2024-05-03 09:46

第24回 え?TOEICって日本製だったの?

就活や昇進で英語力の判定によく用いられるTOEIC。
世界150カ国で採用されている国際テスト、と言われていますが、実は日本が発祥だったんだそうです!ずっとTOEICに対して抱き続けていた違和感についてお話ししています♪

今日のお話しで参考にしたウェブサイトのURLはこちらです♪↓↓↓
https://www.emojapan.com/wte/legend3/

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こんにちは、はじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる方法をお伝えしています。
今日のテーマは、え?TOEICって日本製だったの?というお話です。
僕は英科学教室で大学生もかなり教えているんですけど、その大学生で需要が高いのがやはりTOEIC対策なんですね。
日本の民間企業ではTOEICのスコアをかなり重視しているというところもあって、
就職活動をする学生は履歴書に書くことができるそのTOEICのスコアをやはり上げようと思うわけですよね。
それで、求めがあるのでTOEICの対策をやるんですけど、かねがねですね、
なんでTOEICってリスニングとリーディングだけなんだろうってずっと思っていたんです。
しかも内容もですね、結構ビジネスに特化してますよね。
出てくるワードもビジネス的な会社の役職であるとかですね、
ビジネス用語、企業合併、買収とかですね、そういったものが非常に多く出てくるので、
そういった意味では社会に出てビジネスに必要な用語が多く含まれていて、
会話的な要素も多いという点ではわからないのではないんですけれども、
にしても、中で違和感はずっと持っていたんです。
TOEICってTest of English for International Communicationの頭文字を取ったものですよね。
そして、いろんな資料を見ると、だいたい140カ国ぐらいで使われているということなんですよね。
最近の受験者数でいうと400万人くらい受けているということなんですが、
実はこれ、日本の受験者が200数十万人ということで、大半が日本人だということなんですよね。
それがわかったというのもあって、なんかおかしいなと思って、ちょっとTOEICを調べてみたんですけど、
なんとですね、これは1970年頃に変動為替制が導入されたときに、
日本企業がこれは国際的なマーケットに出ていかなければ、これから存続が難しいよね。
従業員の英語力を上げなきゃね、という要請があって、
そして作ってもらったテストであるということが書かれているんですよ。
今、このお話をしているときに参照しているウェブサイトのURLについては、
概要欄に貼っておきますので、また興味のある人は見ていただければいいと思うんですけれども、
そういう日本企業からの要請があって作られたテストだという事実があるわけなんですよね。
ちょっとびっくりなんですけど、国際的な英語のテストというと、
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世界的に普及しているのはTOEFLとIL2だと思うんですよね。
日本がなぜTOEFLとIL2ではなく、あえてTOEICというものを作ったのか、
というところに非常に大きな謎もあると思うんですよね。
現在、二百数十万人が受けているTOEICなんですけれども、
日本人の平均スコアがだいたい500点ちょっとぐらいということなんです。
この辺は何となく妥当性があるというか、わかる感じがするわけです。
日本人の高校卒業時の英語力というのは、英検でいうと12級くらい、
TOEICでいうと450点くらいというふうになるわけですから、
その後、大学を卒業し就職して、あるいは実際に働いている人たちも受けるというふうに考えれば、
確かにスコア的には500点ちょっとというのはわかるような気がします。
500点ちょっと過ぎたぐらいというのも、英検で言えば12級、
2級にちょっとかかるかどうかぐらいですかね。
英語力の国際基準であるセファールで言えば、
A2とB1の間ぐらいというところになるんじゃないかと思います。
そういうふうに考えると、日本人の平均的な英語力を考えたときに、
本当に国際的に広く使われているTOEFLまたはIL2というのは、
立ち打ちが難しいぐらいのレベルに感じる方が多いんじゃないかと思うんです。
どのくらいの回答ができればいいかという基準の問題はあるんですけど、
実際にやってみれば、そのくらいのスコアの人がTOEFLとかIL2を受けると、
難しいというふうに感じると思うんですよね。
つまり多くの人にとって、日本人にとってですね、
TOEFLとかIL2ってハードルが高すぎてですね、
全然歯が立たない人が多いんですよね。
ましてIL2、そしてTOEFLにはスピーキングとライティングが入ってくるんですけど、
このアウトプットを日本ではほぼほぼやらないわけじゃないですか。
学校教育において、今だんだん変わってきているとはいえ、
そうなるとですね、もう最初から無理だよね、みたいな感じになるから、
じゃあ日本人にあった英語の試験を作ろうか、みたいになったんじゃないかなというふうに思うんですよね。
一方、日本にはですね、英検というのもあって、これも相当な普及をしていて、
本当に下はちっちゃなお子さんから上はもう研究レベルの上級者までカバーするようなテストになっているんですけれども、
これも本当に日本独自のあるガラパゴス試験、
これは本当に日本の国内でしかやられてないという超絶ガラパゴス試験なんですけど、そっちもあると。
英検に関しては2016年までは英検2級以下だとライティングもなかったんですけれども、
2016年の改定があってライティングが導入されて、今は英検3級からライティングがあるという意味で4技能揃ったという感じになっているので、
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僕は試験としては総合的な英語力を図ることができるという点では、英検の方がまだいいんじゃないかなというふうに思うんですよ。
次第に改善されてきているとはいえ、日本の学校教育でのアウトプット活動というのは、
まだまだ分量的には英語を十分に使えるようになるための訓練としては圧倒的に足りないわけなんですけれども、
それでも英検という外の検定試験があることによってライティングとかスピーキングというものに向かう動機づけはできているので、
そういう意味では僕は英検の方がいいんじゃないかなというふうに思ったりします。
実際に自分の英科学教室の生徒さんの体感だと、小さい時から会話を中心としたレッスンを行って、
中学生ぐらいで英検12級くらいまで取れた方というのは、その12級の英語力を使って相当いろいろアウトプットできるんですよね。
なんですけど、教育対策を求めてくる大学生とか社会人の方が実際にアウトプットの会話になったらどうかというと、
その中学生の英語運用能力に遥かに及ばないというケースも実際にあったりするんですよね。
なのでそこらへん考えると、教育ってどうなん?ってめちゃめちゃ僕は常々思っているんですよ。
常々ずっとそう思っていて、なんで教育ってこんなに日本で重要視されるのかなと思って、
気になって調べてみたら、なんと日本で作られていたと。
日本で作られていたから悪いとかなんとかということではないんですけれども、
英語教育自体も4期年を重視する状況になってきているので、
教育をそんなに尺度にするということの妥当性というのが、ちょっと由来できているんじゃないかなと思うんですよね。
実際に日本についで受験者が多い韓国では、数年前にTOEICの位置づけが変わったらしくて、
それで受験者が激減したらしいんですよ。
なのでそのTOEICが国際的な試験であるっていうのは、
ある種幻想だっていうことにも気づかなきゃいけないのかなって思うんですね。
ですのでテストが重要なんじゃなくて、
結局英語って何のためにあるのですか?コミュニケーションを実際に使ってしゃべってなんぼなんだから、
それがないテストってどうなの?っていうのは僕の率直な疑問。
その疑問をずっと持ち続けていった時に、ふと思ってウェブサイトを調べてみたら、
実はTOEICが日本製だったということを知って驚いたというお話でした。
本当にいろいろ考えさせられるテーマではあるんですけれども、
これから日本の英語教育をさらに良くしていくために、
やはりTOEICもですね、ライティングとスピーキングを必須にしないと、
これ底上げになっていかないと思うんです。
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逆に言えば200万人も受ける試験が、ライティングとスピーキングが必須になったら、
僕は結構英語教育って変わるんじゃないかなと思っています。
TOEIC、誰がやってるか知りませんけど、TOEIC屋さんね、ぜひ考えていただければと思います。
はい、今日も聞いていただいてありがとうございました。
今日のお話が参考になったよっていう方は、いいねやコメントお願いいたします。
また、このチャンネルでは英語の勉強の仕方、英語の教育の仕方、
または人生のお悩み、何でもかんでも質問を受け付けていますので、
ぜひですね、コメント欄またはレターでお知らせください。
OK, thank you for listening and enjoy your Golden Week.
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