TOEICのスコアが取れない理由
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、英語ペラペラでもTOEICのスコアが取れないワケ、というお話です。
まず最初に告知をさせていただきます。今週土曜日14日の20時から、おうちビジネスマルセというオンラインイベントで、
AIと英語で世界に自分を打ち出そう、個人ブランドのグローバル戦略というお話をさせていただきます。
皆さんの持っている個人のビジネス、店舗であったり、あるいは講座とかそういったものなんですけど、これひょっとしたら世界に売れるかもしれないですよ、というお話をします。
何せ英語ができないと無理というふうに思っているかもしれないんですが、今はAIがありますから、その言語の壁は飛んでしまうことができるんですよね。
なので工夫次第で、今の皆さんのビジネスは世界に簡単に売ることができるかもしれないわけです。
そんなヒントをお伝えするイベントになりますので、ぜひ興味のある方は概要欄のURLからお申し込みいただければと思います。
というわけで、今日の本題なんですけれども、最近ね、うちの英川教室に来られたお客様のご要望というのがですね、トイック対策なんですね。
その対象の生徒さんは今大学生で、学生時代に留学もしているんです。
なんですが、卒業の資格にですね、トイックのスコアがある一定以上を超えていないといけないというルールがあるらしく、それを超えないともちろん卒業ができないということで、
それがもう結構日が迫っているということなんですよね。
リーディングの課題
で、何が何でも受からないと留年しちゃうから何とかしてくださいみたいなご依頼を受けました。
で、体験レッスン等を経てですね、ちょっといろいろ話を聞いてみたら、かなり英語が上手に話せるわけです。
言ってみれば普通の人から見たらペラペラぐらいなんですよね。
それってやっぱり留学もしてるし、英語も大好きで、会話中心に学んできたっていうのかな、そういうことをされていて、もう本当にね普通に英語をしゃべれる人なんですよ。
ところがね、トイックのスコアが伸びないんだそうですよ。
というわけでね、本当に超短期、10日間の中で何とか20時間練習するっていうね、結構強行プランを作りまして、
だから毎日2時間レッスンを約10日間にわたってやるというプランを立てたわけなんですけど、それで今日がその初回だったんですよね。
で、いつもトイックの試験でどんな点が困りますかって聞いたらですね、
過去に10回ぐらい受けているらしいんですが、とにかく時間がなくて全部終わらない。
特にリスニングとリーディングのパートだとリーディングが全然取れないなっていうんですよね。
で、リスニングの得点とリーディングの得点をちょっと聞いてみたらですね、
リスニング1に対してリーディング0.5ぐらいの点数しか取れないわけですよ。
つまり1対0.5。もうちょっと速くすれば。
リスニングが2に対してリーディングが1ぐらいの感じで、リーディングの方の得点率がめちゃめちゃ低いということなんですよね。
で、トイックいろんなパートがあるんだけれども、
パート5って言ってね、語彙の問題とか文法の問題のところがあるんですけど、そこはどうにも苦手だということで、
じゃあまあその苦手なところをね、まずまずちょっとどんな風に苦手なのかやってみましょうということでやってみたんですよね。
で、まあだいたいね、パート5ができないということは共通で、やっぱりね、知らない単語が出てきたときにそこのことをめちゃめちゃ一生懸命考えちゃうんですよね。
英検のリーディングの筆記問題なんかでもそうなんですけど、最初の語彙問題っていうのは知らない語がね、やっぱりいっぱい出てくるわけですよ。
で、みんなね、そこに時間を費やしちゃうんですよね、どうしても。
だけど知らないものを考えてもね、しょうがないですよね、ぶっちゃけて言えばね。
なので、そこは知らないことはもう適当に鉛筆でも転がしてやるしかないんだけど、でもみんなね、それを真面目に考えちゃうんですよ。
で、これね、やっぱり人間の本性ですよね。知らないことってやっぱり気になるっていうか、
リンゴも丸いリンゴとかじってあるリンゴだと、そのかじられている部分が気になるんですよね。足りなくなっている部分が。
で、人間こう本当にやっぱり、自分には何が足らないかとかね、そこをやっぱり注目しちゃうじゃないですか。
でも典型的なそのパターンで、一生懸命考えるんだけど、これ知っている単語ありますかって言ったら、いやありませんって言うんですよね。
いや、それでは考えてもしょうがないと思うんで、そこは適当でどうぞって言うんだけど、いやーそれ考えちゃうんですよねーってめちゃめちゃ言ってたんです。
これはね、でも本当にね、このテストのね、知ってるか知らないかを試す問題形式って本当に良くないなぁと思っていて。
あの、TOEICって前にもね、結構前に話したんですけど、実はね、日本で作られているっていうか、日本人が作ったんですよ、TOEICって。
なんか外国の試験だと思っているかもしれないですけど、日本人に合った英語のテストっていうのを外国、アメリカに外注して作ったらしいんです。
で、日本人の学校で習うのがリーディングとリスニングぐらいしかなくて、スピーキングとかライティングあんまりやらないから、そこを評価する形にしてもできねえだろうって思ったのが、リーディングとリスニングだけになってるっていうね。
コミュニケーション力である英語の力を測るテストとしては、まあもう本当に不完全なものなんですけど、なんか日本でね、広く一般的に使われているという謎試験なんです。
点数を取るための対策
で、だからね、そこで点を取ろうと思ったら、やっぱりね、なんか知識が多くないとみたいに思っちゃうんですよね。
だから普通に英語ペラペラ喋れているのに、なんかテストになると自分の分かんないとこばっかり気にしてしまうというメンタリティーになってしまうわけですよ。
で、普通会話している時には多分分かんないことあっても、まあ一旦それ置いといて、この人何言おうとしているのかなっていう風に捉えると思うんですけど、テストってなった瞬間にもうマインドがそっちに行っちゃうんでしょうね、きっとね。
で、問題を読みながら、この単語分かりますか?って言ったら、じゃあそれ無視してください。これ分かりますか?じゃあこれ無視してくださいってやっていくんですけど、で、ちょっとね、軽減な顔を最初はしてるんですけど、
ということは、これって大体いまんとしていることって分かるでしょ?って言ったら、大体分かります。それでいいんですよ、みたいな話して、
じゃあここに入る単語として、ここに列挙してあるものがあるけど、この中で知ってるのありますか?って言うと、まあ、これは知ってるけどこれは知らないっていう風になるわけですよね。
そうするとじゃあ、この知ってるやつは、このストーリーの流れから言ったら入りそうですか?入りそうでないですか?みたいな感じで、だんだんこう選択肢を狭めていって、残り2つくらいになったら語幹からどっちが入るっぽいですか?
これはもう当たるか当たらないかなのでどっちでもいいです、みたいなやり方をするんですよ。なので、他の英語の先生が教えるやり方と全然多分違うと思うんですよね。
ギャンブルならギャンブルでもいいって思っているところがある。そのギャンブルの可能性を高めるというね、英語のスキルとは全然関係のないことを教えるのがトイック対策だったり英検対策だったりするんですよね。
で、じゃあ一体どこで点を取っていくのかといったら、やっぱり自分、ちゃんと勝負できるところがあるわけです。
トイックのリーディングパートというのはパート5、パート6、パート7とあって、パート7が英文を読んでその内容に一致するものとか、質問に対する答えとして合うものを選んでいくっていうものなんですけど、
そっちはね、コミュニケーション能力があればかなりですね、回答を導きやすいんです。ところが問題数がめちゃめちゃトイックって多いから、ほとんどの人がですね、パート7を終わりまで解けないんですよね。
特にその最後の方になってくると、パート7では英文2つあって、あるいは3つあって、その中から必要な情報を抽出していって、統合して考えていきながら答えていくということが必要で、
これは最近の大学入試共通テストでも同じような傾向があるんですけど、その謎スキルというか、割とどうでもいいスキルが必要になってくるので、そこら辺を鍛えるということをやっていくわけなんですよね。
とりあえず、膨大な問題の中でも大事なところだけを読んで情報を抽出するというスキルが高まってくれば、かなり正解率というのは高まってくることになるんですよね。
そんな風にやって、つい最近ですね、このお客さんの前にやっていた大学生のね、男の子ですけど、その子は受講する前のTOEICの得点が680点、700点にちょっといかないくらい。
700点というのは結構日本人の英語力の、なかなか超えられないところですね。
で、レッスンを約15時間くらいかな、それを3ヶ月くらいかけてやったので、まあまあ月5回くらいだから週1プラスアルファぐらいのね、比較的のんびりしたペースでやったわけですけど、まあそれでもね、810点だったかなまでいったので、まあまあかなり上がったなという感じじゃないかなと思います。
で、その大学生の男の子もTOEICを受ける前にうちのカースクールで会話のレッスンをね、なかなかやっていたので、会話ができるという状態になっていたんですよね。
なのでコミュニケーション能力があれば当たり前なことですけど、英語って取れるんですよね、得点が。
普通にこういろんな英語でいろんなものを読んだり、いろんなものを聞いたりという経験を豊富にしていれば、まあそれなりにね、ボキャブラリーというものを身につくし、その文法も知識としてではなく体感として身体に染み付いているようになるわけです。
で、英語の順番で英語を理解するということも自然になんとなくできるようになってくるので、そうなってくればね、まあまあそれなりにスコアって必然的に伸びると思うんですよね。
まあ常々英語は僕は勉強ではなかなか伸びないと思っていて、まあ勉強で伸びたとしてもすごい限られたバランスの悪いスキルになってしまうんですよね。
知ってるけど使えないとかね、読めるけど聞けないとかね、あるいは話せないとか書けないとかいうふうになっちゃう。
だから日本人の英語力って平均的なところで言うと、高校生の段階で県12級レベルぐらい、等育で言うと450点くらいが日本人の平均レベルくらいなんです。
700点に行くというとそれよりかなり上になりますけど、700点レベルというと平均2級よりちょっと上になるんですよね、やっぱり順位1級レベルぐらいになってくるんですが、
そこの壁はね、やっぱり多くの人が越えられないんですが、それは何でかというと、勉強型の英語の学習しかしてないとやっぱりそこで行き詰まっちゃうと思うんですよね。
だから皆さんにとって英語の学習方法というのが単語を覚えるということから入っている人がほとんどだと思うし、英文を読むときにもいわゆる精読って言って、これが関係ダメージで、これがなんとかで、これがなんとかでって、
分析して全部細かくやってから意味を取るみたいなやり方をしている方が多いと思うんですよね。
でも僕はそのやり方が否定はしないけどでもあんまり有効じゃないと正直思っていて、もっと全然違うアプローチあるよねっていうふうに思うんですよね。
なのでその英語をね、もっと英語力をもっともっと身につけたいという方で、なんかやっぱり頭打ちになってるなっていう方、700点超えない、あるいは800点超えない、
800点超えた、超えてある人はもうある程度自分でできると思いますけど、そこら辺がやっぱり壁になる方が多いですかね。
学習方法と英検の受験
800点も超えて、800点の後半くらい行くとかなりね、自由に英語を使えるようになると思うんですけど、その前にはいろんな段階があるんで、
そこに至るまでに、学習方法というのを大きく転換する必要があると思うんですね。
なのでそういった学習方法、もし興味がある方いらっしゃいましたら、ぜひLINE公式アカウントからご相談いただければと思います。
あと英検の受験について、別にTOEICでもいいんですけど、分かりやすいところで、今英検の生徒さんスタイフで初めて募集してますけど、
順二級、二級、順一級ですね。ご希望のある方はぜひご相談ください。
ということでね、今日は英語の話をしてみましたが、今日のお話が良かったという方は、いいねやコメント、そしてフォローもぜひぜひお願いいたします。
OK! Thank you for listening, and have a great day!