褒めて伸ばすの重要性
こんにちは、hattoです。私たちは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに、夫婦でお店をやっています。
この番組では、ものづくりの裏側や、家族と向き合う日々についてお話ししています。
今日はですね、褒めて伸ばすということについて、ちょっと考えてみたいと思います。
皆さん、この褒めて伸ばすということ、よく言われるんですけど、どんなイメージを持っていらっしゃいますかね。
一般的には、光るより褒めた方が、子どものメンタルが安定するとか、自己肯定感アップみたいな、メンタル面のことでいいよというふうに言われているかと思うんですけれども、
私は、褒めて伸ばすという育児の方法というか、この方法に対しては、憧れに近いような感覚を持っています。
そうできたらいいけど、実際はなかなかできないみたいな、そんな感覚ですね。
理屈では分かっているんだけど、実感が伴っていないのかなというふうに思っています。
今日はそんな褒めて伸ばすということから、気づいたことについてちょっと話してみたいなと思います。
我が家には小学校1年生の息子がいるんですけれども、サッカーを習っているんですね。
そのサッカーを見ていて気づいたことがありまして、練習でも試合でも同じなんですけど、できなかったことってありますよね。
ここもっとこうしたらいいのにみたいな、そういうできなかったことに対して、ここがダメだったよ、ここができてなかったよとか、
もっとここはこうした方がいいよ、パス出すならもうちょっと前に出した方がいいよとか、
例えばできていないということに対して指摘する何かということを言っても、子どもの体ってなかなか動かないんですよね。
でも今の良かったよって、今のそのパスの出し方すごく良かったよって言われると、それは再現できるんです。
それが何でかなって考えたときに、できたことっていうのは感覚が伴っているからかなって思うんですね。
理屈ではできた、今のプレーがいいプレーだったっていうことが、理屈ではわからなかったとしても、
あ、そっか、今のをもう一回やればいいんだっていうのが感覚的にわかる。
実際に息子にも今のすごい良かったよって褒めたときに、え、そうなの?みたいな反応することがあるんですね。
なぜそのプレーが良かったのかっていうのを頭では理解できなかったとしても、同じことをもう一度やるっていうことはできるんですね。
反対にできなかったことっていうのは、例えば丁寧に丁寧に説明して、こういうときはこうだからこうしないといけない、
こういうときはこうだからこうしないといけないよっていうのを丁寧に説明すれば、多分しっかり考えて本人も理解はできると思うんですね。
でもその言葉を理解するっていうことに脳を使うと、それと体がリンクしないっていうのかな、体がついてこなくなっちゃうんですね。
子どもは特に頭で理解するっていうよりも、体で理解するというか感覚でつかむみたいなものが先にくるのかなっていうふうに感じます。
この気づきって自分にも当てはまるなと思ったんですね。
この褒めて伸ばすっていう育児に憧れはあるんだけど、実感がないからできない。
体験による理解
なんかつい指摘するようなことを言ってしまう。
理屈ではわかってるんだけど体験が少ないから感覚がついてこないんですよね。
こうやって子どもができないことの指摘にピンときてないっていうのと同じ構造かなって思うんです。
大人も子どもも同じで、言葉より先に体験が必要なのかなっていうふうに感じます。
褒めるっていうのは別に甘やかすっていうことではなくて、できた感覚を再現するためのフィードバックみたいなものかなっていうふうに感じています。
大人にとっても子どもにとっても体験が先で、言葉は後からついてくるものなのかもしれないなっていうふうに感じます。
だから私自身も褒めて伸ばすっていうのを少しずつ体験として積み上げていきたいなっていうふうに感じました。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
インスタグラムでは日々のものづくりや商品の様子も載せています。
現在は月に一度のメモリアルボックスの販売中ですので、ぜひそちらもご覧ください。
ではまた。ハットでした。