2025-09-20 19:22

#1574. "English" という英単語について思いをめぐらせたことはありますか? --- 9月27日の朝カル講座

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の10号が公開されています


- 第10号(2025年7月28日):https://note.com/helwa/n/nb4e7746663b5


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

ポッドキャストでは、英単語「English」について深く考察され、その歴史や語源が探求されています。英語教育の始まりから現在までの経緯が振り返られ、今後の講座についての告知が行われています。また、「イングリッシュ」という単語の由来や様々な英語の変化についても考察されています。特に、英語に関連する地名や人名の呼称がどのように決まるのか、最近の英語の使い方の変化についても取り上げられています。

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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語紙ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語紙の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリュイチです。
加えて来る10月15日に夏目社より新刊書が出ます。井上一平ホッタリュイチ長。言語学ですっきり解決英語のなぜ。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。 英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間にをもとに英語の歴史の面白さを伝え、
裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。 本日は9月20日土曜日です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
英単語Englishの考察
本日はですね 基本中の基本の英単語
English こちら皆さんもう耳にタコができるくらい聞いてきたと思いますし
口に何ができるんですかねイボができるくらい 発してきた単語かと思います英語のEnglishです
こちら 本気でこの英単語について考えたことありますか
これに思いを巡らせると もうですね私に言わせれば講義90分では足りません
180分でも足りませんねさらに周辺の話に及ぶのであれば多分360分 語りますただしですねこれについてきてくださる方はいるんだろうかという
懸念危惧がありましてそれが歯止めとなっているんですよね ですが90分ぐらい語ることはお許しいただけるんではないかということで
来週1週間後の土曜日です 9月27日土曜日の朝日カルチャーセンター新宿教室ではこの
イングリッシュという英単語に焦点を合わせてそこを皮切りに英語詞を語るという ちょっと複雑な構成になっているんですけれどもその広報会です
1574回イングレッシュという英単語について思いを巡らせたことはありますか 9月27日の朝軽講座ということでお話いたしますどうぞよろしくお願い致します
皆さんイングレッシュという英単語ですね これ
いつ 耳にしましたでしょうか
人生の中で いつこの単語を耳にしたかこれ私はですね覚えてないんですよね
ですが少なくとも 義務教育で英語を学び始めて最初の最初に出る英単語であることは間違いないと思うん
ですよね私 中学生の時に義務教育で初めて英語か英語
という科目を取ったわけですよ取ったと言いますかね 授業であったわけですよ私の頃はまだ小学生英語というのはなかったので
本当に日本人の典型的な市中流階級の市民としてですね 公立中学校の最初の英語の授業で
このイングリッシュというのを聞いたわけではないと思うんですが意識した ということだと思うんですよ
小学生の時にイングリッシュという英単語を意識したことがあるかというとはっきりと覚えて ませんが多分なかったかなと思うんですよね
それがですね今は 英語子研究者ということになっていますのでそこから数えてですね相当時間が経ったなというところ
なんですがもしかしたらですねこのチャンネル大きいの多くの皆さんよりもずっとですね 人生の中では遅れてイングリッシュという単語を意識した
部類なのかもしれません中学生ですから12歳13歳ですよね そこで本当に意識したということなんですがそれがですね
なんとある意味職業になってしまったというので本当に人生はわからないものだなぁと思うん ですがこのイングリッシュという単語ですね
これはですねもう 月ない話題の方向なんですよ
もちろん私が英語子という分野を専攻しているということも多分にあるかと思います 英語にどっぷり使った人生を歩んできたということがあるか
もしれませんが皆さんがもう聞き飽きたよというぐらいのこの単語イングリッシュ はですね
本当に冒頭で述べたようにですね何時間でも私語れと言えば言われればですね 語れるんですね
皆さんは飽きてしまうかもしれませんが私自身はですね 飽きずに何時間でも多分語ることができる
それぐらいですねいろんなものがこもってしまった単語なんですね 今回
1週間後の 9月27日土曜日に開催されます
浅井カルチャーセンター新宿教室 こちら今年度ですね毎月1回ということでお届けしているんですけれども
今年度の大きな趣旨テーマ そしてタイトルはですね歴史上最も不思議な英単語と題して毎月
一つの英単語を非常に重要なキーワードとなる そして眼熟のあるキーワードを選びましてそこから解き起こして英語史を広く語る
というようなことをやっているんですね 今回はですね第6回となります4月から始めて今年度のこのシリーズなので
4,5,6,7,8,9ということで来週お届けするのは第6回となるんですよね 今まで扱ってきた話題をちょっと振り返ってみたいと思うんですけれども
これがですねこれ私選びに選んだ単語ということなんですね 4月の回から振り返ってみますと第1回ですね4月26日
死!語源論争の絶えない代名詞というタイトルでお話ししました そして第2回5月24日
あまりに多様な綴り字を持つ語 としてお話ししましたそして第3回6月21日
オータン 類義語に揉み続けられてきた季節語
として まず春クール3回をお届けしたんですね
そして第4回が7月26日 バット 極めつきの多義の接続詞
そして第5回8月23日先月ですね ガイ 人名からカラフルな意味変化を遂げた語
とお届けしてきました そして今回ですね
上半期って言うんですか年度の上半期ですね 今年度の上半期ということで来週9月27日土曜日にお届けするのが
講座の内容と充実性
English 慣れ親しんだ単語をどこまでも深掘りするというタイトルでですね この全体のシリーズ歴史上最も不思議な英単語の一環としてお話しする予定です
皆さん改めましてこのイングリッシュという単語ですね あの英語という現象とか事態ではなくて
イングリッシュという単語ですこの英単語を 軸にして結局は英語全体とか英語詩の話題になっていくわけなんですがあくまで
スタートは1単語というのが 今シリーズの趣旨ですので
今回はですね イングリッシュこれに注目したいと思うんですね
皆さんイングリッシュから想起される話題 何がありますでしょうか
リスナーの皆さん個々にそこから何を連想するか まあいわば連想ゲームですけれどもね色々と広がると思うんですが私はこの単語を
出されたら 何度も述べているようにこれ360分とかそれ以上ですね語れるんですよ
ですがそれだとさすがに多くの受講される皆さん飽きてしまうと思いますので それギュッと凝縮して面白いところだけを90分の1回の講義に収めたいという
野心野望がありまして 来週これを朝日カルチャーセンター新宿教室での英語試講座で披露したいと思います
夏クールとしては3回目となりますがこれだけ聞いてもですね 英語に関心のある方あるいはイングリッシュに関心のある方は
おそらく満足していただけるんではないかなというような内容を考えております 考えておりますというよりもですねどうやって絞ろうかということなんですよ
通常ですね話題がないとどうやってこの90分の時間を埋めようかという発想になりそう なんですが今回はですね全く逆ですね
いくらでも語れる中でこれを90分に収めなければいけないというなかなか悩ましい 状態に今あってですね
どれを切ろうかということを1週間後のこの講座のためにですね本当にいろいろ考えている ところなんですね
でまぁどれぐらいですねこのイングリッシュという単語が広がりを持っているか あるいはどんな
面白い話題を提供してくれるかということで言うと エンドレスに
過剰書きかけてしまうんですねこれブレスト案件なんですよ この中からどれを選んで来週
朝かるで話そうかなというところなんですけれどもね 例えばですね
どういう疑問が私の頭の中に湧いているかと言いますと まあそもそもですねイングリッシュという単語ですね
eng li sh というもう見慣れた聞き慣れた単語なんですがこれの大元の由来は何なん ですかというのはこれやっぱりですね
英語を学んでいる以上ちゃんと知っておいた方がいいっていうことになるんですよ ね
イングランド の言語だということでイングリッシュなんですがじゃあイングランドとイングリッシュの関係は何ですかと
イングルまでは一緒ですけれどもあれイングまでは一緒ですけれども その後の一種とか
ランドっていうのは何なのか ランドはわかりやすいと思うんですが一種という節美人は何なのか
もうこれだけで実は90分語れてしまうんですね 他にはですね
eng という始まりですよねスペリング的にはこれだけど エングリッシュと読まずにイングリッシュと読むんですね
これドイツ語ではエングリッシュと言いますしさらにフランス語ではアングレー というふうにあん
あの音が出てくるんですね あとかへとか
いろいろあるんですけど a 単語としてはこれいい イングリッシュ
イングリッシュの由来と変化
いって読むんですよねでこれ自体も実は謎なんですよね さらに言語名民族名っていうのはいろいろありまして
なんで一種なんだろうかと例えばジャパンであればジャパニーズってありますよね アメリカであればアメリカンというふうに
ん n がつきますよね これってどういうふうに決まるんですかなぜイングランドはイングリッシュ
一種なんですかという問題もあります さらにはですね
アメリカ英語という言い方をしますがなぜ アメリカンリングリッシュって言うんでしょうか
これアメリカンで良くないですか 他にはインド英語っていうのもありますインディアンリングリッシュと言い習わされていますが
いやこれインディアンでいいじゃないかと シンガポリアンイングリッシュとありますがやこれシンガポリアンでいいではないか
なぜいちいちイングリッシュっていうのをつけるのか 他にはですね最近ではイングリッシーズという複数形が使われているという特殊事情があります
言語名っていうのは通常は固有名詞扱いなんですね ということは多くの場合ですね単数扱い固有名詞それに s がついたりですね
ザがついたりとか余計なこと起こらないんですが 最近イングリッシーズ
いろんな英語があるよ様々な英語があるよという意味でイングリッシーズという 複数形が使われるようになってきてるんですね
これこの100年間の出来事なんです このイーズというesですよね複数形がつくようになったのは
せいぜいですねこの100年なんです英語の歴史 このチャンネルの主だった話題なんですけれどもこれ1600年の歴史がある中で
複数形のイングリッシーズという言い方がですね 現れてきたのは直近100年なんですね
よく使われるようになってきたのは本当に21世紀に入ってからと言ってもいいぐらい なんです
それぐらい イングリッシュという単語の使い方自体がですね
変わってきているという事情があります これを深掘りするとすなわち英語詞そのものになりそうだという感覚は皆さん
わかっていただけるんではないでしょうか その意味ではですね
英語学習の重要性
今年度の上半期年度の上半期ということで9月になるわけですけれども 今回はですね
イングリッシュというこのズバリの単語に迫って ギューギュー詰めにしてですね本当は他にいろいろ語りたいところがあるんですけれども
90分に収めなければならないという苦心の末のですね 抗議となることがもう今からですね
確定しておりますもっと話したいことがあるので多分ですね 長引いてしまうのかなぁということでまあ90分に収めるようにもちろん私自身
努力しますけれども 非常に魅力的なテーマですのでご関心のある方ぜひですね今回だけでも価値がある
会になると思うんですよね 改めて皆さんこの慣れ親しんだと言いますか耳にタコができるくらい
聞き続けてきたイングリッシュというこの1単語ですね a 単語について考える機会を持つというのはこれは決して英語を
学んでいく上で無駄ではないと思います 今回この単語に注目します
エンディングです今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました いかがでしたでしょうか
今日の話はですね1週間後の浅木カルチャーセンター新宿教室で開催されます
イングレッシュ慣れ親しんだ単語をどこまでも深掘りする この回のお知らせという
てになりました これ本当にですね英語を学んでいるんであればこの単語の奥深さを知っていただく
ことが重要だろうなというふうに私常々思っているんですね ぜひこちらご参加いただければと思います
新宿教室での対面参加のほかオンライン リアルタイムオンラインでの
参加も可能となっております さらには2週間の見逃し配信ということでですね
当日リアルタイムで参加できずとも 講義の内容を無効2週間
主張できるというサービスもついておりますので都合の悪い方もですね 一番良い方法でなんだかの形で
受講することができる仕組みになっておりますので 受講のほど検討いただければと思います
面白い回になるということは保証しておきたいと思います なにせイングリッシュですよ
もうこの単語いいよって思ってませんでしたか いやいやこの単語こそがやはり原点として面白い単語なんですね
たっぷりとお話ししていきたいと思っております この英語詞講座のルーティーンではありますが
英語語源辞典や英語語源ハンドブックにもしばしば言及し参照いたします 英語語源辞典ファン
英語語源ハンドブックファンの皆様にもぜひ受講していただきたい そんな講座となっておりますどうぞよろしくお願い致します
このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご意見ご 感想をお待ちしています
vc のコメント機能通じてお寄せいただけますと幸いです sns でのシェアもよろしくお願い致します
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように 英語詞研究者のほったり打ちがお届けしました
また明日
19:22

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