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弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで、法律の解説をさせていただいております。
金髪弁護士でございます。ちょっと簡単にね、告知をさせてください。YouTubeの横長動画、長尺動画ね。
最近、またね、復活させて、VTuber動画としてやっております。最近はですね、生成AIに関する法律のですね、解説をしてますので、もし興味ある方はですね、ぜひチェックして
いただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。弁護士、漢字、キタガワ、カタカナでYouTubeで検索してくれば、出てくると思います。よろしくお願いいたします。
財産分与の基本概念
さて、男女のトラブルシリーズ、離婚編をですね、お届けしていて、ここ最近は財産分与のお話をしています。
で、各論ですね、各財産をどのように考えていくかというところで、何回かにわたって、不動産ですね、お話をさせていただきました。
どのように評価をしていくのか、ということですけども、現時点で直近のね、不動産の価値がいくらなのか、というところなんですけども、まあいろんなね、算定方法があります。
路線化とか、固定資産評価額とかね、いろいろあるんですけども、割と実務で、実際の現場でよく使われるのは、不動産業者に査定書、報告書を作成してもらって、実際の現在の市場価格、実勢価格、
今、この建物、土地、マンションを売り出した場合に、どのくらいの価値があるんだろう、みたいなのを、専門のね、不動産業者の方に、まあ査定してもらうと、それを資料として出すというのが一般的だよ、みたいなお話をさせていただいたかと思います。
で、弁護士とかにね、依頼すると、まあ仲のいいですね、不動産業者に、ちょっと高めにね、見積もってくださいとか、ちょっと低めにね、あの金額を出してください、みたいな感じで、うまく色をつけてですね、
自分に有利なね、まあ証拠になるように、まあアプローチをしていくという感じですね。
まあこれ、別に熱蔵ではないですからね、不動産業者が、まあこっからここまでの範囲だろうな、例えばね、わかりやすく2000万から2500万円のレンジだろうなと思ったら、じゃあ2000万円の方で付けてくださいとか、ね、高めの2500万円の方でね、査定してください、みたいな形でお願いするという感じですね。
これが1億付けてくださいだと、さすがにそれはやりすぎですけれども、まあ合理的な範囲内で、多少色をつけるということはできたりするということです。
こっちがね、高めに査定したね、報告書を出しても、相手の弁護士先生は低めのね、査定書を出してくるから、結局たぶん間取って真ん中ぐらいのね、平均の数字にはなってくると思うんですけども、
まあ弁護士先生であればね、あのそういうふうに、まあ当然クライアントのために頑張るということはやりますので、まあその辺は把握しておいた方がいいんじゃないかな、というところでございました。
ちなみに、あの不動産鑑定士にね、あのその査定をお願いした方がいいですか、というふうにね、こういうご相談いただく場合があると思いますけど、
不動産鑑定士にきちんとしたね、あの査定というか調査をお願いする、鑑定をお願いするってなると、結構ね、お金かかるんですよ、数十万レベルでね、あのまあ不動産業者はね、あの過去のそのね、同じような土地建物のね、あの売却のね、実例からだいたいこのぐらいですね、っていうふうにね、算定するので、まあ言ってみれば実際のね、あの計測とかはしないですけども、
不動産鑑定士の場合はもうがっつりきっちりやりますので、まあそういった観点からね、時間とお金もかかるので、まずは不動産鑑定士に頼まず、まあね、よくあるどこどこ不動産とか、なんとかエステイトとかありますよね、大手のところにね、無料査定受けたまわります、みたいな、あの利用するのは一つ、選択肢のね、えー一つなんじゃないかなと思います。よろしくお願いいたします。
外貨の評価方法
さて、不動産に関するお話はね、前回に終了しましたので、えー今回はですね、えーいわゆるその外貨ですね、ドルとかね、あの外国のお金ね、そして株ですね、株式、これをね、どういうふうに考えていくのか、お話をしていきたいなと思います。
最近はね、やはりその積み立てニーサーのね、話も盛り上がってきているので、まあ自分のお金をですね、その銀行口座に預けているだけじゃなくて、まあ投資信託みたいな形でね、運用している方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
で、その中には、いわゆる外貨だて、まあドルだてで、まあね、資産運用をしているという方もいたりしますし、実際に、まあ海外のね、例えばアメリカドルをたくさん持っているみたいな人もいるかもしれません。
じゃあこれが財産運用の対象になってしまった時に、どのように評価していくのか、みたいなお話をしていきたいなと思います。
まずはですね、外貨ですね、外国のお金、ドルとか、ユーロとか、人民元とかありますよね、これを持っていた時に、どのように財産運用をしていくのかのお話をしていきたいなと思います。
例えばね、まあアメリカドルが一番分かりやすいと思いますので、結婚前にですね、あのまあ旦那がですね、夫がですね、結婚前に、例えばね、一生懸命ね、海外でも働いていたのもあって、1万ドルを持っていたとしましょうか。
ね、結婚前、独身時代に自分で1万ドルを持っていました。
そして、結婚した後もですね、アメリカドルをね、どんどん貯めていって、別居の時には合計3万ドルを持っていたとしましょうか。
ね、独身時代に1万ドル、で、結婚した後、ね、一生懸命ね、これは夫婦で、まあ共に稼いだお金みたいな感じになるので、まあ共有財産が、はい、ね、えーと、まあ2万ドルになるわけですね。
3万ドル、別居時には3万ドル持っていました。
でも独身時代に1万ドルだったから、それを差し引いて2万ドルということになりますよね。
この2万ドルをね、財産運用として分け分けしていくということになります。
さて問題はですね、1ドルいくらで換算すべきなの、ということですよね。
これが非常に難しいでございますけれども、もうこれ結論、えーね、申し上げますと、これ不動産の時にね、お話しした感覚、考えと一緒だと思ってください。
これは、まあ直近のね、1ドルいくらかで、試算する、計算するということになります。
例えば、さっきの事例で言うと、はい、ね、えー、結婚した時に1万ドル持っていました。
つまりね、独身時代に1万ドル分ね、自分で稼いでいたわけですよね。
はい、この時には1ドル120円でした。
ね、円高だったということですね。
で、まあ結婚生活をスタートして、まあ実は別居しちゃったと。
で、別居したタイミングでは、はい、3万ドル持っていたということですね。
ただし、この時1ドル140円になっていたとしましょうか。
で、離婚訴訟で争っていて、3万ドルは変わらないんだけども、離婚したタイミング、離婚時ですね。
まあ、その時に1ドル150円の円安になっていましたとしましょうか。
そうすると、どういう風に考えるかというと、はい、財産分野の対象になるのは、別居時に持っていた、はい、3万ドルからね、えー、独身時代に稼いだ1万ドルを引いた2万ドルが
対象になります。じゃあ、この評価の価値、評価の価格ですね。
いくらになるかというと、別居時の140年ではなくて、直近の、ね、一番最近の価格、1ドル150円で計算しましょう、ということになるですね。
はい、なので、えー、まあ、300万円ですね。2本円にすると、300万円が、まあ、対象になるということですね。
はい、2万ドル×150円なので、えー、まあ、ああ、ね、えー、300万円か、ね、形、いいですね。
えー、それが財産分野の対象になるということになります。
言っている意味、わかりますかね。その財産分野の、ね、あの対象となるアメリカドルが、いくつぐらいあるのか、というのを、ね、の判断する基準は、あくまで別居時なんですね。
はい、2万ドルなんですけれども、あくまでその、じゃあ、その2万ドルを、いくらで評価すべきなのか、っていうね、えー、まあ、算定の基準、評価の基準というのは、直近のタイミング、直近の価格というふうになるということですね。
なので、もう一回言いますけども、ね、独身時代に1万ドル持ってました。
別居のタイミングで3万ドル持ってました。
離婚が成立した時に、さらに稼いで、4万ドル持っていた、というふうにね、えー、考えた時に、ね、えー、どのくらいの、その、えー、ね、対象のアメリカドルになるんですか。
財産分野の対象となるアメリカドルは、どのくらいですか、というふうに判断するのは、別居時なんですね。
なので、3万ドルから、ね、1万ドルを引いた、2万ドルというふうになる。
直近で、4万ドル持っていたんだから、4万ドルから、1万ドル引いた、3万ドルとなるわけじゃなくて、あくまでどのくらいの数のね、えー、のね、アメリカドルが、財産分野の対象になるのか、っていうのは、別居時。
じゃあ、その金額、評価は、どういうふうな評価、あの、どの基準でやるの、っていうのが、直近の価格ということで、これ、ずれるということを、覚えておいてください。
よろしいでしょうかね。
エピソードのまとめ
はい。えー、株のね、株式のお話をしようと思ったんですけども、もうちょっとね、あの、もう10分ぐらい経っちゃいますので、今日はこれぐらいに終了したいなと思います。
アメリカドルとかね、はい、ユーロとかの外貨ですね、外国のお金というのは、これ難しいから、もう一回言いますけど、どのくらいの数の、あのね、えー、アメリカドルとかユーロとかが、財産分野の対象となるの、目的となるの、というのと、
じゃあ、その対象となったアメリカドル、ね、目的となったユーロを、どのように評価するの、っていうのはね、いくらの、どの時点の、ね、えーと、1ドルいくらで評価するの、っていうね、基準値、これがずれるんだよ、ということを覚えておいてください。
ね、どのくらいの数のアメリカドルが対象になるのは、別居時を基準にして、じゃあ、それ1ドルいくらにすべきなの、っていうね、その基準値というのは、直近、一番最近ですね、
離婚したタイミングの、1ドルいくらで、えー、判断すると、いうことを覚えておいてください。
最後までお聞きくださり、ありがとうございました。
それでは、今日も元気に、いってらっしゃいます。