ピノ芸というすごいマーケティング手法
今、北九州市コクラクロスFMから福岡市の自宅に向かって車を走らせております。
時刻は16時27分。夕暮れの九州自動車道、爆走中です。
今日10時から収録をやりました。
ファンファン北九州という西日本新聞社さんと一緒にやっている番組で、10時集合してそこから打ち合わせをして収録というスケジュールだったんですけども
ちょっと遅刻しまして、10時10分ぐらいに着いたんですけども
その理由というのが、まさかの高速道路を折り間違えるという、なんていうしょうもないミスということなんですけど
眠かったのかなって今思い返せば思うんですけど
ずっと運転してたら、あれって思ったんですね。コクラ東イン島、そんな名前のイン島あったっけみたいな感じになって
気づいたら全然違う風景、見たことない風景が流れていて
やっべしまったと思って改めて見たら、本来折りないといけないインターを通り過ぎちゃってたということなんですよ
大幅に2つかな3つかな、大幅に通り過ぎちゃってて
10分前ぐらいに着く予定だったのが20分ぐらい遅れて10時10分に着いたということだったんですよね
もうね、心底嫌になりますね、ちょっと自分のこういう
方向音痴でもないですね、これは
なんていうんですかね、こう
一個に集中していたら他のことは見えなくなる性質とでも言うんですかね
集中力のコントロールができない癖というか性質というか
そういうのが本当にあって
よく家族とかで車に乗っている時に僕が運転していて妻とかと話して
ちょっと会話が盛り上がっちゃうと
本当に何百回通った道でも気づいたら
曲がらずに真っ直ぐ行っちゃってるみたいなのは本当によくあるんですけど
一人で運転している時にこれは久々だったので
とてもちょっと
いやー、ダメやなーと思ってます
これどうしてるんですかね、皆さん
集中力がこんなに途切れないんでしょうね、性質的に皆さんはね
それはいいんですけど
ちょっと昨日、おとといから
おとといから昨日にかけてアイテムズラボの経営企画合宿というのをやったという話を前回の配信でしたんですけども
その時にマーケティングの話になったんですね
そこで僕がめちゃめちゃ感動したマーケティングっていうのがあって
PR施策っていうんですかね
があるんですけど
この話したいんですけど
森永乳業のピノっていうアイスがあるんですね
コンビニに行ったら全国どこでも売ってると思うんですけども
ちっちゃいチョコレートでコーティングされた中にバニラが入っている
本当に一口で食べれるサイズのアイスなんですね
で、それが一箱に6個入っていて多分100円ちょっとぐらいだと思うんですけども
で、爪楊枝みたいなもので刺して食べるっていう
そういうアイスがあるんです
ピノ芸の種類と驚くべき施策
おそらく分かると思うんですよね
見たことあるかなと思うんですけど赤いパッケージですね
で、そのピノが
ちょっと調べながら話しますね
ピノがやってたマーケティングでですね
ピノ芸っていうのがあって
これいつからやってるのかな
2022年の9月にやってたから
去年か去年の夏にやってた企画ですねこれ
で、これ何かっていうとピノ買うと
まずそのパッケージにピノ芸って書いていて
6種類のゲームがまずパッケージに印刷されてるんですね
それ、例えばじゃあ
ぷよぴのっていうパッケージのやつを買うと
そのパカって開けたところにQRコードが貼ってて
それをスマホで読むとそのゲームができるっていう
で、それが6種類あるんですね
ぷよぴのっていうぷよぴよみたいなゲームとか
ぷよぴよみたいなゲームとか
あとはピノレジェンドっていう
アイス同士が戦うみたいな
1対1で戦うみたいな
格闘ゲームのめちゃくちゃ簡易版みたいな感じなんですけど
そんなんがあったりとか
あとはピノ恋っていって
時メモみたいにストーリーがあって
恋愛小説でマルチストーリーみたいなゲームがあったりとか
あとピノトークっていう
これはARを使って
机の上とかにピノが擬人化されていて
そいつらが喋りながら1人ずつ殺されていくっていう
殺されていくっていうか食べられていくっていう
ミステリーっぽいゲームやったりとか
あとはピノのリズムっていう
これ音ゲーですよね
ピノ芸が生み出す楽しい体験と思わぬ利点
音楽とともにピノの形をしたのが前から流れてきて
叩いたりするっていう音ゲーですよね
ピノのレーシングっていう
これはレーシングゲームだったりするんですけど
この6種類のゲームが
ピノを買うとついでにできるっていう
そういう企画やったんですね
6種類がコンビニに売られていて
どこのコンビニにも6種類あるわけではなくて
ここのコンビニにはプヨピノとピノレースと
ピノ恋しかないなみたいな
あれまだやってないから
ピノのレジェンドやりたいのにみたいな感じで
やりたいゲームをコンビニ回りながら
探していくみたいなことやってたんですけど
これめちゃくちゃすごいなと思ったんで
何がすごいと思ったかっていうのを
ちょっと説明していきたいんですけど
まず最初トラノスケが見つけたんですよね
コンビニに行ってアイス食べたいって言うから
夏に、秋か秋にアイス食べたいって言って
コンビニに行って
パッと見たらゲームって書いてるから
トラノスケが見つけて
お父さんこれゲームできるの?みたいな感じで見たら
ピノのレジェンドやったかな最初は
それあるからゲームできるねって言って
で買ったんですよね
でそれスマホでやってやってって言ってやったんですよ
でトラノスケは当時スイッチとかも
与えてなかったから
スマホとかもYouTube見せるぐらいしか
やってなかったから
初めてのゲームと言ってもいいんですけど
それでゲームやって
めっちゃ楽しいめっちゃ楽しいってなって
で次からもうコンビニで
アイスのところを見つけるために
ピノ買ってピノ買ってって言うようになって
ピノ買ってピノ買ってって言うようになって
で買ってやるわけですよね
じゃあ買ってやるかって言って
でまた2個目買って3個目買って
みたいなことしてたんですよ
で結局もう6個全部コンプリートして
なかったら何個かコンビニを巡って
買ってみたいなことを
してで全部やってみたいなこと
やったんですけど
これねめちゃくちゃすごいなと思ったんですよ
で何がすごいかっていうと
まず普通コンビニ行ってアイス買うときに
じゃあバニラのアイスねとか
チョコのアイスねとか
なんか棒のやつとか
なんかこうさっぱりするやつとか
なんかそういう感じで買うじゃないですか
つまりその固有の銘柄ではなくて
なんか種類みたいなことで
僕らはアイスを認識していて
絶対これが欲しいみたいなことって
そのそんなに大人で
よく好きなやつがない限りないと思うんですよね
例えばバニラの
カップンのバニラアイス買ってきて
みたいな感じで
例えば人にお願いするとしたら
そういう感じで言うと思うんですよ
でもこれに関して言うと
ピノゲー付いてるピノ買ってきてっていう
超具体的な銘柄指定になるんですよね
買ってきて欲しいっていうときに
だから例えばじゃあ
虎之助からするとピノ以外はもういらないわけですよね
ピノじゃないと意味がないんですよ
GPT-4の圧倒的な実力
ゲームが付いてないからそれ以外は
それ以外は美味しいだけなんですよ
でピノに関しては美味しい
プラスゲームが付いてくるんですよね
タダで
でこれ僕ら大人は別に
タダでゲームで買ってきて
ゲームが付いてくるっていうことに対して
そんなに価値を感じてないんですけど
子供からすると
ゲームができないアイスとできるアイスって
マジで全然違うんですね
でスマホとかを別に持っているわけじゃないから
タダでゲームができるっていう
まず感覚がないわけですね
タダでいつでもできるという感覚がないから
だから大人からすると
そのピノゲーするぐらいだったら
無料で好きなゲームいっぱいあると
あのアップストアとかグーグルプレイを開くと
無料でそこそこ面白いゲームが
バーって並んでるわけじゃないですか
そこと比べることになるんですね
大人の感覚からすると
タダ子供の感覚からすると
アイスの中で
ゲームができるオプションが付いているかどうか
っていう比べ方になるんですよ
これ全然違うのは
多分分かると思うんですけど
僕らはアップストアのめちゃくちゃ面白い
超金をかけて作ったゲームと
ピノゲーを比べるんです
でも子供の中では
ゲームができないのと
ピノゲーができるっていう比べる
そういう比較をするようになっていて
これは要はもうちょっと言い換えると
アイスのそこの売り場の中に
ゲームが
ゲームということをジャンルで言うと
競争場が一人もいないっていう状態ってこと
一人勝ちっていうことですね
アイスのカゴの中に
ピノゲーより面白いゲームがない
だってゲーム1個しかないからっていう状態を
作れてるっていう
これだから市場の選択っていうところで
死ぬほど
これ
多分効果があるなって思ってるんですね
あったんじゃないかなと思ってるんですね
実際じゃあ
トランスケが買って
面白かったゲームが何個かあって
レースのゲームと
ピノレジェントっていう
戦うゲームがあるんですけど
これ好きなんですよね
それが面白かったからって言って
じゃあいとこの家に遊びに行くってなった時に
ピノゲーをお土産に買ってってやろうって言って
トランスケがあれを買ってやりたいって言って
QRコードとピノの箱の重要性
また買って行ったりするわけですよね
これで
一人の親の財布から
少なくとも
2個ピノゲー売れてるわけですよ
さらに言うと
QRコードが付いているんですけど
そこを読み込むと
ピノの箱を
カメラで撮って
リアルにピノの箱を
カメラで映したら
ゲームが起動するっていう形になってるから
これを間違って
ピノの箱を捨てちゃったりすると
そのゲームをするために
もう一回ピノの
ゲームのやつを買わないといけない
みたいなところがあるから
そんなめちゃくちゃ大事に
撮っておくもんじゃないじゃないですか
うちは撮っておいたんですけど
おそらくあれ捨てる過程も結構あると思ってて
特にお母さんが
ごめん間違って捨てちゃったごめんごめんみたいな感じで
うえーんって鳴いて
もう一個買ってよみたいな
多分結構あるんじゃないかなと思っていて
いろんな家庭で
全く同じものをお母さんやお父さんが
買わざるを得ない
みたいな状況って
結構想像つくんですよね
これがすごいなと思ったし
あとね
ゲームの内容についても
基本的にピノが絶対出てくるわけです
例えばピノのレースっていう
レースゲームだったら
ピノに車の車輪が付いて
だから一生懸命ピノを動かすんですよ
右左みたいな感じで
あったりとか
あとピノトークかな
ってやつは
ピノに顔が付いていて
ピノがそれぞれ6個のキャラがいて
喋ったりするわけですよね
とか
あとピノの格闘ゲームみたいなやつって
いろんなピノに自分がなるんですよ
これランダムにキャラクターが選ばれるんですけど
いわゆるノーマルピノを使うとか
キャラですよ
ピノのキャラクターとゲームの特徴
自分のキャラがノーマルピノだったり
あとジャイアントピノだったり
抹茶ピノとか
あとは
三連ピノってピノが三つ
串刺しみたいに刺さってるっていう
結構強いキャラがいたりとか
そうやって
自分がピノになりきるんですよね
それで操作をするわけですよ
敵は何かっていうと
でっかいピノだったり
あとはブラックモンブランだったり
白クマだったりするわけですよ
そういう
他の会社のアイスと戦うみたいなことも
やってるんですね
そうすると
トランス結果をすると
ピノに対して
なんていうんですかね
擬人化してキャラクターとして
愛着が湧いていくみたいになるから
ピノがめちゃめちゃ可愛くなって
いってるんですよね
で、例えばブラックモンブラン見た時に
ブラックモンブランめちゃくちゃ強いよね
みたいな
固有名詞で認識できるようになってるんですよ
パッケージを見ただけで
イラストと
イラストじゃない、ごめんなさい
現実と固有名詞が
トランス系の頭の中でバチッと
完全に繋がっていて
で、ブラックモンブランとか白クマっていうのは
他社のアイスなんですけど
コラボすることによって
そこも
なんていうんですかね
愛着が湧いてると
だから実際コンビニとかで白クマアイスを見たら
あ、白クマだみたいな感じで
ゲームで見たやつだみたいなことで
白クマ食べたいって実際買ったりもしたことあるし
みたいな
だから交代に繋がってるんですよね
で、これ知り合いの
広告業界の人から聞いたんですけど
たまたま担当する人と
仕事することがあったらしいんですけど
これ
グレー
ルアーって
多分これ意味ありますって担当者の方が言っていて
で、実際
結果
負担を開けてみたら結構
売れてたらしいんですね
その期間中
かなりバーンって上がってたらしくて
すごい効果あったらしいんですけど
うん
なんか
面白いなと思いましたね
これは
なんかすごいなと思ったっすね
超上手くやったなっていう
で、実際
いろんな商品で
ゲームとか
漫画とか映像とか
そういうのを使って
VRとかARとか
そういうのを使って
掛け合わせでやってる商品で
僕も実際
仕事でも関わったことがあるし
いろんな所でやられてると思うんですけど
ピノに関して言うと
アイス
さっき言ったように
アイスっていう所と
対象年齢が小学生以下
幼稚園児小学生
園児と小学生だったっていう所で
なんか
こことの相性が
抜群に良かったんじゃないかなって
僕は思ったんですよね
ピノを使ったマーケティングの成功例
実際5歳の虎之助が
バチコーンって
マーケティングにハマってたんで
実際
ゲームがめちゃくちゃ面白いかって言うと
それはね
スマホゲームとかに比べると
やっぱり作りは
簡易的なもんなんですよね
1位広告の企画だから
簡易的なもんなんで
ゲームの作り自体が
凄いって訳ではないんですけど
それでも十分楽しめるくらいの
ゲームやったんですよね
なんかねこの辺
いやー
凄いなーって思いました
はい
ただ残念ながら
もう終わってるんですよね
もうゲーム自体が
終わっちゃってて
今サイトアクセスしても
ゲームができない状態なので
うーん
もう一回くらいやりたかったなーって
僕は個人的に思いますけど
そういうもんなんですよね
スマホゲームって