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2023-08-18 07:01

第681回 漫画「猫のお寺の知恩さん」

今回はオジロマコトの漫画「猫のお寺の知恩さん」についてお話ししました。

田舎の古寺を舞台にしたラブコメ、そして猫たちの物語です。

全9巻で完結しているので、さくっと読めますよ。

「君は放課後インソムニア」が好きな方は是非!


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みなさんこんにちは。大葉です。
今回は漫画「猫のお寺の知恩さん」こちらの作品についてお話してみたいと思います。
作者が小島誠。
自分がこの人の作品を知ったのは、今年の春アニメで放映されてました「君は放課後インソムニア」この原作者だったんですね。
インソムニアの方は放映は終わりましたけれども原作はまだ連載中で、単行本が今のところ13巻まで出ています。
そしてこちらの知恩さんの方は連載はそのインソムニアの前に終わってまして、コミックスが全9巻で完結しています。
主人公が須田玄という物語スタート時には高校1年生になったばかりの15歳の少年。
そしてヒロインが小寺沢知恩。
物語開始の段階では19歳。
この2人は遠い親戚で、作中のセリフでは「いとこのいとこで血は繋がってない」というセリフもあるんですけれども、一応親戚だと。
この知恩が住んでいるのが田舎の古いお寺なんですが、彼女の祖父がここのお寺の住職をしてましたが、数年前に病気で亡くなって、今は住職がいないお寺になっていると。
知恩の両親はお寺と関係ない仕事で、2人とも今海外に住んでいる。
彼女はこのお寺に祖母と2人で暮らしてお寺を守っているという感じですね。
玄の方は家庭の授業で小学校に入る前、本当に小さい頃一時的にこのお寺に預けられて幼少期に知恩とも遊んだりしているんですけれども、
高校入学時にちょっと家庭の問題がありまして、家を飛び出してこの知恩が住んでいるお寺に住ませてもらって、ここから田舎の高校に通うようになったと。
とはいえ、この玄という少年も昨今の作品によくあるような、いわゆる小見性とか引っ込み思案とかではなくて、
入学早々すぐに友達を作って、剣道部に入って青春をエンジョイしているというような基本的には明るい少年ですね。
男性だと経験があると思うんですけれども、学生時代とか若い頃っていうのは結構年上の女性に憧れてしまうところがどうしてもあるわけなんですね。
正直自分もそういうところはありましたけれども。玄も身内とはいえ同居しているこの知恩、4歳差かな、お姉さんなんですけれども、
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なんとなく憧れていくというところもありまして。知恩の方もこの玄に対して、当初は弟という感じでずっとお世話しているんですが、
多少異性を意識してしまうというところも出てくると。言ってしまえばラブコメなんですけれども、田舎のお寺を舞台にしているというところもありまして、
通常のラブコメとはちょっと違う雰囲気ではありますね。どちらかというと田舎の日々の生活の描写が多いですし、
あとタイトルにありますように、この知恩が住んでいるお寺には猫がかなり多いんですね。5、6匹いましたか。
あとプラス芝犬も1匹、天ちゃんというのもいるんですけれども、この猫の描写、犬の描写非常に良くてですね、
ついついね、読んでて、こういうのあるなぁとかね、なんかついついニヤニヤしてしまうようなシーンも多くて、
自分的にはこの主人公2人のラブコメ要素よりも猫たちの描写の方がなんとなくは気に入ってましたけれども、
ただ勘を追うごとに少しずつこの2人の距離が近づいていって、2人が最終的にどういう選択をしていくのかというところを、ここはネタバレになるから言いませんし、
チヨンも普通のOLとかあるいは大学生とかではなくて、そのお寺を守ってるけど、現時点ではここのお寺に住職はいないということで、
他のお寺の住職の方の助けも借りたりしてるんですが、なんとか彼女はこのお寺を守っていきたいと思ってて、ある行動に出るわけなんですが、
これが結構大という感じで、非常にチヨンらしいなという感じで読むことができました。
基本的に出てくるキャラクターはみんな明るいし、嫌なやつはいませんね。
いろんな性格の人がいますけれども、基本的にはもうみんな良いキャラです。
なので読んでてストレスがかからない。いわゆる鬱展開とかいうのもないし、
ゲンが第一巻の時点で家を飛び出したみたいな感じで少し描写があるんですが、そこのところもさらっと流されてて、
あまり読んでて辛いようなシーンとか、重い過去が回想されるとかいうところもないので、非常に読みやすいなと思います。
何より全9巻でも完結してますので、最近長い漫画が多いですけれども、サクサクと読めていけますし、
もしアニメの君は放課後インストムニアを見て面白いなと思った人であれば、こちらの作品読んでも絶対ハマるんじゃないかなと思います。
非常に個人的には良い作品だなぁと思うんですが、現時点ではこのチヨンさんはアニメ化とかドラマ化されてません。
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だからまあ漫画だけっていう形になってますが、いつかどこかでひょっこりアニメ化ということもあるかもしれませんので、
まあないかもしれませんけれども、それはさておき楽しんでまた読み返していきたいなと思ってます。
はい、そういったわけで今回は漫画猫のお寺のチヨンさん、こちらの作品についてお話しさせていただきました。
それではまた。
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