チケットと名刺の概要
こんにちは。言葉で人の未来を開く英語指導メンタリストはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、チケットと名刺、あなただったらどっちが欲しい?というお話です。
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美術に関心のある方は、ぜひお越しいただければと思います。
概要欄に住所があっておりますので、ぜひご覧ください。
というわけで、今日の本題に入りますけれども、あなたはチケットと名刺だったらどっちが欲しいですか?
といわれて何の話だと思うかもしれませんね。
チケット、いろんなチケットがあります。列車のチケット、映画のチケット、コンサートのチケット、
最近ではラーメン屋さんとか飲食店なんかでも券売機があってチケットでも購入するようなものもありますよね。
一方名刺、いろんな人と交換したりしていきますけれども、いろんな人の名前が書いてあったり、電話番号が書いてあったり、住所とか、型書きがいろいろ書いてあるわけです。
どっちが欲しいかといったら、皆さんどうですか?
率直に言ってチケットの方がうれしいでしょうね。
名刺というのはそれ自体にそんなに大きな機能はないわけじゃないですか。
いざとなったらここで電話しようとか、あるいは電話帳とかに登録するまでぐらいが役割だったり、
中には名刺をずらーっと名刺ホルダーに入れている人もいると思いますが、使うこともあれば使わないこともあったりということですよね。
同じちっちゃな紙切れなんですけれども、その2つは機能としてはすごく違うわけじゃないですか。
チケットというのは当たり前なんですけど、それを手に入れることによって何らかの体験が得られるわけですよね。
映画のチケットだったらもちろん映画が見られるし、コンサートのチケットだったらコンサートが見られるし、ラーメンのチケットだったらラーメンが食べられるわけじゃないですか。
でも名刺はね、何これ食べれるの?というわけでもいけませんよね。ただの紙切れですからね。
何かあったときにコンタクトを取れるというのはあるけれども、それを使って何かができるというわけではないですね。
英語学習の目的
自分の身にとってみれば自分がどんな人間であるかというのを相手に知ってもらうという役割、これが一番名刺の最大のポイントなんですよね。
僕は長い間英語を教えてきているんですけれども、英語の学び方も何かをするために学ぶという、英語自体が何かのチケットのように思って英語を学ぶ方もいればですね、
名刺に書ける型書きみたいな感じのもののために英語を学ぶという方も多いわけですよ。
これね、皆さん振り返ってみていただきたいんですけど、皆さんの過去に行ってきた、あるいは今やっている英語学習ってどっちですか?
完全に二つに分かれるわけではなくて、両方の要素が混じっている方というのも少なからずいらっしゃるのではないかなと思うんですけれども、
うちの英会話スクールのお客さんもそれぞれなんですよ。ある方は英語を学ぶことによって海外での取引を広げたいという、こんな思いでやっている自営業の方とかですね、
あるいは会社で海外に赴任されるということで英語コミュニケーション力がないと困るだろうということで来られている方もいればですね、
単純に旅行で英語を扱えたら楽しいよねという方もいらっしゃいますし、別に旅行に使うわけではないんだけれども、日々英語で話すのが好きだから来るというような方もいらっしゃるわけですね。
こういう人たちというのは英語を学ぶことをチケットを手に入れるみたいな感じで考えていらっしゃる方なのかなと思うんですよね。
その英語力を手に入れることによってより自分の可能性を広げたいとか、もっとそれを使ってやりたいことがあるとかですね、あるいは英語を学ぶこと自体が面白いとかですね、
そういった自分にとっての可能性を広げるとか楽しみであるとか、そういったもののために英語を学んでいるという、言ってみればこれはチケット型の英語の勉強とか学習の仕方なのかなと思うんですけど、
もう一方ではですね、就活の履歴書に何とか少しでもいいスコアを書きたいから教育対策をやるという方もいらっしゃいます。
あるいは中学生とか高校生だと内進書あるいは調査書に載せるのにちょっと有利になるよね、県南急って書きたいとかですね、そういう方もいらっしゃるわけですね。
これは文字通り書類に載せるという点で名刺に近いですよね。自分の名前があって肩書きがあるわけです、代表取締役とかね。
そこにいろんなPRポイントがあって、何年連続何とか1位とかですね、そういったアピールであるとか。
そういったものの一つとして、例えばトイック何点とか、トイック満点とかですね、そういったことを書きたい人っているし、そういったことのために勉強するという方もいらっしゃるんですよね。
トイック満点取りたいとか、トイック900点取りたいとか、それ自体が全然間違っているとは思いませんし、それをモチベーションにするのもいいと思うんですけど、
だけど僕はやっぱり英語ってチケットなんじゃないのかなと最終的には思っているんですよね。
英語の楽しさ
人と比べて俺の方がすごいだろう、っていうようなために英語を勉強するっていうのはちょっとつまらないかなという気もしたりします。
一方ね、そんなこと全然お構いなしで間違っていてもいいから、とにかく英語を使って楽しく生きたいっていう、僕はそっちの方がすごい大事なんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、
まあ私たち本当にね、学校の英語で何点って付けられてね、減点主義でやられてきて、例えば進学の時に英語の偏差値がXだとか、何点以上取らなきゃ入れないだとかね、
就活でも英語を書くんだったらトイック600点以上ないとなかなか書けないよね、とかそんなこと言われてですね、
なんかこうそういう、元々の英語の楽しさみたいなのが本当はあるはずなんだけれども、だんだんだんだんそういう型書きみたいなものにシフトしてさせられていってしまっているというところもあったり、
逆にそういったものが人の評価をある程度分けるみたいなところがあるじゃないですか、これは何々大学出身とかね、これって型書きじゃないですかね、学歴ってやつですけど、
なんかここら辺がまだまだ色濃く残っていて、その人が本当に何ができるとか、どんな意欲を持っているとか、どんな創造性を持っているとか、
その社会に対して自分が何を提供しようとしているとか、そういうことと関係なく、俺すごいだろう、私すごいでしょう、みたいな形でひけらかすための名刺の一部みたいな感じで、
トイック何点、みたいなのはどうなのかなというふうに思ったりするんですよね。
やっぱり権威性というのも大事は大事ですよね、当然。全く無資格であるよりも資格がいっぱい並んでいたほうが、この人信頼できそうかなと思うというのはありますけれども、
それが本質じゃないじゃないですか。世の中には少なからず何々大学以上でないと価値はないなんて言っちゃったりする人もいると思うんですけど、
僕は全然そうは思わないんですよね。その人にとって必要なことが学べる場所であれば、それが大学であろうが、別に全然就職してからであろうが、僕はそれは構わないと思っているし、
たとえトイックが990点だとか、たとえ英検が一級であっても、実際にそれで人とコミュニケーションを楽しむとか、実際にそれを使って世界に出て行って何かをするとか、
そういうことのために使わないのは本当にもったいないなと思うわけです。こういうスコアのことを気にするのは結構日本人だけというか、
日本人だけじゃないんだろうけど、メンタリティとしては東洋の日本、中国、韓国あたりにあるのかなという感じがします。
使えてなんぼというところが日本ではあんまりないよね。英語を使わなくて済む国だからというところはあるんでしょうけれども、
どんな下手くそな英語であっても使える人のほうが僕は100倍価値があると思っているんですけど、使う度胸がある、実際に使ってみる人ですよね。
ご承大事にTOEIC 990点という記録を保持して、その過去の栄光みたいなものにすがってですね。
TOEICって賞味期限があるので、それをもう一回受けて990点を維持してますよなんてことを自慢したいような人もいるんですけど、
それをやりたいならいいけどね、それってあまり健全じゃないのかなと思います。
お金もそうじゃないですか。お金だって使ってなんぼだけどね。いくら貯めました資産いくらですって言って、
ヘヘンとか言ってるよりは実際に少ないお金であってもそれを使って楽しんでいるほうが人生って豊かなんじゃないのかなというふうに思います。
というわけで皆さん、いろんなことのところに応用が効く考え方ではないのかなと思いますが、
自分が今やっていることって自分のチケットのためなのか、自分の名刺のためなのか、ちょっと考えてみるといいのかなと思いました。
というわけでね、今日のお話聞いていただいてありがとうございました。
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