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コーノ
高いやつやったら、そういうやつとか、真ん中ぐらいのやつがちょうど1,000後ぐらいのやつですかね。
3万4万とか。
タカ
それでも3万4万ぐらい。
コーノ
で、あります。全然。
タカ
それ安いっていうのは、中古品だから安いのか、それとも元々軍服っていうジャンル自体が割と安く流通されてた、流通というか下ろしてたのか。
コーノ
なんか軍服って、その数めっちゃ作るらしいんですよ。
タカ
なるほど。
コーノ
数が多いから基本定価が下がるみたいなのがあるみたいで、古いやつでもそこまで値上がりしない。
で、数が少ないやつはモデルチェンジとかであんまり実用性なかったとか、この都市しか作られなかったみたいなのがちょっと高かったりとかはありますね。
タカ
なるほど。数の問題なんですね。
コーノ
そうですね。レア度が高いとやっぱり値段が上がる。で、その中でデザインが人気あったりとかしたらやっぱり値段が上がるみたいな感じが多いですね。
タカ
確かにたくさん作りそうですね。
コーノ
特にアメリカとかは数が多い。でも、もともと高いやつっていうのはあるんですけど、例えばコートとか使ってるもちろん布とかも多いし、技術とかもふんだんに使われてるから高いとかいうのはあるんですけど。
これが一番最初に買った米軍のダウンジャケットみたいな感じのやつ。これに関してはスペックですね。
これ、すごい今有名になってミリタリーファッション界ではわりと人気があって、このデザインマジで着てる人とかも食い場がめっちゃいるんですけど、僕が去年の冬知って1月に買ったんですけど、
これがその当時、今年の冬、一番欲しいジャケットはみたいな感じで、防寒具はっていうので、1位になってこれが出てきて、それもミリタリーファッション好きな人の中でやったんですけど、
すごい有名になったエッグワックスレベルセブンジェン3っていうやつなんですけど、第三世代みたいな感じで、米軍の慣例中のダウンなんですよ。
普通の羽毛のダウンジャケットの8倍あったかいっていう歌いもんがあって、実際はそんなことないって言われてるんですけど、中に使われてる綿がプリマロフトっていう綿ですごいそういう防寒性が高くて、
ほんまに慣例中で、これ上下あるんですけど、僕はジャケットしか持ってないんですけど、雪の中でずっとスナイパーとかが待ってるときにも一晩中外で寝てられるような、そういう服がします。
重ね着とかするんですけど、これは一番ショットガンに着るっていうやつなんですけど、それが結構人気が出て、これは6万ぐらいするんですよ。
タカ
普通に売ってる値段として。
コーノ
そうです、定価です。定価で6、7万します。
結構するか。
でも、普通のダウンジャケットとかでいいやつやったらそれぐらいするんで。
タカ
確かに。
コーノ
普通の値段ですね、言ったら。定価、これ新品でも全然売ってるし、アメリカ行ったらそういう軍隊の卸とかでも全然売ってるんで、それぐらいの値段です、大体。
だから寝上がりとか寝下がりとかはないけど、単純に人気があって、結構売れてるみたいなやつなんですけど。
これを最初に僕は買って、なんかちょっといろいろ面白いなと思って、冬場僕は結構寒いの苦手なんで、普通のダウンジャケットよりも着てて暖かいのってあるんやっていうのをまず知らんかったし、
あとなんかこれは軍隊で使われてるやつなんで、結構洗濯機習ったりできるんですよ。
普通の家の洗濯機で、羽毛じゃないし、なんかそういうのも使い勝手いいなとか。
タカ
結構雑に扱ってもいいやつなんですね。
コーノ
普通に生地は薄いんで傷んだりはするんですけど、いろいろ知っていくと面白いなと思って。
タカ
ね、やっぱ実際に結構過酷な状況で使わないといけないやつだから、そういう使いやすいように作ってあるんでしょうね。
コーノ
そうだと思います。
で、なんかほんま最新技術が使われてて、その軍隊かアウトドア用品がスペックとしては一番高いって言われてるんですよね、世の中で。
なんていうんですかね、僕らの感覚で言うと装備の感覚なんですよ、やっぱり。
ゲームとかで言うと。
で、そのスペックの高い装備を着るっていうのがちょっと楽しいっていうのがあるじゃないですか。
タカ
それはわかる。
コーノ
で、そういう軍服とかっていうのは特にそうなんです。
だからそれでスペック中は軍服にはまるっていうのは僕の感覚ですね。
だから着てるだけでちょっと強くなった気になるとか。
めっちゃ寒いとこでもこれ着てれば平気っていうのは、ちょっとやっぱ自分の、自分が強くなったとちょっと感覚になるじゃないですか。
タカ
そうなんですよね。100%実用性で作ってる服ですかね。
コーノ
そうですね。もちろん水を弾くとかもあるんで、雨。
新しいやつで言うと、こういうエクアックスジェン3レベル7みたいなやつがありますけど、古いやつはまたちょっと違う良さというか好きなとこがあって、
僕がこれ今履いてるズボンドイツのカゴパンツなんですけど、これが1989年製なんですよ。
なんかこのタグを見たら年代が書いてあって、これもそうなんですけど、これも1989年に書いてあるんですけど、1989年ってまだ西ドイツなんですよ。
タカ
そうか。ベルの壁がまだあった。
コーノ
東西ドイツ統一って1990年なんですね。この冷戦時代の服を着るっていうロマンじゃないけど、歴史を感じるんですよね。
僕らは冷戦時代に生まれてるんで、一番身近な時代、89年から90年代って自分が生きた時代でもあるし、昔の服を身にまとうことによってちょっと歴史を感じるみたいなのがあって、
自分がたぶんもっと昔に生まれてたら、その時代の服がちょっと思い入れというか出てくるような、これはちょっと僕の世代の服やなっていう感覚がちょっとあるんですよね。
冷戦時代、僕83年生まれなんで、全然生まれてるし、そういうのを何年制とか書いてあったりとか、僕はちょっと西ドイツっていうのがいいなって思ったんが、今ない国なんですよね。
タカ
そうですね。
コーノ
その歴史に思いを馳せるとか、歴史の残骸としての服っていうのがあって、それもものとしていいなって思うんですよね。
軍服はだから、歴史好きの人は絶対ハマると思います。歴史なんてほぼ戦争の歴史なんで。
タカ
なるほどね。
コーノ
で、自分の好きな年代とか思い入れの国とか、そういうのがあるとより愛着がわくれるなと思って。
その関連で言うと、これちょっと変な形のシャツなんですけど。
タカ
これあれじゃないですか、ミッチウォッチで。
ミッチウォッチで。
コーノ
それもちょっと出てたんですけど、全く一緒ではないんですけど、グランパシャツっていうシャツなんですけど、これもここにうっすらと1972って書いてあるんですよ。
1972年製なんですよ。
やっぱり冷戦時代なんですね。
で、これはチェコスロバキア製なんですよ。
チェコスロバキア軍のM21グランパシャツっていう名前なんですけど、チェコスロバキアって国ももうないじゃないですか。
なんかそれを知ってる人もいなくなっていくっていうか、みんな忘れていくもの、だけどこの服として形に残ってるっていうのが、僕はそういうのがちょっと好きで。
タカ
なるほど。
コーノ
で、やっぱ自分、まあ72年経ったら僕は生まれてないですけど、やっぱチェコスロバキアっていう名前は僕は覚えてるんで、ちょっと自分の世代のやっぱり感覚というか、そういうのを身にまとうのが面白いっていう。
タカ
そういう思い馳せられるところがいい。
コーノ
そうです。背景とかがあるっていうのが。
なるほど。
なんかその、さっきの時計の話とかでもそうですけど、どういう時に使われたとか、元のモデルがどうやったとかあるじゃないですか、何の復刻なんかとか。
で、これはまあ別に復刻じゃないですけど、そういうのが知ってるとやっぱり楽しいなとか。
軍服にはまる要素としては、自分の中でやっぱその、歴史とスペック。このなんか二台、見本柱みたいなのが。
なるほど。
ありますね。結構それが合わさってるので言うと、ドイツ軍のこれフライトジャケットって言って、あの飛行機乗り、パイロットの乗る革ジャンなんですけど、
コーノ
これはその歴史的な面で言うと、89年生、西ドイツ、亡くなった国の当時使われてた服。で、この素材、これ革なんですけど、ヤギ革なんですね。
ゴートスキンっていう、革ジャンって基本牛が多いんですね。革レザー。その牛よりも耐久性が良くて、しかも軽いっていうのが。
これヤギ革なんですけど、まあまあ重いですけど、牛の革ジャンってこんな感じ。
タカ
もっと重いですね。
コーノ
ほんとだ。
まあスペックがやっぱ気になるんですけど。
タカ
なるほど。こっちのほうが軽くて丈夫だ。
コーノ
そういうとこもいいな。
なるほど。
あとこの色、濃いグレーみたいな色じゃないですか。なんでこんな色してるのかって、革ジャンって言ったらだいたい黒とかが多いんですけど、この色がヨーロッパの空の色らしいんですよ。
飛行機に乗ってたら、ヨーロッパドイツの空とかはほんま曇りが多くて、その雲の色に紛れるようにこのグレーをやってるとか。
飛行機乗ってても目立たないように、このカモフラージュになってるんですよ、この色が。
それもスペックですね。
タカ
必然そうなったっていう色ですか。
コーノ
そういうのを知るとより面白いなと思うので。
タカ
なるほど。
コーノ
いいなって。なんでこの色なんかみたいなのが知ると楽しいな。
タカ
なるほど。そういうのは確かに共感が持てます。
コーノ
僕は別に飛行機なんか乗らないですけど、パイロットじゃないけど聞くと楽しいな。
タカ
いいなって思いますね。
腕時計もそうで、特に機械式腕時計って1日にどんなに精度が良くても5秒かそれぐらいは進んだり遅れたりするんですよ。
どんなに高級な高級で機械の精度が良かったとしても、どうしても1日に数秒のズレは出てきてしまうんですけど。
だから本当に正確な時間が知りたかったらもうそれこそスマートフォン見ればいいやんっていう話なんです。
そんな中でも機械式腕時計でも精度が優れていて、安いものだと1日に数十秒とか遅れたりするものある中で1日に数秒に留めるぐらい精度の高い腕時計とかだとやっぱりちょっといいなって思います。
コーノ
言われるとね、物としていいって思いますよね。
タカ
チャリンコとかと一緒ですよ。スピードを出すだけやったらどう考えても数万円で買えるゲンツの方が絶対早いけど、でも何か数十万出して買った自転車だったら何かちょっと特別感があるみたい。
そういう物としての良さありますか?
コーノ
ちょっと持ってて満足するみたいなところで使っててとか、別にその実力を100%発揮させるとかなくてもそれ自体がちょっといいなっていう思いがありますね。
タカ
絶対出すことがないけど100キロ以上出せる車とかね、やっぱ。
コーノ
そうですね。
タカ
そういうのみなさんロマン感じる。
コーノ
スピードとか耐久性とかそうですね。
もう一個、これもロイヤルネイビーのカーゴパンツなんですけど。
タカ
これとセットのやつ?
コーノ
そうです、上下セットで。
これも新しいやつなんで、別に歴史とかはこれはないんですけど、これはまずなんかポケットが斜めについてるっていう形なんですけど、
なんで斜めなんかみたいな説明が大体書いてあって。
なるほど。
このカーゴパンツは潜水艦とか乗ってる人が履くらしいんですよ。
しゃがんでもここに入れてる工具が落ちない。
そういう角度らしくて。
もともとこれもまっすぐなやつが、これより1個前のタイプはまっすぐだったんですけど、改良されて斜めになったらしいです。
なるほど。
タカ
そういうのも知ってると楽しいなとか。
コーノ
なんとなくじゃない理由がちゃんとあるっていうのは、全部必然があってそういう形をしてるっていうのがあるから。
そうですね、だからただのデザインじゃない。
あとなんかこれはラベルを見たらFRって書いてあるんです。FRっていうのは燃えにくい素材でできてるらしくて、火がついても燃え広がらない。
火があるところで作業する人用のズボンらしいですね、軍隊とかでも。
タカ
火があるところで作業はしないけど、そういうのを知ってると。
コーノ
僕はしないけど、言ったらキャンプとかで別に使えるみたいな。
何年制か、そういうのもスペックとして知ってたら面白い。
だからそんなんでいろいろ集めてますね、軍服。
タカ
それのきっかけになったのは?
コーノ
きっかけになったのが、ウィッチオッチのノート記事読んだじゃないですか、リンク送ったやつ。
あれ漫画読む前にさっき知ったんですよ。
タカ
ああ、そうなんですね。
コーノ
あれをさっきにネットで話題になったのを読んで、こんな漫画あるんやと思ってからウィッチオッチ読んだんですよ。
服好きの人があればウィッチオッチの服が、実は作者めっちゃ好きなんじゃなくて、検証してまとめた記事っていうのがあって、
あれを読んでるときに、こんなやつ欲しいな、これは別に興味ないかなみたいな、いろいろ出てきて。
デザインやったりとかですね、だいたい。
あとその漫画の中でも結構しっかり紹介されてるんで、何年代の服であるとかどういうとこがいいとかっていうのを言ってて、
気になっていろいろ調べたりとかしてましたね。
タカ
じゃあもう本当に最初のきっかけは、ネットで話題になってたノートの記事を読んだっていう。
コーノ
そうですね、いろいろそれで見たくなったっていう感じですね。
どんなんがあるんかなと思って。
タカ
なるほど、本当にわからんもんですね。何がきっかけでその道にはまるかとか。
コーノ
そうですね。
タカ
ウィッチオッチは僕も読んでるけど、時々急に古着のことを語り出す回がちょこちょこ出てくるから。
コーノ
なんかその、もいちゃんが急に語り出すみたいなのが多いじゃないですか。
そう。
こだわりが多いみたいな。
タカ
最初、もいちゃんがスイッチ入ったかのように古着について語り出すっていう、最初そういうギャグだと思ったんです。
なんかちょっとこの服古いからどうしようみたいなことを言ったときに、たまたまもいちゃんがそれを見てテンション上がり出すっていう。
なぜなら古着大好きだから。
そのギャグをやるためだけのフリだと思ってたら、その後もちょこちょこ出てくるから。
この設定結構生きてるなって思いながら読んでたんですけど。
コーノ
でもなんかほんまに好きな人がそれを見たら、ガチやんってなったっていう記事でしたね。
タカ
そうね。そこまでガチだと思ってなかったです、まさか。
コーノ
なんかデザインちゃんと書いてるとかね。
タカ
そうですね。どこのメーカーのやつだとか、何年代のやつだとかっていうのがちゃんとわかるように書いてるっていうのが。
コーノ
一番最初に出てきたのが、確かアドルフラホンのモールスキンジャケットみたいなのが出てきて、
こんなん誰が知ってんねんみたいな感じなんですよ。
で、なんか40年代から60年代のフランスの作業着かなんかでしたね。
タカ
モールスキンっていうのがモグラの肌に似てるかっていうのもそれ見て初めて知りました。
コーノ
ちなみに僕が今書いてるこのカーゴパンツもドイツのモールスキンパンツって言われてるやつで、
でもなんか素材感は全然違うけどなぜか同じ名前で。
なんかそういうのも知っていくとだんだんモールスキンっていう名前がいろんなやつに使われてるんだとかね。
現代も出てるらしいんですけど、古着だけじゃなくて。
タカ
そうですね。無印良品とかでも割と新しいやつで、モールスキンの何々。
そうなんですか。
ちおちで面白かったのは、もいちゃんが古着屋のお店でアルバイトするっていうのがあって、
めちゃくちゃ知識あるからその知識を生かしてアルバイトをして、
最後その店長さんに今日のバイト代としてお店の中にあるやつどれでも好きなの持ってっていいよって言われたけど、
目が利くから高いやつもらっていくのはさすがに気が引けるから逆にどれにするかで迷うみたいな。
で結局ちょっと安そうなシャツをもらって行ったら後で調べたらそれがその店で一番高かったやつだったみたいな。
確かにああいうのは本当に好きで知ってなきゃ駆けないやつ。
コーノ
そうですね。なんかあれほんまに、あれはミリタリーも出てくるけど基本古着。
ユーロヴィンテージみたいに言ってたかな。ヨーロッパ古着が好きっていう設定やったんで、もいちゃんが。
でしかもなんかお父さんから譲り受けた服みたいなこと言ってたかな。
作中か作外か忘れましたけど。
タカ
そうですね。
コーノ
でなんかその。
タカ
2個もうあるヨーロッパ。
コーノ
おばあちゃんのお下がりとかね。
タカ
そうそうユーロヴィンの魔女だからもいちゃんのお父さんに対してヨーロッパと関連があるからそういうシャツを持っていたというその辺のバックグラウンドにも無理はない。
コーノ
そうでしょうね。結びつけてるんでしょうね。まあ普通にジーパンとかも出てくるけどジーパンは別に関係ないですけどね。
だから基本全般押さえてるけどそこは多分作品の設定に合わせてるとか。
タカ
スケートダンスを読んでた頃は全く気づかなかった。そういうのが好きだっていう素振りを全く出してなかったからここに来て急にこんな出してきたんや。
コーノ
どっちもあれですよね。僕スケートダンス読んでないですけど、どっちも現代日本舞台っていうのは一緒ですよね。
僕はそれでビッチウォッチきっかけとかでミニタリーが一番好きやなと思って色々買ってるんですけど古着関連のやつを色々知るようになって
で、なんかそのYouTube見たりとかしてたんですけどここ5年ぐらいが古着ブームが第3次古着ブームとか言われたらしいんですよ。
タカ
3次まであったんですね。
コーノ
日本国内で。で、僕らの年代やとダウンタウンの浜ちゃんが大体古着の浜田とか言われた時がすごいブームやって。
タカ
浜田。
コーノ
90年とかですね。94年とかかな。
タカ
確かに定期的に古着ブームって来てる気がする。
コーノ
スカジャンとかを着てた。あんなんが結構今でもまた人気があったりとかするらしいんですよ。
タカ
ファッションって一周するみたいなこと言いますかね。
コーノ
そうですね。だからその時代性にももしかしたら合わせたんかもしれないですね。
ウィッチウォッチが連載になった時代と。なんか世の中でちょっとそういうブームがあるからみたいな。
自分が好きなものを出してもいいと思ったんかな。
タカ
せっかくならね。
コーノ
そうか、作者がもしかしたらその段階でもっかいハマってたんかもしれない。
タカ
なるほど。
コーノ
僕はそんなとこですね。軍服を今年はいっぱい買った年でしたね。
タカ
なるほど。
コーノ
今年からっていう感じですね。
タカ
それがまた今後も続いていくかもしれない。
コーノ
そうですね。そこまでは。
タカ
今なんかまだ欲しいものとかってなんか目星ついてたりするんですか。
コーノ
今は特にないですけど、なんかチェックしてるのはずっと見てるんですけどこれは。
タカ
これはあれと。
コーノ
一緒です。一緒なんですけど、状態がいいやつが出ると。
あーなるほど。
ちょっとなんかキープしとこうかなって。
なんかこんなんでも個体差が結構年代であったりとかして。
なんかそんなんも見てたら面白いなと思って。
タカ
なるほど。
コーノ
なんかこの形にたぶんハマったんでしょうね僕は。
だからこれのこれ軍隊で使ってた軍服ですけど、民間製品みたいなのがそれもちょっと僕一応買ってしまったんです。
これなんですけど、形一緒じゃないですか。
これはポケットないんですよねここに。
胸ポケット。
これは民間用やからあった方が便利やろって言ってつけてるらしいんですよ。
タカ
これ普通に市販されてたやつってことですか。
コーノ
そうですそうです。
軍服じゃなくてこれと同じ形デザインで売ってるやつです。
でもこっちの方がなんかねちょっと薄くて。
タカ
革の素材も違うんかね。
コーノ
革の素材違います。これは羊です。
タカ
えー羊。
コーノ
だからまあまあ多分定価がこっちの方が、原価が安いでしょ。
タカ
なるほど。
コーノ
でもなんか便利にはなってる。
コーノ
でもこれもたぶん80年代状態が良かったんで僕はこれを買いました。
で同じドイツのやつっていうのは一緒ですね。
ドイツ語で書いてあるラベルとかを見ると。
タカ
なるほど。
いやーこういうバージョン違いに手を出して始めたあれです。
だいぶ手遅れです。
コーノ
日になるんですよね。
タカ
こういうものが増え出すのって本人からしたら別に集めてるという感覚ではないんですよ。
これ手に入れた後それの良さに気づいてこれと同じで腕時計だと文字盤のデザインが違うとか。
コーノ
そうですね。モデルチェンジとかね年代によってとかあるんだよね。
タカ
このベゼルの模様が違うとかそういうのもなんか欲しくなってそっちも買っちゃうみたいな。
コーノ
気分で変えるとかね。
タカ
そうそう。
コーノ
僕はでもこのズボンあるじゃないですか。西ドイツのカゴパンツはデッドストックがまだ売ってるんですけど。
もう他の店で見たことないんですよ。
だから全く同じのもう一着買おうかなってことですかね。
誰かが買ったらもうなくなるし新しいものじゃないから出てこないんで。
89年のものっていうのはもう出てこないんで新しくは。
全く同じのもう一着買おうかなって思ったりはしてます。
服なんでいつまでも着れるって言ってもまあ傷んでいくしちょっとデッドストックのまま1個置いといてもいいかなとか思って。
タカ
その発想に至るようになったらだいぶ。
コーノ
別にこれ高くないですよ。これはズボンなんで8000円ぐらいはするんですけど別にそんな1万超えるものじゃないし今のうちやったら買っといてもいいかなと思って。
軍服のパンツで今ちょっと人気があるやつがフランス軍のM47ってやつがちょっと古いんですね。
戦後すぐぐらいのモデルなんでもうだんだん在庫なくなってきてて今4万円ぐらいするんですよ。
デッドストックが4万円ぐらいとか中古やったらもうちょっと安いぐらい。
みんなそうなっていくんかなって思うぐらい。
タカ
新しく供給されることはないから。
コーノ
89年モデルっていうか89年生とはいえデッドストックはもう他で見たことないんでこれ買っといた方がいいんじゃないかな。
タカ
そうですね。
コーノ
勝手にそうやってものが増えていくんでしょうね。
これはもう僕履いてるんで。
履いてるやつは履いてるやつで。
タカ
予備でもう1着。
コーノ
なんやったらもうこれがダメになった時に履く用とかね。
なるほど。
1個やっぱり気に入ったやつがあればそれを追加で買うか似たようなやつ買うかっていうのはちょっと思ってしまいますね。
タカ
服とか靴はどうしても使い続けてたら傷んじゃいますからね。
コーノ
軍服はだいぶ強い方ですけどそれでも。
タカ
Gショックってまだ買ったことないんですよ。
Gショックって衝撃とかぶつけたりするのには強いんですけど経年劣化に弱いっていうイメージが。
Gショックに使われているベルトとか本体とか。
樹脂の?
そうそう樹脂のウレタンが化水分解を起こすから一度も開封させずに箱に入れてた状態でも空気中の水分をちょっとずつ吸い続けて変色したりとかちぎれたりとかしちゃうから。
そういうのを考えるとちょっとGショック手が出ないなっていうのがあるので。
だからこういう金属タイプも買うことが多いんですけどね。
そういうのを考えるとやっぱりちょっと丈夫な方がいいなっていう。
コーノ
そうですね。古着はその傷んでいくのも歴史みたいなところがあるんで自分で着てる分には別にそれでいいんですけど。
タカ
なるほど。そういうエイジングとかも楽しめる。
コーノ
そういうやつが元から売ってたりしますもんね。日焼けしてるシャツとか。
タカ
一応そういう話ありました。
コーノ
ありましたね。ペンキ飛んでるやつとか。
タカ
歯石的にいい感じのエイジングに仕上がったみたいな。
コーノ
味があっていいみたいな。
そういうYouTubeとか見てたら、徳郎ジョージとかがアメカジ、古着とかすごい有名で、
世田谷ベースとかが本になったりとかYouTubeになったりとかいろいろしてるけど、そこに古着をもらいに行くみたいな話が結構あるんですよ。
いろんなお笑い芸人とかが訪ねて行ったらいっぱいもらえたみたいなのが動画であって、
さらば青春の光の森田って芸人でいるじゃないですか。
あの人が自分のYouTubeチャンネルで徳郎ジョージを訪ねるっていう回があって、それが結構面白かった。
その回で徳郎ジョージは服に味を出すために3年ぐらいベランダにほっとくっていうんですよ。
なんかその風にさらされて、だんだん風合いが出てくるみたいなことをやってて、あの服は今育ててるとか言ってて。
でもなんかそういう加工をやってるみたいですね。
タカ
服を育てる。
コーノ
なんかその見た目が、そのほうがかっこよくなるみたいな。
なんかバクテリアが育てるとか言ってて、どんどんなんか色あせていくのにとか言って。
そういうのはあるらしいですね、その界隈では。
僕はまだそこまでは達してないですけど、正直わからないっていう段階ですけど。
タカ
僕もどっちかというと、新しいの越したことはないって思うからな。
コーノ
僕も最初その軍服の中古を買うかどうかみたいなのをすごい迷ってた時期があって。
で、これもデッドストックで買ったから別になんかこれもデッドストックで買ってるし、新品の方がいいやって思ってたんですけど。
いざそういう古着屋とか行ってみて、物を見てみたら意外といけるなと思って。
そんな気にならへんなと思って。人が着てた服とか、いだんでるやつとか。
そこで買ってからはもうあんま気にならなくなりましたね。
タカ
それは全く同じ新品と2つあったとしても、褪せてる方もいいなって思えるぐらいですか。
コーノ
そうですね。物によるんですけど、基本はあったらやっぱり新品の方買ってることが多いですね。
エイジングのやつはわざと買ったりはまだしてないですね。
中古しかなかった時にどうするかってなった時に、意外と大丈夫やなと思って。