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今、北九州市小倉クロスFMから福岡市の自宅に向かって車を走らせております。
時刻は16時41分でございます。
今日は2本撮りをしているんですよ。
これの直前に上げたやつが、ちょっと前に撮ったんですけど、
それを止めてすぐに収録をしているんです。
なんでかというと、前回にも言った通り、
本当は行きの車の中で1本収録したけど、それが撮れてなくて悔しかったので、
もう帰り2本撮りしようと思って今撮っています。
それはいいんですけど、
ちょっと奥さんと話してたら、
今度の土曜日に、
行きたいところがあるんだけどって言われて、
佐賀県の武雄市っていうところがあるんですけど、
そこに梅干しを自分で作れるワークショップがやっているから、そこに行きたいと。
梅ジュースとかもできるから、
虎之助も連れて行きたいよって言われたんで、
いいよということで、家族3人で行ってきました。
で、その後、
楽しいのがお百姓さんやったかな?
お百姓かな?
さんあったかどうかちょっと記憶が曖昧なんですけど、
お百姓の、百姓の百はその数字の百の漢字ですよね。
百っていう漢字。
で、賞が、
お百姓さんが、
お百姓さんが、
お百姓さんが、
お百姓さんが、
お百姓さんが、
で、賞が、
笑うっていう、
百回笑うって書いてお百姓っていうところがあるんですけど、
その農家さんで。
で、そこに行ってきたんですね。
で、バーってこう、
山をバー登って行ったらそこにあるんですけど、
梅を作っているんですよ。
で、その梅の畑みたいなところの中に一角があって、
で、そこに屋根があって、
机があって、椅子があって、
で、お店みたいな感じにもなっていて、
そこで、その日はちょっとやってなかったんですけど、
カフェみたいになっていて、料理も食べられるし、
コーヒーも飲めるみたいな。
で、お土産も買って帰れますよみたいな感じの、
農家さんで。
で、まず行って、
わー、いい感じですねってなって、
で、じゃあ梅のジュースと、
今から梅干しを作っていくんで、
今日はこの梅を使いますって、
梅を持ってきてくれたんですけども、
多分皆さんもそうだと思うし、
僕が想像してた梅っていうのが、
青い梅なんですね。青というか緑というか、
まぁ緑か、
梅酒に使っているあの梅を想像してたんですけど、
出てきた梅っていうのが黄色いんですね。
で、これ梅なんですねって言ったら、
実は皆さんが普段想像している梅っていうのって、
木から落ちてない状態で、
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人間がプチプチ収穫していったものなんだと。
で、今から使う梅っていうものは、
もう自然と木からポトッと地面に落ちた梅なんだと。
で、実はちょうど完熟した状態の梅って、
こういう色なんですよっていうのを教えてもらって、
まずそこから知らないので、
えーっていうところから始まって、
で、今から作っていくんですけども、
ジュースと梅干し、
えー、今日まず準備をしてもらって、
塩とか砂糖とかにつけてもらいます。
で、これが実際飲める食べれるってなるのは、
1年後ですって言われて、
まずそこでえーってなったんですね。
え、1年かかるかい?ってなって、
あ、マジっすか?ってなったんですよ。
僕さ、そんな梅情報も全く知らずに行ってたので、
うわーってなって、
もうなんか僕的には、
本当にもう朝漬けくらいの感じで、
朝漬けのちょっとこう、
なんかこう、なに?
しっかりやるみたいな感じのイメージだったんで、
まあもう、2、3日とは言わないですけど、
2、3週間とかまあ、
まあ最悪1ヶ月くらいあれば、
飲んだり食べたりできるだろうと思ってたんですけど、
1年かかるっていうので、
まあマジかと思ったんですけど、
まあそれでもせっかく来たんで、
まあやろうということで。
で、作ったんですね。
本当に、あのー、
なんか袋みたいな、
そのプラスチックの袋があって、
それに梅をバーってこう、
まあ洗って拭いた梅を入れていって、
で、それに血をバーって入れて、
あとお酒をちょちょっと入れたら、
もうこれで完成って言われて、
あとはこれを定期的にこう、
まあ振るというかその、
あの、
毎日2週間くらいやらないといけないんですけども、
朝と夜に混ぜるみたいなことをやるだけで、
もう梅干しができるんですって言われて、
え、こんな感じなんすかってなって、
めっちゃシンプルなんすね。
で、ジュースの方も、
本当に砂糖入れて、酢入れて、
あとはもう被せていくだけ。
あのー、定期的に。
こうやったらもうできますみたいな感じで言われて、
え、これだけなんですねみたいな感じになって、
そうなんですよ実はってなって。
ただまあ、
最初の2週間くらいは毎日やらないといけないですね、
っていう話をされて、
まあでも大変と思うけど、
まあやるしかないからみたいな感じなんですけど、
なんかね、
でも、
これよくよく考えるとめっちゃいいなって思ったんですよ。
これ何がいいかっていうと、
1年後、
食うものを、
今準備してるわけですよ。
で、最初の特に2週間とかは手間暇をかけないといけないわけですね。
で、
あのー、
そう、
あ、でその前にごめんなさい。
ちょっと前後するんですけど、
減塩の梅干しなんですよ。
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つまりあの塩分がそんなに入ってない梅干し。
なんですね。
だからつまりあの、
まあ体にいいんですよ。
塩分が高すぎないから。
で、
体にいいんですよっていうことで言われたんですけど、
なんかね、
減塩梅干しって普通にスーパーとかコミュニティとかに売ってると思うんですけども、
実はあれと全然違うんですと。
で、
普段市販されてる減塩の梅干しっていうのって、
あれ、
実は普通に1回、
たっぷり塩を入れて作った後に減らしてるんです。
と言われて、
あーそうなんすか。
それに比べて、
今から今日皆さんが作ってもらうやつって、
最初から塩を少なめにしてるんで、
実は減塩も全く作り方違うんですって言われて、
で、
なんで、
さっき言ったスーパーで売られてる減塩みたいなものって、
そういう1回塩でやって、
後で抜くみたいなことをやらないといけないかっていうと、
まず、使ってる梅っていうのが、
さっきも言った通り、
完熟してるやつじゃなくて、
まだちょっと未完熟のものなんですね。
なので、
毒素がちょっと入ってたり、
渋みとか苦みがあったりするらしいんですよ。
で、それを抜いたりするために、
多めに塩を入れないといけないらしいんですよ。
じゃあなんで、
完熟したやつを使わないかっていうと、
これがね、すぐ痛むので、
移動したりする時に、
完熟だと取り扱いがしづらいっていうのと、
やっぱりシミとかが入るらしいんですよ。
黒ずんだりとか。
商品としては見た目が悪いので、
っていうのもあって、
まだ売れてないやつを使うらしいんですよね。
まずそこでへーってなって。
で、一旦たっぷり入れたやつを作った後に、
水に漬けて、
塩を抜いていくっていう作業があると。
なんで水に漬けるから、
やっぱり痛みやすくなるらしいんですよね。
だから、痛みやすくなった梅をどうやって痛まないで
スーパーとかに置くかっていうと、
ここでまたちょっと保存量とか、
あとは色が変わるから着色料とかを
入れていかないといけないということになるので、
だから、普通の原塩の方法でやると、
実はちょっと体に悪いと。
味も落ちてるし栄養素も落ちてる。
っていうことなんで、
実は今から皆さんが作る原塩の梅干しって
本当にここでしか作れないんですよ、
みたいな感じで。
そこでも結構心持っていかれてるわけですよ。
えーすげーってなって。
それ作りたい、食べたいってなってるんですよね。
っていう。
で、食べるのが1年後じゃないですか。
もうね、これやっぱね、すごいなーってまず思ったんですけど、
これ何がすごいかって、
1年間その梅干しに僕は思いを馳せ続ける時期があるわけですよ。
これすごいなーと思って、
なんかこう、
まあちょっと想像してほしいんですけど、
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1年間漬けて食べたもの、
もう絶対うまいんです、これ。
で、これ、もううまいと思わないといけないような
もう仕組みになってるのわかりますかね。
あの、これうまくないとかってとても言えないんですよ。
1年間頑張ってこう、
本当にね、手塩にかけて育てた、
もうまさに塩なんであれなんですけど、
手塩にかけて育てた梅が
もうまずくあってはならないんですよ。
で、これってバイアスが自然とかかっている状態になるんですね。
もうこれいいとか悪いとかじゃなくて、
あの、洗脳でもなんでもなくて、
僕は人間ってそもそも味だけで食ってなくて、
思い入れとか、
思い出とか思い入れとかストーリーとか
そういうもので認識をしていると僕は思っているので、
絶対うまいんですよ。
自分で頑張って作った料理がうまいのと同じで、
自分で頑張って漬けて梅干しってまずいわけないんですよ。
だから自然と、
必然的に自然とうまいものが出来上がる形になってるし、
重要なのは、あそこの竹代のお役所さんという農家で
あの説明を受けて作った梅だっていうのを
1年間ずっと思い続けるっていう仕組みになってるんですよ。
人間ってやっぱり思い続けると
愛情とか思い入れとかが自然と出てくるっていう
そういう脳の構造というか心の構造になってるから、
もう、なんていうんですかね、
そのお役所さんのことはもう、
その時点でファンになる仕組みになってるんですね。
わかりますかね。
なんですよ。
で、やっぱ、
もう、その説明を受けて帰り間際にもう、
その梅食いたいってなってるわけですから、
もう、お土産として買って帰りますよね。
やっぱこう、1年後に自分たちが食べる梅っていうのは
どれだけ、どんな味がするかっていうのは知っときたいから、
もうそこでまず梅干し買って帰りますよね。
もう当然のように。
で、プラス、もうなんか梅ジュースも飲んでみたいし、
梅ジャムも食べてみたいし、梅酒も飲んでみたいし、
梅のピューレとかも食べてみたいしみたいな感じで、
もうめちゃくちゃそこの梅の製品欲しくなってきてるし、
なんやったら、そこで梅干しに使う蜂蜜とかももう
買って帰りたくなっちゃってるわけですよ、そこに行った時点で。
はい。そうなんですよね。
で、またね、サービスも手厚くて、
実際じゃあ今から1年間家でやってもらうわけなんですけども、
何かちょっとあの、あれこれ色がおかしいなとか、
なんか変なガスが出てきたなとか泡が出てきたなと思ったら、
もう遠慮なくインスタとかで写真付きで連絡してくださいと、
そうするともう私全部教えますからみたいな形で、
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なんかね、またそのおばちゃんがいいんすよ、なんか。
おばちゃんがね、なんかこうニコニコしながら梅の話をするんですけど、
なんか語り口がめちゃくちゃ熱くて、
まじでこれ、身体にいいものを美味しく食べてもらいたいなっていう気持ちが、
もうなんか語り口から伝わるみたいなおばちゃんで、
なんかその熱量もとても良くて。
で、ねえ、なんか極めつけは最後、
帰る時にまた来年も来てねーって言うんですよ。
なんか、あ、そうよね、来年も来たくなるよねって感じなんですよね。
で、なんかね、実際話聞くと、
新規のお客さんよりもやっぱりリピーターがめちゃくちゃ多いらしくて、
だから一回そこで付けるともう来年も来たくなってるらしいんですね。
で、そういう感じでどんどんどんどん広まっていったらしいんですけど、
そのお店っていうお客さんが。
で、僕はなんかちょっと興味が湧いちゃったので、
後で調べたんですね、サイトを見て。
そうするとサイトにバーっていきなりトップページに書いてあったのが、
今までいろんなお店とかにその委託販売みたいなものを
うちの商品やってたんですけども、それを全部撤退しますと。
で、今からは実写商品として、
通販もやってたのかな?
自分のところから通販するか、
自分のところのお店で置く以外は全部撤退しますと。
なぜなら収穫、製造、販売に至るまでちゃんと自分たちが納得形で出したいからなんで、
委託販売とかするとそこで保存しないといけないから、
どうしても入れたくない保存を入れないといけなかったりするので、
そういうのをやりたくないから、
全部責任を持って自分たちでやりますっていうことで、
全部撤退しますみたいなことを書いてて、
もうこれ、疑念というか、
思いをちゃんと一気通貫してるなあというので、
とても愛情を感じたし、こだわりを感じたし、
それに対してものすごくファンになったというか、
そういう体験をしたんですよね。
僕はやっぱり商売をするにあたり、
でも商売だけではないですね。
もはやこれってものづくりクリエイティブだと思うんですけども、
クリエイター魂をとても感じたんですよ。
おばあちゃんクリエイターなんやなあと思って、
そこまで含めて、
とても梅干しを通じていい体験をさせてもらったなあっていう。
これって、
普通に梅干し買うよりももちろん高い値段を出してるんですね。
しかも一年間という長い時間をかけるので、
時間も労力もかけてるんですけども、
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それによっておそらくですけど、
とてもいい経験を得て、
またそれで行きたいっていう。
消費者としては満足度が高いわけです。
実際高いお金を出してるから、
おそらく農家さん、農家のおばあちゃんも、
ちゃんと商売として慣れ立ってるし、
それで実際リピーター来てるってことで、
ウィンなわけですよ。
本当に消費者側と農家さん側がウィンウィンの関係で、
誰も損してない循環が行われてるなあと思って、
僕が商売したりとかものづくりをする上で、
これを絶対に目指したいなあって、
改めて思わせてもらったっていう体験ですね。
もし佐賀県の竹星に行ける方がいたら、
ぜひ行ってみてください。
僕はとてもいい経験をしたし、
今頑張って梅を漬けてます。
梅干しにしようと思って。
楽しみですね、1年後が。
もちろんですけど、買って帰ったおばあちゃんが、
1年前に漬けた梅を家でご飯と一緒に食べたんですけど、
当たり前ですけどめちゃくちゃうまかったんで、
本当に梅干しを買うだけでもおすすめですね。
という話でした。