2025-07-21 14:21

#1513. 「語源は思考の糧である」 --- 小塚語録より

▼緊急告知! 2025年6月18日に本が出ました


📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.


- ぜひ Amazon よりご予約ください:https://amzn.to/4mlxdnQ

- 詳しくは研究社のHPをご覧ください:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10135166.html

- 7月13日(土) に朝日カルチャーセンター新宿教室にて著者3名が記念出版記念講座をハイブリッド開講します.詳しくは https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8388868 をどうぞ.


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.


- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491


▼heldio のビデオポッドキャスト版を Spotify で始めていますので,そちらのフォローもよろしくお願いします.


https://open.spotify.com/show/0xOyOIXBUrIZbnwSLeJsSb?si=zH5V2CjkS0ekqNz5ro7caw


▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の9号が公開されています


- 第9号(2025年6月28日):https://note.com/helwa/n/n79623d921a95


▼2025年7月7日に『英語史新聞』第12号がウェブ発行されています.


khelf(慶應英語史フォーラム)による『英語史新聞』第12号がウェブ公開されています.こちらよりアクセスしてください


- 第12号:https://drive.google.com/file/d/1eQawDu2njFNMMVKDUr4JRZdIWTNHDdha/view?usp=drivesdk


第12号公開については,khelf 公式ツイッターアカウント @khelf_keio (https://x.com/khelf_keio) を通じても案内しています.

リツイートなどを通じて「英語史をお茶の間に」の英語史活動(hel活)にご協力いただけますと幸いです.


▼2025年第2四半期のリスナー投票が7月10日までオープンしています


- 投票会場:https://app.sli.do/event/weRify7g2SvDa89mZh7k1A


▼2024年9月8日(日)に12時間連続生放送の「英語史ライヴ2024」を開催しました.英語史界隈では前代未聞のイベントとなりました.詳細は以下の配信回,あるいは khelf の特設ページを! イベント後は,数ヶ月間かけて各番組をアーカイヴで通常配信していきました.


- heldio 「#1119. 9月8日(日)「英語史ライヴ2024」を開催します」 https://voicy.jp/channel/1950/1296042

- khelf 特設ページ: https://sites.google.com/view/khelf-hotta/英語史ライヴ2024特設ページ


▼X(旧Twitter)上で「heldio コミュニティ」が開設しています.


Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」のリスナーさんどうしの交流と情報発信の場です.heldio やそこで配信された話題を「待ち合わせ場所」として,英語史やその他の話題について自由にコメント・質問・議論していただければ.heldio が広く知られ「英語史をお茶の間に」届けることができればよいなと.今のところ承認制ですが,お気軽に申請してください.

https://twitter.com/i/communities/1679727671385915392


▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています


「英語史の輪」にこめる想い


1. レギュラー放送は,これまで通り,最大限に良質な内容を毎朝お届けしていきます.プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」のための課金の余裕がない方々(例えば中高生や英語史を真剣に学びたい苦学生など)は,無料のレギュラー放送のみを聴き続けていただければと思います.レギュラー放送では,皆さんに最良の放送をお届けし続けます.


2. プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」で得た収益の一部は,レギュラー放送の質を保ち,毎日円滑にお届けするための原資とします.


3. また,収益の一部は,Voicy 以外でのhel活をさらに拡大・発展させるための原資とします.


4. ときに khelf(慶應英語史フォーラム)やプレミアムリスナーにも協力していただき,hel活の新機軸を打ち出していきたいと思っています.企画本部としての「英語史の輪」です.

5. ぜひとも「英語史の輪」のプレミアムリスナーになっていただきたい方


 ・ hel活を応援したい方(資金援助,広報支援,盛り上げ係りなど.研究者,学生,一般の社会人など職種や専門は問いません.)

 ・ 毎日もっともっと英語史に触れたい方,レギュラー放送では足りない方

 ・ 私(堀田隆一)の話をもっと聴いてみたい方

 ・ レギュラー放送のような一般向けの話題にとどまらず,もっと専門的な英語史の話題も聴いてみたいという方

 ・ レギュラー放送で言えない/配信できないような「低い」話題(対談のアフタートークや飲み会での雑談など)も聴きたいという方

 ・ パーソナリティおよびリスナーさんどうしで,もっと交流したい方


以上,よろしくお願いいたします.

サマリー

今回のエピソードでは、語源が思考を深めるための重要な要素であることが語られています。小塚義孝氏の「語源は思考の糧である」という考えをもとに、日常生活における言葉の使い方やその背後にある語源の重要性が強調されています。このエピソードでは、語源が思考の糧としての重要性について探求されています。特に「カンパニー」という言葉を通じて、仲間の意味や語源の理解が深まる様子が説明されています。

配信会の変更
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語詩ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語詩の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者のホッタリウイチです。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語詩をお茶の間におもっとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は7月22日月曜日です。新しい1週間の始まり。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日の話題に入る前に、昨日の配信会について一言皆様にご連絡いたします。
フォローされている方はですね、通常毎朝6時に配信会が配信されたというお知らせが入るのではないかと思いますが、昨日はですね入らなかったと思うんですね。
これには事情がありまして、実はですね、おととい土曜日に、今日のお話の中にも出てきますが、
朝日カルチャーセンター新宿教室にて英語語源ハンドブックの著者定談が行われたんですが、その直前にですね、
控室から生配信しようと思ってですね準備していたんですが、その生配信がちょっとうまくいかなかったんですね。
そこでですね、急遽ライブ配信ではなく収録という形でですね、十数分ほど会話を録音しまして、撮り終わった後に通常配信として皆さんにお届けするというような次第となったんですね。
もとよりその収録会は翌日ということは昨日、日曜日のことなんですが、日曜日の配信会でアーカイブとして流そうと思っていたものなんですが、一度ですね土曜日の時点で配信してしまうと、それを取りやめて日曜日の朝6時にもう一度配信ということができなくなってしまうんですね。
ということで、日曜日分の配信会は土曜日の午後にすでに流れてしまったということになります。こういうふうに前に取り置きという場合はですね、こんなことになってしまうことがたまーにあるわけなんですが、リスナーの方より昨日の配信会がないんですけれども、というようなですねご質問を受けました。
実際にはおととい流れてしまっていたということで、それをもってですね、昨日の分と理解していただければと思います。
思考の糧としての語源
そんなわけで、昨日の会は朝カル講座の直前生配信に変わるものだったわけなんですけれども、その後ですね、無事に朝カル講座開講されまして、3人で90分お話しいたしました。
英語語源ハンドブックの深掘り講座ということでですね、英語語源ハンドブックの使いこなし方についてもいろいろ意見交換いたしました。
お聞きのリスナーさんの中にもですね、当日会場で参加されたという方、あるいはリアルタイムオンラインで参加された方もいらっしゃることかと思います。
ありがとうございました。非常に盛り上がりまして、とりわけ最後の方の質疑応答、それからですね、ちょっとこっぱずかしいんですが、サイン会なるものも開催いたしまして、皆さんの熱気にも圧倒されたというところですね、我々著者3人も大変楽しく気持ちよくお話しさせていただくことができました。
ありがとうございます。さあ、今日の本題なんですが、関係してきます。
語源は思考の糧である。これをですね、教授者の一人であります、愛知教育大学の小塚義孝さんが講座の場で唱えられたんですね。
英語ではfood for thoughtというふうに言いますね。思考のための食べ物ということで、思考の糧とか考える材料ほどの意味なんですが、語源というのはfood for thought、思考の糧なのだということでですね、これは我が意を得たりというところで、私自身も感じ入ったことなんですよね。
小塚五六よりと、副題に関しまして、今日はこの話題でお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
浅かる講座の中で、英語語源ハンドブックの著者3名が、英語語源の楽しみ方、これについて90分弱お話しさせていただきました。
3人が変わる変わる大体お話ししたんですけれども、小塚義孝さんがお話になっていたセクションでですね、food for thought、語源とはまさに思考の糧であるというようなお話がありまして、私自身も大変印象深く聞かせていただきました。
通常、日常生活の中で普段使いする言葉、それは日本語であっても、あるいは比較的身近な外国語である英語であってもですね、あまり意識しないことが多いんですよね。
私はですね、職業柄、色々な単語、日本語であれ英語であれ、語源というのを意識することが非常に多いわけですね。
友情の語源探求
なので、このチャンネル、英語の語源が身につくラジオなども運営しているわけなんですけれども、それでもですね、日常的にはこの語源モードのスイッチというのはですね、オフにしていることも多いわけです。
専門家でない皆さんにおかれましても、取り立てて注目する場合でないと、日常的に使っている単語の語源というのは、あまりですね、意識に昇ってこないのではないかと思うんですね。
これが通常の普通の姿だと思うんですね。
ですが、何か物事を考える時、人生の悩み、哲学的な思考、こういったですね、ある概念とかキーワードに注目して物を考える機会というのは決して少なくないんですね。
例えば、友情とは何だろうか。仲間とは何だろうか。このように考える時にですね、実は語源というのが役に立つ場合がある。これが小塚さんの言うところのfood for thoughtのエッセンスなんですね。
通常何気なく使っている言葉、だからこそその語源を知らない、意識したことがないということも多いと思われるんですが、
むしろ人生の悩みとか哲学的思考ではこのような身近なものが話題になることが多いということなんですね。
例えば、友情とは何なんだろうかと考え込んでしまうタイミングがあったらですね、これは友情という言葉。
さらに良いのはですね、やっぱり外国語なんですね。発想が豊かになるので、これ外国語を見るのがいいんですね。
としますと、最も身近な外国語というのは英語かと思いますので、英単語を考えてみます。
friend、当たり前の単語ですね。これだけ取ってみれば、ただの日常語ということなんですが、では皆さん、friendの語源考えたことありますか?
そんな時に語源を調べてみるんですね。
もちろん、おすすめは英語語源ハンドブックなわけですが、他の英語語源辞典系でも全く構いません。
調べてみるとですね、例えば英語語源ハンドブックによるとですね、語源由来のところで、
friendは、古英語の動詞、freogan、愛するの現在分詞、freundに由来し、愛するものが原義
ということなんですね。つまり、原義を知ることができるっていうのが語源辞典の良いところなわけなんですけれども、
あるいは語源ハンドブックもですね、この辺りのことを記載されているわけなんですが、
そうすると、友達、仲間っていうのは、愛するものなんだということになりますね。
これ一つ気づきがありますよね。 友達とは何なのかということに対するヒントを与えてくれているっていうことになります。
愛されるものではなく、愛するもの、 そして愛が関係してくるんだということは、なかなか考えさせる
語源ですよね。 実際この例をですね、小塚さんは挙げていらっしゃいました。
語源の重要性
他にはですね、いくつか挙げていたと思うんですけれども、もう一つカンパニーっていうのがありますね。
これもあの仲間という意味で使います。会社という意味が一般的かもしれませんが、仲間という意味でも使われます。
この単語はラテン語に遡りまして、フランス語経由して英語に入ってきた単語なんですね。
英語語源ハンドブックでは各単語にキャッチフレーズがついているんですが、このカンパニー引いてみますと、
カンパニーとは共にパンを食べる仲間たちというふうにキャッチがついてるんですね。
カンというのが一緒にってことです。 パニーのパンっていうのがまさにパンのことなんですね。
仲間というのは共にパンを食べる人たちのことを言うんだということですね。
日本語で言うところの同じ釜の飯を食った仲ということになるわけです。
こうすると仲間あるいはカンパニーという単語が、また違った光を当てられた状態で我々理解することができるようになったのではないでしょうか。
このように語源というのはだいたい原理を明らかにするという作業を含みますので、これによってその単語概念の本質的なところに至ることができるわけですね。
それが英語語源ハンドブックや英語語源辞典を引くだけで簡単に到達できる。
仲間とは何か、友とは何か、これを考える際にですね、
ヒントを与えてくれるというのが語源なんですね。
しかもこれがですね、母語である日本語ではなくちょっと異なる外国語、だけれどもまあまあなじみのある外国語ということで英語なんですね。
このあたりが実は距離感ちょうどいいんではないかとも思うわけです。
ぜひですね、Food for Thoughtのための英語語源ハンドブックあるいは英語語源の楽しみ方、これを覚えていただければと思うんですよね。
こういった形でズバッとですね、小塚さんが英語語源の楽しみ方を示してくださったということなんですよね。
これもですね、私自身も実行していたことなんですが、この行為、営意自体にですね、名前をつけるということは今まで考えたことがなかったんですが、それにFood for Thought、思考の糧というわかりやすい名前をつけてくださったということだと思うんですね。
小塚さん、ありがとうございます。
これは非常に貴重なアイディアだと思いますし、ぜひですね、広めていきたいなと思っております。
皆さんもぜひこのような思いで語源を受け取っていただければと思いますね。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
浅かる講座の中では、このFood for Thoughtの議論を本格的に展開されまして、先ほど挙げたですね、フレンドやカンパニーっていうのも出てきましたが、他にもですね、いくつか事例を挙げていらっしゃいましたね。
今日のところは私がこのアイディア、語源は思考の糧であるという小塚さんのアイディアを仮にですね、ご紹介しておきましたが、いずれご本人においでいただいてですね、じっくりとこのあたりの話題を展開していただければ嬉しいなというふうに思っております。
浅かる講座、私も3人の著者の一人としていろいろとお話ししたんですが、この話題がですね、とても印象に残っておりまして、自身が勉強になってしまったなと、非常に良い回だったなというふうに思っております。
これからもですね、小塚五六集めていきたいと思います。そしてもう一人の著者であります唐沢和友さん、唐沢五六も合わせて拾っていきたいなというふうに思っております。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご意見ご感想をお待ちしています。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。 英語詞研究者のホッタリオイチがお届けしました。
また明日!
14:21

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