1. 人生に活かす心理学ラジオ
  2. #43 ぼんやりする時間を持とう
2022-09-06 08:03

#43 ぼんやりする時間を持とう

普段ぼんやりしてますか?ぼんやりしたら時間がもったいないって思ってませんか?逆にぼんやりした方がいいって話を今日はします。

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心理師のはるかめです。この番組では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについて話をしています。
えーとですね、東海地方に私住んでるんですけれども、ベトコンラーメンっていうものがあるんですよね。知ってますか?
ベトコンって言っても、ベトナムとは何の関係もないですからね。歴史の授業で聞いたことあるかもしれないですけど。
ベトコンっていうのは、ベストコンディションの略らしいんですよね。今一つ覚えにくいですよね。ベトコン、ベストコンディション。
で、どんなラーメンかっていうと、スタミナラーメンみたいなのをイメージしていただくといいかなと思うんですね。
ニラともやしと、ニラはでもないときもあるのかな?あと刻まない状態のニンニクの塊っていうの。
一粒一粒がゴロゴロと入っていて、少し唐辛子で辛味をつけた醤油ベースのラーメンですね。
もちろんお店によって具材とかスープとか色々ありますけれども、基本のベトコンはこんな感じだと思います。
私のお気に入りの店があるんですけど、ニンニクを増すこともできるんですよね。有料なんですけど。
たまに増やしても、器の3分の1から4分の1ニンニクだらけみたいな感じで。
もちろん食べたら人と話しなどできようはずもないんですけれども、美味しいんですよ。
たまらなくニンニクの味が染みてて美味いんですよ。これ行きたくなっちゃうんですよね。
ニンニクって温めるとホクホクになるじゃないですか。それを頬張りながらニンニクの効いたスープと一緒にラーメンをすすったり、
シャキシャキのもやしを食べたりとか、たまらないんですよ。ニンニクって結構刺激強いんで、胃腸が元気なときに食べてさらに元気になるようなイメージですね。
評判の良い店が近くにあったら一度は行ってみてくださるといいかなと思ったりします。
さて、今日のメインですけれども、ぼんやりする時間を持ちましょうっていうお話です。
何かと考えることを強制してくるこの時代ですけれども、リスナーさんは普段ぼんやりってできてますか?
もしかしたら、中にはぼんやりするのが逆に苦痛だなっていう方もいるかもしれませんね。
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そういう時は自分の中の思考とか感情、感覚っていうものから逃避している状態にあるかもしれないです。
なのでね、そういう方にこそぼんやり時間はいいんだよってことを知ってもらいたいなと思います。
最新の脳神経科学の世界では脳にはですね、大きく3つのモードが存在するっていう風に言われています。
ちょっと名前を出すと長ったらしくてわかりにくいので、ここでは次のように表現します。
1つ考えるモード、2つ橋渡しモード、3つぼんやりモードですね。
出てきましたね、ぼんやりがね。
それで考えるモードっていうのは、普段僕もリスナーさんもやっていることですね。
意識とか注意を向けたり集中したり考えたり、そういう日常的に意図的にやっていることです。
そしてぼんやりモードは無意識っていうのにちょっとイメージ近いんですけれども、文字通りぼんやりしている時の状態です。
最後に橋渡しモードですけれども、これは字のごとく考えるモードとぼんやりモードの橋渡し、
つまり中継をしているモードになりますね。
どれがいいっていうことではなくて、どれも大事なんですよね、人にとってはね。
それで今日の話はぼんやりタイム大事だよっていうことなんですけれども、ぼんやりのメリットとして想像力が豊かになるっていうことが挙げられます。
よくありますよね。お風呂に浸かっている時とか、トイレでリラックスしている時にアイデアが閃いたりとか、何か思い出せなかったことが浮かんできたりとかね。
これはぼんやりモードの力ですね。
さらに勉強とか、頭をしっかり使った後にぼんやりとした時間を10分くらい持ったりすると、
記憶の定着とか整理がうまくいきやすくなるっていうこともわかっていたりします。
この場合は勉強とかして何か余計なテレビを見たりとかそういうものは挟まずに、10分間のぼんやりタイムに入るっていうのが大事ですね。
こうやって聞くと、睡眠の効果ととても似てますよね。
だからなのか、最近はまた昼寝が注目を集めてたりもしますよね。
これと同じようなメリットがあるんじゃないかなと思います、昼寝にもね。
なので、ぼんやり時間って案外と役に立つことをいっぱいしているんですよね。
むしろ休憩をとって、その時にぼんやりすることで新たな道が開けたりとか、すっきりしたりっていうことがあると思います。
ぼんやりすることで、脳をずっと考えるモードで決まった脳の場所ばっかり使っていたっていうのを開放してあげて、一旦そこを休ませると。
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そうすることで、ぼんやりモードで他の部分が働き始めるわけですね。
そうするとね、結果的にリフレッシュしている状態にもなるわけですよね。
でもですね、意外なことにぼんやりモードって考えるモードの20倍のエネルギーを使っているっていうふうに言われているんですね。
イメージとしてはそうだな、考えるモードが脳の前の方にエネルギーを集中させている状態だとしたら、ぼんやりモードは全体を働かせているっていうふうに考えてもいいかもしれないです。
それでもやっぱりね、ぼんやりがリフレッシュになるっていうのは、脳の同じところばかり使っていてもよくないよっていうことをね、そういうことがわかることかなと思います。
ちなみにですね、マインドフルネスとか瞑想っていうのは、橋渡しモードを強くしてくれるんじゃないのっていう意見があります。
ぼんやりモードで気づいたことを考えるモードに持ってくるっていうのに役立つんじゃないかって話ですね。
ぼんやりでクリエイティブに考えて、で、橋渡しモードでそれに気づきやすくなって、実際に考えるときにそのアイデアとかひらめきっていうのを使いやすくなるわけですね。
なので、ぼんやりタイム、案外自分とれてないな、いつも考えてばっかりだなっていう方こそをちょこちょこ入れてみてくださるといいかなと思ったりします。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。この放送がお役に立てれば嬉しいです。
今日もあなたが自分に優しくあげますように。心理師のはるかめでした。
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