1. 樋口聖典の世界
  2. 上手い下手
2020-11-18 10:04

上手い下手

上手い下手
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今日は、田川市と福岡市を往復しております。
時刻は、深夜の24時32分でございます。
今週、ポッドキャストを頑張ってみようと思いまして、
1週間で過去最多の本数を上げてみようと思っているので、本数が多くなるかもしれないですね。
ありがたいことにね、このHIGUCHI Kiyonoriの世界っていうやつも、
ずっと右肩上がりに再生回数が上がってきてて、
いつも言ってますけど、誰が聞いてるんやっていう感じで、
もう意識しないでいいやと思ってるんでいいんですけど。
とはいえ、せっかく聞いてる人がいるんだったら、
多少インタラクティブにしてもいいのかなと思ったりしてるんですよ。
例えばなんですけど、リプライとか、ハッシュタグでもいいですよ。
ハッシュタグでもあんま見てないからリプライの方がいいんですけど、本当は。
リプライとか、あとメールアドレスを概要欄とかに貼ってるんで、
そこにこのテーマで喋ったらどうですかっていう提案とか、
喋ってくださいっていうオファーでもいいですし、
一番テンション上がるのは人生相談かもしれないですね。
人生相談っていうか、相談されるのが一番僕テンション上がるかもしれないですね。
多分僕、課題を解決するのが好きなんですよね。
それをパズル的に、思考実験的に、
頭の体操的に考えるのが好きで、
だから僕が出した答えに何も責任は持ちませんけど、
相談されることでそれを一生懸命考えるっていう、
頭の体操みたいなのが好きなんで、
どんな重いことでもいいですよ。
本当に人間の本質というか現に関わるというかでもいいですし、
暗い話題でもダークな話題でも、どんな話題でも僕好きなんで、
相談じゃなくてもいいんですけど、
テーマでも質問でもなんでもいいんで、
何かくれると喋りやすいなと思ってます。
ということで、何を喋ろうかなって感じなんですけども、
僕が一番好きな、最近ハマってるものがあって、
息子のトラノスケなんですけどもね。
かわいいんですよ、本当に。
最近ちょっと絵を描くようになってきてて、
お父さんの絵とか言って描いたりするんですよ。
丸描いて、目描いて、目描いて、口描いて、
これお父さんだねとか言って、
じゃあお母さん描いてって言って、
じゃあお母さん描いてって言ったら、
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丸描いて、目描いて、目描いて、口描いて、
これお母さんとか言って、一緒やんかいみたいな。
まぁあるんですけど、
まぁでも絵描くんですね。
やっぱりトラノスケが絵を描くのを見てると結構面白くて、
迷いがまず一切ないんですよ。
例えばクレヨンみたいなやつを渡して画用紙をポンと渡すんですけど、
なんか描いてってなったら、うんと言って、
そこパンってクレヨンを取って、そこを描き始めるんですね。
で、なんかぐちゃぐちゃぐちゃって描いて、
で、パンって置いて、
んー、じゃあ赤だねって赤をぐじゃぐじゃって、
でポンと置いて、
じゃあ紫だねみたいな感じで、
あ、違ったねってすぐ言ってぐちゃぐちゃぐちゃってまた消して、
すぐまた横に描いてみたいな、
なんていうんすかね、悩んでないんですよね。
なんかこう、
まぁもちろん違ったねって言ってぐちゃぐちゃって消したりもしてるんですけども、
なんか悩んでる感じじゃなくて、
一瞬で決断して、一瞬で振り返って、
一瞬で、あのー、なんか、
あのー、後に戻って巻き戻しをして、
でまたそこから描き始めるみたいな、
なんか結構、迷いがないなっていう感覚があって、
んー、で、やっぱこれは、
まぁ改めて考えると当たり前だなと思うんですけども、
子供ってね、生化物に対して、
んー、成果を求めてないじゃないですか。
製作物に対して。
うん。
あのー、いいとか悪いとかによって、
何も世界が変わらないんですよ。
あのー、恥ずかしいっていう感情も多分ないだろうし、
それによって、えっと、給料が変わるわけでもギャラが変わるわけでもないし、
それによってモテるかモテないかが決まるわけでもないし、
人間の評価が決まるとも思ってないじゃないですか、子供って。
だから、描きたいものを描きたい風に描くだけなんですね。
うん。
で、いやー、そんな姿を見てるとですね、
あのー、やっぱ改めて思うわけですよ。
なんか、えっとー、
まぁ仕事にしてないっていうことが前提なんですけども、
人間が物を製作するっていう時に、
上手い下手っていうのはもちろんあると思うんですよ。
絵が上手い下手、
まぁ歌の上手い下手もありますし、
うん、なんすか、楽器の上手い下手もありますし、
まぁもっと言うとビジネスの上手い下手もあるんじゃないですか。
うん。
でもなんか、正解と不正解とかってないなって思うんですよ。
うーん、なんか、別に、
上手いからといって正解じゃないわけじゃないですか。
うーん、下手だからといって不正解じゃないわけで、
例えば、じゃあ、なんすかね、
高校生が本気でやるブルーハーツのコピーバンドが
くっそ下手くそなんですけども、
それによって心打たれるかもしれないじゃないですか。
うーん。
なんかね、そういうことを考えると、
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あのー、やっぱ、
高校生ってもちろん良くしようとしてると思うんですけども、
別に結果良くないわけじゃないですか、下手くそなんで。
でもそれが結果に胸を打つっていうことを考えると、
やっぱ上手い方とかって、えっとー、なんていうんですかね、
直結してないんですよね、いい悪い。
いい悪いっていう言い方も違うな。
なんか、影響を与える与えないっていう言い方がいいかな。
上手い方って影響を与える与えないに
全然直結してないっていうことは、
多分ね、あのー、こんな、
まあ、もうこれ偉そうに言ってますけど、
ほとんどの人がこれ分かってますよね。
ていうか、言葉では聞いたことありますよね。
頭では理解してますよね。
でも実際じゃあ、下手なものを世に出せるかっていうと
なかなか出せないんですよね。
これが本当になんか大人というか、
人間の哀れなところというか、
可哀想だなと思うんですけども。
あの、一回僕、いいかねパレットにお客さんが来てるときに、
あのー、うちってピアノがあって
誰でも弾ける状態になってるんですよ。
で、いいですねって話をそのお客さんとしてたときに、
あのー、え、ちなみにピアノとかって弾けるんですか?
っていう話の中で。
弾けます?みたいな向こうが。
でも今は最近全然弾いてなくて、
昔山の音楽教室に通っててみたいな話をしてて、
で、じゃあ、あのー、セッションしましょうよみたいなことを
僕がオファーをしたんですね。
僕がドラム叩くんで、
まるまるさんちょっとピアノ弾いてセッションしましょうよって言ったら、
いや、無理無理無理無理無理無理ってなって、
あのー、いやもう私はもうそのー、
ね、昔ちょこっと決められた曲をちょっと弾けるように練習しただけで、
今はもう全然忘れてまして弾けないですし、
適当にアドリブで弾くとかっていうのがもう絶対に無理ですみたいな。
なんか、でも僕はもう、いやいやもうダメです。
絶対にやりますからって言ってもう無理やり弾きずり出して、
で、あのー、僕はね、どんな人でも簡単に
ある程度セッションできるっていう方法を僕、
あるので僕の中でのノウハウが、
それを教えて一緒にセッションして、
で、うわー、こんなことできるんですねーつって、
今まで音楽こんな風に楽しく
アドリブでセッションしたことなかったんです、
みたいなことを言われたんですけども、
これ、えぐいなと思ったんですね、この状況って。
だって、僕あれですよ、楽器で遊ぼうっていうオファーを出したんですよ。
一緒に音出すって楽しいから楽器で遊ぼうっていうオファーをしたのに、
勝手に脳内変換されて、上手くないとなんかいけないというか、
上手くないと恥ずかしいみたいな脳内変換というか、
勝手に前提をつけられて、で、僕と遊んでくれないわけじゃないですか。
勝手にそんなしょうもない前提を自分の中でつけられたせいで、
僕に迷惑をかけてるわけじゃないですか。迷惑をかけてるというか、
僕が悲しいわけじゃないですか。
なんか誰も得してないんですよね、これって。
だから、なんて言うんですかね。
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本当改めて、大人になるにつれて、
いらない社会の洗脳というか、上手い下手で価値が決められているというか、
そして下手なことは恥ずかしいことだみたいな、
そういった価値観って本当、徹底的にぶち壊したいですよね。
と思います。
それで言うと、制作物で言うと、僕、人生そのものもその人の制作物だと思ってるんですよ。
だから改めて思うんですね。
上手く生きようと下手に生きようと、結局誰に影響を与えるかというものに関しては、
一切関係がないんだなっていう。
だから別に下手でもいいから、
エネルギーを持って生きようって改めて思いましたね。
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