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おはようございます。社会福祉士のぽこです。このラジオでは、「このままでいいのかな?」と、もやもや働く日々を、ワクワクの日々に変える、そんな放送を、障がい者福祉の現場から、ゆるーくお届けしています。
いつも、夜に撮りためて、朝の公開予約にしているんですけど、今日は久しぶりに朝、撮ってみています。
ちょっとセミの声がうるさいかもしれないですけれど、夏の風物詩だと思って聞いてくださると嬉しいです。
それでは早速、今日のテーマに移ります。
今日のテーマは、「なんとかなる」ではなく、「なんとかする力」
私が保育士試験の中で見えた、人生を生き抜く大切な力について、ちょっと簡単にご説明できればと思います。
まず、保育士の試験についてですが、私が社会福祉士の仕事をしながら、保育士試験を受けたきっかけ、理由について、ここはノートの記事で書いているので、リンクを貼っておきます。チェックしてみてください。
簡単に時系列を説明すると、去年の12月くらいに、保育士試験をとあるきっかけで受ける決意をしました。
私、社会福祉士と精神保険福祉士という国家資格を2つ持っているので、保育士試験でも、9個の科目のうち6個、これだけでいいよ、3つは免除だよという中での試験受験になりました。
それで、4月の新婚旅行の前日ですね。市外まで電車とか新幹線を使って行って、筆記試験を2日間丸々受けてきました。
6月の頭に筆記試験の合格通知が来たので、6月の終わりに実技試験ですね。ピアノと素話、童話を何も台本なくお話をする試験官に向かってお話をするというテストを2つ受けてきました。
昨日結果発表があったので、ちょっと発信をしているということもあり、きちんと結果を発表しなきゃなと思ってこの放送になります。
この試験の中から見えたことで大切な気づきもあったので、1つシェアさせてください。
まずこの気づきについてですが、冒頭でも言った何とかするという力についてですね。
これすごく力強く感じたので話させていただきます。
私、実技試験の日にちょっとトラブルがありまして、というのもピアノの実技の課題曲2曲あったんですね。
ただ私2曲あるって知ったの当日会場に行ってからだったんです。
本当にやらかしたなと思ったんですけど、朝会場に行って試験のオリエンテーションを受けたんですが、その中で課題曲2曲はどちらを先に演奏しても構わないという記載があったんですね。
頭の中もハテナとビックリマークでいっぱいで、私課題曲1曲だと思って1曲しか練習してないけどっていう感じだったんです。
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2曲分の楽譜を持っている他の人たちを見て冷や汗が止まらなくなってしまって、どうしよう、このまま受けれないかもしれないってすごく最悪なパターンも考えました。
夢であってほしいなと強くあんなに望んだことはありません。
でも試験会場に来たし、私自分の人生において何ともならなかったことってなかったよなってパッと思考が切り替わったんですよね。
なんでかわかんないですけど、私本番になるとそういうメンタルになるので、何とかなるっていうこと前提にいろいろことを進められるタイプだなとは思います。
その当日もピアノの練習を1曲分しかしていない。
その状況をもう終わったって捉えていたの本当に一瞬で、その次の瞬間にはこの会場にいる人はみんな楽譜を持っているから借りれる。
借りれば練習できる。練習すれば何とか絶対なるって思ったんです。
そこからはもう他の会場にいる人の中で話しかけやすい人を見つけて、楽譜を借りるっていうところをお願いしたりとか、
写真撮らせてもらって空き時間にちょこっと練習をさせてもらったり、今はYouTubeって便利なものもあるので、
保育士試験の課題曲練習簡単とかって調べて、その場で即興で練習をしました。
本番ぶつけで演奏させてもらったんですけど、結果何とか演奏しきることができました。
ちょっとこの話には続きがあって、数結構いたんですね、受験者さん。
その中でもたまたまこの人なんか話しかけやすそうだなって思ってしゃべりかけた人が、
ちょうど受験番号が1個前の人だったんですね。
なので結果的に試験ギリギリまで、時間ギリギリまでピアノの練習をすることができたし、
もちろん楽器はなかったんですけど、楽譜を見ながら音楽聴きながらイメトレっていうのはできたし、
試験会場ってそれぞれ受験者によって違うんですけど、その教室もたまたま1個前の番号だったってこともあって、一緒の教室だったんですね。
その人が終わってそのまま楽譜を貸してくれて、そのままそれを使えるっていう確実に楽譜を手に入れられる人にたまたま声をかけれた。
まず奇跡が起きたなと、自分ですごくガッツポーズを一人していました。
終わってからもその人と一緒に駅まで帰ったんですが、なんかすごく面白い話を聞けて、
その方金融機関で働いていたけれど、自分の子育て経験、ここをもとに保育士の仕事ってすごいなと、
私もそんな風になりたいな、こんな業界で働いてみたいなって思って保育士業界に入ってきたんだよっていうお話を聞けたんですね。
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その中で他の業界から福祉業界に入ってくる人の話聞く機会って今までほとんどなかったなって気がついたんです。
福祉業界にもともといてそこから出て行ってしまった人、または今でも福祉業界で頑張っている人、
ここの話を聞くことはあったんですけど、他の業界から福祉のやりがいを見つけて入ってきたんだよ、
だから今すごく楽しいんだよっていう人の話はなかなか聞けていませんでした。
なのですごく新鮮だったし、福祉業界って外から見たらそんな風に見えるんだなってちょっと誇らしく思えた瞬間でもあります。
なんかこんな風にピアノの課題曲忘れていたっていうことがいつの間にかなんとかなっていたし、
いつの間にかむしろプラスの出来事に変わっていた。
これはなんか自分なりのスキル、生き抜く力なんじゃないかなって思いました。
このピアノの課題曲忘れたときに、もし私がもうダメだ終わったって諦めていたら、課題曲一曲忘れたのでって試験を放棄していたら、
こうはならなかったと思うんですよね。
このピアノの課題曲忘れたって思った瞬間に巡った選択肢としては、
1つ、諦めること。
2つ、そのまんまの状態で受けて、これを経験だと捉えること。
3つ、とりあえず何とかしようと足掻いてみること。
この3つだったんですね。
2つ目もまあありかなと思ったんです。
試験受けに来たっていうことが分かった。
受けに来て、こんな雰囲気なんだ、課題曲2曲あるんだっていうことを学ぶきっかけになったと思えば、
マイナスではないかなっていう捉え方もできたんですね。
この2つ目の中央の選択っていうんですかね、
別に実利はないけれど捉え方次第でどうにでもなるっていう考えがベースにあったからこそ、
でもだったら3つ目の無駄でも足掻いてみようかなっていう行動を選ぶことができたんだなと思っています。
この足掻いてみるっていうのはすごく無駄なことだと思えてしまうし、
最悪マイナスに働いてしまうかもしれないとか、
結構ブロックがかかりやすい判断だったと思うんです。
他の人に声をかけて迷惑がられたらどうしようとか、
結局どうにもならなかったら恥ずかしいなとか不安ばかりがあせるので、
諦めてしまった方が早かったと思うんですね。
でも諦めずに足掻いてみるっていう選択をできたのは、
この2つ目のマインドセットのところ、
最悪ダメでも学びになるからどうにでもなるだろうみたいなところのベースがあったからこそ、
だったら足掻いてみようっていう結果を出すことができたのかなと思っています。
なのでこの何かトラブルに見舞われた時、何かうまくいかなそうな出来事に見合った時は、
とりあえず何とかなる、何とかすることができる、
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私はどうにでもすることができるっていう自己効力感みたいなもの、
この謎の自信っていうのは本当にすごく生き抜く力として大きなものだなと思います。
一人でも多くの人に、何があっても最悪何とかなるから大丈夫って思えるような、
謎の自信をつけていただけるような今後も発信ができたらいいなと思います。
最後に結果なんですけれど、昨日結果通知が来まして、無事に保育士試験合格していました。
なので余計に何とかなるな、人生どうにでもできるなって思ったような出来事でした。
最後こうやって明るい話に変えることができて本当に良かったです。
こうやって放送を聞いてくださる皆様のおかげで、行動を前向きに、メンタルを前向きに持っていくことができています。
これからも聞いてくださる方が何人いるかわかりませんが、
継続はしていきたいと思いますので、今後も応援していただけると嬉しいです。
では今日も聞いてくださってありがとうございます。
また次の放送でまたはノートでお待ちしております。
今日もいってらっしゃい。