1. マイノリティ社員応援ラジオ
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2024-07-16 21:13

#5-2 病気と仕事の両立(後編)

自ら新しい道を切り拓こうとしているマイノリティ社員におくる『マイノリティ社員応援ラジオ』


パーソナリティは、院卒リケジョで、

大手自動車メーカーに技術系総合職として入社し、

結婚・出産後もそのまま仕事を続け、

30代でグループ長、40代で室長を経験し、

50代で畑違いのキャリアコンサルタントの資格を取り、

この春、30年以上働いた会社を早期退職したハイジです。


この番組は、会社そして社会を変えていこうと頑張っているレアな会社員の皆さんを応援するラジオです。


【今回の内容】

復帰後の配慮/程よい距離/決めつけずに意向を確認/良かれと思って/伝え方聴き方/できることできないことを伝える/妊娠をいつ伝えるか/お互いさま


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自ら新しい道を切り開こうとしているマイノリティ社員に贈る、マイノリティ社員応援ラジオ。
パソナリティは、印刷利家所で大手自動車メーカーに技術系総合職として入社し、結婚・出産後もそのまま仕事を続け、
30代でグループ長、40代で実長を経験し、50代で畑違いのキャリアコンサルタントの資格を取り、
この春、30年以上働いた会社を早期退職してハイジです。
この番組は、会社、そして社会を変えていこうと頑張っているレアな会社員の皆さんを応援するラジオです。
前回からの続き。
2ヶ月でそれこそ復帰されて、その後も多少は整容されてたんですか?お仕事。
その後は、退院して一応一通り体は元気になったんですけど、
一時的に人工肛門をつけないといけないっていうことになっていたので、日々の生活で不便なことが増えてたりしたんですね。
いずれ再手術をして外せるようにするまで、一時的にそういうふうにするからねっていうことで、その状態で退院をしてきたので、やっぱり日常生活の手間だったりがあった中なので、
ちょっとあんまり大っぴらに仕事をセーブしたいです、だとか、残業したくないです、みたいな話はしてなかったんですけど、
ちょっと病み上がりってこともあるので、ちょっと抑え目でいきますね、くらいの話はしていて、
あと上司にはそういう状況でということも伝えた上で、特別に配慮してほしいわけではないんだけど、
ちょっと知っておいてもらった方がいいのかなっていうふうな話し方をして、そこもすごい、
その上司の距離感が私にはすごく心地よくて、必要以上に心配をするわけでもなく、ただ完全に知らないわけでもなくっていう、
そういう対応してもらったのがすごい心に残ってます。
前回のね、あの時からずっと感じたんですけど、さゆみさんの職場の方たちって、本当に素敵な方がいっぱいいらっしゃいますよね。
本当にありがたいことですし、でも正直、その時の職場の上司は特にすごい良かったな、みたいなこともあるので、
あのタイミングで、あの職場で仕事できてて良かったなっていう面もありますね。
ちょっとタイミング違って、上司が違ったりすると、あの人の部下だった時だったら、たぶん自分こういうふうにできてないなっていうのも正直あるので、
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運が良かったです。
そうなんですね、なんか程よい距離っていうのが、人によって違うので、難しいところだと思うんですけど、
例えばこの話を聞いていらっしゃる上司の皆さんがね、じゃあ俺部下とどれぐらいの距離で接したらいいのかなっていうふうに思われている方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
例えばどこだとちょっとやりにくいなとかっていうのがあったりしますか?
そうですね、それでいくと、病気ではないんですけど、子供が妊娠してる時に、当時の上司に、おじさん妊娠してて、みたいな話をしてた状態だった時に、
一度出張の予定があったんだけど、それに行かない方がいいから行っちゃダメみたいなことがあって、それはもちろん悪意があるわけではなくて、
気を使ってくれてるのもわかったので、ありがとうございます、わかりましたって言ったものの、その当時の私は体調も大丈夫だし、
何かあっても自分で対応できるから行きたかったなっていうのがあったので、ちょっと本当にこれは多分正解がないし、
同じ人でもその時その時によって状況だったり心持ちが変わってくるので、なんかすごい難しいと思うんですけど、
なるべく本人の意向を聞いてあげるだとか、直接聞かなくても、多分今まで接してきた中で、もしかしたらあの子はこういうふうに考えるかもしれないみたいな、
あいつだったらこう思うかもみたいなところが、多分上司の皆さんそれぞれあると思うので、そういうところをきっかけに話をしていってもらえると、部下からしたらありがたいのかなっていうのはありますね。
そうですね。さゆみさん言われた通り、人によってなんかそこって違うと思うので、
Aさんに対してはそれでいいかもしれないけど、BさんにはそれはちょっとNGだわっていうこともあるかなと思うと、
本人の気持ちというか意向をちゃんと確認するっていうのがめちゃめちゃ大事ですよね。
勝手に決めつけられるとね。
そうなんですよ。なんか上司からしたらめんどくさいだろうなと思うんですけどね。部下それぞれ何人もいる中で仕事も忙しくてっていうのは思うんですけど、
なんかなるべくそこは会話だったりなんかうまくコミュニケーション取る中でできるといいなと思いますね。
本当にそうですよね。よく言われるのでいくと、休明けとかで女性陣に早く帰ったらとかいうのが、大きなお世話だっていうのがあったりするので、
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なんかそのあたりの、良かれと思って向こうは言ってるだろうなとは思うんだけれども、こっちの状態っていうかな、大丈夫だって言ってるんだったら、それを本当に素直に受け取ってもらえたらいいなと思いますよね。
すごくわかります。そうなんですよ。良かれと思ってなのがわかるからこそ、余計、どう返したらいいのかわからないじゃないですけど、
でも、ふつふつときっと小さな引っかかりは増えていくので、どこかで言い方を間違えるとまたなんかちょっと、上司と部下の間で部下がグワッと言っちゃっても、それはそれで本当に伝えたいことが伝えられないみたいなところもあるので、
お互いの伝え方、聞き方は難しいなと思いつつ、でもあるあるなので、そこはやっぱりいろいろ思うところはあります。
そうですよね。本当に多分、女性人はいろんな場面で、別に子どもとか病気とかだけではなくて、女性だけでもないのかな。やっぱり人と人との物事の捉え方って、
それぞれだったりするので、心配してくれるのは嬉しいけど、自分はこうなんですっていうのを、やっぱり本人も何らかの形で伝えることも大事かなってすごい思いますよね。
そうですね、なんか私も結構その病気の話とかしていく中で、やっぱりこういうことは全然できるんだけど、ただこういうことはちょっと避けたいだとか、それこそ私もその後職場変わったりだとかして、その時に上司にこういう病気でって話はしてるんですけど、
仕事は普段できるし、残業とかもできるし、ただ例えば海外転勤はやっぱり病院の都合だとかもあるから、なるべく避けたいんですみたいな、そういうできることできないことみたいなことを最初に伝えるようにしておくと、多分女子の人も安心は多少してもらえるのかなじゃないですけど、
逆にそれが理由で仕事外されたりセーブされたりみたいなことがしたくないんだとしたら、それはちゃんと自分で言った方がいいと思うので、伝え方は本当に大事なのかなと思います。
確かに本当にそうですよね。マミートラックにはまっちゃってっていう方たちは、まだまだ自分できるのに物足りない仕事の質だったり量だったりっていう方たちがいらっしゃると思うんですけど、いかに自分がこれぐらいまではできる、やりたいっていうのを意思表示してるかっていうところがポイントになってくるかなと思いますし、
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海外婦人みたいな、本当に生活そのものに影響があるようなことは知っておいてもらわないと、その後にも家庭にも影響が出てきちゃうかなというふうに思いますね。
それでちょっと今思い出したのは、妊娠中の女性に、少なくとも一緒に仕事をするメンバーには早めに妊娠していることを伝えた方がいいっていうふうに言ったことがあって、それは知らなかったから不要異なことを言ってしまったり、もしくは無理なことをさせようとしてしまったりっていうことがあるといけないので、
一応それこそ妊娠しているので、こういうことはできれば避けたいだとかっていうのは、安定期に入ってから、逆に言うと安定期に入ったから大丈夫だから、安定期に入る前の方が大事だからねっていうふうに伝えてたりしたんですけど、
なかなか今までだと、安定期に入ったら人に言うっていうふうに思っている方が多かったのもあって、なかなかそういうことを正直に、正直にというか、わかった段階で人に言うっていうのをみんなためらうことが多いなって思ったんですけど、やっぱり病気にしても何にしても、わかった段階でなるべく関係する人には伝えた方がいいかなって、
すごい、これは私の意見なんですけど、どう思われますか、さゆみさん。
いやでもそれはすごい、安定期に入ってからっていう気持ちももちろんわかるし、特に妊娠は何が起こるかわからないっていうのも、ある一方で仕事していくっていう中でいくと、特に関係性が深い人には伝えた方がお互いに気持ちよくというか、配慮し合って仕事できることもあるよなと、
そうですね、思うので。いやでも確かに、妊娠は病気はなので、なるべく早め早めに伝えた方がいいですし、状況の変化があったら、今こういう状況ですっていうのは、目に伝えられるような関係性を持っておけるといいのかなと思いつつ、妊娠はなんか、
そうですね、同じはずなんですけど、同じにちょっと感じにくい面もあるというか、何ででしょうね。これは何かの固定概念があるのかしら。
仕事に影響しないためにだったり、前々からいくことでいろんな段取りもできるしっていうところもある一方で、やっぱりリュウザンだったりみたいなものがなくはない中で、どこまでどういうふうに伝えるかみたいなところはあるかもしれないですね。
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つわりでしんどかったら、つわりって言わずに、ただちょっとほんと最近ちょっとしんどくって、みたいなことは伝えた方がいいのかもしれないし、難しいですね。難しいなと思っちゃいました。
これは私の意見なんですけど、すごい妊娠を聞いてめっちゃ喜んでくれる人たちには安定期に入ってから言ったほうがいいと思っていて。
ご両親とか、親戚、今どれぐらいそういうこと気にするかわからないですけど、良かったねって言ってくれる人たちには、安定期に入ってからでもいいんだけれども、仕事を一緒にやるメンバーっていうのは、知らなかったことによって、ごめんねって後で謝られる可能性のある人たちには早めに言ったほうがいいっていう、
私のある意味、分け方というか。もし何かあったときに知ってたらもっとこうしてあげたのに、ごめんって相手に謝らせてしまうのは逆に申し訳ないなと思ったりするんですね。
なるほどです。確かにその分け方はしっくりくるというか、関係性の深さとか仲良さとかではない、また別のところで一緒に仕事していくチームとして、でもそうですね、私が確かに逆の立場だったら、だったらあの時もうちょっとこの分担を分けてたのにだと思うことも確かにあると思うので、
そうなる関係のチームだったら、やっぱり今こういう状況だからっていうのは、知っておいてねっていうところはお互いにあったほうが確かによりチームとしての力は出せそうな気がします。
これは私の過去の話でいくと、妊娠中に環境負荷物質と呼ばれるものの分析をすることによって、それを扱わなければいけなかったときに、すごい私、妊娠してること知ってるのにこれをさせるってちょっと思ったんですね。
だから言ったんですよ。一応妊婦ですと言ったのに、もう少しその時はまだ若かったから言えなかったですけど、もうちょっと仕事内容を配慮してほしいって言えばよかったなって今だと思うんですけど、逆に今自分が上司の立場だったら絶対そんなことさせなかったなって思うと。
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やっぱり妊娠っていうことに対しての、その時の男性上司はきっとそういう知識とかなんかがなかったから、病気じゃないでしょ、妊娠はってもしかしたら思ってたかもしれないし、そういうのもこっちから言わないとわかってもらえない部分もあったかなっていうふうに思ったりしますね。
そうですね、確かになんかそうなんですよね。なんか実際にはほんとね、生物ダメだったりとか、なんか日常のちょっとしたことにやっぱり敏感になる時期なんだよっていうのが、もしわかってる方だったら、例えばちょっとこういう仕事ってやれそうどうみたいな一声かけてもらえると、こっちからすると実はみたいな話ができるんですけど、なかなかそうじゃないとしたときにやっぱ自分からここが不安でみたいなのって、
なかなか伝えにくかったりもすると思うんですけど、でもね、それをその時伝えておくことで、結果みんなが気持ちよく仕事ができることにもつながると思うので。
言い方はちょっと気をつける面があるかもしれないですけど、自分の主張ばっかり通すって見えちゃうとみんなにとって、本人にとっても良くないので、でもやっぱり言った方がいいなってことはどんどん言っていくことで、きっとまたその上司の人もね、じゃあ今度また同じ状況になったときに、今度は自分から声をかけた方がいいかなってふうに思えると思うので、だんだんそうやってなっていけるといいですね。
本当にそうですよね。権利っぽく主張すると感じ悪いですけど、申し訳ないんですけど、こういうのはって言って、そういう時はやっぱり自分が本来だったらやった方がいいこともやれないんで申し訳ないっていうのが相手に伝われば、それを逆に受け入れてくれないとするなら、ちょっと相手の人間性の方が。
お互いこう自分ができることがここまでしかできないから申し訳ないっていう気持ちで大抵の人は思って伝えると思うので、そこはちゃんと受け止めてもらえるといいなって思いますよね。
そうですね。お互いいろんな状況があってできることできないことが変わっていくので、お互い様だよねみたいな話ができるといいなって思いますね。病気とかに限らず。
そうなんですよ。本当にお互い様なのに、なんか自分がその時そういう立場じゃないと、ついついそのことを忘れてしまいがちかなというふうに思うので、いつか自分そういう逆の立場になるかもしれないっていうふうに思えるとね、随分違うかなというふうに思いますね。
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ありがとうございます。
決して病気になるっていうのは、なってる人はマイノリティーかもしれないけど、なったことがある人は意外にいるかもしれないんですよね。
ただそれが、そんなに頻繁に誰かがいつも病気になっているっていうこともなかったりするので、なかなかそこのところでついついマイノリティーっぽくなっちゃうんですけど、ある意味病気は誰もがなる可能性があるし、
っていうふうに思えば、お互い様ですよねっていうふうにお互いが相手を配慮し合える、そういう関係性を職場の中で作っていけると、本当にダイバーシティー、エクイティー&インクルージョンになるかなっていうふうに思いますね。
そうですね、それこそ持病があったりにかかわらず、それこそ今ちょっと花粉症だから今月しんどくってとかだったり、これもバランスでしんどくってみたいな話はきっといろんな人にあると思うので、そうなった時にお互い様ではね、じゃあ今日はこういうバランスでやっていこうかみたいなことができると、本当にD&Iみたいな世の中に範囲になるのかなと思いますし、
そういうところなんだろうなって気がします。
女性活躍っていうだけではなくてね、本当にD&Iっていうのは、誰もが何かがあった時には助け合えるっていう、そういう関係性かなっていうふうに改めて思いましたね。
はい、ありがとうございました。今日の話を聞いてね、自分もちょっとこういう時、誰かに助けてほしいなっていうのがあれば、職場の人にいかに上手にそれを伝えるかっていうのを、皆さん工夫して伝えてもらえたらいいかなというふうに思いました。
はい、さゆみさん今日もありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
はい、また次回もちょっともう1回、さゆみさんにお話を聞きたいと思ってますので、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございます。
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