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こんにちは、半径85cmの日常ことTOSSHIです。 本日は、ヒロヒロシさん主催の「恋の読書感想文」に参加しております。
イベントは8月25日から31日までということで、この投稿は8月26日になります。 そして同じ8月26日にはですね、
プラントライフでおなじみの金丸さんも参加されるそうです。 これを機に1冊本を読まれるということなので、どんな本を紹介されるのか楽しみですね。
さて今回僕が紹介するのは、東の圭吾さんのクスノキの女神です。 僕は数年前から東の圭吾さんの作品を読むようになりまして、
その中でも特に読んだ後に心がじんわり温かくなるような感動系の作品が好きなんですよね。 今回紹介するクスノキの女神はクスノキの番人の続編になります。
なのでまずは前作のクスノキの番人を少しだけ紹介しますね。 主人公のレイトはある出来事をきっかけに警察のお世話になってしまい、
おばの血船によって釈放されることになります。 その釈放の条件として任されたのが月里神社にある不思議なクスノキの番人でした。
このクスノキは特別な力がありまして、大切な思いをクスノキに預けることでそれを別の人が受け取ることができるんですね。
ただし誰でも受け取れるわけではなくて、基本的には親族に限られます。 まあ最初はですね、そんな大切なことだったら直接言えばいいじゃんって思いますよね。
でもそこが人間の難しいところですよね。 家族だからこそを言えないことや素直になれないこともある。
そういう人の微妙な感情っていうのですね、東の警護さんは本当にうまく描いてるなと思います。
そして最後にはレイトがおばの血船が隠していた秘密を知ることになって、一人の人間として成長していく、そんな物語でした。
僕自身も他人には比較的素直に話せる方だと思うんですけど、家族になるとなぜか素直になれないことがあったりして、
なので読んでいてちょっとね心がチクッとするようなところもありました。 そんなクスノキの万人の続編が今回紹介するクスノキの女神です。
ここからはクスノキの女神の話をしていきたいなと思います。 今回の作品を読んでね、僕が一番強く感じたテーマがあります。
それが今生きていることが大事なんだということです。 今回登場人物の一人である元屋くんに焦点を当てて紹介したいなと思います。
元屋くんは中学2年生の男の子。脳の病気によって記憶障害を抱えていて、眠ってしまうとその日の記憶がリセットされてしまいます。
そのため毎日の日記や病気になる前の記憶をお便りに生きていかなければならない。 そんな生活を続けていくうちに元屋くんは何を頑張っても意味がないと思うようになってしまいます。
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そんな元屋くんがお母さんに連れられて行った認知症カフェでクスノキの万人であるレイドと出会います。
そして元屋くんがスターウォーズファンだったということから同じくスターウォーズ好きのレイドと息統合して月里神社に通うようになります。
そこで前章から登場している高校3年生の女の子、雪菜ちゃんとも関わりながら2人で絵本を作ることになります。
それまで生きる意味を失いかけていた元屋くんが少しずつ未来に目を向けていくようになっていくんですよね。
そして物語の中で元屋くんは忘れられない思い出があります。
それが離婚する前の両親と一緒に食べた梅大福です。
元屋くんにとってはその梅大福を食べた時間が家族3人で過ごした幸せな記憶なんですよね。
レイドはその思いをクスノキの力によって両親に届けられないかと考えます。
そして元屋くんがクスノキに預けた思いを両親が受け取ることになるんです。
その中で両親は元屋くんが食べていた梅大福の味を知ることになるんですけれども、
それと同時に手術を受ける前自分の命が長くないことを知っていたことまでも知ることになります。
毎日記憶がないけど自分の命は長くないことがわかるってかなり残酷な状況ですよね。
でもその思いを知った両親は元屋くんがもう一度食べたいと思っていた梅大福を何とか再現しようとします。
そしてついに元屋くんに旅させることができるんですよね。
さらに離婚した両親がもう一度一緒に元屋くんに会いに行ってくれると。
そんな時元屋くんが感じたことがこの作品の大きなテーマにつながっていきます。
未来なんていらない。この先何が起こるかなんてどうでもいい。知らなくていい。大事なのは今なんだ。
僕はここがすごく心に残りましたね。
最近過去のことを悩んだり、未来のことで頭を悩ませたりしていたから忘れていたんですよね。
今を大事にすることを。
今日誰かと話せたこと、美味しいものを食べたこと、本を読んだこと、こうやって恋日記をとっていること、
そういう一つ一つの小さな出来事も後から振り返った時にちゃんと自分の人生の一部になっていくんだと思います。
そしてそれは記憶に残るような特別な一日である必要もないんですよね。
今回くすの木の女神を読んで僕はそんなことを考えました。
過去を後悔することもあるし、未来が不安になることもある。
でも実際に生きられるのはいつだって今この瞬間だけ。
だから僕もですね、これから先のことを考えすぎるよりまずは今日をちゃんと生きてみようかなと思いました。
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そしていつか振り返った時にあの頃も結構楽しかったなと思えるような時間を少しずつ積み重ねていけたらなと思っています。
ということで今回の声の読書感想文は東野圭吾さんのくすの木の女神を紹介しました。
かなりね、はしょって話した部分もあるので、これはですね実際に読んでみてこのカタルシスをね感じてほしいなと思いますね。
なので気になった方はぜひくすの木の番人から読んでみてください。
それでは最後まで聞いていただきありがとうございました。
半径85センチの日常ごととっしーでした。
それではまた。
