生理教育の重要性
皆さんこんにちは、はんちゃんです。私は包括的性教育の講師として、学校現場で、保護者の方も含めてね、小学生、中学生、高校生に性教育の授業をお伝えしています。
実はオンラインでも、そういった活動をしていて、ちょうど今募集中の親子で一緒に学ぶ生理のお話っていう講座があるので、そのことを少しお話ししたいなって思っています。
はい。で、私このね生理、初形とかね、最初の生理ですよね。そこに結構力を入れてるんですよね。
で、今までこのオンラインに、私の講座に参加してくださった方50組ぐらいね、おられるんですけど、ほぼほぼ皆さん、アンケートの結果をいただく声としては、
お子さんがね、その話を聞いた後、生理がすごいなんか楽しみになった、生理来るの楽しみになったっていう声をすごくいただくんですよ。
で、実際に生理が来たタイミングでね、またその保護者の方から連絡いただいて、話を聞いていたおかげですごくスムーズに、かつなんかとっても嬉しそうに生理を迎えることができましたっていうね、後日の報告もいただいたりしてます。
すごいね、私嬉しいなって思っているんですよね。
で、実はね、この初形の受け止め方ですよね、初形を肯定的に受け止められた方っていうのは、大人になった時もその生理に対するイメージがプラスに肯定的にね、受け取る。
で、かつ自己肯定感が上がったりとか、生理を自然で肯定的なものとして受け入れやすくなるから、それの対処能力としても積極的にね、いろんな行動を取りやすくなるみたいな、そういうね、研究データもあるんですよ。
だから逆に言うと、初形をすごく否定的に受け止めてしまった時っていうのは、そこから大人になった時に加えて自己肯定感が少し下がったりとか、生理に対しての対処方法っていうのがちょっと消極的になったりとかっていうのが挙げられてるんですね。
でも、とはいえね、とはいえ、私これで当てはめると、私初形の時結構否定的だったんですよ、受け止め方として。
特に親から何も、親と何かエピソードがあったかっていうと特にないし、どちらかというと否定的だったんですけど、こうやって肯定的にね、たくさんいろんなことを勉強することで今めちゃめちゃプラスになってるから、
絶対的に初形の体験だけで決まるっていうわけではないんですけど、やっぱりこうやって研究で出ているっていうことは何かしら影響を与えるっていうのはすごく強いっていうことなんですよね。
私がこの親子の生理のお話でとても大切にしていることとしては、まず生理って特別なものではないんですよね。
体の中にはいろんな臓器、例えば脳とか心臓とか胃とか腸とかいろんな臓器があって、それぞれとってもとっても素晴らしい働きをしてくれてるんですよ、体の中で。
不必要な臓器って何一つなくって、体の中で私たちを日々守ってくれてるためにいろんなお仕事をしてくれていると。
この臓器、男女で違いはないんだけど、唯一違う臓器っていうのが生殖器。
女性はいわゆる子宮、男性は精巣とかそういう生殖器が違って、だからこの違う臓器のことを説明するねっていう配理ですよね。
過度に月経は素晴らしいとか、女性にだけ起こる神秘的なものみたいな少し価値観が乗った伝え方をしてしまうと、
例えば生理に対してマイナスな感情を持ってしまった時とか、
今、若い方でもすごく疾患が増えてるんですよね。
そういった疾患で、例えば子宮を取る治療をされる時みたいな感じになると、
すごく自分の中で女性としての象徴が失われるみたいな感じに、逆にマイナスに受け取ってしまう場合っていうのもあるんですよね。
だから私は過度に生理は神秘的だみたいな伝え方はしていなくて、あくまで体の全部大切な働きをしてくれているうちの一つっていうニュアンスで伝えるっていうのは、
これは性教育の視点ではすごく大事なことかなって思ったりしてます。
価値観はいろいろなので、いろんな伝え方があると思うんですけど、私はそういうふうに受け止めて伝えていますね。
この講座では、いろんなチョキチョキチョキチョキ切ってパズルを作ったりとか、
あと子宮内膜っていうところを紙粘土とかで再現したりとか、いろんなアクションをつけているので、
大体60分から90分で構成することが多いんですけど、小学生でも飽きずに一緒に楽しくお母さんとお家の方とかと一緒に参加してもらえるかなって思っているのと、
あと宿題を課してます。どんな宿題かっていうと、自分のお気に入りのポーチですね、生理用品を入れるポーチを買いに行くっていう宿題を課したりもしてるので、
親子での学び
それを親子で雑貨屋さんとかに行って探すみたいなのもすごい楽しいと。
それもポジティブな記憶になったりするので、そういうこともすごく大切にしています。
なかなか学校でここまでカバーはできないんですよね、正直。
学校教育で生理に対してすごくポジティブに受け止めるような伝える方っていうのは、なかなか現場では難しいなって思ってますし、
学校の先生から逆にヘルプを求められるっていう場合がすごく多いです。
だからやっぱり私、とはいえ学校教育でやりたいなって思ってるから、
学校の先生たちと処刑教育はこの教材使って、学校でこういうふうに伝えられる教材みたいな、そういうのを作りたいよねっていう話をしてたりするんですけど、
なかなかやっぱり学校によって違うので、お家の方でプラスアルファ補点として、
こういった生理を迎えるにあたっての親子で学ぶスタンスみたいなのはすごく大事かなって思ったりしています。
あとすごく抜けがちなところで言うと、生理って赤ちゃんを産むための準備っていうふうに説明することが多いんですけど、
それだけじゃないんですよね。今はいろんな多様な働き方があるから、妊娠・出産しないっていう選択肢をする女性もおられます。
だから生理イコール赤ちゃんの準備っていうわけではなくて、もっと女性ホルモンっていろんな働きを体の中でしてくれてるんですよね。
だからそういったことも合わせてお伝えするっていうのも、私は大切にしているところかなって思っています。
キットみたいなのを郵送するので、私ね締め切りを11月1日にしてたんですけど、ちょっと1日だと間に合わないことが発明したので、
締め切りを10月の30日木曜日までにしようかなって思ってて、ちょっと締め切り短くしました。
なので明日、明後日、明後日までですね。明後日まで募集してますので、ちょっとでも気になるなっていう方で、
できれば生理始まる前の時がいいかなと思います。
だけど生理が始まっていても全然OKです。
ただできるだけ早い方がいいです。
それは私が感じていること。なぜならば、思春期に入っていくとね、なかなかいろんなね、またなんていうのかな、
お家の方と一緒に受けることへの抵抗感とか恥ずかしさとか、そういうのが出てくるんですよ、どうしても思春期って。
それは成長過程なので当たり前なんですけど、できれば低学年からの方がすんなり入ることが多いので、低学年をお勧めしますが、
中学生の子も受けてくれたことあるので、そういったお子さんが高学年とか中学生だよっていう方も全然受けてもらってもいいかなと思いますので、
ぜひこの機会に申し込んでいただけるととっても嬉しいです。
ということで、私、包括的生教育の授業、年間で今40件ほど行かせてもらっているんですけど、授業の構成的にこの秋から冬にほぼほぼ全部あるんですよ。
だから6ヶ月で40公演でなると月に7本ぐらい今あって、だいぶ私の中で生教育の熱がこの秋から冬にかけては燃え上がる時期になってきますので、
ぜひこの機会に皆さんと一緒に生理のことを学べたら嬉しいなと思っています。
はい、では最後まで聞いてくださってありがとうございました。
概要欄に詳細とかリンク貼っておきますので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
はい、ありがとうございました。バイバイ。