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こんにちは、73才 薬膳&料理研究家の木下賀律子です。
最近、鼻風邪をひいてしまいましたので、少しお聞き苦しい音声になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
今日お話ししたいことは、漢方薬の副作用という内容です。
私がちょっと風邪かなと思ったのは、6日前ぐらい、喉が痛いと思い、銀行酸を飲みました。
銀行酸という漢方薬は、風邪の初期の喉の痛みや腫れに効くお薬なんです。
いつもはカッコン糖を飲みますけれども、喉には銀行酸が良いと思ったからです。
期待通り、喉の痛みはなくなりました。
それでも、体にだるさが残っていたので、翌日は、魔王・武士・最神刀という漢方薬を、朝一袋、昼一袋と二服いたしました。
魔王が入っているので、夜はやめておきました。
しかし、その夜、布団に入ってから、鼻水が急に出始めたので、つい鼻水を止めることに意識が集中し、小生流糖を一服飲みました。
問題はそれからです。鼻水は止まりました。
が、一向に目や頭が冴えてしまい、結局その夜は一睡もできませんでした。
なぜこういうことが起こったのかはすぐ分かりました。
私が服用した薬には全て魔王という小薬が含まれていたことです。
魔王というのは、漢方薬に含まれる植物からなる小薬です。
魔王の働きは大きく分けて三つ。
発表外表、先輩死骸、利水消臭、難しい言葉ですね。ちょっとご説明します。
発表外表というのは、つまり、体を温めて汗を出させる作用です。
先輩死骸とは咳を沈める作用で、これらは風邪や喘息に有効です。
最後の利水消臭は不死と腫れをとる働きで、いろいろな皮膚疾患や関節炎などに応用されています。
一方、忘れてならないのは、魔王にはフェドリンという覚醒作用があることです。
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だから夜、この魔王を含んだ生成流等を飲んだことが不眠の原因となりました。
全員が全員このようになるとは思えませんけれども、
例えば肉体労働をしていて疲れが本当に溜まっている方は、こういう薬を飲んでもさらっと眠れると思います。
私はそうでなかったものですから、ちょっと不眠になってしまったんですけれども、
人間というのは良くしたもので、眠れなかった次の日は、夕方ぐらいから動きも大変スローテンポになりまして、
嘘のようによく眠ることができました。
もちろんその日は薬は服用しておりません。
おかげで薄髪を剥ぐような感じではありますけれども、少しずつ良くなっております。
皆様おなじみのカッコン糖にも魔王が含まれております。
カッコン糖は肩こりにもとても良く効きますので、昼間お仕事や勉強をしていて肩が凝ったという時には良いと思いますが、
夜中には気をつけた方が良いかもしれません。
風邪は万病のもとという言葉があります。
皆様も風邪にはくれぐれもお気をつけください。
今回は漢方薬を服用して不眠になってしまったというお話でした。
最後までお聞きくださりどうもありがとうございました。
