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2024-06-24 10:39

私流、働き方改革。気持ちよく働けていますか?

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こんばんは、ぽこの本棚というノートを毎日書いているソーシャルワーカーのぽこです。
もっと気持ちよく働いて、明日の自分にワクワクしよう、をコンセプトに。
稼げる福祉職を目指して日々発信をしています。
毎日一つノートの記事を更新しています。
スタンドFMでもできるときは音声でこうやって発信をしていますので、記事のリンク付けておきます。
よかったらチェックしてみてください。
今日の本題は、私流働き方改革です。
皆さん、働き方改革と聞いて何のイメージを持ちますか。
今日はそのことについて考えてみましょう。
まず、政府が2019年4月から本腰を入れて働き方改革というものに取り組み始めています。
私が勤める社会福祉方針でもよく話題に上がります。
例えば会議が長引きそうになった時とか、
時間外の仕事を頼まれた時とか、
突然の休日出勤を求められた時とか、
働き方改革なのにっていう風にね、
フランクにその言葉が出てくるくらい、
その言葉だけだったら十分に馴染んできているなと思います。
ただ同僚の働き方を見ていて、
ふと思ったことがあるんです。
このままだと福祉業界潰れちゃうって思いました。
今日はその感じたこととか、私が考えることをシェアしたいと思います。
主なトピックは3つ。
働き方改革とはどんなものか一般的な話をします。
2つ目に私が感じた働き方に関する問題。
3つ目は私の思う働き方改革です。
では参りましょう。
1つ目、働き方改革とは何か。
まず一般的な働き方改革について考えてみましょう。
厚労省が出している言葉としては、そのまま読みますね。
我が国は少子高齢化に伴う生産年齢、人口の減少、
育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化などの状況に直面しています。
このような中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、
就業機会の拡大や意欲能力を発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。
だそうです。
あともう一つ、働き方改革とは、これらの課題の解決のため、
多様な働き方を選択できる社会を実現すること、
働く人、一人一人がより良い将来の展望を持てるようにすること、これを目指しています。
つまり、多様な働き方と働き手がより良い将来の展望を持てるように頑張っていこう、
というのが厚労省が定義している働き方改革です。
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会社主導の労働というものから、働き手が主導の自己実現に変えていこう、
私はそんな風に理解をしました。
それに対して、私の周りでは働き方改革をこんな風に捉えている人が多くいます。
早く帰れるってことだよねとか、サービス残業がダメになったってことでしょ?
好きなタイミングで休めるってことだよねとか、
副業にしたりとか、フレックスにしたり、自分で選べるようになるんでしょ?
こういう風に会社が自由と余裕を与えてくれる、そんなイメージを持っている人が多いです。
これ聞いてくださっている皆さんはどうでしょうか?
どんなイメージを持っていますかね?
厚労省が発表している言い回しと自分の理解との間に差異はありませんか?
2つ目のトピック、私が感じた働き方の問題。
そこで私が先日職場で感じた、福祉職の働き方問題についてお話しします。
それは先ほど言った、多くの人が思う働き方改革のイメージを求めている働き手と、
それとはまるっきり逆行している現場との間にあるギャップです。
働き方改革という言葉が流行りだしてから、早く仕事を終えること、サービス残業がなくなること、休みが取りやすくなること、
こんなことができるようになるよねって、特に今の大学生とか、私たち20歳から30歳ぐらいまでの働き手は思っています。
むしろ他の業界でそれが実現しているということを知っているために、福祉業界に働いてくる人たちも期待しているようなところがあると思います。
それに対して、例えば私の法人に勤めて40年目のベテランさん、昔よりもマシになったということに気がついています。
6時ぐらいまで毎日利用者対応をして、そこからやっと自分の事務仕事、帰るのはいつも10時を過ぎるのに、ほとんどがサービス残業で子供はパパの顔を忘れたって言ってくる。
そんな毎日を普通だと思っていたおじさまは、昔はこんな働き方が当たり前だったのに、今はずいぶんマシになったなって言っています。
でも、私たち若者からするとそうじゃないんです。
オフライン会議のために車で30分かけて本部まで行く、これズームじゃダメなの?って思います。
夜間の転送携帯の当番が勤務時間に入らないってなんかおかしくない?とか、産業申請1分単位でしたいのに先輩はそういうやり方してないみたいなんだけどな、やりづらいなとか。
福病禁止ってありえないなとか、こんな会話が若手職員とか大学生から聞こえてきます。
昔を知るベテランさんの今ではずいぶんマシになったよっていう考え方と、他の業界の柔軟な働き方を知る若者の今時ありえなくないっていう考え方。
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この2つの意見が平行線にいる限り、新卒、若手の職員は福祉現場に集まらないのではないかと思いました。
ここから私が思う働き方改革についてというお話になります。3つ目のトピックです。
私は福祉業界っていうのは本来夢と希望にあふれた業界であってもいいと思っています。
先日大学時代の先生と話をする機会がありました。
その時最近の学生さんにはより強い当事者意識があるんだよと教えてくれたんですね。
教室には少なくとも1人発達障害の方がいて、学年に複数人引きこもりの方がいて、
あの子の親は精神に障害があるみたい、この子のおばあちゃんは介護のためにヘルパーさん来てるみたい。
そんなふうに周りにケアする人とされる人がたくさんいる。これがオープンな時代なんだなと思います。
自分もそこに関わりたいと思って福祉の道を目指す学生。
そんな人がすごく増えている中で誰かのためになることをしたいっていう考え方から、
身近なあの子みたいな人の助けになりたいっていうふうなより強い当事者意識を持っているなと思います。
他の業界でこんなに明確なビジョンを持てる人そんなにいないんじゃないかなと私は思っています。
明確にオラービジネスで成功したいって経営を学ぶ人ももちろんいるけど、まだまだ少数派だと思うんです。
とりあえず大学に行ってとりあえず良さそうなところに就職する。
そんな人がまだまだ多い今の社会で、この業界と明確なやりがいを感じて大学と就職先を選ぶことができる福祉職の新卒の人。
社会福祉法人はそんな彼らが気持ちよく働けるような職場づくりをしていく必要があると思います。
だからこそベテランさんから見たマシになった職場ではなく、若者から見て気持ちよく働ける場所、こんな場所を作っていく必要があるんじゃないかと思います。
そしてその気持ちよく働くの気持ちよさの中には、働く環境以外の要素も必要だと思います。
時間的な余裕や給与待遇の改善、ここで稼げる職場にするっていうのも必要なことですが、それだけではないと思います。
私いつもノートの冒頭とかこのラジオの冒頭で、稼げる福祉職を目指すっていうのを伝えています。
しかし働き方改革を考え直した今、稼げればいいのかなと自分に疑問を持っています。
私は今の仕事で稼ぎたいわけではないんですね。
もちろん収入が増えたら嬉しいですけど、今の職場にはそんなに給与アップも待遇改善も期待していません。
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それは公的補助っていうのを財源としている福祉業界、こういう大きなブロックがあるって分かっているからです。
法人一人の力ではどうしようもないことがたくさんあるはず。
であれば福祉職が気持ちよく働くために必要なのは、仕事以外の収入を作り出す力なんじゃないかと思っています。
身近なあの人の助けになりたいと思って福祉の仕事をする人に、
今日は立派な労働だからお金もらおうよっていうアプローチをする。
これは間違ってはないですけど、少し違和感を感じます。
福祉をしたい人にとって矛盾した考え方じゃないかと思います。
全然悪いものではないですけどね。
なんかちょっとこう違和感を感じる人が多いんじゃないかなと思います。
本当だったら利益度返しで支援をしたいとか、そういう気持ちを持っている人が多いはずです。
でも自分の生活がままならないのは困る。
そこで自分で稼ぐ力を、福祉職を目指す若者と育てていきたいなと今思っています。
単に給与を増やすことではなく、ケアと収入を気持ちよくバランスさせる力。
私自身もその力をつけたいし、若者にも広げて福祉業界全体をボトムアップするような発信ができるといいなと思っています。
ということで、今日は私なりの働き方改革について語ってみました。
また他の放送でも次のノートでもお待ちしております。
ではまた。
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