そう。タイ人も、なんかいわゆるその、まあ何を掘るかにもよるんだけど、
うん。
例えば、いわゆるリーバイスの501だったり、チャンピオンとか、50年代以前の、いわゆるビンテージって言われるものに関して言えば、向こうのタイ人も知識がやっぱりちゃんとあって、
ほいほい。
そう。だから、高い。ちゃんと高値で売られてる。
あー。
もちろん。
なるほどね。
そう。もうね、知識でついちゃってて、この年代のこれ、あ、これ70sだねとか、あ、これは60sだねとか、60だよねとか、
もう向こうの人が言ってくるし、分かってる。
うん。
から、
じゃあ、その分値も上がってってるっていう現状ではあるから。
そうそう。
そう。
おおー。
だから、そういう本当にビンテージを掘ろうって考えたら、おいしくはない、すごく安い値段で仕入れて、たたく売れることができるみたいな、そのうまみみたいなのはあんまりないかもしれないね。
あー、そうなんだ。
うん。仕入れて売るみたいな、そのビンテージに限ってるよ。
うん。
だから、たとえばうちが仕入れるような、うちってあんまりゴリゴリなビンテージっていうよりかは、僕たちの価値基準で選ぶものが多いから、
なんか、そういうものだと、何だろう、向こうもビンテージに価値をつけるから、そういうものだと割と安く仕入れる、ちゃんとお店が運営できるような利益が出るような価格で仕入れることができるみたいな。
うーん。
それはあるかな。
えー、そうなんだ。
そう。っていうのが、割とこのタイの古着市場の感じかな。
えー、そう。
でもなんか、イメージ的にはヨーロッパとかさ、それこそアメリカとかっていう、古着でいえばそういうイメージが、ほんとに素人なりにあるんだけど、そんな中で、その日口がタイで仕入れをするのは何でだ?
なんか、今年はね、冬にヨーロッパ行こうかなって思ってるんだけど、タイ、単純な話というか、タイは春夏、秋冬はヨーロッパってなんとなく僕らの中で決めてて、
やっぱヨーロッパはやっぱ寒い地方だし、スレッドじゃなくてやっぱニット文化だし、で、ウールも取れるからっていうので、やっぱり冬物がやっぱ強くて。
うんうん。
そう。で、だからあんまりこう春夏物を目がけてヨーロッパに買い付き行くっていうのは、あんまりこう現実的じゃないなって思ってて。
うんうん。
そう。だから春夏物を求めてタイに仕入れに行く。
まあ、タイ向こうは暑いのもあるし、割とアメリカ物が入ってきてることが多いから、Tシャツが充実してるんだよね、結構。
向こうは。
ああ、そうなんだ。
いや、そうだよね、物理的にっていうか、普通に冬がないっていう話だもんね、タイは。
そう、冬がないからね。
うんうん。
僕ら、いつも2月にタイ行ってるけど、やっぱもう、ねえ、日本はめっちゃ寒いけど、向こうめっちゃ半袖だし。
ああ、そうなんだ。
めっちゃ、だからその、なんだろう、厚着で、ヒートテック着て飛行機乗って、向こう着いて激暑くなるからさ。
なるほどね。
でも、その体温調節はしにくいけど、なんかその、冬にタイ行く、冬に半袖着るみたいな、日本の冬に。
うん。はいはい。
なんかちょっとその楽しみは、毎年やはり、なんか楽しい。
ああ、そうなんだ。
今回何回目なの?タイへの買い付けは。
ああ、なんかめっちゃ行ってる風に行ってるけど、全然2回目なんだけど。
めっちゃ行ってる風に行ってるけど。
ああ、そうなんだ。
全然2回目。
全然2回目。
で、前回も春夏の前に2月に行ったんだ。
そう。そう、2月にタイへ。
ほんと。え、今回どうだったの?
今回は、あ、そう、今回は、もうね、タイ人の知り合いがね、できてね、あの、前回行った時に。
うんうん。
で、結構、どこに何があるかっていうのも、だいたい把握できたから、その、ポイント取っといて、もともと。
で、結構その、新しいところも含めて開拓しつつ、ちゃんと仕入れもできた感じがしたかな。
ああ、そうなんだ。前回と同じとこも行きながら、新しいとこも行ってっていう感じなんだ。
そう、そうそうそう。
ほんと、今回は。
で、タイ、タイにね、結構行ってる知り合いが多くて。
うん。
その人の紹介とかで、結構ね、その、デザイナーズのコレクターみたいな人にも会えて。
うん。
そう、その人がすげえほんとに、ゴルチェのコレクターで、めっちゃゴルチェ持ってて。
へえ。
そういう人にも出会えたから、そこはすげえ楽しかったかな。ゴルチェ、幼児、キャルソン。
それはさ、その古着屋っぽいお店の開き方をしてるの?それともそういうバイヤー専用なの?
ああ、と、仕入れるところ?
うん。あ、その今のゴルチェとかのコレクターの人?
ああ、その人はショップやってる。
ああ、そうなんだ。
全然、うん、一般の人も行けるショップ。
うんうん。
けど、正直ゴルチェとかデザイナーズに関しては、もう日本で買うよりは半分ぐらいで買える、全然。
ああ、そうなんだ。
うん、全然。しかも、ちゃんとしたのが、半分ぐらいで買えるから。
うん。
いいと思う。その日本で出回ってないようなものが半分ぐらいで買えるからすげえなと思うけど、
うん。
じゃあ、そこで仕入れてお店で売れるかって言ったら、あんまり似合わないかな。
うーん、なるほどね。
うーん、あんま美味しい話ではないかなっていう。
だからね、普通にタイのバイヤーというか、いろんな古着を売ってるところでピックしてっていう方が、
ヒッピーで生まれてきたりとか、レギュラーって言われるものの、70年代から2000年代、2000年、1999年までみたいな、
そのぐらいのものづくりは、わりとレギュラーだけどちゃんとしてるなってすごく思う。
けど、なんかやっぱ2000年代入ってくると、タグだったり、なんかその、なんだろう、もっと簡素な服が多くなってきて。
うん。
それが、じゃあ実際20年後とかに、今作られてる、なんか雑多な服が、ファストファッションとかじゃなくてね。
うん。
雑多な服がヴィンテージ、ネオヴィンテージになるのかって思うと、どうなんだろうねって確かに思うね。
うーん。なんかその、今ある古着ってその、なんか単一の時代性っていうか、それこそ70年代とか80年代、90年代っていう、
その時々の流行りというか、その特徴の古着だけど、2000年以降ってもうちょっと混ざり始めて、
で、今Y2Kとかでも、ごちゃ混ぜになったものが将来古着になった時にどうなるのかっていうことだよね。
そうそうそうそう。なんかさ、大量生産に対してさ、なんかファストファッション?
例えば、ユニクロとかH&Mとか、なんかいろいろ言うじゃんか。
うん。
けどなんか、俺なんか、大量生産ってもっとなんか、表に出てねえやべえのってさ、なんかさ、あのー何?イオンとかさ、にあるさ、
なんか名もねえさ、訳わかんねえ婦人服みたいなやつあるじゃんか。
はいはいはいはい。
なんか、なんか俺、あっちの方がやべえんじゃねえかなってすげえ思って。
うわーそれ面白いね。
ほんとほんとさ、俺、ユニクロってさ、俺すげえちゃんとした仕事してると思うの。
うんうん。
やっぱなんか、ファストファッション、大量に作ってはいるんだけど、
クオリティすげえと思うし、シルとも、デザインもすげえと思うんだけど、し、あのー流行りを追ってはないくて、自分のポジショニングをちゃんとしてるから、
うんうん。
なんか、安いってだけで、割とちゃんと長く使える気がするんだけど、
うん。
なんか、じゃなくって、あのイオンとか、あのピアノとかに入ってる、わけわかんねえ、ペラッペラのなんかポリエステロの、
うん。
あのーちょっと流行りを、なんか混ぜてみましたみたいな、安い婦人服で、
うん。
ノーブランドみたいな、ノーブランドっていうか名前もねえような、なんか、
うん。
あれがたくさん作られてる言葉のほうが、やべえじゃねえかなって。
いやー確かにね、その隠れ、隠れ大量生産みたいなのが、
うん。
ね、まあ実際に、
そうそうそう。
まあいろんなところにあるだろうし、まあユニクロってなんか、
うん。
まあその、それを売りにしてるっていうのは、
うん。
あんまりないと思うんだけど、
うん。
いやほんとそうだよね。
確かにあれを、誰が作りたくて、誰のために、あれだけの数を作られてるのかっていうのが、
全く見えない、
うん。
でも、
うん。
まあ、
うん。
なんか、
うん。
まあ、
うん。
まあ、
うん。
まあ、
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
カ Xiaoxinっていうのが全く見えないのが怖いね。
いや怖いよね。マジで。
うん。
まじで怖い。
なんかああいうのの売れ残りを、
うん。
なんか、いまねやっぱ正一っていうさ会社があってさ、
うん。
そこ、そこがさ、すっげえさ売れ残ったやつをさ、
待ちながら
数十円、
まあ本当に100円くらいの感じから一着で、
グレノコリが500名ありますとかだったら、それをすっごい安く買い取って
で、それをなんか海外に行ってんのかな
日本でなんかね、それをちょっと何か加工して安く叩き入れしてんのかな
してんだよ、何か
とかさ、もうホントにアパレルの裏側とかってさ
なんかもう、今すぐ
今すぐ欲しいから
俺の、僕のパターンとか
あの、うちの服のパターンとかさ
やってくれてる会社の人が言ってたんだけど
なんか、ホント今すぐ欲しいから
値が上がってもいいから
もう明日、明後日中にパターン一つ上げてくれみたいな
なんかホントにもうなんか、ホントにこう
何だろう、その場その場の
今これ欲しい、みたいな
そういうその場その場のなんかその
目先の税に見当てで
服作って売るみたいな
ホントにそういう現状が今でもやっぱあるって聞くから
なんか、そんな背景のないものづくりにさ、何の価値もないじゃん
なんか
ホントにそこにある目的ってさ
今売って、今の時期、今これ売った方が
儲かるから、お金欲しいからやってるわけじゃんか
うん
なんか、そんなものづくりで
安く仕上げたいから
簡易な、できるだけ簡易なパターンで
簡易な作りで服売るわけじゃんね
はいはい
だからなんか、そんなものが