1. 74才 薬膳&料理研究家
  2. #67 「熟睡の習慣」のお話
2023-12-31 08:34

#67 「熟睡の習慣」のお話

スタンフォード大学教授が教える「熟睡の習慣」、とても読み易く、つい一気読みしてしまいました。

#スタンフォード大学教授が教える
 「熟睡の習慣」著者:西野精治
#麻黄
#睡眠不足
#睡眠負債
#睡眠薬
#睡眠改善薬
#黒胡麻、黒豆、なつめ、百合根
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こんにちは、73才 薬膳&料理研究家の木下賀律子です。
いよいよ、今年も残すところ、きょう1日となりました。
皆さま、どんな1年だったでしょうか。
今日は久しぶりに、本からの引用をお話ししたいと思います。
本の名前は、スタンホード大学教授が教える 「熟睡の習慣」
PHP研究所発行の著者・日誌の政治博士です。
感想は、ズバリ面白く、一気に読み進めることができました。
以前から睡眠について知りたいと思っていましたが、
ついついそのままになっており、
今回、この本を読むきっかけは、前回の放送で
漢方薬の成分、魔王が入っている薬を飲んだことで、
一夜まるまる眠れないというお話をさせていただきましたけど、
そんな苦しい思いを体験したからなんですね。
私は、今まではずっと夜、布団に入れば、今もそうなんですけれども、
バタンキューとすぐ眠れるので、
睡眠について困ることはないし、問題ないと思っておりました。
でも、この本の第2章、睡眠不細の講で、
30代後半以上の人で、あっという間に眠れる人は、
ちょっと注意が必要です、と書いてあったことにギクリとしたわけなんです。
多分私は、ずっと睡眠不足の生活をしてきたからなんです。
文章を読み上げますね。
自分は寝つきが良い、どこでもすぐ眠れるのが強み、
と思っている人の中には、実は睡眠不細がたまりすぎて、
脳が疲労困憊しているケースもあるからです、と。
そして、もっと気になったのは、
気をつけないと、そのツケはどこかで紛失するかもしれません、と書いてあったことです。
ちなみに、睡眠不足と睡眠不細はどう違うかというと、西野博士は、
言うなれば、手持ちのお金が足りず、借りを作るもののすぐ返済できる状態が不足、
そしてもう一方の不細は、借金にすぐ借金で、借りがどんどん膨らみ、
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返すあてもなく、日知も札知もいかなくなる、それが不細、
つまり、睡眠不足が長い間積み重なり、慢性化してしまうことで、
睡眠不細に陥るのです、と書いてありました。
また第5章では、睡眠が担う5つのミッションとして、
睡眠の役割を掲げていますので、ご紹介したいと思います。
その1、脳と体に休息を与える。
これはなんとなくわかりますね。
お休みすることで、脳と体に休息を与える。
2番目、ホルモンバランスや自律神経を整える。
3番目は、記憶を整理して定着させる。
4番目、免疫力を上げて病気を遠ざける。
これもわかるような気がします。
5番目、脳の老廃物を除去する。
この老廃物の除去が行われず、老廃物が溜まるとアルツハイマンになるということは、
よく聞くお話です。
細かな説明は省かせていただきますが、
このように、睡眠はとても大切な役割をしていることがわかります。
そして、睡眠が足りないと、
高血圧、肥満、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなることや、
鬱病の発症率とも深く関係していると書いてありました。
また、寝ていない人は見た目も悪くなるとあり、
西野博士は、面接、プレゼン、営業、その他で新しい出会いがあるが、
相手が面と向かって、
あなたは睡眠不足で辛そうですね、とか、お疲れみたいですね、と
口に出すことはないでしょうが、みんな感じ取っているのです。
そして、そんな姿を決してポジティブな印象で受け止めてはくれていないでしょう。
話は変わるんですけれども、これに似たような現象を、
私は昨日感じたものですから、ちょっとシェアさせていただきます。
昨日夜、テレビで、今年のレコード大賞を決める歌番組があり、
その中で、私もこの方の衣装は奇抜だけれど、相当疲れていて風邪気味なのかな、
大変そうだなと思う歌い手さんがいらっしゃいました。
歌う前にも、MCとの語り合いの中で、来年は一年休みたいぐらいです、とお話しされていました。
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現実は難しいでしょうが、お休みされた方が、もっと良いパフォーマンスを上げることができるのになと思いました。
その本人の疲れが、見て取れてしまうわけなんですね。
本の話に戻りますけれども、この本の最後の章に、睡眠薬との賢い付き合い方が書かれています。
もし、こういった関連のお薬で、何か良いものがないかなと探してみえる方には、
大変参考になると思います。
西野博士は、日本の漢方薬の睡眠改善薬についても、少し触れられています。
この本とは別に、中医学における不眠は、その関係を陰陽のバランスの崩れとして捉えているんですね。
漢方薬にも、不眠の助けをしてくれる薬はありますが、食材としてちょっとご紹介すると、黒ごまや黒豆、なつめ、ゆりななどが良いかなと思います。
お正月に黒豆、いかがでしょう。
今回は、スタンホード大学教授が勧める熟睡の習慣を読んでというテーマでお送りしました。
睡眠についてしっかり考えることができたこと、睡眠不細という言葉、そして睡眠が担うミッションについて改めて知ることができたので、シェアさせていただきました。
今年も皆様から多くのいいねマーク、そしてコメントやレターをいただき、とても励みとなりありがとうございました。
2024年が皆様にとって素晴らしく良いお年となりますように、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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