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2023-07-22 19:29

#17-3 インプットってそもそもなんだ

収録日:2023/3/14 参加者:所せまし / ゴライアス / ブーちゃん

サマリー

ぶーちゃんはインプットとアウトプットの概念に疑問を抱いており、単純な出入りではなく、複雑な関係性があるのではないかと考えています。ぶーちゃんは自分の中でインプットとアウトプットを実践していますが、その方法に無理を感じています。自分が書いた文章を見ても無味だと感じるため、他の方々の本やブログを読んで言い回しを学んでいます。

インプットとアウトプットへの疑問
なんかさ、ごらんちゃん、最近、忙しいって言ってたじゃん。
うん。
俗に言うインプット、アウトプットじゃないけど、
はいはいはい。
そういうのが足りてないなってなったりしない?
え?
ライター業、ウェブライター業が忙しいです。
つまり、アウトプットの時間がたくさんないといけないってなって、
インプット足りねえみたいな感じになったり、感じることってあんのかなって、ちょっと思ったんだけど。
あのね、めっちゃあるよ。
あー。
めっちゃある。
うん。
感じる?
うんうんうん。
なんか、もう、早く何か入れろって言われてる気がするくらい、枯渇してる気がする。
えーっと。
そうなんだよね。何か入れないと、何か出るはずないからさ、どんな理屈でもそうじゃん。
そうだね。
そうだね。
だから、あの、散歩を無理やりインプットとしていたりとか、
あと、夕方くらいの、ちょっとだるくなる時間あるじゃん。
飽きたな、みたいな、この作業。
そういう時に、無理やり30分だけ本を読む時間とかを作ったりしてる。
あー、そうなんだ。
うん。
ただ、人としゃべるのが本当は一番いいんだなっていうことをたびたび思う。
へー、インプット。
うん。
ぶーちゃん、どうやってインプットしてるの?普段。
いや、まあ、ぶーはわりとインターネットだらだら見たりとかしてるけど、
なんか、最近インプットとアウトプットみたいな説疑ってるところあって、
自分で言ってても否定するようで申し訳ないけど、
なんか、もう十分すぎるほどインプットは終わってるのでは?みたいなふうに認識し直すというか、
うんうん。
なんか、もう中学生ぐらいまで生きたなら、その人のすごい本質的なインプットというか、
もうあとはその中学生ぐらいの時までに感じたものをどう表現するかでしかないのかなって思うことがたまにあって、最近。
だから、インプットしなきゃみたいな焦りが昔ほどなくなったっていうか、
今あるものでもう十分だよなみたいな気持ちが最近は強いかもしれない。
だからさっき取り入れたものがないと出てかないじゃんみたいなふうに小田ちゃん言ってたけど、
めっちゃわかるしそう考えてきたけど、いや待てよみたいな。
果たして本当にそうだろうかみたいな考えてた時期が一年前ぐらいにあった。
うんうん。
それはさ、なんか一回入ってきたインプットをさ、ブーちゃんの中でさ、中学生までの見聞きしたことを膨らませるみたいなこともインプットに入るの?
うーん、そうだね。自分の中で膨らませるのはインプットって言っていいのか?わかんないけど。
インプットとアウトプットの不明確さ
それをインプットって言うんだったらインプットし続けてるかもしれないけど。
それはもしかして、これはすごい意地悪な質問かもしれないしネガティブな考え方かもしれないんだけど、新しいもの入れても無駄ってことになっちゃわない?
うーん、そうね。
それは袖でそうかも。
無駄なのかも。いやわかんないけど。
新しいもの見て学べることは、なんかこう調理法を学べるというか、こういうふうに調理することができるんだっていうことを知るみたいな。
基本材料は中学の時までに受け取ってるっていうか、そういう感覚が若干あるかも。
あー、こうやって調理するんだとか。
あー、そうかも。
最近の作品とか見ると、書かれてるものはすごい本質的なものだから胸を打つけど、どうやって伝えるかがすごいやっぱいいなとかさ、そういうものっていっぱいあるじゃない?
むしろそういうものが名作とされてるものが多くて。
だからその本質的な伝えたいことみたいなものは、中学ぐらいの時に材料として揃ってて、あとはそのどう伝えるか、どう調理するか。
そのどう調理するかを大人になってからのインプットで知っていってるというか、そこで刺激をもらってる感覚があるか。
わかる?これ伝わってるかな?
新しい調理道具を大人になってゲットするみたいな感じ?
ぶーちゃんの話聞いてて、めっちゃ思ったんだけど、インプットって思い出す作業かもなって思ったのを思い出した。
思い出す作業かもなって思ったのを思い出したか。
今インプットってこと?
そうそう。
ウェブライターだとさ、もう具体的にネタってものがなきゃいけないわけじゃない?企画がなきゃいけないから、企画どうしようかなみたいなの探しに散歩行ったりとかするわけよ。
そうしてると、例えばスーパーとかさ、公園とか情報量の多いところに行くと、そういえば自分これ知ってんじゃんみたいなのとか、こんなものがあるじゃんみたいなのを思い出せるための作業かもって思ってて。
めっちゃいい話。
普段忘れてるだけで、例えばスーパー行ったら、そういえばリンゴのこの品種めっちゃうまいって思って一時期ハマってたの完全に忘れてたみたいなことを思い出すわけよ。
外部ハードディスクみたいな感じで。
そうそう。
外部脳みそとしてのイオン。
そうそう。そうだよ。だからイオンモールとかめっちゃ好き。
イオンの記事多そうだな。
うん。
本屋さんとかもそのぐらいの感じで見てるかも。
結局本も自分の興味ある分野の本から先に読んじゃうわけじゃん。
だから自分の興味ある分野の本読んで、あーこれっていいよねみたいな確認の作業かも、基本。
だからインプットとかも結局ないのかも。自分の中にあるものをただ持ってき直してるだけかもしてない。
ていうのは思うよね。
そうそう。それに近い感じかも。
最近の感覚は。
そうかも。
そう考えるとさ、インプットってそもそもなんだ?みたいな感じになってきちゃわない?
インプットとアウトプットの複雑な関係性
うん、なってるよ。
なってるよね。なるよね。
なってる。
例えば、専門的な知識が書いてある本を読んで、なんだろうな、例えば英語の本を読んで、これはこういう意味なのかみたいな、新しい知識を得ることをインプットと。
インプットっぽいね。
ね、ぽいよね。いかにもインプットっぽいけど。
でも、それの本を例えば全部読んだ後の、なんかすごい本だったなーみたいな、謎の感情の動きみたいなのって、じゃあインプットじゃないのかって言ったら、なんか不安になっちゃうじゃん。
何がインプットだって。
ていうのを今聞いてて思った。
感情の動きしかも、なんかアウトプットっぽいしな。
そうそう。どっち?って。
あー、たしかにね。
うん。
読んだ感想、読んだ後の気持ち、読後感、読量の達成感は、果たしてインプットなのかアウトプットなのか。
そうそう。
いっかい自分経由してる感じあるもんね。
うん、あるある。
自分を経由して出てきたものが全部アウトプットだとしたら、映画観て面白いなーって思ってるのもアウトプットなことになっちゃうじゃん。
うんうんうんうん。
なる、なんちゃうね。
ね、じゃあそしたら、今まで自分が完全に知らなかった知識以外、全部アウトプットになっちゃうんじゃないかなって思って。
うーん。
それって怖いことじゃない?
うん。
急に怖い話しちゃった。
だから、インプット、アウトプットっていう言葉でさ、捉えてるからそうなってるだけであって、実は違うんじゃないかなみたいな、
インプット、アウトプットみたいな構造、概念自体をちょっと疑ってる。
あー、単純な出入りじゃないなって気づき始めたってこと?
そんな単純なパイプみたいに人間できてないんじゃないかなって。
確かに、そうかも。
ご飯食べたらうんち出るみたいな話じゃないかも。
そう、もっと脳みそは複雑なんじゃないか。
うーん。
ふうに最近は思ってるかな。
そうかも。
なんかアウトプットしながらさ、同時にインプットになるときもあるしな、なんか。
うーん。
うーん。なんだろうな。
えーと、例えば自分ってこういう字書くとか、それもインプットだし、すぐ繋がってる感じはあるよね。
もうそれずっとぐるぐるやってる感じなのよ、ブーは。
うーん。
あー。
自分の絵を書き終えて、その絵を見て、その絵から影響を受けて、次の絵を書くみたいなことが全然できるタイプで。
あー。
一人で。
で、ちょっとした手法みたいなのが、たまに見聞きしたりして、えーって思って取り入れたりはするけど、
基本的にはそこでぐるぐるしてるだけっていうか、中学のときとか、わかんないけどね、
その一定のその、自分の中にある材料をぐるぐる回してるなーっていうふうに思う。
うーん。
あー、そっか。
燃費がいいってこと?
燃費がいいってことかもしれない。
かもしれない。
自分のうんち食べてるってこと?
うんち食べてる。
ってことは?
だから、インプット、アウトプット論で言うと、うんち食べてる人になっちゃうのよ、ブー。
そうだね。
ほんとだわ。
うんち食べてる人になっちゃうのが、尺ってのはあるかもしれないな。
だから言わないようにしてたのかもね。
昔はね、なんか咀嚼半数つってさ、牛はさ、一回消化したものを第二の胃でまた消化してみたいなものに例えて、
言葉のパクリ
牛みたいに自分の中でいろいろやってんだな、何回もアウトプットしたりインプットしたりしてんだな、みたいな解釈をしてたんだけど、それもやっぱ無理があるっていうか。
じゃあ半数じゃなくて、もううろぼろすブーちゃんとしているだけだなってことに。
そうそうそう。うんち食べてる。
うんちおいしいんだけどなー。
おいしいうんち。
おいしいうんち出せる人からするとそうかもしれないな。
あー、おいしいうんちだったらいいね。
人によるじゃん、それは。
チョコ味みたいな。
そうだね。
私結構自分が書いたものを見ても無味だなって思うから。
あー、ねー。
だから、人の本とかブログとか読んで、え、この言い回しかっこいい、ちょっと今度なんかで使えるときがあったら覚えとこう、みたいなこととかを結構よくやってる。
文章って面白くてさ、今使ってる言葉のどれも全部何かのパクリなわけじゃん。
そうだね、誰かが、誰かがって言ったら、誰かが、もう誰かが考えたことだもんな。
だから、自分のオリジナルって一切ないわけよ。
ほんとだ。
だから、文章にはその人の個性が出うるけど、使う単語とかはさ、知識の問題じゃん。
難しい単語知ってるみたいなのって、ほんとに知識の問題だから、そういう意味でのインプットみたいなのは結構意識してるかもしれない。
でも、それはインスピレーション的なものとは結構遠くにある感じがするから、栄養があるというよりも道具があるみたいな状態かも。
そうそうね。
今もしかしたら、私、ぶーちゃんが言ったことと全く同じ言葉を変えて言い直しただけかもしれない。
言い終わって気づいた今。
その可能性はあるよ。
そう、そう思う。
今、完全にぶーちゃんと同じことを言っただけだなって思った。
少なくとも、狭所は気づいてないから。
ほんと、よかった。
絵を描く人ってすごいなって思ってて、たとえば私だと、目の前に紙とペンがあって、何描いたらいいかわかんないのよ、まったく。
わかんないね。
たとえばそれがさ、なんだろうな。
ウェブライターもすごいだろ、これで言ったら。
たしかに、そうだな。
ウェブライターはほら、もともと企画が決まってるじゃん。
これを描きなさいっていうお仕事として来てるわけだから、じゃあそれを描きますってできるんだけど、でも日記とかもさ、日記っていうテーマがあるから描けるじゃん。
今日あったことを描くというテーマがね。
そうそうそう、完全にゼロの状態で、なんか何でもいいから描きなさいって言われてもさ、いや特に描きたいものないです、になるだろうなって思うし、
絵も同じで、特にこの絵が描きたいみたいなことって思ったことないなって思って。
という意味で最初から何が自分の中に備わってるかで、結構できることが変わるかもなとは思う。
なるほどね。
ぶーちゃんはどうなの?
自分の作品のファン
ぶーの最初の着想で言うと、これはたぶんぶーだけの話だけど、基本あったらいいなを形にしましたスタイルなんだよね。
そうなんだ。
自分が見たいものを見るみたいなこと?
そうそうそう。
確実に1人にはニーズがある。
ぶーちゃんのウロボロスの始まりそこか。
そこだと思う。ウロボロスの始まりそこだと思う。
だからその客観っていうか、ぶーの中にぶーの作品の鑑賞者みたいな人が1人いて、
ぶーの作品のファンがぶーの中にいて、
次の絵まだーみたいな、こういうの見たいなーみたいな、いろいろ言ってくるから、
めっちゃいい。
そうそうそう、そいつに向かって絵描く感じ。
めっちゃいいじゃん。
それはいいことだね。
いい作品、他の人が見ていい作品になるかわかんないけど、
少なくとも自分にとっていい作品ではあるから。
その場合ってさ、自分がさ、嬉しい、欲しいのがあったって、作れたとかでさ、なるじゃん。
そっから公開するってモチベーションってどこからくるんだろうな?
インターネットという世界で、勝手にタチションする感じだ。
そうなんだ。
不法登記。
いいな。
お裾分けするって感じでもないんだね。タチションなんだな。
川におしこする感じ。流す。
ちょっとやめてよ。
下のほうにいる人が勝手に、それ飲んでおいしいとか言うみたいな。おいしいんだ。
甘いって言って。
そういうイメージ。
だから、別に公開しなくてもいいなとも思う。
そうなんだ。すごいな。それは本当にすごいよ。
それが勝手に美しいと思い込んでるところあって、
もうこれ8年前の何気ない出来事なんだけど、
家でさ、夜、部屋でさ、漫画読んでたらさ、外からめちゃくちゃミスチル歌ってる声が聞こえてさ、
深夜2時に自転車乗って、全速力でこぎながらミスチル歌ってる人がいて、
で、そのミスチルがすごい美しい歌に聞こえたんだよね、ブーはね。
なんでこんなに美しく感じるんだろうって思ったときに、
このミスチルって100%自分のために歌ってんだなって思って。
それがたまたま聞こえたみたいな、ラッキーみたいな気持ちがすごいあった。
その体験をすごい覚えてて、自分のためにできるだけ歌おうみたいな。
で、それを勝手に聞こえちゃった人がいて、感動したり、
ああだこうだ思うは自由として、みたいな。
そういうふうに思った出来事があったな、思い出して、話してて。
すごく素敵な話だなって思った。
うちの近所にも山口にいるんだけどさ、
ミスチルを自転車でこぎながら、全力で歌ってる人いたから、
同じ人かもしれないなとも思った。
東京から山口まで移動してた?
移動してたかもしれないって聞きながら思った。
それがすごいノイズだった、今聞いてて。
いい話だったのに。
今、ブーちゃんの話聞いてて思ったんだけど、
それは、自分のことを大切にできてる時しかできないんじゃない?
そうだね。
自分なんて、へえって時はできないことじゃない?それは。
できないと思う。
だから、常に自分を大事にできてるってことだから、本当にいいことだし、すごいことだと思う。
自分が欲しいものなんて、なんかもうダメだとかだったら、なんないもんね。
確かに。
自分を大事にすることだけに必死かも、ブーは。
いいことだよ。
その歌、聴かせてもらったりしてるからさ、ちゃんとあったかくして寝なよって思うよ。
大事にしてね。
ありがとう。
19:29

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