この記事を読んでいるあなたの年収はどのくらいですか?
実は、社会福祉士として働く私の手取りは資格手当の1万円を含めて14万円程度。
4年生大学を卒業し、国家資格を取得し、3年間勤めた私の給料は他県の生活保護費とほぼ同額です。
生活するのに最低限必要な金額を基準としている生活保護費。支援する側の給料もその最低限に近い金額なのです。
この金額を意外と思うか、想像通りと思う人が多いのかは分かりませんが、私は今でもこの給与になれず、給与明細を見るたびに落ち込んでしまいます。
マル福祉職は利益を求めてはいけないの?
そんな中でも転職しない理由は、クライエントとの関わりに喜びを感じているからです。
自分の支援や関わりによってクライエントの人生にシワが刻まれる。
この仕事が好きなのです。
アルバイトオタクだった学生時代の資産運用も幸いして、今の生活に不便はありません。
しかし、毎日ハードな対応をする中で、この給与待遇にはずっと納得できずにいました。
そこで社会福祉士が年収を上げるためには何をしたら良いのか考えてみることにしました。
社会福祉士の平均年収
社会福祉士の40代の平均年収は約408万円です。
年齢別の平均年収は20代が295万円、30代が346万円、40代が408万円、50代が475万円となっています。
それに対して全国平均
年代別の平均年収は20代が342万円、30代が435万円、40代が495万円、50代以上が596万円でした。
このデータから見てもわかるように、社会福祉士の年収は同世代、多業界の年収に比べて非常に低いです。
平均年収の低さには業界全体の非営利性が起因しているのだと考えられます。
福祉の世界では利益なんて求めない、利用者の笑顔こそが報酬、そんなことをよく耳にしますし、確かにそれも事実だとは思うのですがせめて多業界と同じ程度の給与を確保したいな、というのが本心です。
金銭的に余裕のない人に対してケアやサービスを提供する立場で、そのように考えることにも罪悪感があるのですが自分の待遇に納得できない気持ちは、どうしても利用者対応の質に直結するものです。
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ファミレスの店員と高級フレンチのスタッフに同じ質のサービスを求めないのはなぜですか?
払っている金額が違うから、サービスの質に差があっても当然だとわかっているからではないでしょうか。
働いていると暗い気持ちになることも多々あるこの仕事。
そんな仕事にも大きな夢や野望を持って働きたい。
私はそう思っています。
まるきょうのテーマ、年収1000万円の社会福祉士。
年収1000万円を超える社会福祉士はほとんどいません。
1%に満たないと言われています。
しかし逆に言うとゼロではないのです。
ではどんな人がそうなれるのか。
それは一歩先を行く社会福祉士になることです。
一歩先というのは、ただ目の前の利用者支援に奮闘するのではなく、
社会福祉士としての専門性をもっと高める努力をする、
事業所全体のレベルアップを目指して行動する、
今はない先進的なサービスを展開する支援者という立場の価値を社会にアピールする、
など、自分の市場価値を高める努力をすることです。
与えられた業務を必死にこなすだけではなく、
もう一つ何か知識があれば改善するかも、という意識を持って動くことで、
自分の力を広げる。
自分一人の業務を考えるのではなく、
自分が働く環境そのものに対して改善を意識して行動することで、
勤務先全体のレベルを上げる。
こんなサービスがあったらよかったのに、
これがないから支援がうまく回らないと嘆くだけで終わらず、
自分ならではのスキル、例えばICT、
自分が拾い上げた地域ニーズなどを活用して、
自ら新しいサービスを生み出す。
社会福祉士の重要性を社会は分かっていないと不満を言う前に、
自分から地域社会に出て存在や働きをアピールする。
このように行動した人は社会福祉士としても、
そして一般の会社員としても必ずレベルが上がっています。
〇1%になろう。そしていつかもっと増やそう。
今いる環境で同じように働いていて、自然に年収が上がることはありません。
まずは自分に、そして社会に働きかけて、
自分の市場価値を上げる努力をしていくしかないのです。
単に年収の良い就職先を見つけられる社会福祉士が1%未満なのではなく、
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そこまで努力できる人が1%未満なのかもしれません。
私はその1%に入りたいですし、
同じような人を少しでも増やしてそのパーセンテージを上げていきたいと思っています。
全国の奮闘する社会福祉士の皆様が、
高いモチベーションで自己研鑽を続けられますよう願って、
これからもこのような発信を続けたいと思います。
読んでくださりありがとうございます。
では、また。
定期的に社会福祉士に関連する記事を書いています。ぜひ読んでみてください。
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