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2022-12-08 07:10

#136 コンフォートゾーンは必ずしも心地いい場所ではない(成長したいなら)

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こんにちは、心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくして人生をより良くしていくために、セルフコンパッションや心理学、人生に役立つ情報をお伝えしています。
今日はですね、コンフォートゾーンというもののお話をしていきたいと思います。コンフォートゾーン、ご存知ですか?
コンフォート、快適なというような日本語訳が当てはまるかと思うんですけれども、快適な領域ですよね。コンフォートゾーン。
これは何を意味するかというと、4で字のごとくなんですけれども、自分が快適に感じられる場所であったりとか、状態であったりとか、そういったものを表しているんですね。
ただ、このコンフォートゾーン、もちろん快適なこと自体はいいんですけれども、ずっとこの場所にいると人は成長できないということもまた事実なんですよね。
なので、コンフォートゾーンを飛び出していく必要があるんですね。少なくとも自分が変わりたい、何かを手に入れたい、成長したい、人生を変えていきたい、そういうふうに思うんであれば、コンフォートゾーンを飛び出していく必要があるんですけれども、
一つ注意事項があるんですよね。このコンフォートゾーンからの飛び出し方っていうのが、やっぱり極端になってしまう。
全く未知の世界に行くっていうのは、心理的な負担がとても大きくなるっていうことが分かっています。
これは想像に対すると思うんですけど、例えば日本でずっと慣れ親しんだ環境で、慣れた会社とかでお仕事でずっと同じことをしていた人が、急に海外に転勤になって住む場所も生活環境も変わって、なおかつお仕事の内容や同僚も全部ガラッと変わってしまう。
これはすごく心理的、身体的に負担が大きい状態だと思います。これがコンフォートゾーンを飛び出すということなんですけれど、ここまでの比率で変える必要はないんですよね。
例えば、コンフォートゾーンを飛び出す程度っていうところでいくと、自分の頑張り具合が、今言う状態が100%だとしたら、120%くらいまでの頑張りで済むように変えていくっていうのが望ましいんですね。
さっき言った海外に行くっていう例だと、おそらく180とかそれぐらいもありとあらゆるものが変わってしまっているかなと思うので、これは結構負担が大きいかなと思うんですね。
それに、全然知らない世界に行くとか、やったことないことをやるっていうのは当然しんどいですよね。ご自身の経験とか、これからのこととか考えていただくと大変だなって思うと思うんですけど、
コンフォートゾーンの飛び出し方として、5%とか10%とか15%、20%分の頑張りを追加するくらいでちょうどいいっていうことなんですよね。
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でないと回復がやっぱり追いつかない。もちろんそれに耐えられるメンタリティーとか体力のある人であればいいんですけれども、あんまり自分はちょっと自信ないなっていう方でしたら、このほんの少しの努力と踏み出す気持ちだけで、
あるいはちょっとだけ行動しちゃうと、気持ちは不安だけれども行動しちゃうっていうのを繰り返すことで、だんだんと成長していく。その5%飛び出した分がだんだんと今度自分のコンフォートゾーンに変わっていくんですよね。
そうするとまた5%、そしてそこをコンフォートゾーンにして次の5%っていう風にチャレンジしていくことが可能になるんですね。そうするとだんだんと成長していきますし、人生もより良い方向になっていくんじゃないかなと思います。
ここでやっぱりついつい、もっと利益が欲しい、もっとメリットが欲しい、もっと変わりたいっていう思いで、がっと150%ぐらいの努力が必要なこととか踏み出してしまうんですけれども、やっぱりこれはかなりリスクがあります。
当たって砕けろじゃないですけれども、ハイリスク、ハイリターンな世界になりますので、逆に進めなくなってしまう。150%の世界に飛び込んでしまったことで自分には無理だと、そこで大きな挫折をしてしまって、今度その回復のために余計に時間がかかってしまうということが考えられるんですね。
なので、いつもお伝えしているんですけれども、小さな挑戦とか小さな試みを繰り返していくことによってコンフォートゾーンをちょっとずつ広げていくようなイメージだと思っていただくといいかなと思います。
ここでコンフォートゾーンって心地いい空間だけのことなのっていうお話をしたいんですけれども、コンフォートゾーンって実は快適な環境っていうよりも予測がつくっていう場所のことを言うんですね。
これは何を意味するかというと、例えば分かりやすい例がブラック企業だと思うんですけれども、ブラック企業って決して快適な環境なわけはないですよね。
それでもブラック企業に居続けてしまう人っていうのがいるんですけれども、それはなぜかというと予測がつくからなんですよね。悪いことだとしても予測がつく。
こうするとこうなるだろう、こうするとこうなるだろうっていうことが自分の中で分かっている。それを脳はコンフォート、心地いいではないですけれども、予測がつくっていうことはどういう対処をしていけばいいか。
ブラック企業で言えばどういうふうに防御していったらいいかとか、どういうふうに耐え忍べばいいかっていうことが分かっているので、そういうものをコンフォートゾーンだと捉えてしまうんですね。
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ここがちょっとコンフォートゾーンに対する考えが厄介なところで、自分でやっぱりそういう環境を変えたいというのであれば、少しコンフォートゾーンを飛び出していくっていうことが必要になるんですよね。
コンフォートゾーンっていうのは決して心地いい空間とは限らず、自分が経験をして予測をできる空間であるっていうことを分かっておいてほしいんですね。
そうすると今いる環境を変えていった方がいいなとか、自分がいい状態にあっても悪い状態にあっても、物事が変わらないんであれば予測ができるからコンフォートゾーンなんだなっていうふうに思っておくことが大事なんじゃないかなと思ったりもします。
最後、噛んじゃいましたね。ですので、そういったものも自分が変わりたい、成長していきたいっていう思いがあるのであれば参考にしていただければと思います。
それでは、今日もあなたが自分に優しくなれますように。心理師のはるかめでした。すいません、今日たくさん噛んじゃいましたね。ごめんなさい。また次回頑張っていきたいと思います。失礼します。
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