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2025-09-19 07:27

#60 同じ本を読むたびに、違う自分に出会う

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#読書 #本が好き #小説 #子ども #子育て #こそだてを楽しむ #子育てママ #すたえふ初心者
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サマリー

毎年同じ本を読むことで、自分自身の変化に気づく楽しさが語られています。特に『9月の4分の1』という作品を通じて、読書が自己理解につながることが深く掘り下げられています。

同じ本と自己の変化
こんにちは、hattoです。私たちは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに、家族の繋がりを大切にするアイテムを作っています。
この番組では、ものづくりの裏側や子育ての日々で気づいたことを、私なりに言葉にして残しています。
今日はですね、同じ本を読むたびに、違う自分に出会う、というテーマでお話ししてみたいと思います。
先日というか、今もなんですけど、久しぶりに、9月の4分の1っていう小説を読んでます。
これは、大崎義夫さんという方の本なんですけど、初めて読んだのは、多分大学生の時なんですね。
とにかくこの9月の4分の1っていうタイトルがすごい好きで、
私9月が誕生日なので、大学生の頃若かったこともあって、すごい勝手にシンパシーを覚えて、
そこからこの9月の4分の1っていう小説を毎年9月に読むようになったんですね。
そこから気づいたことについて、ちょっとお話ししてみたいと思います。
この9月の4分の1っていう小説、短編小説で、中に4つのお話が入ってるんですね。
その表題の9月の4分の1っていう作品は、最後の一つなんですけど、
これ毎年読んで、多分10年ぐらいはずっと毎年毎年読んでいたんですけど、
毎回読むたびに好きな作品がまず変わっていくんですね。
去年はこの作品がすごい良いなって思ったのに、
今年は全然別の他のものが良いなって感じたりとか、
あとは何回も読んでるはずなのに、
急に今年読んで初めて読んだかのような一文があったりとか、
なんか本の内容は変わってないのに、
なんかその時々の、多分自分の状態によって心にすって入ってくるものとか、
逆にギクッとすることとか、
そういう気持ちに刺さるものっていうのが変わっていってるなっていうふうに感じました。
それに気づいてから、すごい同じ本を読むって面白いなってすっごい思うようになったんですね。
でもそれもちょっと妊娠、出産、育児とかで、
もうそんな余裕がなくなってしまって、
そういうことをするのももう忘れ去ってたんですね。
でもそれが今年、色々とこのまた読書っていうものに、本っていうものに触れる機会が増えて、
久しぶりにまた読んでみています。
本の中の文章って、もちろんずっと変わらずにそこにあって、
変わらないものなんですけど、
それを毎年毎年自分が読むことで、
逆に変わらないものに対して自分が変わっていることがわかる。
去年と今年の違いが本を通して感じられるっていう気がします。
だから読書がただただその時の物語を楽しむだとか、
その文章を楽しむっていうこと以上に、
なんか自分の定点観測みたいだなっていうふうに思いました。
これってなんか本に限らないなっていうのもちょっと思っていて、
子供の成長とアート
先日お客さんからエピソードを伺ったんですね。
それがどういうエピソードかっていうと、
その方は毎年お子さんの誕生日にキッズアートをして、
ハットのアートタグを添えてくださっているそうなんですね。
アートタグっていうのは、
子供の作品にタイトルみたいなタグ、
名前書いたりとか日付書いたりしたタグを付けて、
よりアート作品みたいに飾ることができるっていうタグなんですけど、
それを1歳のファーストアートの時から2歳3歳って続けていて、
毎年1枚ずつ作品が増えていく。
それを並べて飾ってらっしゃるそうなんですね。
並べてみると、筆のタッチだったりとか、
色の選び方とかっていうのが変わってるっていうのが、
すごいよくわかるそうなんです。
だから同じ誕生日にアートするっていうことを続けることで、
子供の成長がすごい目に見える形で残っていく。
そういうお話をしてくださったんですね。
さっきの毎年同じ本を読むっていうのと、
この毎年誕生日に絵を描いていくっていう、
ジャンルは違うけど構造は同じだなっていう風に感じました。
同じことを繰り返すっていうことで、
それ自体の意味、本を読むっていうことだったり絵を描くっていう、
それ自体の意味だけじゃなくて、
変化っていうのが浮かび上がってくるなっていうのが、
すごく面白いなっていう風に思います。
本の場合だったら、自分の内面の変化に気づくことができるし、
子供のアートの場合だったら、成長っていう外に現れる変化がよくわかる。
これから続けるっていうこと以上の意味があるなっていう風に思います。
これは私にとっての読書の面白さの一つでもあるし、
何かを続ける、やり続けるっていうことの価値の一つかなっていう風にも感じました。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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ではまた。ハットでした。
07:27

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