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2025-06-20 05:00

#44 装丁から始まる読書〜紙の本ってすごい

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#読書 #小説 #読書体験 #装丁 #カツセマサヒコ #ブルーマリッジ #本好き
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サマリー

装丁の重要性について語り、まさひこさんの小説『ブルーマリッジ』のデザインに感銘を受けたことを紹介されています。トレーシングペーパーを使用したカバーは、生活の傷や汚れを象徴しており、紙の本ならではの読書体験の魅力を伝えています。

装丁の魅力
こんにちは、hattoです。私たちは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに、夫婦でお店をやっています。
この番組では、ものづくりの裏側や家族と向き合う日々についてお話ししています。
今日はですね、装丁から始まる読書っていうテーマで、紙の本の装丁ってすごいなって感じたお話をしてみたいと思います。
今気になっている本がありまして、次読もうと思ってるんですけど、
誰かが紹介してたのを見かけて気になったんですけど、
かつてまさひこさんのブルーマリッジっていう小説なんですね。
で、皆さん、このかつてまさひこさん、ご存知でしょうか。
私はすみません、失礼ながら、作者の方のことすら知らなかったんですけど、
なぜ気になっているかっていうと、
小説の内容ストーリーとかじゃなくて、装丁のこだわりを知ったからなんですね。
装丁って、ブックデザインでも言ったりするのかな。
なんか表紙とか帯とか、本の外側のデザインのことなんですけど、
装丁デザイナーとか装丁家って言われる人がいるくらい専門的な分野なんですけど、
この装丁についてのこだわりをかつてさんご本人がSNSで書いていたのを見たんですね。
この装丁のこだわりどんなものかっていうと、
カバーに半透明のトレーシングペーパーを使ってるそうなんですね。
トレーシングペーパーって薄くて、
コピー用紙とかよりもちょっとカサカサした固めの紙で、
子供が写真に使ったりとかもうちはしてるんですけど、
これってなんかちょっと折れたりするとすごい目立つ筋が入って、
元には戻らないんですけど、
そういうトレーシングペーパーを使ってるんですね。
だから傷とか折り目とかつきやすいものをあえてカバーに使ってるんです。
これってどれだけ大切に扱っても読み進めていくと、
どうしても傷とか汚れっていうのはついてしまう。
でもそれは生活そのものに近いっていうふうにかつてさんはおっしゃってます。
生活も大切に思ってた誰かを傷つけてしまったりする。
それってもうちょっと目を背けたくても消えないし、
このカバーも生活や人生そのもののようにシワがついていくんですっていうことなんです。
汚れたから捨てるみたいな、
そういうちょっと乱暴で潔癖すぎる感覚をこの本に触れている間は、
少し横に置いてもらえないかなっていうふうにおっしゃってました。
最後には傷やシワや汚れもそのまま愛せるような本が、
生活が人生がありますようにっていうふうに締めくくられていて、
このSNSの投稿を読んで、
この小説すごい読んでみたいっていうふうな気持ちになりました。
紙の本の読書体験
同時にもう読み始めているような感覚もあったんです。
まだ手元にすらないのに。
でもなんかもう読書体験が始まっているような感覚があるんですね。
私もともと本は電子書籍じゃなくて紙で読むのが好きなんですけど、
この本は特になんか紙だからこそ意味があるような気がしました。
その想定に触れて読むことで、
物語の感じ方が違うんじゃないかなっていう気がします。
電子書籍では味わえない時間になるんじゃないかなっていうふうに思います。
今日は想定から始まる読書ということで、
紙の本の想定ってすごいなっていうお話をさせていただきました。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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ではまたハットでした。
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