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2025-09-03 10:28

[はじめての交通事故#11]事故の「過失割合」はどうやって決まる?

サマリー

交通事故の過失割合は、双方の責任をパーセンテージで示し、賠償金額に大きな影響を与えます。このエピソードでは、事故の責任割合や過失割合の決定方法について説明し、具体例を通して理解を深めます。

交通事故の法律知識
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで、法律の解説をさせていただいております。
金髪頭の弁護士おじさんでございます。
さて、連日お話ししています、交通事故の大切な法律知識、解説をしております。
前回は、事故にあった翌日以降の対応です。
加害者の方は、お見舞いや謝罪などの注意ポイントや、被害者側に対してはあまり過度に期待しない方が良いです。
そもそも、自動車保険の交通事故は、加害者本人が登場する場面が少ないので、全然謝罪が来ない。
急に、保険会社の担当者や弁護士から連絡があったりします。
すごく、ややこしくなってきました。
本人からの謝罪はないのか?と、ストレスが溜まるかもしれません。
そのようなものだと思って、簡単に解説した方が良いと思います。
今日は、事故にあった時の責任について話します。
事故にあった時は、必ずしも100%相手が悪くて、0%は悪くない。
追突はそうですが、必ずしもそうではありません。
事故にあった時に 相手の責任が 何割なのかについて 話します。
交通事故の経験がある方は もちろんだと 思います。
経験がない方でも 事故の割合や 責任割合や 過失割合は 聞いたことがあるかも しれません。
被害者と加害者を 明確に分けることが できなかったとしても、
どちらが 今回の交通事故に対して どのくらいのパーセンテージで 悪いのかを 決めることに なります。
これが とても大切です。
責任割合や 過失割合が どれだけなのかによって 自分は いくら 相手から 弁償してもらえるのか。
事故の具体例
逆に 相手の損害に対して 何割払わなければ いけないのかが 決まります。
例えば 信号機がないような 交差点が あったと しましょう。
Aが 直進で 進んで いきました。
対向車線の Bが 右折で 入りこもうと した ということです。
Aが 直進で 進んで いきました。
対向車線の Bが 右折で 自分の目の前に 入りこもうと してきた という状況です。
交差点の 真ん中で それで 接触して しまった ということです。
この場合 どちらが 割合的に 悪いでしょうか。
コツ事項の 世界では 直進が 優先です。
右折する時は 最新の 注意を はらって 車が 通らないか 接触しないかを 見て 右折して ください。
直進を しようと してきた Aは 責任割合が 2割 悪い ということです。
右折を しようと してきて ぶつかってきた Bが 8割 悪い という 感じに なります。
これが 基本の 割合です。
もちろん ウィンカーを 出していたか 出していないか スピードが オーバーしていたか どれなのかに よって 2対8が 変わります。
基本的には 直進を してきた Aも 2割 悪い ということに なります。
これは 前方不注意を とられる 可能性が あります。
もしかしたら Aとしては 納得が いかないかも しれません。
Aは 普通に 直進を しようと していただけでした。
Bは 対向車線を 走っていました。
右折で 曲がろうと してきた Bが 前を 見てくれれば ぶつかることが なかったのに と思いました。
そのため 被害感情が 強くなる かもしれません。
しかし 2割は 責任が あるので Aが 負担しなければ いけません。
例えば Aの車が 傷ついて 合計100万円の 損害が 発生しています。
100万円分を Bに 弁償して くださいと 言いたいのですが 全額 払ってくれとは 請求できません。
Aは 責任割合が 2割あるので トータルの 損害額が 100万円だったとしても そのうち 8割は 相手に 請求できます。
しかし その残りの 2割は 20万円分は 相手に 責任がないので 20万円分は 自分で 負担しなければ いけない 自腹に なります。
これは 少し 濃くなりますが 実際は そのように なっています。
しかし それだけでは ありません。
例えば Bが 右折しようとして 曲がってきた 対向車線の Bは 8割悪いです。
しかし Bが 乗っていたのが 高級会社です。
高級会社は 新車で とても グレードの高い お金が かかっている 高級会社です。
その時に 8割悪い Bの 損害額が 例えば 500万円だったと しましょう。
この時に 500万円のうち 2割は Aが 悪いことに なっています。
今回の 事故は Aが 2割が 悪いので Bの 損害額の 2割分を Aが 負担しなければ いけないと なります。
500万円のうちの 2割なので 100万円分を Bが 弁償しなければ いけない という 感じです。
信号機のない 交差点で ただ直進してきた Aです。
前方不注意で 右折で ぶつかってきた Bが いると しましょう。
Bは ただ直進してきた だけなのに と思ったとしても 今回の 事故で Aの 責任が 2割 Bの 責任が 8割です。
こちらは 80万円を Bさんに 請求できます。
100万円の 損害額の 8割分を 相手に 請求できます。
過失割合の決定方法
他方で 相手の 500万円の 損害額 Bさんの 500万円の 損害額の 2割を 負担しなければ いけないので 100万円を 払います。
80万円を もらって 100万円を 払うという 納得が 難しい 決断になる 可能性が あります。
このような 形で 貨室割合が とても 大切に なります。
事故の 損害額は どれだけ 弁償しなければ いけないのか。
相手が どれだけ 弁償の 請求を してくるのか 金額が 大幅に 変わります。
そのため 責任割合と 貨室割合を お互い なるべく 自分の方を 少なくしたいと 主張します。
では 交通事故の 責任割合と 貨室割合は どのように 決まりますか。
実は 日本で 交通事故は これまで 何十万件 何百万件も 起きています。
交通事故の 裁判で 事例が たまっています。
たくさん 類似した ケースが あります。
すでに 交通事故の こういった ケースは 何体なのか という形で 類型化されています。
例えば 直進に 対して 右折で 対向車線が 入ってきた 場合は 2割対8割です。
別の ケースでは 責任割合が 1対9です。
このように 責任割合が 基本的に 決まっています。
交通事故の 類型を まとめている 本です。
書籍は 別冊判例タイムズ38 という本です。
これは 全然 覚えなくて いいです。とても 分厚い本です。
これは 弁護士も 使っています。自動車保険会社も 使っています。
事故類型が 300件以上 ありますか。
300件以上の ケースの場合は 何体ですか。
例えば 歩行者と 自転車の場合も 含まれます。
このような場合は 何体ですか というのが 細かく 書かれています。
事故に 合いましたので 1から 交渉する わけでは ありません。
例えば 直進車と 右折車の 事故類型は 2対8が 基本割合です。
自動車と 自転車の 巻き込み事故は 何体ですか。
このように 決まっています。
今日は 中途半端な 時間でした。
交通事故の 過失割合について 話しました。
今日は 基本割合を 話しました。
修正要素が いろいろ あるように 次回 話します。
最後まで お聞きくださり ありがとうございました。
次回も 一緒に 勉強しましょう。
10:28

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