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心理師のはるかめです。このラジオでは、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお話ししています。
前回ですね、あれこれ手を出してもいいんだよーっていう話をしたんですけれども、これが気になる方はですね、ぜひあのシャープ35聞いていただけると嬉しいです。
それでですね、あれこれ手を出すにしても、手を出した奴はどれくらいやった方がいいのっていう話が残っていたかなと思います。
今回ね話をしますよーって予告したかなと思うんですけれども、場合によっては我慢っていうものも必要になるってことがねありますよね。
とはいえ我慢っていうのも当然した方がいい我慢と、しなくていい我慢っていうものがありますね。
他人からの攻撃とか嫌がらせ、ハラスメントですよね。こういったものは当然我慢する必要はないですよね。
そもそも自分から望んで始めたことではないですし、そこには何のポジティブな要素も存在しないので我慢はしなくていいです。
自分が望んで始めたことでもどれくらいの自分の入れ込み具合かっていうところもありますが、
グリッドっていういわゆる我慢についての研究が存在するんですけれども、
結論から言っちゃいますと、1年くらいの我慢期間がいい効果を生むんじゃないかっていう結論になってるんですね。
わかりやすい例で言うと、子供の習い事ですよね。
こういうのは当然ですけれども、すぐにやめるとやり抜いたりとか、耐える力っていうものがつかないだろうなっていうのは想像がつきます。
実際その通りなんですよね。
とはいえ何でもかんでも1年やらんといかんのかねっていうところになると思うんですが、
2つその判断のポイントがあります。
ポイントその1、自分でやると決めて選んだものは1年やろうということになります。
子供の習い事の場合、親がやらせるっていうものがありますよね。
これは子供が自分で選んでいないっていうことがありますよね。
そうすると今風に言うとですね、子供がコミットしていない状態っていうことになります。
気持ちを入れてやるっていう意識を持っていない状態ですよね。
これを1年続けるっていうのもなかなか酷ですし、あまり実りがあるとは言えないんですよね。
表面的に力をつけたように見えていても、裏でマイナスのものも成長しているっていう可能性も拭いきれないところです。
なので、意味がないとは言いませんけれども、優先度が低いかなという見解になります。
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なので、いろいろ見てみたりとか、何か経緯があってやりたいなって自分で思ったものであれば、
1年我慢して続けてみるっていうのがいいかなというところです。
何かを1年やるっていうのは、自分が欲しいと思ったスキルとか能力とか知識とか目標とかね、
そういったもののために継続して取り組むっていう経験を自分に積ませて、
そして精神的にも成長させるっていうことに意味があります。
その経験はその後に絶対生きてきますからね。
ちなみに、何で1年っていう時間なのかっていうのは、1つの周期になるからですね。
1年経つ頃になると、おそらくその1年の間に起きるであろうほぼ全てのイベントが起きていて、
それを経験しているだろうということになります。
なので、その頃になると自信もついてきますし、
次の段階に向けて一歩は向ける時期にもなっているはずなんですね。
ちなみにこの手の周期論で余談なんですけれども、
長く続けていくための心構えみたいなところですが、
例えばね、1時間やることができたことは3時間次できるだろうと。
3時間できるんであれば半日できる。半日できるんであれば1日できる。
1日できれば3日。3日できれば1週間。
できれば1週間、そして1ヶ月、3ヶ月、半年、1年っていうふうに考えていくと、
目先の目標を立てながら取り組み始められるんじゃないかなと思いますので、
これちょっと参考にしてみていただくといいかなと思います。
ポイントその2ですね。
遊びとか体験、他に目的があるっていうものであれば、
別に1年でなくてもいいんじゃないかなっていうところです。
自分で体験してみるっていうことが目的だったりとか、ちょっとかじりたいなとか、
自分一人でとか、誰かと楽しむっていうことが目的だったりする場合は、
もちろん1年でなくていいんですよね。
スキルの取得とか目標達成のような自分の成長が目的でないんであれば、
例えば大学のテニスサークルなんか分かりやすいですよね。
こういうのも別に1年頑張る必要はないと思います。
あんまりよく聞こえないかもしれないですけど、いわゆるのみサークルって呼ばれるものですね。
テニスをしっかりやりたいんだっていう人もいると思いますので、
そういう方のことではないのでご了承ください。
こののみサークルの場合であれば、テニスが目的というよりは、
友達を作ったりとか恋人を見つけたりとか、遊べればいいなっていうことになるんですよね。
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ここに1年っていう自分の縛りをつける必要もないですし、
意味もそんなにないかなと思います。
どちらかっていうと、人との繋がりを求めてのコミュニティの性質が強いと思いますので、
違うかなーって思ったら、他に行くのも全然アリなんですよね。
ということで、コミットしていて自分の成長にしていきたいのであれば、
1年頑張った方がいいよっていうのと、そうでないんであれば、
1年頑張らないでもいいんじゃないかなっていう結論になっています。
一つの参考にしてみてください。
そして前回の放送への追加のお話になるんですけれども、
1年やってみて違うんであれば、他を探していけばいいですし、
それの1年やった上で続けようかなって思うんであれば、
全然続けていけばいいんですよね。
どちらも正解ですし、どっちが正しい、正しくないっていうものも本当はないことになると思います。
ここは自分の主観でいいんですね。
1年頑張ってきたあなたには、それを決める絶対的な権利があります。
ただ、自分のメンタルの不調と、継続できるかできないかっていうところに関係がありそうであれば、
今日の話とかに縛られることは全然ないです。
相談すべき人に相談しすることをお勧めします。
そこは自分に我慢を強いる必要はありませんからね。
今日の放送がお役に立てれば嬉しいです。
また、感想や質問もお待ちしています。
今日もあなたが自分に優しくあれますように、心理師のはるかめでした。