2025-08-08 18:22

#1531. あなたの『英語語源ハンドブック』の推しの項目は? (3) --- プチ英語史ライヴ from 横浜

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の10号が公開されています


- 第10号(2025年7月28日):https://note.com/helwa/n/nb4e7746663b5


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

このエピソードでは、英語語源ハンドブックの推薦項目について参加者たちが語り合い、特にグリムの法則やハート、CORDなどの関連話題が取り上げられています。また、語源の面白さや各項目のつながりについても深く探求されています。さまざまな興味深い項目が紹介され、参加者たちのこだわりポイントが提示されています。特に語源の意味や変化について深く掘り下げることで、リスナーに新たな発見がもたらされることが強調されています。

英語語源ハンドブックの紹介
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリウイチです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語詩をお茶の間にをモットーに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は8月8日金曜日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
本日はあなたの英語語源ハンドブックの推しの項目は第3弾
プチ英語史ライヴ from 横浜ということで、おととい昨日と続いて今回が第3弾最後となりますが
先週の土曜日に開催いたしましたプレミアムリスナー限定配信チャンネル英語詩の和の横浜オフ会
これをプチ英語史ライブ from 横浜とやや大げさに呼んでおりますが、この場の1セッションとしてですね
お集まりの皆さんに英語語源ハンドブックの中からこの項目読んで気に入りました
というものをですね一つ公開していただくご披露していただくというようなアンケートと言いますかね
これを取ってみたんですね。一つ一つが皆さんが面白いと思うものをあげてくださっていますのでやはり話が弾むんですね
それで長くなりましたので3回に分けてこのアーカイブでお届けしてきたという次第なんですね
今回はその最後第3弾となります
グリムの法則の考察
月刊webマガジンヘルヴィリアンの編集委員としておなじみのリリミさん
それから英語語源辞典通読ノートでおなじみのラコラコスさん
さらには英語語源ハンドブックの公閲協力者の一人として大いに活躍いただいております
そしてこのヘルディオヘルワでも大活躍の上智大学小川俊さんにもコメントいただきました
充実した第3回となっておりますぜひお聞きいただきまして
皆さんもですねぜひ英語語源ハンドブックお持ちの場合には該当する項目開いていただきまして一緒に味わっていただければと思います
それでは行ってみましょう
あなたの英語語源ハンドブックの推しの項目はパート3
プチ英語しライブ from 横浜です
どうぞお聞きください
私まだあまり通読はできていなくてパラパラ読んでたんですけど
さっき読んだところで面白いなと思ったのが
ハートですね心臓とかのハートがカードやコードとも関連があるということで
私グリムの法則の話とか聞くときにこのハートとフランス語だと空と同じところから来てるっていうのを聞いたときにすごく感動したので
私の推しグリムの法則はこれなんですけど
レベルが高くなってきた
このハートのところもですねグリムの法則のことが書いてあって
関連というところでインオソゴのケルド
だよっていうのでもうなんかハートのところ読んでるなと思ったんですけども
CORDとかそのCから始まる単語ばっかりここ書いて終わってるっていうのが
面白いというかHのところ読んでるはずなのに
フランス語からの釈用語の説明に終始してるっていうところが結構ツッコミどころがあるなっていう
あとちょっと前のHABもちらっと見たんですけど
HABも長いんですけど結構後半半分ぐらいグリムの法則で
またなんかこのCから始まる単語ばっかり並んでて
なんかHの項が全部Cに占拠されてるなっていうのを思ってちょっと面白かったです
これは面白い考察ですね
確かにCで始まるものってつまりラテン語フランス語なので
基本戦語に入ってこない可能性が高くて扱われないことで終わっちゃうんですよね
これがないと
だから故に割と上級語も入ってくるみたいなところで
どっちを狙ってるんだみたいなところはツッコミあるかもしれませんね
簡単な単語からちょっと難しい単語へ語源でつながるんだよみたいな見せ方に
結果的になることが多いかもしれませんね
H他にも多分ありますよねそういうのハンドレスのところもそうですし
Cに占拠されているというのはこれはさすがグリムの法則ファン
確かにHはCなんだっていうのがありますね
ホールやかたのホールも
ホールHALL
これ意外性が高いですよねやっぱりグリムの法則で
単語がみたいなところですよね
これは面白いですね他のところでも言えるかもしれないですね
Hではグリムのところの対応するところで英語の記述実は薄いっていう
これは面白いと思うんですねありがとうございました
語源の深掘り
そしてラコラコさん
今ちょうど通読ノートのCRとかCEあっていることなので
結構多いのかもしれないですねこのH関係とつながるというのは
逆にCのほうから読んでいてHのこれとつながるのかというのは
今と逆ですね面白いなと思ったんですけども
ラコラコさんの感性で
語源辞典を通読している立場からというのは何かございましたか
それもあってですね逆に先のほうあんま読みたくないんですよネタバレを食らうので
自分がもうカバーしたところでなんか面白いことがあるかなとか
答え合わせみたいな
今Dより先あんま読まないようにしてるんで
逆にABCのところ読んでいくと拾った単語もあるなというのもあるし
逆にこんな単語あったのに拾ってなかったなというのを見つけてちょっと悔しいところがあって
さっき見つけたのがベルですねBELLのベルカネのベルですけど
これさっき見たら僕のノートにはなくてこんなネタあったんだっていう
もともと叫ぶとか音を鳴らすっていうことから始まったけど
下に関連のダンベルの話がすごい面白いです
音がしない黙ってるベルっていう意味なんだっていうのがそんなことあるって
アレイっていうねこれも漢字に置き換えたということなので
英語由来のいわゆる翻訳釈用ですかね
鉄アレイのアレイが英語というか外来語だと思ってました
漢字で書くんだっていうことすらへーってなりました
日本語のこともチラッチラッとこの時点は入ってきていますので
これは通読ノートでは拾っていなかったので悔しいなと思うところは
あとは逆に確かに確かに拾ったことを覚えがあるなという
ちょっと満足気な感じになった
逆になんか俺が書くんだったらもっと面白いことがある
それはさすがにないですけどチェアとカセドラのところとかは
ちゃんと自分が拾ったのと同じように書かれてて
これ面白いとこれは本当にヘルワの外でも面白いんだろうかというのを若干思ってたけど
これが売れるということはこれが面白いんだろうか
カセドラもねこれなかなか高度な語源なんですよね
実はチェアっていう当たり前の単語がこういうのありますよね
ギリシャ語まで遡るんだっていうものがちょこちょこと出てくるんですよね
基本戦語の中に
ラテン語くらいはわかるんですけどギリシャ語までいくと結構これは大きいよなっていうのがありますよね
ということはD以降はあまり見ないようにしている
そうですね多分面白いとこが出ちゃってるから
そこに引っ張られちゃうので自分の通読が
さすがですねありがとうございました
他にも大体一回りしたという感じでしょうかね
それぞれの読み方をしていただきまして非常に嬉しいというか気づきありますね
やっぱりツッコミがいただけるとやっぱり面白いですね
いろいろな言語をやってそもそも語源が強い方は
これじゃちょっと満足できないとかねというところもあるかと思いますね
小川さんなんかありますか
どういう系統が面白いとか言うの
そうですねやっぱり原稿を読ませてもらった時から
これ今までも何度か出てきているかもしれないですが
やたらとグリムの法則だなっていうのと
意味変化を得ている単語がめちゃくちゃ多いなっていうところを
ずっと読みながら感じたんですけど
さっき今他の方が話しているところで見てたら
スタートの項とか
原稿チェックしてた時に気になったのをいろいろメモとかしてたんですけど
それを読み返しつつ改めて見てみたら
確かに面白かったなという記憶を呼び思い出したんですけど
この前Xで森田くんがまさにこの語源ハンドブックの動画を出してたと思うんですけど
あそこでスタートという単語が出ていて
コーノルド語の単語が来たので意味が特殊化したんだという
そういう話があったと思うんですけど
語源のつながり
実はこのスタートという単語とスタートが同じ語根に基づくんだというところで
要は固まっちゃうのがスター
スタートの方と固いという意味なんですね
ステルというんですかね
つながっているというところが
英語史というか歴史を見るとゲストホストもそうですけど
意外と相反すると思っているものが実はつながっていたみたいなのが
たまに出越すことがある気がするんですけど
スタートも実はそういうところもつながっているというのが面白いなというふうに思いました
固いですか
そこからどう展開するかですよね
逆になってしまうものは結構あると思うんですよね
語根って言語が再現されるわけで
そうすると意味って持っていきようなので
こじつけはできるんですけど
実際のその語源の意味を追っていくと
これはこじつけじゃないわけですよね
自然の言語仕様の中でだんだんとなってきたみたいなところで
後から見ると反対方向にいってるみたいなところがあるので
振り返って整理すると反対っていうのは結構ある気がしますよね
この説明だとじっとした状態から突然動くと
それまで緩んでた筋肉が急にグッとなるということだろう
というふうに書いてありますけどね
これが本当かどうかわからないという
いずれにしても語根に基づくというのが
ステアーも同じだよというふうに書いてありますけど
つながりという意味でも面白いなと思ったところですね
まさにスターブの話から展開していただきました
振り返って読んでみると
グリムの法則がやたら強いってのは間違いないですね
どこ読んでも出てくる
グリムの名を知らしめるにはかなりいいんじゃないですかね
これぐらいあるってことですよね
普通に当たり前の単語にも
そこが今までそんなに伝わってなかったかもしれないというのが
これでさすがに気づくでしょうというようなところと
あと意味変化はわりと強いですね
これもどなたかといえば小塚義貴さんが
このメトニミ・メタファーというこの辺
非常に強い
特にコセモンというのが強い
式というところで
形状の歴史と意味状の歴史みたいなものを経ている
ことがよくわかるのではないかということですね
あとは諸言語をやられている方には不満のところもあるのではないかという
お声もいただいたということで
意識をじりじりするところがあるということをいただきましたので
このあたり
皆さんからもぜひお聞きの皆さんからもいろいろ寄せていただいたり
冒頭にも述べましたが
いろいろ細かいところを
これだけの量なので
豪食とか豪快も含めてあるはずなんですよね
絶対それに抜けているものがあるはずですので
ありましたらまたお寄せいただけますと
その次に改定などという機会があったときに
反映できますのでよろしくお願いいたします
ということでヘルメイトの皆さんに
英語語源ハンドブックの魅力
今回はこの英語語源ハンドブックから
気になる項目を引き抜いて
ご紹介いただきましたありがとうございました
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました
いかがでしたでしょうか
3回にわたりお届けしてきました
あなたの英語語源ハンドブックの推しの項目は
ということで
先週土曜日のプチ英語詩ライブfrom横浜に
お集まりの皆さんに
それぞれのこだわりポイントといいますかね
英語語源ハンドブックで気になった項目を
挙げていただきました
これだけでもですね
本当に面白い収録回
撮れるんだなというふうに実感いたしました
沖のリスナーの皆さん
一人一人もですね
この項目
痺れたとかですね
学びになったというようなところ
これはいくつか見つかるのではないかと思うんですね
決して英語語源ハンドブックを通読せずとも
パラパラとめくってですね
この項目面白かったなと印象に残って
その単語のイメージが
刷新されたというもの
いろいろあると思うんですよね
ぜひこのボイシーヘルディオのコメント欄にて
お寄せいただけますと幸いです
英語語源ハンドブックを用いてですね
いろいろと語源の話
これからもしていこうと思います
ぜひ皆さんお手元に
一冊ご用意いただければと思います
この最終チャプターにはですね
私が数日前に作りました
ランニングページ
英語語源ハンドブックをご紹介するホームページ
こちらへのリンク貼っておりますので
ぜひ訪れていただければと思います
プチ英語詩ライブフロム横浜に
ご参集いただきまして
今回のコメントいただいた皆さん
本当にありがとうございました
楽しい回でした
このチャンネル
英語の語源が身につくラジオヘルディオでは
あなたからのご意見ご感想をお待ちしています
ボイシーのコメント機能を通じて
お寄せいただけますと幸いです
SNSでのシェアもよろしくお願いいたします
それでは今日も皆さんにとって
良い一日になりますように
英語詩研究者のホッタリウイチがお届けしました
また明日
18:22

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