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2024-07-09 16:05

#5-1 病気と仕事の両立(前編)

自ら新しい道を切り拓こうとしているマイノリティ社員におくる『マイノリティ社員応援ラジオ』


パーソナリティは、院卒リケジョで、

大手自動車メーカーに技術系総合職として入社し、

結婚・出産後もそのまま仕事を続け、

30代でグループ長、40代で室長を経験し、

50代で畑違いのキャリアコンサルタントの資格を取り、

この春、30年以上働いた会社を早期退職したハイジです。


この番組は、会社そして社会を変えていこうと頑張っているレアな会社員の皆さんを応援するラジオです。


【今回の内容】

30歳で難病/急遽入院&手術/産休育休との違い/大黒柱が病気になったら/逆に主夫が病気になる方が大変かも/健康第一

サマリー

さゆみさんの経験を聞くと、病気と仕事の両立について話されています。男性も女性も病気と仕事の両立についてお話しします。女性は家事や育児の中で病気との戦いもあり、男性は奥さんが倒れたときの心配や対応について悩んでいます。

00:01
自ら新しい道を切り開こうとしている、マイノリティ社員に送る、マイノリティ社員応援ラジオ。
パソナリティは、印刷理系所で大手自動車メーカーに技術系総合職として入社し、結婚・出産後もそのまま仕事を続け、
30代でグループ長、40代で実長を経験し、50代で畑違いのキャリアコンサルタントの資格を取り、
この春、30年以上働いた会社を早期退職したハイジです。
この番組は、会社、そして社会を変えていこうと頑張っているレアな会社員の皆さんを応援するラジオです。
はい、今回もですね、さゆみさんにゲストとして来ていただいて、
今回はですね、病気と仕事の両立っていうので、お話をしていこうかなというふうに思います。
さゆみさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。さゆみです。
病気の発症と診断
前回聞いてくださった方たちは、さゆみさんの自己紹介の中でですね、ちょっと珍しい病気にかかっていらして、
それとお仕事を両立されているというお話を聞かれたかもしれないんですけど、
そこのところ、お話ししていい範囲でもう1回お話してもらっていいですか。
はい、私は今、クローン病っていう国が指定している難病にかかっていて、
病気としては炎症性聴触感っていう消化器の病気で、
近いものだとクローン病と海洋性大腸炎がセットになってよく炎症性聴触感って言われていて、
海洋性大腸炎は安倍元総理大臣だったり、結構有名人の方、結構かかる方が多いんですけど、
そういうちょっと小腸だったり大腸だったり、消化器にいろんな炎症ができてしまう病気で、
原因がわからなくて、原因がわからないってことは、
感知させる治療法がないよっていうことで、指定難病に指定されているっていうものになっています。
で、私は30歳になってすぐ、今35歳なんですけど、
結構クローン病は子供の頃に発症する方が多い病気なんですけど、
私の場合は30歳になった頃に、もともと胃が最近痛いなみたいな感じで、
胃カメラを飲みに行って、結果見ても別に胃は綺麗だから、
なんだろうね、ストレスいいんかなみたいな感じでしばらく過ごしてたんですけど、
いよいよ本当に痛くなって、いろいろCTを取ったりだとか、詳しい検査をしていくと、
どうも胃じゃなくて、小腸に何かあるねと。
で、検査していくと、小腸に炎症ができていて、
ちょっと炎症ができて、そこからちょっと農業って言って、ちょっと産んじゃってみたいなところがあって、
いろいろ検査していくと、これはクローン病っていう病気だから、
しかもちょっとこれは薬で治るものじゃなくて、
あなたの症状はちょっと今すぐお腹開けて腸を切って、悪いところを切らないと治らないよっていうことを言われたので、
病気と仕事の両立への挑戦
ちょっとバタバタと入院して、手術をしてみたいなことをして、
で、結構そうですね、あの当時仕事も結構いろいろもちろんやっている中で、
急遽入院っていうことになってびっくりしたり、
何病って自分が人生生きてきた中で、全然接したことのない領域だったので、
自分はどうなっちゃうんだろうみたいなところがいろいろ不安だったんですけど、
今はもう腸手術でして一番悪いところは取って、
ただ薬は飲み続けないといけないので、薬を飲んだり、あと定期検診を受けたり、
あとは結構食事によって炎症ができやすい食事だったり、
脂質、油取りすぎるとちょっと良くないってことだったので、
食事制限をしたりしながら、今は落ち着いて暮らしておりますっていう感じです。
なるほど。
病気と仕事の両立って急に病気だということで判明して、
仕事をセーブしないといけないっていう風になる方いらっしゃると思うんですけれども、
産休育休とかのお休みとはやっぱりちょっと違いますよね。
そうでしたね。産休育休って割と期間が予測できるというか、いつ生まれるから、
もちろん早産とかで前になることもあるけど、
おおよそのお休みの期間であったり、いつ頃復職しますって話も、
前々から職場の中でできるので、じゃあこの期間は代わりの人みたいな話も、
大変とはいえまだしやすいと思うんですけど、
病気の場合は私も、ちょっといろいろあって病気がわかったので、
ちょっと急遽入院してきますみたいなところから始まって、
仕事は一旦ちょっとこの人に渡しておきますねっていうところの調整を上司にしてもらったりだとか、
あとはもともと2週間で退院できる予定だったんですね。
手術をして2週間後にはもう日常生活に戻れるよって聞いていたんですけど、
そこからいろいろちょっと術後の合併症とかもあって、
結局2ヶ月近く入院をすることになったので、
本当に職場の上司には迷惑かけたなというか、
私ももちろんいつ復帰できるか不安だったし、
上司もなんか本当に大丈夫とか仕事も2週間だったら止めとこうっていう風になると思うんですけど、
2ヶ月いないってなるとちょっと代わりにどうしても対応しないといけないよねみたいなところは、
職場として誰か代わりの人を立てている状態ではないので、
上司だったり周りの方にサポートしてもらってやってたので、
きっと職場ではすごい心よくというか、
心配してもらってた中でも当時大変だったんじゃないかなっていうのは申し訳なさ度は高いですね。
なるほどね。
本当に計画的に病気になるってことはあんまりなくって、
急にやっぱり調子が悪くなったり、病気が判明したりっていうことが多いと思うので、
本当にとっさのその対応が取れるかどうかって、
日頃のコミュニケーションとかそういうのによってもだいぶ違いますよね、きっと。
そうですね、本当に私は当時の上司だったり職場のメンバーに恵まれていたので、
バックアップ取ってもらえててありがたかったですが、
それこそ当時私も、もし病気になっていなかったら、
ここの部署に移動する予定だったんだよねみたいな話もあったみたいで、
最初、実は検査したらこういう病気だったので、今度ちょっと入院して手術しないといけなくてっていうのを、
最初先に上司にまず分かった段階で話をした時に、
そうなんだ、実は移動の話があったんだけど、じゃあこれちょっと止めといた方がいいねみたいな話になったので、
そんなところまでカバーしてもらっちゃってたので、大変だったんだろうなと。
病気による不安や課題
なのでいつか自分が周りでサブクルを支える立場になったら、
当時受けたありがたい言をしっかり返していかなきゃなと思ってます。
そうですよね。健康診断、会社でもやってくれたりしますけど、
そこで引っかかってっていう風で、そこまで急に手術っていうパターンはそんなに多くはないかと思うんですけど、
急遽入院手術っていう風になった場合に、どんな気持ちになるっていうか、
周りがサポートしてくれてありがたかったなっていう風にさっき言われてましたけど、
自分自身としてはいろんな不安とかそういうのがあったんじゃないかなと思うんですけど、
そこはどんな感じでしたか?
そうですね、そこも正直今思うと、なんかちょっと自分の中で整理つくまで時間がかかったりというか、
一つは子供がまだ小さかったので、でかつ前回聞いていただいた方はご存知かと思いますが、
私は旦那が専業職で、私が大黒柱みたいな感じで働いているので、
それでもし自分が働けなくなったら、我が家はどうなるんだろうみたいな、
それこそお金の話含めてどうしようっていうのはすごく不安になりましたし、
変な話、生命保険というか、もし自分が急に死んじゃったりとかしたら、
遺族年金はこうやって入るような、だから保険としてこのくらい蓄えておけばいいよなみたいなのが、
前に計算したことがあって、子供生まれた時に保険の見直しをしてたんですけど、
今まで働けない状態、生きててただ今までみたいに働けなくてってことに、
もしなった時に、そこはじゃあどうすればいいんだろうっていうところ、
私がもし長く働けないだとか働き方にちょっと変化があって、
会社でちょっと働けないみたいなことになった時に、
もし収入が下がったとしてそこは棚にカバーしてもらうのかってなると、
ちょっといろいろ大変なことが起きるよなみたいなところが、
やっぱりずっと私は自分の中でそのパターンは想定してなかったので、
どうすればいいんだろう、でも治らないって言われてるし、
この先手術終わってどうなるかもわからないしみたいなところは、
やっぱそうですね、なかなか戸惑いというか、もちろん病気のことについて調べるところから始まったので、
病気と仕事の両立についての認識
どういう病気でっていうのはまずはなるべく正しくというか、
病気って結構変な情報が入ってきがちというか、
私の場合は風呂んびょうでしたけど、それこそ多分がんとかってなると、
民間療法とか諸説ある中でいろんな情報が入ってきたりする中で、
ちょっと取捨選択というか、自分にとってどういうふうなものを信じたいかみたいなところも、
やっていかなきゃいけないっていうところを含めて結構そうですね、
心の整理はなんか大変でした。
ですよね。だと思います。
病気とお仕事の両立っていう意味だと別に女性だけの話ではなくて、
男性も当然そういうことになることはありますし、
大黒柱っていう意味では、男性の方が自分が病気になったら、
うちの家庭はどうなっちゃうんだろうって思う人の方が、
この病気と仕事の両立っていう意味では多いかなとも思ったんですけれども、
なんかまさにそこのとこですよね。
そうですね。
家事や育児の負担について
男性陣の方がもしかしたら、さゆみさんの気持ちに共感できるというか、
理解できる人がこのケースだと多いのかもしれないですね、女性よりもね。
そうですね。
変な話、私はもともとあんまり家事、育児やってないというか、
芸術結構だなにお任せしていたので、逆に良かったなと思うのは、
変な話、自分が入院してても、自分の生活の面倒だけ自分で見ていれば、
家のことはこれまで通り変わらず、旦那と子供で連携してやってくれてたので、
もし逆で、例えば私が仕事をして旦那が家にいる状態で、
旦那が入院していたらと思うと、本当に一人で仕事しながら子供の面倒を見て、
当時まだテレワークもそんなにない頃だったので、
なんか、でも幼稚園送り迎え、送り迎えできるんだっけ?みたいな、
私は3時に幼稚園に行けるのか?みたいなところもあったので、
そこはある意味、変な話、自分で良かったなじゃないですけど、
そういう気持ちもありましたね。
なるほど。ちょっとそれは想定してなかったというか、
そうか、そういうことがあるんだなっていうのを気づかされた話ですね。
なるほど。じゃあ世の中のお父さんたちはそうやって思っている人が意外と多かったりするのかな?
もし奥さんが倒れたら、俺やってくるのかなって思うパパたちの方が多いかもしれないですね。
そうですね。多分そっちの方がより大変というか、
本当にね、最初から共稼ぎだったら小育園に入れて時間も融通で、
じゃあ自分がやるねっていうのはある程度あるかと思うんですけど、
そういうのがあんまり、自分はそれはやらないつもりでいたっていうところに、
そういうイレギュラーがあって、新しい状況変化があるとより戸惑っちゃうし、
でもその場合だと本当にしんどいのは病気と戦っている奥さんでもあるなみたいなところもあるので、
いろんなしんどさがあるかもしれないですね。そっちのパターンだと。
なるほどね。そういうことですね。
年をだんだん取ってくると、病気って身近なものにだんだんなってくるんですけど、
30歳って、お若い時だとあんまり縁がないというか、まさか自分がっていうふうに思われたと思うんですよね。
なので、子育てと病気と仕事というふうになると、本当に3つのことになってしまうので、
もしもご主人が何かあったらとかってなると、本当にパニック起こしそうですね。
そうですね。なので本当に健康第一ってすごい大事な言葉だし、大事だなと思って。
身に染みました。
50代ぐらいになってくると、子育てもひと段落して、自分とパートナーの健康を気にかければいいかなとかいう感じですけど、
30代でそういう病気になったりすると、いろんな意味でまだまだやらなきゃいけないことが多いから大変ですよね。
そうですね。本当にまだまだ死ねないじゃないですけど、早く退院して、なるべく元通りにというか、もっともっとやりたいことやらなきゃいけないことあるけど、
でも一方でやっぱり病院でおとなしくしてなきゃいけないみたいな時期もあったので、そこは葛藤でしたね。
この続きは来週配信します。ぜひ次回もお聞きください。
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