2025-09-03 14:16

#1557. 日本音声学会の音声学セミナーで「現代英語の発音と「大母音推移」」をお話しします

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の10号が公開されています


- 第10号(2025年7月28日):https://note.com/helwa/n/nb4e7746663b5


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

日本音声学会の音声学セミナーでの講演において、現代英語の発音と大母音推移について議論します。英語史における重要な音変化である大母音推移の影響を考察し、音声学に関する歴史的視点から理解を深めます。このエピソードでは、現代英語の発音における大母音推移の影響について解説し、音変化が現代英語の多様性にどのように寄与しているかを掘り下げます。

講演の概要
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のほったりゅうちです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語詩をお茶の間にをモットーに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は9月3日水曜日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。本日の話題は、今月末のことになるんですが、9月28日日曜日の午後に青山学院大学にて、日本音声学会の音声学セミナーにて、私が講演させていただくことになっております。
Great Vowel Shift、大母音推移という英語史上最も名高い音変化の一つですが、これについてお話し、その現代英語へのインパクトなどを議論したいと思っております。
お声掛けいただきまして、通信で講演会を受けした次第なんですけれども、今からですね、ちょっとビビっております。今日はこのご案内をさせていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今日の本題なんですけれども、日本音声学会の音声学セミナーで、現代英語の発音と大母音推移をお話ししますというお題なんですね。
日本音声学会という学会がございまして、こちら毎年何でしょうかね、音声学セミナーを開かれているということで、今回で第35回となりますので、非常に歴史のあるセミナーということになります。
こちら過去を振り返ってみますと、本当に様々な音声学セミナーが開かれているわけなんですけれども、実はですね、私がですね、今回このセミナーの講師としてお声掛けいただきまして、
とりわけ、通じて、歴史的な角度からの音声学、音声の話題というのを何かお話しいただけませんかということでですね、お受けいたしまして、いろいろと主催者側とですね、お話しさせていただきまして、これに決めました。
お題は、「現代英語の発音と大母音推移」というものなんですね。こちらの学会、日本音声学会というのは、何語にも特に限定されず、音声学の学会ということなんですね。
実質的には日本語の音声学、それから英語の音声学ということが使われることが多いということは想像されるかと思うんですけれども、今までですね、どうも、英語でかつ通じて、歴史的な話題でのセミナーというのはあまりなかったというふうに聞いております。
そこで、たまには通じて、歴史的な角度からもよかろうというふうにですね、ご判断いただいたのでしょうか。私にですね、お声掛けいただきまして本当にありがたいことにですね、そして今月の9月28日、日曜日になるんですけれども、青山学院大学にてですね、対面およびハイブリッドという形での
参加者の期待
日本音声学会、音声学セミナーの講演が決まっております。こちら、公式ホームページがありまして、学会員でなくてもですね、ご参加いただけます。非学会員の方は有料とはなりますけれども、詳細はですね、ホームページから得ていただければと思いますね。
こちらですね、2025年9月28日日曜日の午後2時から5時という3時間枠で、テーマとしましては改めて、現代英語の発音と大母音推移。こちら、私、太田隆一が講師担当といたしまして、お話しさせていただくことになっております。
対面&オンラインのハイブリッド開催ということで、対面は100名、オンライン400名という定員はあるようなんですけれども、こちらからですね、ご参加登録いただければと思います。登録期限は2日前の9月26日金曜日となっておりますね。
定員がいっぱいでない限りは登録できるかと思いますので、よろしくお願いいたします。受講料につきましては、今ですね、オンページ私も確認しておるんですが、会員および学生は無料。そして非会員、つまり学生でない非会員の方は一般で1500円ということでですね、こちら受講料ということで設定されておりますけれども、
こんな感じでですね、設定していただきました。日本音声学会、とりわけこのセミナーをですね、運営されている音声学普及委員会という委員会があるらしいんですよね。その委員会の構成メンバーであられる先生からですね、時々にお話しいただいたということなんですが、これ素晴らしいですよね。
これ私もこのオキノヘルディを英語誌をお茶の間にということでやっていますよね。これあの普及委員会なんですよ。なので方向性は同じです。同じ方向を向いてますということでですね、これはあの話せることがある限りにおいてですね、ご協力させていただきたいという趣旨でお受けいたしました。本当にお声掛けいただきましてありがとうございます。
そしてこの話題ですよね。現代英語の発音と大分推移ということなんですけれども、こちらにご参加いただける方は、日本音声学会のセミナーということで、最も広い意味で音声、発音に関心がある方、それについて知見を深めたいという方ですね。
これは研究者であれ、あるいは中高等の先生であれ、いろんな方が広くお見えになるんではないかなというふうに予測しております。本当にわからないんですけれどもね、どういう方が参加していただけるかっていうのも、逆にこのテーマ依存なのかもしれませんので、今日こんな雰囲気でお話ししますという、
まだ私もですね、あと1ヶ月はないんですけれども、準備段階でいろいろ考えていることはありますので、こんなことをお話しできればなぁということを今日お話しいただいて、逆にですね、これであれば行ってみよう、出てみようという思われる方もいるのかもしれないという、そんなことでお話しいたしますね。
日本音声学会のセミナーということで、日本語をご専門とされている方、あるいは関心がある方、あるいは英語に関心がある方、英語教員の方も少なくないのかなというふうに予想しておりますけれども、なるべくですね、広く多くの方にアピールすると良いなということでですね、
英語史の中でも最も知名度の高い音変化の一つ、大母音推移。もう一つはですね、先日このヘルディオでもお話ししました、グリムの法則だと思うんですけれども、現代にインパクトがあるという点ではですね、大母音推移も本当に負けていないっていうところですね。
むしろ関係ありありということですので、まずこれを大話題にしようかなという意味では、キーワードとしての大母音推移、Great Vowel Shift、GVSというのはすぐに頭をついて出たんですね。これをですね、主催の先生にお話ししたところ、それは良いですねと。
それをどうやって料理するかが問題ですねということになって、まさにその通りなんですよね。あまり歴史歴史してしまうと、本当に英語史そのものの話題になってしまうわけなんですが、日本音声学会、音声学のセミナーということなんで、そこにですね、引き付ける形で、そして現代英語の発音であるとか、場合によってはそうですね、日本語をやられている方も多いと思いますので、何か
大母音推移の影響
引っ掛けてですね、関連付けられると良いなというふうに、いろいろと今考えている最中なんですけれども、いずれにせよ大母音推移というものが現代の英語に与えている影響であるとかインパクトみたいなものを中心になるべく現代に引き付けてお話しようかと思っております。
概要として提出した文章はですね、こんな感じです。
読み上げたいと思います。
なぜネイムがネイムとルームがルームと発音されるのか。
英語の綴りと発音の間に感じる謎は、歴史的な音変化に起因します。特に大母音推移は現代英語の発音に大きな影響を与えました。
本講演ではこの歴史的変化を解説し、なぜ現代英語がこのような発音になったのかを解き明かします。
さらに音変化の不均一性が現代英語の発音の多様性にどうつながるのかに目を向け、標準英語以外の多様な発音にも注目します。
最後の部分、念頭に置いているのは、世界で様々に話されている英語、ワールドイングリッシュという話題でもあるんですね。
このヘルディオでもお馴染みの話題かと思いますが、この辺りと歴史的な音変化である大母音推移、Great vowel shift、これをですね、掛け合わせて何か面白いことをお話しできないかな。
ということで、今はですね、頭の中でネタ集めという段階なんですね。
月末にどういう形でこれがまとまるかというのは、私もですね、ちょっと考えていかなければいけないんですけれども、皆さんもその辺りを中心にですね、楽しみに参加いただければと思います。
まだまだですね、参加の登録等は受け付けているかと思いますので、ぜひですね、ホームページから詳細を得ていただければと思います。
ということでですね、今月末、9月28日の午後に、対面およびZoomでのハイブリッド開催ということになりますね。
第35回音声学セミナー。 現代英語の発音と大母音推移のご紹介でした。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。 いやー今回はですね、このような
セミナー、伝統ある音声学セミナー35回ですね。 こちらにお招きいただきまして、本当にですね、ちょっとビビっているところなんですけれども、
こちら日本音声学会の現会長が斉藤博子先生、 そしてですね、今回お声掛けいただきました音声学普及委員会の先生方に
今回お声掛けいただいたということなんですが、内田先生、そして牧野先生ですね。
内田先生は青山学院大学ということで会場をお世話していただけるということで。 そして普及委員会のもう一人のメンバーである牧野先生。
私は大変お世話になっておりまして、学会長の斉藤博子先生、そして 普及委員会の牧野先生はですね、私の恩師でございまして、
音声学の恩師でございまして、これお声掛けをいただいてですね、 としか答えようのない状況でございまして、
全力を尽くしてこの音声学会セミナー、 講師を務めさせていただきたいと存じます。
いや、悲壮感は全くございません。 はいで、行きたいと思います。現代英語の発音と大分一推移!
どうぞお楽しみに! このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご意見、ご感想をお待ちしています。
VCのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。 SNSでのシェアもよろしくお願いいたします。
それでは、今日も皆さんにとって良い1日になりますように。 英語子研究者のほったるゆちがお届けしました。
また明日!
14:16

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