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人間が本来持っている高い適応能力とか思考力も、過酷な環境下だとですね、やっぱりパソコンのOLがフリーズするようにですね、限界に向かえちゃうんですね。
今日はね、脳とか心がクラッシュする仕組みとか影響とかで、どう再生するか、なんていうですね、こういうお話ししたいと思います。
まずですね、人間の脳は生きていくために未来を予測して安全確保することっていうのを最優先事項としているんですね。
ところがですね、これから言う3つの条件が揃うと脳はシステムエラーを起こしちゃうんですね。
1番目はですね、不確実性ですね。この先自分はどうなるのかな、なんていう見通しが一切示されない状態ね。
不確実性を嫌う脳の一部はですね、脳に情報を集めてその確率をですね、計算してるんですよ。
ところがですね、その材料がゼロになるとエネルギーをですね、異常に消耗し始めちゃうんですね。
で、2番目は予測不能ですね。いつ何が起こるかわからないと。こういう状態ですね。
抜き打ち検査とかね、理不尽に怒られるとかね、理由不明な方針転換とかね、こういうものが当たりますね。
この予測できない刺激っていうのはですね、脳は常に最大警戒モードっていうのに入りまして、
これ解くことができなくなってずっと緊張状態になっちゃうわけなんですね。
3番目は制御不能ですね。自分の行動ね、自分ではですね、結果1ミリも変えられないよと。
こういう感覚よね、何しても無駄だなっていう無力感、これがですね、自分の心とか頭を支配しちゃうんですね。
これね、心理学で言うとですね、学習性無力感と呼ばれるですね、こういう状態を招くというところなんですね。
職場とかね、組織とかそういうところでだいたい何が起こるのかっていうことなんですけども、
こういったことがね、やっぱりこの条件が揃った組織ね、これはね、やっぱり従業員のパフォーマンスね、低くなりますよね。
それだけじゃなくて、機能を停止にね、追い込まれちゃったりするんですよ。
例えば、優先順位が付けられなくなっちゃったりとか、簡単な事務作業もミス多発。
だから、誰を信じていいか分からないので、疑心暗鬼になっちゃってね。
だから、このクリエイティブな提案とかはですね、一切消えますね。
で、全員が今日を無事にやり過ごすこと。
これだけ、これだけに集中する、これゾンビ化ですね。
人のゾンビ化なんですけど、これが進んじゃうわけですよ。
でね、脳の疲弊はですね、自立神経の乱れにね、直結しちゃうんですよね。
例えば、不眠とか抑鬱状態とか、あるいは突発的な切れやすさね。
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これね、情緒が不安定になっちゃってるってことなんですよね。
これが組織として、これどうでしょうってことですね。
になってしまうわけですよ。
で、対人関係なんかもですね、友達とか家族、パートナーシップとかね、
この3条件はですね、関係破綻させるんですね。
もう相手の反応が予測できなければさ、相手の顔色を伺いすぎちゃう状態が続いちゃうでしょ。
で、これで深い愛着形成は破壊されちゃうんですよね。
だから、強依存に陥ったりとか、心完全に閉ざして対話を拒絶するようになっちゃったりするわけですよ。
あとね、制御不能な環境に長くいるとですね、自分が悪いから状況が変わらないんだっていうですね、
誤った自己責任論に支配されちゃって、自分を大切にできなくなっちゃったりとか、
あるいは何をしても怒られるなんていう状況はですね、そもそも精神的なパニック状態になりますからね。
コミュニケーションそのもの、人とのコミュニケーションそのものをですね、
恐怖、人と関わるのが怖いみたいな、そういうふうになっちゃうわけですね。
だからこれは親子関係なんかで特にですね、この辺ってのは顕著になっちゃったりするわけですよ。
でね、なんで脳と神経系ね、クラッシュするのかというとですね、
やっぱ脳がですね、生きていくためのエネルギー計算に失敗しちゃうからなんですね。
人間の脳っていうのは、感情だとか本能だとか、そういうものを司る大脳変異型っていうものと、
論理や理性を司る前頭善逸っていうものがあるわけですね。
通常ね、この前頭善逸はね、不快な状況があってもですね、
これは一時的な問題だよねとか、こうすれば解決できるよねって、
感情に対してですよ、まあまあまあとかね、こうしていこうよって、
なだめたりとかね、手を引いたりする、そういう働きしてるんですね。
ところがですね、不確実とか予測不能とか、制御不能なんて、
こういう状況だとですね、脳みその予測は全部失敗しちゃうんですよ。
するとですね、脳の中に警報装置っていうのがあるんですけど、
これ扁桃体っていうんですけどね、これがですね、暴走を始めてですね、
ストレスホルモン、いわゆるコルチゾールが過剰にバンバンバンバン分泌され続けちゃうわけですね。
で、これが続いちゃうから脳はですね、エネルギー節約して、
致命的なダメージをね、避けるために、最終手段として何するか、
シャットダウン、もう乖離するとか、麻痺するとか、これを選んじゃうわけですね。
これが脳のクラッシュと呼ぶですね、現象の正体なんですよ。
つまりね、これ以上のダメージを受けて、脳が物理的に壊れないようにするためにですね、
自分を守るための機能なんですよ、ということなんですね。
で、さあ、このね、クラッシュ状態ですね、一度システムダウンした神経系ね、復旧させるにはですね、
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これどうするかというとですね、まずやっぱり安全な予測ができる環境っていうのを再構築する必要があるんですよね。
ね、だからね、制御可能ね、これ大事ですね。
いきなり大きな問題を解決なんかしようとしないでですね、
今日何時に起きようかなと、今日何食べようかなとか、
自分一人で100%決定して実行できるですね、小さい成功体験を積み重ねるんですね。
これで自分の力で状況を変えられるっていう感覚をですね、脳に再学習させるんですね。
で、あとは次はですね、予測を可能、予測可能性ですね。
予測ができるよと、これルーチンですね、ルーチンをちゃんと確立するということですね。
これ一番やっぱり手っ取り早いですよ、生活リズムを固定して、徹底的にルーチン化するんですよ。
いつ何が起きるか分かると、こういう環境を物理的に作るんですね。
するとですね、常にフル稼働していた偏頭体っていうのが、だんだん落ち着いていって、
コルチ増減がどんどん減っていって、脳の警戒モードが解除されるということなんですね。
で、3番目は確実性がある情報提示ですね。
組織だった場合はですね、今後のスケジュールとか評価基準だとか、
これ以上ないほど明確に言語化したり可視化するということですね。
分かるか見えるかするということですね。不透明な部分をなくして、情報の偏り、
こういったものをなくしていくということがですね、
信頼と平穏を取り戻す鍵になってくるということですね。
4番目としては、お休み、神経調整、過剰に分泌されたストレスホルモンを排出して、
神経系を整えていくにはですね、深い睡眠と安心できる他者、誰かとの穏やかな接触が必要なんですね。
脳はね、脅威に対しては非常に敏感に反応するけども、
同時に安全が確認されれば、修復に向かう性質も持っているんですね。
なので、この辺ですね、自分の組織だったら改善努力が必要不可欠だしね、
人だったらですね、まずやっぱりそういった人たちと付き合わないのが一番ではあるんですよね。
一旦壊れてしまっちゃったらね、やっぱりご本人としてはね、安定とか安心がね、とても重要なんですよね。
緩やかにね、そして確実にね、予測可能な日常を一つずつ積み上げていくと、
こういったことが回復の道ということなんですね。
ということで今日はですね、脳がクラッシュしちゃうのはどういうことか、
ということについてですね、お話しいたしました。
少なからず、さじ加減はともかくとして、多少なりともこの社会ってあるじゃないですか、会社も含めて。
だけども、だからこそね、自分でね、やっぱり調整していくなんていうのはですね、
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とても必要なんじゃないかなと思いますね。
この辺もね、現代人のスキルになってくるのかななんていうふうに思うわけですよということで、
本日も最後まで聞いていただき誠にありがとうございます。
また明日お会いしましょう。
それではバイバイ。